ブログ記事10件
群馬県から受診されて手術治療された患者さんが書かれたブログ。めっちゃ分かりやすい。おもろい出残り便秘の話を短い言葉で表現されているのだけれど、例え方が最高ですそして初心者向けの解説記事までこのブログの大量の記事の中から選んで下さってます↓出残り便秘は排便後に残便があれば確定診断となります。残便感があるかどうかは関係がありません。いーっぱい便が残ってるのに残便感がないという患者さんも大勢いますから。直腸診で便が確認できれば出残り便秘と診断しています。
今日は私の本を紹介して下さった尾藤克之氏のブログをリブログさせていただきます。まずは記事をお読み下さいなるほど。私がこのブログで書いてきたことは間違ってなかったのだと分かり、ちょっと嬉しくなりました。私のブログは診察室での出来事を綴っている肛門科のリアル。だからタイトルも「みのり先生の診察室」としました。痔や便秘の話だけでなく、診察室で患者さんから訊かれたこと、相談されたこと、リクエストされたことを書いていますので、今だとコロナの話題が毎日あがっているわけです。
今日のブログは閉鎖した診療所のオフィシャルブログに掲載していた記事をリライトしてお届け致します。院長が執筆した記事なのですが、院長は現在、自分の病気のことをブログに書くのに忙しいため私のブログに移行します。ーーーーーーーーーーーーーーーーー自分では手術が得意と思っている院長の佐々木巌です。当院は手術を避ける技術を大切にしています。手術件数が少ないのが自慢のひとつです(笑)。冒頭で「自分では得意と思っている」と書きましたのは得意だと思っているのは自分の主観だから
今日の患者さんは50代女性。あちこちの肛門科を受診して通院しているのに、肛門の痛みがなかなか無くならないため、東京から飛行機で来られました。今までの経過子供の頃から便秘があり、1週間のうち数回しか便通がありませんでした。2年前に初めて肛門科を受診しましたが、強力ポステリザン軟膏を2週間使用しても痛みが続いていました。その時は内痔核との診断だったそうです。肛門が切れるのが気になり、ご主人が受診した別の肛門科を受診。軟膏を処方され一旦は良くなったが、また排便時に
今日の患者さんは20代女性。愛知県からお母さんが付き添って受診されました。5〜6年前から切れ痔があり、地元の肛門科にずっと通院されていましたが、治っては切れ、切れてはまた治りを繰り返すため、根本的に治したいと思い私の外来に来られました。今までの経過5〜6年前ぐらいに便秘で無理に力んでしまったら切れ痔に。すぐに病院には行かず市販の薬を使っていたが治らなかったため地元の病院受診。飲み薬と軟膏をもらった。それからも治ったり、切れたりの繰り返し。最初の便が硬い
今日の患者さんは70代女性。30年前からでっぱりがありイボ痔だと信じ、ボラギノールを毎日使い続け、肛門を清潔にしなければ病気になるのでは・・・と心配で受診されました。今までの経過30年前から肛門の穴のところにでっぱりがあり、イボ痔だと思ってボラギノールを毎日ずっと使って来られました。イボがあって、その付近を清潔にしていることが良いと、これしかないと思い、ウォシュレットを使って毎回トイレで洗い、朝夕風呂に入り温めたりして努力もしています。近くの病院を受診したら、何か出てい
今日の患者さんは中部地方から来られた50代女性。地元の肛門科で手術と言われ予約までしていたのにキャンセルされて受診されました。今までの経過毎日排便があるので便秘や痔には無縁だと思っていたそうですが、8月中旬に痛みを伴う出血が・・・(初めてのことで血がポタポタと落ちた。)すぐ治ると思ったら、その後、ひんぱんに出血するように。まず消化器内科を受診。大腸カメラを受けて異常なしということで一安心。今度は地元の肛門科を受診。裂肛と言われ軟膏と内服薬を出された
