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土曜日の四日市消化器病センター、恒例の肝臓がんに対する肝動脈化学塞栓術(TACE)、ラジオ波焼灼術(RFA)にくわえまして、さらに、経皮的肝膿瘍ドレナージ(PTAD)が行われました。執刀医も、スタッフさんも盛りだくさんで大変でしたが、どれもきちんと治療しないと生命予後にかかわる大事すぎる治療。すべて予定通りこなしていることも簡単なようで、実は簡単ではありません。同じオペを繰り返すのはまだましですが、しかし、今日は全て違う種類のオペ。準備や、術
土曜日の四日市消化器病センター🏥恒例の肝臓がんにたいする肝動脈化学塞栓術(TACE)が2例行われました。しかし、大雪警報発令中で今朝の四日市は昨晩から降り続く雪のためご覧の有り様それでも今日オペ担当の放射線技師さんや看護師さんが大雪🌨️のなか出勤してくださり患者さんも待っているとのことで「念の為、朝6時に家を出てきた」と😲私もその強い責任感に本当に頭がさがります🙇♂️私の同級生でもある執刀医の浦城医師👨⚕️は津市から駆けつけてくれ🌨️🚗💨
銀座みやこクリニック院長の濱元誠栄ですこんな記事がありました肝臓がんの増殖抑制に新治療、近畿大など国際チーム…専門家「新たな標準治療となる可能性も」(読売新聞オンライン)-Yahoo!ニュース血管の近くにあるなど手術で取り切れない肝臓がんに対し、既存の治療薬2剤を投与する手法でがんの増殖を抑える期間を1・5倍に延ばせることを確認したと、近畿大などの国際共同研究チームが10日、発表した。news.yahoo.co.jpレンビマ+キイトルーダが肝臓がんにも有効だったという研究
土曜日の四日市消化器病センター午前中は肝臓がんに対する肝動脈化学塞栓術(TACE)が2例午後からはラジオ波焼灼術(RFA)が2例行われました。TACEでは、血流の早い動脈に塞栓物質を流す場合肝臓がんに薬がくっつきにくくなる傾向があります。そんなとき、このバルーン付きカテーテルで予め血流スピードをおとして塞栓物質を入れます。適所適材のカテーテルを選んで、治療効果を最大限あげることを行います。RFAでは、従来は、針先端通電部が2センチか3センチの『固定型』を
土曜日の四日市消化器病センター恒例の肝臓がんにたいする肝動脈化学塞栓術(TACE)1例ラジオ波焼灼術(RFA)1例が行われました。今日は三重大学医学部の3年生2名が学外病院実習の一環で四日市消化器病センターに来院TACEでは、マイクロカテーテルにバルーンがついたものとついてないものの使い分け肝臓がんの治療として動脈を塞栓しても大丈夫な理由RFAでは、肝臓がんの大きさで針の種類を使い分ける理由針を入れる場合、肋骨の下縁ではなく上縁を刺さなければならな
土曜日の四日市消化器病センター恒例の肝臓がんにたいする肝動脈化学塞栓術(TACE)1例ラジオ波焼灼術(RFA)1例が行われました。午前のTACEもそして午後からのRFAもスキルを習得した若いスタッフに現場を任せ操作室から眺める私『経験値をあげ、自立心を磨く』と言ったら格好いいのですが、実はこの私、3日前にハンディー掃除機を足の甲に落とし負傷痛みがひどく整形外科の山本医師に診察してもらい(CTは私の足の骨)『骨折してないけど、皮下出
7月12日と13日に行われた第60回日本肝癌研究会に参加した臨床工学技士さんが勉強してきた内容をスタッフさんたちに伝えるミニレクチャーが行われました。現在、肝臓がんにたいするラジオ波焼灼術(RFA)の適応は、3cm、3個以下と広く言われます。しかし、4センチ3個以下または3cm、4個以下でも長期無再発例も報告され四日市消化器病センターでも基準を超えた症例にRFAを行い良好な経過をたどるケースもたくさんあります。もちろん、術者の技量や、考えうるいろいろな治療の中から、
