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これまでに、ECFMGcertificate延長をするのに何回かOETを再受験する必要があったのかなかったのかを書いてきましたが、結論として、「OETを再受験する必要はなかった」ということです。というのも、3月21日に、「あなたのECFMGcertificateは2023Pathwayに則り、2025年12月まで延長されました」という旨のPDFがemailで届いたからです。これは、別にこちらから申請もしていないので、勝手に、というか自動的に送られてきました。というわけで
ECFMGcertificateの有効期限が2024年12月までなので、延長のために慌てたくないので、OETを再受験した、という経緯ですが、題名の通り、OETを再受験する必要はなかったかもしれません。というのも、アメリカのレジデントプログラムに入って1年経過していれば、それはほぼイコールでACGME認定のプログラムに入っていることになるので、自動的に有効期限無しのECFMGcertificateがもらえます。しかし、フェローのプログラムに入った場合、大抵は、ACGME認定ではないプログ
その1、その2はこちら『アメリカ内科医の就活とは?その1』先週金曜日が新しい職場(外来/クリニック)での仕事初日でした。ひっそりとセルフィー初日は新しい電子カルテのトレーナーさんが来てくれて、カルテのセットアップ、テ…ameblo.jp『アメリカ内科医の就活とは?その2』その1から続きます『アメリカ内科医の就活とは?その1』先週金曜日が新しい職場(外来/クリニック)での仕事初日でした。ひっそりとセルフィー初日は新しい電子カル…ameblo.jp就活の過程で色々なところと面接するうちに
昨日、今年最後のインタビューが終了!去年の今頃はStep1試験前でてんやわんやだったので、今年は何とか穏やかに年末を迎えられそうです、、ところで、、、そろそろこの段階になるとStep3の勉強開始が頭にチラホラ浮かんできますやりたくない!出来れば逃げたい!日本一勉強嫌いな医者である自信があります。さて、ざっと描いてる計画は、、年末-1月くらいからボチボチスタート、仕事との両立も考えると1、2、3月と勉強し、4月にワイーハで受験。そのまま、3週間くらいハワイに残留して、遊びまくって日本に
アメリカ内科レジデント(研修医)卒業後の働き方について書いてみます。レジデント卒業後は、そのまま総合内科医としてアテンディング(指導医)となるか、専門医課程であるフェローシップに進むかに大きく分かれます。アテンディングになってから初めての写真。産婦人科医の澤井未央先生と♪ここではそのまま総合内科医になった場合の話をしますね。仕事内容は大きく分けて2つ。入院患者を診るか(ホスピタリスト)、外来をするか(プライマリケア)。プライマリケアを中心に、自分または自分のパートナーの患者が入院に
今日はマンハッタンの病院で勤務。するとカフェにこんな自販機を見つけました!サラダや野菜などの自販機のよう。値段はいくらなのか?新鮮で美味しいのか?気になる…今日は自宅からランチ持参だったので、また今度試してみます。購入した事ある方、いますか?
現在はパートタイムで働き、子供(特に娘)との時間を多く取るライフスタイル。そのきっかけになったのは、娘の保育園での授業でした。日系の保育園に行っていた娘。ある日、「不安な気持ちってどういう気持ち?」という授業があったんです。(授業の内容や写真はアプリで見ることが出来る)「不安な時、ムズムズして落ち着かない」「胸の中がざわざわする感じ」など、不安な気持ちとはどういう状態なのか話し合った後、それぞれどんな時に不安な気持ちになるか話しあったそうなんです。その答えを(先生が)紙に書いて家
現在私は"perdiem(パーディエム)”という働き方をしています。Perdiemとは、ラテン語で"foreachday"という意味だそう。他の職種でもこういう働き方はありますか?総合内科医ホスピタリストの場合は、例えばフルタイムの医者がバケーションや産休中でいないとか、患者さんが多くて人が必要といった時に日雇いで雇われる医者の事を指します。日雇いのアルバイトのような感じですね。Perdiemのみで仕事をしている人は多くなく、フルタイムに加えてperdiemの
ご無沙汰しています。果たして私のことを覚えている方はいるのでしょうか?出産に研修医生活にリサーチなども行なっていたので全くブログを書く時間が取れずお休みしていました。もっと文章を書きたい気持ちはずっとあったので落ち着いた今のタイミングで再開することにしました。やっぱりブログは文章を書くにはいいですね。時間をかけすぎると負担になるので、30分以内で書いて投稿できる分だけというルールを決めました。1回1回の内容は短くなるかもしれませんが、無理せず続けていくのでよろしくお願
ドイツ医師免許証取得への道!概要|どどど@ドイツ医師|note私は日本の国立大学で医学を学び、長らくドイツへの移住を希望していた医師で、その目標を達成しました。何事も時間をかけてドイツにいる他の外国人医師などから情報を得てなんとかここまでたどり着いた筆者が、今の自分を実現するためにあったらよかったと思う情報を軌跡として残しておこうと思います。準備というのは非常に重要で、時間とお金を無駄にしたくなければ、絶対に外せないポ…note.comnoteで公開していますのでよろしければcheckして