今日の患者さんは30代女性。毎日排便の度に出血するということで受診されました。今までの経過職場で部署異動があり、販売から事務職に変わってから動かなくなったせいなのか、体重が1年で10キロも増え便秘気味に。一度硬い便を思い切り出したところ便器が真っ赤になった。でも怖くて医者にかかれず。そのまま騙し騙し1年くらい過ぎた。ところが・・・半年前からほぼ毎日出血するように😰出血は少量で紙に血が付く程度だったので放置。ある日、鏡で肛門を見ると肛門の外に突起
今日の患者さんは40代女性。通院してもなかなか治らない肛門のかゆみで困り受診されました。今までの経過5年前から肛門がかゆくなった。近くの病院を受診したが、肛門の診察は初回の1回のみで、2回目からは薬だけ出してもらうことの連続だった。塗り薬をもらったが改善せず、どんどんひどくなってきたため病院を変えようと思って当院を受診されました。現在の排便と生活習慣便は毎日出ています。それどころか必ず1日2回は出ます。出てくる便は軟便です。下剤は飲んでいません
今日の患者さんは中部地方から来られた20代女性。他院で痔の手術を受けて痔を治したのに、痛みと出血が続いているため受診されました。今までの経過2年半ほど前に肛門が切れて1日中痛みが続いたので大阪のクリニックを受診。投薬治療で改善したが、薬をやめると切れるので遠方から3か月に1回通院していた。ずっと薬を使っているのに見張りイボが出来た。先生には切れてないと言われたが、排便時や排便後の痛みがあり、困っていると相談したところ、「イボ痔がこすれて痛いのかもしれない」と言われ
今日の患者さんは関東地方の40代女性。地元の肛門科や病院に通院するも切れ痔がなかなか治らないということで来られました。今までの経過1年ほど前に子宮摘出の手術を受けた直後から肛門が切れるようになった。地元の肛門科や病院を受診して酸化マグネシウムと注入軟膏を処方され使用したが治らず。酸化マグネシウムを飲むと下痢になるので自己中止。現在の排便と習慣便通は毎日あります。それどころか1日数回出ることもあります。残便感はありません。でも出始めが硬いです。
今日の患者さんは40代女性。地元の専門病院にかかっていたけれど投薬だけの通院がずっと続くため、セカンドオピニオンで遠方から受診されました。今までの経過切れ痔(裂肛)で半年ほど地元の肛門専門病院へ通院していましたが、毎回同じ薬の処方に不安になったそうです。「切れ痔だからスグ治るわ」と痛いながらも自分を励ましながら通院されていました。酸化マグネシウム系の軟便剤とボラザGを処方され半年以上ずっと使用しています。現在の排便と生活習慣便は毎日出ているどころか、1日に2〜4
今日ご紹介する患者さんは東北地方から来られた20代女性。10代から過敏性腸症候群ガス型でガス漏れとそれによる臭いで悩み、身体的にも精神的にも追いつめられていた時にブログを読み、受診されました。精神的にも追いつめられた状態で受診される方は遠方の方ほど多いです。遠方からわざわざ受診しようと思うからには相当の動機が必要なはずですから。今までの経過8年前から「過敏性腸症候群ガス型」で受験勉強中に突然おなかがパンパンにはっていた。トイレに行ってもオナラは出ず、いつも授業
今日の患者さんは55歳女性。繰り返す切れ痔(裂肛)に終止符を打つために受診されました。今までの経過20歳頃から痛みと出血があった。何度か医者に診てもらい、便を柔らかくする飲み薬と坐薬や注入軟膏をもらい、その場をしのいできた。ずっとこんな治療法しかないと思っていたが、ある日「繰り返す切れ痔」で検索していたら当院のブログが目に留まり何気に見てみると、「他の病院の先生とは全く違うことを書いている私の長年探していた先生はこういう先生のこんな治療だわ」と目からウロコがはが
今日の患者さんは関東地方から来られた30代女性。イボ痔が戻らなくなり、腫れを繰り返していることで困って受診されました。今までの経過10代後半から排便時の出血がありイボ痔になったそうです(自己診断)。地元の病院を受診したら「今すぐ手術は必要ない」と言われ服薬で経過観察。その後も痛くなったり良くなったりの繰り返し。5か月前に、お腹の風邪をひき、そこで痔が悪化。それからひどい痛みが続いた。今は痛みは軽くなったが、イボ痔が戻らなくなり腫れを繰り返している。
