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東博の蔦屋重三郎展は大盛況の内に終わりました。10万人を達成したそうです。凄いですね。今度はコチラです。千葉市美術館開館30周年記念江戸の名プロデューサー蔦屋重三郎と浮世絵のキセキ5月30日[金]~7月21日[月・祝]蔦屋が版元として活動したのは、安永(1772-81)から寛政(1789-1801)という時代であり、多色摺の錦絵が大きな発展を遂げた時期とほとんど重なっています。なかでも天明から寛政にかけての時期は、のちに「浮世絵の黄金期」といわれ、いっそう奥深く、色彩の繊
日付け跨りこんばんは地道に「べらぼう」をオンエアで観たあと、毎週、録画で3~4度は観てしまいますあっという間に第10回まで終わってしまい、昨夜の第12回で、ほぼドラマのワンクールほど終了してしまいました本編あとには「由緒のある場所」の紹介もあり、見知った場所が出てくる度、嬉しくなりますタイトルの覚え書きと共に、今後の由緒地めぐりの参考に一緒に備忘録しておきたいと思います第1回・ありがた山の寒がらす「吉原神社」・「浄閑寺」第2回・吉原細見「嗚呼御江戸」「大クスノキ」(文京区本
二枚目過ぎるんですけど....鉄拳さん...😳【礒田湖龍斎(いそだこりゅうさい)】享保二十年~寛政二年(1735-1790)本姓は藤原氏。名は正勝、通称庄兵衛。神田小川町の元常陸土浦藩土屋家の浪人。湖龍斎の号は、土浦藩領の霞ヶ浦に因むもの。両国広小路薬研堀に住む。初め、号を鈴木春広・湖龍斎春広と名乗るも直接の師弟関係にはない浮世絵師・鈴木春信に傾倒し影響を受ける。極端に縦長な画面を持つ柱絵を描くうちに春信の影響から脱し独自の画風を確立した。天明二(1782)年法橋(僧位)に
本日も東京国立博物館で購入した手ぬぐいをご紹介致します。東京国立博物館「見返り美人」。かまわぬ製です。見返り美人当館保管の、肉筆浮世絵菱川師宣「見返り美人図」(江戸時代)の着物地柄をデザインしたものです。見返り美人はチケットにも採用されています。私は勿論、子どもの頃に切手からその存在を知りました。榮太樓の飴が入った見返り美人パッケージも購入。こんな感じでした(笑)
少し前、東京上野の東京国立博物館の浮世絵の部屋で見た作品(現在は展示していないと思います)今日の1枚のアート(←勝手に名付けた)江戸から明治にかけて役者の似顔絵の第一人者、豊原国周(とよはらくいちか)の作品●《め組の喧嘩》明治時代19世紀肉筆の迫力満点の作品▪️「め組の喧嘩」とは明治23年初演の歌舞伎の演目「神明恵和合取組(かみのめぐみわごうのとりくみ)」のこと江戸の
ぐるっとパスで入場できる美術館がまとまっている虎ノ門界隈。最初に訪れたのが大倉集古館。「浮世絵の別嬪さん」と銘打ったように描く対象は、吉原などで働くそういった筋の女性ばかりです。肉筆浮世絵を中心に岩佐又兵衛から始まり菱川師宣、喜多川歌麿や葛飾北斎など浮世絵の歴史を学べます。泉屋博古館といえば「ライトアップ木島櫻谷ー四季連作大屏風と沁みる生写し」は、サブタイトルにある屏風4作(「雪中梅花」「柳桜図」「燕子花図」「菊花図」)が圧倒的でした。
2023年4月10日(水)今日の気分は?今日は、よく晴れ気持ちがよい昨日、またまた素敵なお知らせ幸せな気分が↗↗こんにちは昨日、新しい情報解禁👏(*^_^*)NHK「2024君の声が聴きたい」プロジェクトメンバー決定倫也くんも、メンバーに4、5月は、「Shrink」の撮影や「ミッシング」関連のお仕事でお忙しいだろうなと思っていたところ5/4に、NHKの総合テレビで拝見できそう✨✨5/1~5/6の期間、NHKでは「子どもや若者の幸せについて考えるプロジェクトを実施」