明けましておめでとうございます!今年の年明けはNYに来てたぶん初めて寝過ごしました。テレビでも生でもタイムズスクエアのボールドロップを見なかったのは初めてじゃないかな?最近ちょっと疲れ気味です。「ワンデイマンハッタン」というマンハッタンにあるこども着物スタジオで撮影した七五三写真です♡https://www.onedaymanhattan.comニューヨーク子供着物スタジオ|撮影ツアーと通訳観光アテンド|ワンデイ・マンハッタン個人通訳ガイド、プロカメラマンによる記念撮影、安心格安
かなりお久しぶりの投稿です!ニューヨークで内科レジデント(研修医)をしています。もうすぐ2年目も終わろうとしています。12時間シフトx週6日が連続6週間というきついローテーション中で、発信する気力も体力もゼロでした。泣前回の記事で「毎日手抜きの自分でいいの?」みたいな事を書いていますが、はい、毎日手抜きです。コロナのせいで本来お休みだった日も(休日手当などなしで!無料で!)働かされるし、精神的にも体力的にも疲れ切っていて。さらに今年は花粉アレルギーがひどく、目のかゆみが悪化し
すっかり遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。2週間の休暇を楽しんでます。年末年始はNY州アップステート(北の方)にある湖「LakeGeorge」のホテルでのんびりしてきました。休暇前は本当に疲れていて、毎日体が重く、娘とベッドで遊んでいると必ず寝落ちしてしまう日々でした。最初のうちは寝落ちした私を起こしていた娘も、日が経つと私が寝落ちするとスーッと離れて寝かせてくれるようになりました。「シーっ!Mommyissleeping.Mommyistired.」
12月2日にマッチングの結果が出まして、UniversityofPittsburghMedicalCenter(UPMC)の腎臓内科にマッチ致しました。マッチング期間中にも多くの方にご指導、応援いただき誠にありがとうございました。色々と自分なりにマッチングについて振り返ってみようと思います。マッチングの結果に関与する因子は多くあると思いますが、自分が考える要因を考えると以下にまとめられると思います。重要度は分かりませんので順不同です。(1)フェローに進む科(2)CV,
マッチング結果発表12月4日正午,病棟業務でVIProomの患者を診察した後にNRMPからメールが来ていることに気が付きました.マッチ先はなんと第一志望のTuftsMedicalCenter.人生でトップクラスの喜びと驚きに包まれました.ResidencyのときはWebsiteを確認しないといけなかったような気もしますが,FellowshipはNRMPからのメールにマッチ先が書いてありました.TuftsのPDからは面接後に質問に関する詳細な返信が来たので好印象だと感じましたが,
面接後のFollowupThankYouLetterに関しては諸説ありますが,送ることによってマイナスに働くことはないので私自身は殆どのプログラムに送りました.返信はあったりなかったりでした.SDN情報によると,Programが応募者に連絡することが禁じられており返信が来ないからといって気にする必要はないとのことです.過去の日本人の体験記でも返信が来なかったとこにマッチしたという話もあります.私の場合,面接の翌日にあるプログラムのPDから先にメールがあり高くランクするという
面接当日のスケジュール8am集合8am-9amカンファカンファの日に面接することが多い9am-12pm面接一人につきおよそ15分-30分12pm-1pmFellowとランチ1pm-2pm面接午後2:30pm-3:00pm病院ツアー3pm解散参考までに面接のときに書いたブログ添付します.★★★★★★★★「大学病院」
面接シーズンのローテの組み方うちのプログラムの場合,必ずしも面接期間(8月末から10月半ば)に休暇を申請する必要はないでしょう.多くの場合,ElectiveRotationを入れてくれるし,また外来ブロックは無限に休めるので,面接期間は休暇がなくても十分.外来中の面接休みの申請は特に確認もないので,本人の裁量次第です.わたしのローテンションスケジュールを参考に添付します.下図のように,わたしの場合は,研究期間と外来が割り振られていたのでカバーを見つける必要もなく面接にい
面接先の決め方19箇所全部に行くのは体力的にも日程的にもきつかったので全部で10箇所に絞ることにしました(ちなみに同期の日本人は20か所くらいいってました.変態です).Fellowshipは情報が少ないのでGoogleを駆使した結果,以下の5つの項目で見るとある程度良いプログラムが絞れました.1.日程2.大学vsnon-大学(例外あり)3.Rankinghttps://health.usnews.com/best-hospitals
面接するプログラムの選び方わたしが呼ばれたプログラムは以下の通りです.•IMGは殆ど呼ばれないA級プログラム:Emory,Tufts•優秀なIMGしか呼ばれないプログラム:Iowa,Westchester•IMGしか応募しないプログラム:Hawaii,Hennepin,Northshore,MtsinaiBrooklyn,Spectrumhealth,Uconn,Iowa,Cooper,EastTennese