今日の患者さんは30代女性。夜も眠れないほどの肛門のかゆみを主訴に来院されました。今までの経過でっぱりは昔からあったが無症状のため放置。はじめは生活に全く支障がない、気にならない程度のムズムズするな〜というかゆみだった。毎日欠かさず排便もあり、スッキリ感もあるし、便秘ではないと思っていたが、半年前ぐらいからだんだんと痒みと少し痛みが出始め、深夜から明け方にかけて痒くて痒くて眠れない状態に。場所が場所だけに人にも相談出来ず、インターネットで色々調べて当院のホームページと
実際の患者さんの症例をもとに記事にしていた「症例提示」。閉鎖した診療所のオフィシャルブログでも患者さんから人気でした。患者さんからの熱烈な要望を受け復活させました。今日の患者さんは関東地方の40代女性。地元のクリニックに通院しているけれどどんどん悪化し、眠れないほど痛くなってきたため当院を受診されました。この患者さんに限らずですが、関東地方から来られる患者さんが結構おられます。今までの経過2年前から排便時に出血と痛みあり。地元の肛門科を受診
閉鎖した診療所の公式ブログに掲載していた症例提示の記事を復活させます。今日の患者さんは50代女性。関西ですがちょっと遠方からの受診です。以前から時々あった肛門のかゆみと、排便時の大出血を主訴に来院されました。今までの経過と現在の状況1年前くらいから排便後、ペーパーに赤い血が付着することがあったけれど、特に痛みもないため放置。以前から肛門のかゆみは時々あった。便潜血検査で陽性となり要検査となり大腸カメラと胃カメラを受けたところ大腸や胃には異常なし。
今日の記事は閉鎖した診療所の公式ブログで掲載していた患者さんが書いて下さったアンケートを掲載します。私からのコメントを楽しみにしてくださっていた患者さんも多く、ブログが「患者さんとのやり取り」のようになっていました。患者さんの声や感想、治療体験談を掲載することで検索順位を下げられることは分かっていますが、このブログだけはSEO関係なく、本当の声をお届けしたいと思います。そして診療所の患者さんのためにブログを書こうと思います。だって「みのり先生の診察室」だもの。診察室
おはようございます。肛門科の仕事が大好きで、この仕事に誇りを持っているつもりの佐々木みのりです。今日の記事は閉鎖した公式ブログで2017年5月に書いた記事をリライトしてお届けします。長文ですが読んで頂けると嬉しいです。肛門科って人に言うのも恥ずかしい、内緒でコッソリ受診する診療科です。中には家族にも内緒で来られている患者さんもいます。ましてや友達や会社の人になんて、絶対に内緒。入院される時も会社には痔の手術を受けることは内緒で、「海外旅行」だと嘘
いつもご訪問頂きありがとうございます。診療所の公式ブログ閉鎖に伴い、アメブロに記事を移行しているのですが、写真やイラストが表示されなくなっています。患者さんからのご指摘で気付きました。ご連絡頂いた皆さんに感謝です。ありがとうございます今、怒濤のホームページリニューアル作業が終了し、そちらの修正作業にも追われていますアメブロの修正も随時していきますので、しばしお待ち下さい。閉鎖した公式ブログに掲載していて患者さんから大好評だった記事がいくつかあるの
たくさんの患者さんにご心配をおかけしているネット上の問題。やっとやっと・・・診療所のホームページがリニューアルし、表示されるようになりました公式ブログ閉鎖と同時に新しいホームページを立ち上げたのですが、反映されるのに2〜3日タイムラグがあると聞いていたのですが、昨日はホームページも表示されず、公式ブログも無くなったし、ビックリされた患者さんもおられたようですが、やっと今日、新しいサイトが見られるようになりました是非見て下さい大阪肛門科診療所ホームページホームペー
