脊椎インプラントのデメリットとして,CTやMRIの写真が光って判別不能になる,というものがある。アーチファクトとかハレーションとか。局所再発の判別は不可能,ということだ。但し,工夫に工夫が重ねられ,大学病院での撮影は,経過観察ごとにハレーションが抑えられ見やすくなっているように感じる。光って見えない,という常識のある人はそこで諦めるが,インプラントを得意にする大学病院は何とかして患部にたどり着こうとする。そのノウハウは大学病院の強みとして認識するが,学会などで共有して頂いてもいいのではないかしら