三種の神器Fellowshipにおける三種の神器があります.Visa,推薦状,Publications,出身プログラムです.各プログラム400から800人ほどの応募があり,そのうち10%が面接に呼ばれます.さらにそのうちの5-10%が採用されます.まずは最初のスクリーニングで引っかからないといけません.Residencyのときと異なりUSMLEの要素は低いようですが,最低限はUSMLEでScreeningにかけるようです.あとはVISAand出身プログラム.これらは
Non-USIMGの壁IMGにとって最も大変なのはResidencyに入り込むことです.Residency始めたての頃はFellowshipならHarvardもいけるんじゃないかくらいに高を括っていました.井の中の蛙でした.Residencyと同じかそれ以上にCardiologyに入り込むことは大変です.Positionを獲得するためには等身大の現状理解がとても大切です.NRMPのデータと私見を交えてかみ砕いてみます.まず2019年度ACGMEに認可されているProgram数
FellowshipTimelinein2019Fellowshipの就職活動は内科レジデント三年目に行われます.米国では日本と同じマッチングアルゴリズムを用いてFellowshipMatchingが行われます.ERASというサイトが応募のすべてを管理しており,このサイトに必要書類をアップロードします.同サイトを通じてFellowshipProgramにワンクリックで応募できるので非常に便利です.ERASと同じくらい重要なのがNRMPです.このサイトはマッチングのランクを
米国タフツ大学循環器内科フェローシップが始まってはや二カ月。医療界の藤井聡太さんと呼ばれるように励んでいますが、まだまだ道のりは遠いです。というか、誰も米国人は藤井さんを知らないので今後も呼ばれることはありませんが。いずれにせよ、循環器内科の世界に踏み入れて気づくことは、将棋でいう駒の動かし方すらまともに理解していないことです。医療界でいう駒の動かし方というのは、現存する研究データやガイドラインの推奨を頭に入れること。これらのエビデンスを整理統合して、さらに生理学的なメカニズム
ボストンに引っ越しましたタフツ大学の循環器内科で働きはじめました1カ月ほど選択実習でハーバードで研究をしていたこともあり土地勘はわかっているのですがいかんせん、知り合いが全然いません!!ニューヨークにいたころはアパートに日本人の同僚がいたので日本語をしゃべっていたのですがボストンでは英語しかしゃべらないで一日が終わりますしかも、みんなネイティブなので、英語嫌いなものとしては非常につらい現実逃避にドラマ半沢直樹(前回シリーズ)を一気観しましたがそれでも足ら
ニューヨークの病院で働く1年目の内科研修医です。休暇中なので今回はコロナから離れて、最近の日常生活を。2週間の休暇中、娘と24時間一緒です。よく考えてみると、こうして精神的にものんびりと一緒に過ごすのは産後1ヶ月以来初めてだったんです。思い返すと...妊娠中は必死に勉強して、USMLE(米国医師国家試験)のstep1とstep2CSを受験。産後は日本から母が来てくれて、1か月食事や家事のサポートをしてくれました。産後1か月は勉強の事は忘れてのんびりと過ごしていました。産後1番平
昨年7月よりニューヨーク、クイーンズ地区の病院でレジデント(研修医)をしています。今日からもともと設定されていた2週間の休暇なので、久しぶりにブログを書いています。日本に一時帰国するつもりでしたが、もちろんキャンセルです。クイーンズはニューヨークの中でも最もコロナウイルス感染の患者数が多い地区です。写真やビデオをSNSにあげる事は禁止されていて、また取材やインタビュー等も病院の許可が必要なので、個人の日記としてお届けします。当初コロナウイルスは「若い人は風邪の症状程度、危険なのは持病
日々忙しく、毎日吻合の練習をする時間が取れないという方も多いと思います。私は時間はあるのですがめんどくさがりなので、Youcanの冠動脈だけ1周縫うようにしています。このやり方だと、やろうと思ってからやり終わるまで5分くらいですので、忙しくても毎日続けられる可能性があります。手を置くところを準備するのがめんどくさいので、手を固定せずにやっていますが、針先を安定させる練習になっていると思います。https://youtu.be/Z_Ab9037VNU
ニュージーランドにいた時は、月に一回の頻度で、同僚や若い先生達に集まってもらって、手術練習の会を開催していました(ウェットラボといいます)。普段、執刀する機会のない若い先生には喜んでもらえましたし、同僚とも情報交換するいい機会になりました。定期的に開催することで親睦を深めることができ、私が手術をするときにはアシスタントに入ってもらいやすくなりました。その時の風景はこちらです。これから留学しようという先生方に、ウェットラボ開催をお勧めします。https://www.youtube.com/wat
こんにちは。本日は、医師や医学生の皆様にお知らせがあります。英語の診療、困っていませんか!?-海外で診療してみたい!又はする予定の方-外国人患者が多いが、英語が不安な方-USMLEの対策として、患者の模擬面接がしたい方…などなどそんな皆様に、3名のバイリンガル医師が「英語診療の極意」をお伝えするワークショップセミナーを開催します。講師は日本で活躍中の現役総合診療医、英語診療コミュニケーション教育の経験者たちです。各講義ごとにネイティブの模擬患者相手に