診療所の患者さんとblogの読者の方へお知らせです。診療所の公式ブログを明日の朝、完全に閉鎖しますので読みたい記事がある方は今晩中にお読み下さいネット上から消えますが、同時に新しいサイトを立ち上げて、そちらに医療広告ガイドラインに則り記事を加筆修正して順次アップしていく予定です。ですから記事自体が無くなるわけではありません。そして診療所のホームページもサイトリニューアルします。今までのホームページはblogありきのサイトだったため、Googleアルゴリズムの改訂
診療所の公式ブログを閉鎖し、診療所のホームページ内の「コラム」として移設することにしました。ホームページも大幅に変わります。今のホームページは業者さんと時間をかけて作り上げた作品。原稿は全部私たちが書きましたから思い入れもすごくあります。患者さんからは見やすい、読みやすい、デザインが優しくてキレイと評判だったのですが、ブログとリンクしているため、こちらも検索しても表示されないという事態になり、思い切って過去の産物を捨てることにしました。このような事態になった理由
最近手術を受ける患者さんで多いのがどこを手術したのか全く分からない肛門の人何度も痔の手術を受けていて私の手術が5回目っていう人もいる何十年も前に手術したのならまだしもつい最近いぼ痔(痔核・脱肛)の手術を受けたのに全然イボ痔がふつーにあるやん!!っていう人が多すぎるなんで?って私が聞きたいくらいよ患者さんもね手術受けたのにな〜んにも変わらなかったんですって言うの何度も何度も手術をして
私の外来に来られる患者さんの中には、パニック障害やうつ病、不安神経症や自己臭恐怖症、過敏性腸症候群など心の病を抱えた人も結構おられます。うちの診療所は肛門科専門ですので当然、痔を治すために来られています。心の病については、ちゃんと心療内科や精神科、メンタルクリニックなどに通院して治療をされている方も多く、抗うつ剤や精神安定剤などを内服されているケースも多いです。薬の副作用で便秘になることもありますし、便秘のせいで憂うつになることもあります。ニワトリが先か卵が先か・・・とい
80代のおばあちゃん。お尻が痛くなり、あちこちのクリニックや肛門科を受診したけれど、痔もないし何も異常がないと言われ、途方に暮れて私の外来に来られました。お尻が痛くて座るのもつらい歩くときに下着でこすれるだけで痛いよーく話を聞いてみるとどうやら痛いのは肛門の周囲の皮膚のようです。ヒリヒリする水がしみるという症状もあります。診察すると肛門周囲の皮膚がただれています。赤くなって皮膚が薄くなってシワに沿って亀裂が入り少し血もにじんで
いぼ痔(痔核・脱肛)は体質ではなく習慣でなるものそう患者さんに説明してきましたし、私自身そう思っていました。ところが・・・イボ痔体質なのか?!と思う患者さんに初めて遭遇しましたイボ痔の手術では、私は出来るだけ見た目もキレイになるように、もうこれ以上何も取るものないわ!というくらいつるん!とした肛門に仕上げています医者になってから最初の4年間だけ皮膚科医をしていたので皮膚科の手術要素も取り入れ結構こだわって手術をしてい
手術を受けて痔を治したら治療は終わりです。でも手術しても便秘は治りません。手術で治せるのは痔だけです。排便の管理は日々の生活の中で患者さんに続けてもらう必要があります。ここをサボるとまた肛門にトラブルが起こりますまた痔になっちゃうかもしれないだから痔が治ったあとも「お尻健診」として年に1回だけ診察に来られる患者さんが多いです。手術して痔が治っても年に1回お尻のチェックです。手術してから数年経つと、私自身が手術したことを忘れている場合も多く、
私の外来には小さなお子さんも受診されます。赤ちゃんもいますし、まだオムツをしている小さな子供も来ます。赤ちゃんや子供でも痔になることがあります。圧倒的に多いのが切れ痔(裂肛)。時々見られるのが痔瘻(乳児痔瘻)。まずは小児科に受診して治療をされている人がほとんどです。小児科の治療で治る子供は肛門科を受診することはないでしょう。そこで治って何も困ることがなければいいのですが、治療すれど治らない・・・治療しているのにどんどんひどくなる