土曜日の四日市消化器病センター午前中は肝臓がんに対する肝動脈化学塞栓術(TACE)午後はラジオ波焼灼術(RFA)が行われました。当然ですが、肝臓がんのオペをするからには、成功させなければなりません。すべての事前準備は、オペを成功させるために行うことですが、例えばTACEでは、肝臓がんを栄養する血管にカテーテルを進めるにあたり血管走行がイレギュラーで簡単に進まないこともあります。そんな時は、ガイドワイヤー先端の曲がり具合を、執刀医が調整したり
土曜日の四日市消化器病センター午前中は肝臓がんに対する肝動脈化学塞栓術(TACE)午後は2例のラジオ波焼灼術(RFA)が行われました。今日の『チームTACE』の様子執刀医、直介看護師、放射線技師と私が男性間介看護師さんのみ女性という紅一点ちなみに患者さんも男性そして午後からの『チームRFA』では執刀医、直介看護師、臨床工学技士と私が男性間介看護師さんと放射線技師が女性RFAの患者さんも2例とも男性一般的に市中病院は、事務職や看護師さん、管理栄養士さんなどを
兵庫県姫路市です。今日は、第60回日本肝癌研究会に参加。四日市消化器病センターで肝臓がんに対するラジオ波焼灼術(RFA)に携わってくれている臨床工学技士さんも一緒に勉強にきています。最近のトレンドは肝臓がんにたいする薬物(免疫)療法『アテゾリズマブ+ベバシズマブ』(アテゾベバ:ATZ+BV:テセントリク+アバスチン)と『RFA』や『TACE(肝動脈化学塞栓術)』を組み合わせた治療。無再発や生存期間が単独治療と比べ延長するか?かなり手応えが
入院2日目は肝細胞がんの治療の日。今回も肝動脈化学塞栓術、14回目の治療になります。今までは上腕部(肘の内側)の動脈からカテーテルを入れてましたが、前回の時に上腕部の動脈が潰れて硬くなっているのがわかり急遽足の付け根からに変更となりました。あれから一年近く立っているから上腕部に戻るかただされるがママなと期待しましたが、あえなく足からやりますの一言で終わりました。どっちで受けても変わりないと思うでしょうけど、患者からすると大きな違いがあります。圧迫止血をするので術後の安静時間が3時間が6時
土曜日の四日市消化器病センター午前中は肝臓がんに対する肝動脈化学塞栓術(TACE)が2例午後からは、ラジオ波焼灼術が1例行われました。TACEでは、臨床放射線技師の若い職員さんがベテランのスタッフさんから血管造影の撮影を教わっていました。2週間後のTACEでメインとサブが入れ替わる予定だそうです。私も、若い看護師さんにオペの直接介助を指導してましたがだいぶ任せられるようになってきてCTアンギオを行うためCT室と血管造影室を往復する『せ〜の、ヨイシ
土曜日の四日市消化器病センター肝臓がんに対する肝動脈化学塞栓術(TACE)2例ラジオ波焼灼術(RFA)2例そしてエコー下肝生検1例が行われました。夏が近づくと、TACEは被曝を防ぐため鉛の防護服をつけ重さと暑さに耐えながらの手術になります。業者さんが『こんなものがあります』と紹介してくれたのが甲状腺を被曝から防ぐプロテクター信じられないぐらい軽いので『え?これ紙でできてるみたい』『いえ、そうではないんですが‥鉛と同じ遮蔽効果があります』『ちょっと
土曜日の四日市消化器病センター午前は肝臓がんに対する肝動脈化学塞栓術(TACE)午後からラジオ波焼灼術(RFA)が行われました。肝臓にできる腫瘍の形は通常は〝🎱球〟なんですが今日のRFA症例は腫瘍がお団子のように2個並んだ⚫️⚫️症例執刀医の田中医師はCTとエコーの画像を眺めながら『針を一回さすだけで、両方(肝臓がんを)いっぺんに焼けないかな〜』と〝ー⚫️⚫️ー〟のイメージで串刺しできるルートを探していました。かなり難しいミッションだったんですが
土曜日の四日市消化器病センター肝臓がんに対する手術が行われ午前中に肝動脈化学塞栓術(TACE)が2例午後からはラジオ波焼灼術(RFA)が行われました。午前中のTACEでは透析オペチームの看護師さんたちが興味を持って見学、勉強、そしてアシストに来てくれました。午後のRFA症例は、心臓の近くの見つけづらいところに肝臓がんができたケース人工的な腹水を3000cc以上注入しかつ通常は仰向けで治療を行うところ真横向き(体位変換)にて針を挿入することができました。