場所は千葉市中央区中央の千葉市立美術館です。JR千葉から徒歩15分、モノレールの葭川公園駅からなら7分程度のところにあります。いったのは20日の火曜日。最高気温が23℃超えのあの日。第一月曜だけ休みで他の月曜は開館しているそうです。ここでは2014年に「赤瀬川原平の芸術原論展」が開催されています。ほとんどが撮影禁止で、本作品ともう1点くらいしか許可されていません。掲げた画像は撮影OKの、門人(弟子)の鳥高斉栄昌作「郭中美人競大文字屋内本津枝」で、ボストン美術館蔵
千葉市美術館で一月六日から始まった鳥文斎栄之展(とりぶんさいえいし)天明から寛政期に歌麿と拮抗して活躍した浮世絵師で、元々旗本だったそうです。ボストン美術館から里帰りの作品もあり、肉筆浮世絵の色合いがとても綺麗でした。海外の人は美しさにびっくりしただろうなあと。オススメです。サムライ、浮世絵師になる!鳥文斎栄之展|企画展|千葉市美術館www.ccma-net.jp
映画「春の画SYUNGA」関連で浮世絵、春画を調べていたら、「鳥文斎栄之(ちょうぶんさいえいし)」というユニークな絵師を発見した。2015年の「春画展(永青文庫)」で観ているはずですが、肉筆春画では月岡雪鼎に夢中で記憶に残っていないですね。鳥文斎栄之(1756〜1829)は、歌麿と人気を争う絵師だったそうです。歌麿の大首美人画に対して、栄之は十二頭身といわれる全身像を描きました。鳥文斎栄之青楼芸者撰いつとみ重要文化財東京国立博物館鳥文斎栄之手紙を読む遊女シカゴ美術館鳥
投稿し忘れていた記事です先月ぶどう狩りで長野へ行った際、水野美術館で開催されていた『光ミュージアム所蔵美を競う肉筆浮世絵の世界』展にも行きました(現在は終了しています)前売り券をまたまた長野市内の企業さんからいただいていたのですいつもありがとうございます岐阜県高山市の光ミュージアムが所蔵する肉筆浮世絵コレクションから111点を公開した展覧会大量に制作された多色摺木版の錦絵と違い、肉筆浮世絵は浮世絵師が直
朝からあいにくの雨でした☔️欲張らず、観光地は大浦天主堂と長崎歴史文化博物館だけ行きました。改めて、キリスト教弾圧の壮絶さに震え上がりました長崎歴史文化博物館では、肉筆浮世絵が展示されていて、とても見応えがありました。今ちょうど、日本の浮世絵が世界に認められるお話の小説を読んでいるので、興味深かったです。お昼に長崎ちゃんぽんを食べて、甘いお菓子をたくさん書いましたステンドグラスプリンです。桃カステラ。長崎ではお祝い事に食べるそうです。巨大な桃カステラもあって、びっくりしました
絵に描かれた浮世絵1700-1830江戸中期から後期の作品でしたたくさんあるし詳しい解説を見ていたら時間かかった北斎や広重もあったやはり違う着物の柄が気になったのだけど案外トーンが地味現代の成人式の着物みたいにゴージャスじゃないの孔子柄やボーダーが多いし花も1種類だったりする一番びびったのは江戸中期、女性は下唇を緑にするのが流行してたんだって気味悪くないか?浮世絵大好きでよく見ていたけどなかなか新鮮でした肉筆浮世絵―美の競艶
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区の互助会で大英博物館北斎展の割引券を購入していたのに旅行続きでずっと行かれなかったので夫と六本木ミッドタウンにやっとお出かけしました。私が子供の頃家族と住んでいた社宅の目の前にある六本木ヒルズは、迷路のような設計で歩いていて疲れてしまうので私はほとんど行きません。(個人の主観的な嗜好ですからどうかお許し下さい。ヒルズがお好きな方もたくさんいらっしゃると思います)設計が開放的で明るくて道が広くてゆったりしている六本木ミッドタウンは好きでちょくちょく出か