土曜日の四日市消化器病センター肝臓がんに対する手術が行われる日です。がん組織は脆いことが多く稀に肝表面にある肝臓がんが破裂しそこから腹腔内に出血する場合があります。この患者さんは、意外に無症状だったのですが急激な貧血の進行と血液まじりの腹水の貯留をきたしたことから肝臓がん破裂を疑い腹部血管造影をしたところ出血と思われる箇所(写真の矢印)を見つけその血管に詰め物をして出血を止めることができたケースです。普段行なっている抗がん剤の注入と同時にがんの栄養血管を
土曜日の四日市消化器病センター午前中は肝臓がんに対しCTアンギオから肝動脈化学塞栓術(TACE)浦城医師が大変難しい症例の診断、治療判断を行ってくれました。午後はMRIでは映るもののエコーで映らない肝臓がんのラジオ波焼灼術(RFA)を行いました。田中医師は、エコー下でラジオ波の針をすすめますがMRIの画像を予めこの最先端のキヤノン社製のエコーに取り込み見えないがんの可視化をします。(フュージョン画像といいます)まず、エコーとMRIの画像
今年最初の土曜日は肝臓がんに対する肝動脈化学塞栓術(TACE)が行われました。これまで私のブログでは看護師さんや医師が被写体になっていることが多く今回は縁の下の力持ちというか臨床放射線技師さんにフォーカスです。当然臨床放射線技師さんがいなければ血管造影(アンギオ)ができないわけで何をしているのかというとアンギオ室や造影剤注入器の準備過去の画像の供覧造影剤注入器のセッティグ血管造影装置の操作撮影直後の異常所見の察知CTアンギオ撮影時CT室へ患者移乗後片付
土曜日の四日市消化器病センター肝臓がんに対し午前中は肝動脈化学塞栓術(TACE)と午後からラジオ波焼灼術(RFA)が行われました。タスクシフトしたオペ看さんは都合により出勤していません。なんと、私が超久しぶりの直接介助をさせていただきました。事前にシミュレーションはしましたがブランクのためどうも要領がわるい。まあ、順調に予定通り治療を終え間接介助の看護師さんも『(おじさん)がんばれ〜』という視線を感じて温かいですが自分に納得いかないな‥
四日市消化器病センターの肝臓がん治療では手術の介助をおこなう若い看護師さんたちが大活躍中彼女たちからの願望で一度、日本一の治療を見てみたいと順天堂大学附属順天堂医院さんへお手紙を書いたところ、なんと快く受け入れていただき肝臓がん治療の見学が実現しました。ここに至るまでのこの看護師さんたちのエネルギーに私が驚いています。まずは、肝動脈化学塞栓術(TACE)からしっかりした緊急時対応の準備や腕の動脈からのアプローチが印象的だったとのことそしてラジ
先日参加した『日本肝癌研究会』では当院の看護師さんの発表もありましたがそれ以外にも向学のため消化器眼科病棟の看護師さんが勉強に行ってました。なぜ、この肝臓がんの患者さんはTACE(肝動脈化学塞栓術)をするのか?RFA(ラジオ波焼灼術)になったのか?抗がん剤になったのか?緩和医療になったのか?チャイルドピュースコアという肝機能の指標や腫瘍の個数、大きさなど学会などに寄せられた過去のデータに基づき決定されるということをわかりやすく説明してくれました。
土曜日の四日市消化器病センター肝臓がんに対する肝動脈化学塞栓療法(TACE)が行われています。今回は、腫瘍の栄養血管が曲がりくねったり、細かったりとカテーテルを進めるのが難しい症例血管の屈曲にあわせて、浦城医師いわく『鉄の棒』という部品でガイドワイヤーの先端に角度をつくります。体の負担が少なくなるよう腫瘍のすぐ手前までカテーテルをすすめそこから抗がん剤や塞栓物質をながし最小限の治療範囲、薬剤量で手術を終え、患者さんは大変楽そうな表情をされておられました。
土曜日の四日市消化器病センター。肝動脈化学塞栓術(TACE)ラジオ波焼灼術(RFA)が行われました。若いオペ看さんが育ってきて今回からは指導者抜きでTACE、RFAとも直接介助1名、間接介助1名で運用します。TACEを行うアンギオ室RFAを行うCT室はいつもより人数が少なくわさわさ感はありませんでした。私は、後方で腕組んで成り行きを見守るいわゆる『スーパーサブ😅』オペに入ってる若い看護師さんたち‥覚え?センス?がいいよね😲なお、今日は血管造影中