葛飾北斎作『流水に鴨図』(大英博物館蔵)皆様、お今晩は。サントリー美術館にて6月12日迄開催されている「大英博物館北斎―国内の肉筆画の名品とともに―」展に行って参りました。その感想です。江戸時代後期を代表する浮世絵師・葛飾北斎(1760~1849)は、世界で最も著名な日本の芸術家の一人です。《冨嶽三十六景》や『北斎漫画』など、一度見たら忘れられないインパクトを持つ作品の数々は、国内外で高い人気を誇っています。北斎と海外との関係については、モネ、ドガ、ゴッホら
開会中に急いで訪ねたい展覧会です。浮世絵は江戸時代の日本で広く親しまれた美術です。中には肉筆浮世絵というものもありますが,基本的には現代におけるポスターのように人々に広く親しまれるものだったので,その大部分は版画の形で印刷されて販売されました。このため同じ作品が何枚も残っていたり,或いは評判の作品について一部を修正して新しい版を起こした場合には複数のヴァージョンが存在することも稀ではありません。ここまでは誰もが知っているお話ですね。ですから僕は「浮世絵というのは版木が残っていて,それを
久々に岡山へ行ってきました。たまに行くと都会感にびびる。岡山なぞたいした都会ではないけど、その中でももっと田舎に生息しているのでビルだの路面電車だの3車線4車線?複雑な交差点にビビりまくる。(あ、徒歩ですけどね)そんな状況でもやっぱり何度か訪れた場所なので、知ったかぶりで目的地に向かう自分に酔いしれるのであった・・・。さて、今回見てきたのはこれ。浮世絵って言ったらさ写楽とか葛飾北斎とか版画だとかそういうのしか知らんかったけど、なんか名前も知らん画家とか、誰のかわか
このブロブでは肉筆浮世絵について語っていますが、有名な浮世絵師の作品には偽物が多く存在している事を話してきました。浮世絵というと版画を思い浮かべる人が多いと思います。本来であれば肉筆画は、浮世絵師が心血を注いで手書きした唯一無二の作品ですから、浮世絵の中心的な存在のはずなのですが、偽物が多くリスクが大きい事から敬遠されてしまいがちの存在です。しかしヤフオクなどでは、少し知識の有る人が見れば直ぐに偽物と分かる程度の物でも、真筆や本物保障として出品されています。掛
紙本に描かれた肉筆浮世絵の美人画になります。ヤフオクにて7年ほど前に手に入れた物で、歌川貞広の作品として出品されていた物でした。手に入れたからと言っても何もする訳でも無く、ほっぽらかしでしまい込んでいたのですが、今回は歌川貞広の作品としてブログに載せようとしたのですが、まさに書き始めた今になって「違うんじゃないの」と思い始めました。歌川貞広(うたがわさだひろ)とは
絹本に描かれた江戸時代の美人画になります。落款には丹崖とあります。高井丹崖(たかい-たんがい)江戸時代後期の画家、生没年不詳。京都の人。文化(1804-18)のころの四条派の画家。円山応挙、松村月渓の風をしたい,花鳥画をえがいた。名は鱗。字(あざな)は秋澗。号は丹厓。丹崖が四条派の絵師であることは分かっていても、詳しい事は調べても何も分かりませんでした。本来は浮世絵師では無いのですが
この作品はアメブロでは新規で出すのは初めてになります。紙本に描かれた肉筆の美人画で、落款には真龍とあります。吉原真龍(よしわらしんりゅう)三畠上龍の門人。豊後国(現在の大分県)国東郡真玉村西畑に生まれる。若い頃に京都に上り三畠上龍に絵を学ぶ。作画期は天保から弘化にかけての頃で、師の画風を忠実に伝えながら、幕末期の上方浮世絵と四条派風を折衷した美人画を描いている。江戸の浮世絵とは趣の違う清楚な京人形のような美人画で、上品
紙本に描かれた肉筆浮世絵の美人画になります。落款、印章は無く、最近までは作者については不明だったのですが、ヤフオクにて今回の作品と全く同じ画風の作品を発見しまして作者が判明しました。歌川国麿(うたがわくにまろ、生没年不詳)、江戸時代末期から明治時代初期にかけての浮世絵師。歌川国貞(三代目歌川豊国)及び四代目歌川豊国の門人。最初は歌川貞房門人だったという。本姓は菊越、俗名は菊太郎。歌川の画姓を称し、初名は房広、後に国麿と称す。大判錦絵の揃物「東都
ニュースを読んでいたら最近はコロナ禍で通信販売の利用が増えたせいでしょうかか、全国の消費者センターなどに寄せられた60歳以上からの通信販売の相談件数が過去最多になったとの事でした。これは高齢者には分かりにくい内容の物が多くあるからで、サプリなどは良く読まないと定期購入になってしまう物など、ある意味ワザと分かりにくく表示している所もあります。相変わらず高齢者を狙う詐欺電話にしても、今の世の中は高齢者や弱者を騙そうとする手口が、はびこっている風潮のようです。高齢者に優しい世
今日は春画について話そうかと思います。普段はヤフオクで手に入れた肉筆浮世絵(無名な作品が多く、大したものでは無いのですが)を中心に、浮世絵全般を書いているのですが、今まで一度も春画についてはふれてきませんでした。なぜなら、やはり露骨過ぎて、あまり堂々と人目にさらす物ではないと感じているからです。しかし昭和の浮世絵雑誌などを見てみると、春画が良く特集されていて目玉記事になっていることからも、浮世絵愛好家=春画好きの人が多いのは事実なのでしょう。浮世絵と春画は切
江戸時代の古い掛軸になります。江戸時代からのウブの状態ですので、状態はかなり悪いと言えます。絹本に描かれた肉筆の浮世絵になりますが、絹本の痛みは酷く劣化していて画面が裂けている所も見られます。左上には画賛があります。絵を描いた絵師の落款と印章も確認できます。「東都葛飾牛斎寫」でしょうか。江戸の葛飾に住んでいた人物のようです。浮世絵師牛斎で検索すると、闇牛斎円志(あんぎゅうさいえんし)という人物が出てきま
紙本に描かれた江戸時代の肉筆浮世絵の美人画になります。印章があります。たしか英笑という浮世絵師の作品としてヤフオクに出ていた掛軸だったと思います。最初は少し怪しいと感じた作品だったのですが、その理由としては作品の美人のまわりに金砂子が散らしてあった事と、落款がなく印章だけだった点でした。金砂子については江戸時代に描かれた時に撒かれたのではなく、昭和の初期頃に浮世絵の価格が高騰した頃に、見栄えを良くして販売する為に
紙本に描かれた江戸時代の肉筆の浮世絵になります。作品の上部には画賛が書かれていて、その作者の落款が書いてあります。(右画像)絵を描いた絵師の落款は見当たりません。画賛とは画に合わせて書かれた詩のことです。画中の美人が手に持っている団扇を見てみると、ここに落款が見えます。枝山でしょうか。落款とは落成款識(らくせいかんし)を略した言い方で、作品が完成した記念に書き入れた署名
紙本に描かれた江戸時代の肉筆浮世絵になります。落款があるのですが、飛石斎でしょうか。作者については残念ながら調べても、飛石斎では何も見つかりませんでした。作品の程度は良くありません。かなり痛んでいた物を修復して表装し直した品のようです。江戸時代後期に描かれたこの美人画は、浮世絵師の英泉の影響を強く受けた作品になっています。もしかしたら英泉の掛物絵に、似たような作品が有るのかも知れま
紙本に描かれた江戸時代の肉筆浮世絵になります。落款や印章は有りません。描かれているのは手燭(燭台に柄をつけて持ち歩きに便利にしたもの)を持った、厠(かわや)帰りの美人を描いています。口には懐紙をくわえ手水で手を洗おうとしているようです。しかし江戸時代に、このような手水器が有ったのですね。龍の口から水が出るなんて、神社の手水舎のようです。今回の作品は無落款なのですが、伝・菊川英山となっています。伝〇〇〇と書くと古くから先