日本肝癌研究会で四日市消化器病センターの看護師さんが発表しました。『肝臓癌治療で挑戦する直接介助医師から新人看護師へのタスクシフト』感染症の蔓延でスタッフのシフトに穴が開きそうなところ、新人から3年目までの看護師さんが主役となり、医師のタスクシフトを軌道にのせ肝臓がんの手術が延期になるリスクを減らしたことを発表新人看護師の潜在能力が高いことに会場から驚きの声がでました。さらに、四日市消化器病センターの看護師さんはマルチワークを行い外来、入院、手術
今日で今年も半年が経っちゃいました。早いなぁ〜。前半何してたんだと思うぐらい早く過ぎていったような。きっと、年末にも同じような事言ってるんだろうなぁ火曜日に、肝臓の病院へ。1週間抗生剤を飲んで、炎症数値がどうか?を見るために採血して結果を聞いて来ました。退院前は、11退院後は、3一桁まで下がってましたまだ、数値的にはHなんですが許容範囲内って事で、薬なしで大丈夫でした。治療した画像を見せてもらったのですが、前より多めに詰めてないって思うぐらい詰めた範囲が広い気がした次
昨日の話になりますが、午前に無事退院する事が出来ました〜マリオさん思ったより早く迎えに来てくれたので、事務処理とか時間かかるかな?と思っていたらスムーズに行きました退院した日のランチは、ここに行く!と決めていたので、早速行って来ましたレアチャーシューラーメンに煮卵トッピング豚骨ラーメンなんですが、そんなに濃くなくて、私好みな味ですレアがちょっと…と思ったら、来たらすぐに麺をひっくり返せば、少しはいいのかな⁈と思います。入院中、楽天スーパーセールがあったので、帰ったら、食べ
今日は、ドキドキの採血でした。昨日の夜は、37度前半〜後半ぐらい。一瞬、38度になってたけど寝る時は、アイスノンで寝れました。でも、病院だと眠剤飲んでも日の出より早く起きてしまうそこから、ゴロゴロしてウトウトしてたら、朝の検温が来ます問題の採血結果は…先生が来る前に、看護師さんが数値を教えてくれたんですが…CPRの数値は、前回18。→今回11。下がっては、いるけど2桁かぁと思い、退院は、今週末になるんかな⁈と落胆してました。他の肝機能の数値も前回より上がっていたし。午
日曜日は、何もないので、部屋も廊下も静か。昨日の消灯時に熱を測り、38度アイスノン交換とロキソニンを飲んで寝ました。今は、約12時間ぐらいで37度台になる感じ。それが数日続いてるから、体も怠いよね今日、担当してくれた看護師さんは私が言いたいなぁと思ってる事を先に『〜する?』って聞いてくれるのでめっちゃ嬉しい(そんな看護師さんばっかりになってほしい)嬉しかった事ですが、カテ治療後、シャワーしてません汗だくになっても、体拭きで終わり。髪なんて全然洗ってないから、ベッタベタ。
昨日の土曜日四日市消化器病センターでは肝臓がんに対する肝動脈化学塞栓療法(TACE)が2例おこなわれました。今回、いよいよ新人看護師さんが直接介助(直介)のデビューとなりました。この日までに先輩から本番を見据えてのシミュレーションの指導をうけその時のメモを直前まで確認してました。1例目では、先輩の直介を間近で観察してもらいました。そしていよいよ緊張の2例目。私が見てる限りでは、ガイドワイヤーを手際よく引いたりセンスの良さも垣間みえました。もっと、精度
一つ前の記事の続きです『TAE治療④入院8〜12日目その1』だいぶ書くのが遅くなりました。カテ治療した日から、今までの3回を合わせたぐらいな色々な症状が出て、ほぼほぼ寝てました。まず、カテは2時間半と思ったり早く終わり…ameblo.jpカテ治療の次の日から熱が出てきました。やばいなと思って測ると38度後半ロキソニンとアイスノンを貰えば、12時間ぐらいは効いてくれます。次の日の採血結果では、肝機能の数値は、高くなってるものの他は大丈夫だと言う事で、金曜日の採血結果次第では、その