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Platinum32話で完結しました。このお話のタイトルであるPlatinum(プラチナ)は、銀白色で美しい希少性の貴金属。このお話のタイトルを決める時にプラチナの持つ輝き・希少性・美しさが潤君のイメージと重なるような気がしてタイトルにしました。このお話の中の翔君は、なかなか潤君の心が掴めきれずひとりもがいていましたが、実は、潤君の方は『しょお君と一緒に幼稚園バスで帰りたい』と言った幼稚園年少組の時から、翔君しか見ていなかったのですが、照れ屋さんだから
ずっと前からこうしたい、と思ってたけど、出来なかった潤へのキス。心臓が早鐘のように高鳴り、こんなにドキドキしたのは生まれて初めて。勇気を出して、潤の唇に俺の唇をそっと重ねた。潤の唇は思っていたよりもずっと柔らかくて、マシュマロみたいと言ったらいいのか、、、生まれて初めて経験した感触。ほんのちょっと唇と唇を重ねただけの短いキスだったけど、キスがこんなに心地よいものだとは思ってもみなかった。一度触れたらもう一度、、、今度はもっと長く潤の柔らかい唇を堪能したい。
潤とドライブデート、しかも潤の手作りお弁当付き♡こんなに嬉しい事はない。そう思っていたのに、、、「しょお君、あまり嬉しそうじゃないo(`ω´)o」・・・潤に怒られた「えっ?そんな事ない💦めちゃくちゃ嬉しいよ。」「え〜?ウソだぁ〜」「ホントだってば、本当に本当に嬉しいんだよ、俺。」「でも、それなら、『凄く嬉しいよ、ありがとう♡』って言って『チュッ💋』ってするのが普通でしょ?それなのにしょお君してくれないじゃない💢」「・・(@_@)‼️」えっ、ウソッ?俺
潤とドライブデート出来るのは凄く嬉しいし、潤が『しょお君しかいない』と言ってくれたのも嬉しいけど、消去法でそうなった、というのは、ちょっと複雑。嘘でもいいから、『ずっと前からしょお君とドライブデートしたかったんだ、僕♡』と言って欲しかった。それでも潤が、「ねぇねぇしょお君、ドライブの事だけど、しょお君はどこへ行きたい?」「俺は潤の行きたい所ならどこでもいいよ、潤はどこへ行きたい?」「ふふっ、多分しょお君はそう言ってくれると思ってた♪じゃあ僕が勝
潤が応援してくれる、となったら何がなんでも全て一発でクリアして、出来るだけ早く免許を取るゾ!そんな覚悟で教習所に通い始めて、2ヶ月弱で難なく免許を取得して、「潤、無事に免許取れたよ〜!」「良かったぁ〜、しょお君ありがとう♡」「ううん、どういたしまして。」どうして俺が免許を取って潤が『ありがとう』なのか、イマイチ分からないけど、でも、大学生のうちに免許は取りたいと思っていたし、今まで、潤と出掛ける時は、鳥居さんが車で送ってくれる事が殆どだったけど、免許さえあ
鳥居さんのギックリ腰というアクシデントはあったものの、それ以外は特に困った事はなく、俺と潤の留学は、無事に終わりを迎えて、、、この6ヶ月楽しく過ごせたのは、ホストファミリーのリティさん夫婦と(潤のお世話係の)鳥居さんのお陰で、感謝しても仕切れないくらいだけど、それよりも何よりも、潤が一緒だった事が大きかった、と俺は思っていて、「この6ヶ月間凄く楽しく過ごせたのは潤のお陰。潤が一緒で本当に良かった、ありがとう潤。」「ホントに?心からそう思ってる?」「うん、
潤が俺のほっぺに〝ちゅっ💜〟って、、、。潤からキスされた事は今までにもあるけれど、それは全て幼稚園の時の事で、10年以上前の事。鳥居さんのギックリ腰で、ケルン大聖堂に行けなくてちょっと残念、と思ってたけど、今は逆。(鳥居さんには悪いけど)鳥居さんのお陰でこうして潤からのキスをGET出来て、めちゃくちゃ嬉しい♡『鳥居さん、ギックリ腰になってくれてありがとう!このお礼は必ずします‼️』という気持ち。それにしてもびっくり❗️こんな所で潤にキスされるなんて思っても
俺がモタモタしながらも潤の手伝いをしていると、サヤさんが来てくれて、「潤君おはよう、大丈夫?」「あっ、サヤさんおはよう。しょお君も手伝ってくれてるし大丈夫だよ。」「そう?でも、何か手伝える事があったら言ってね。」「あっ、じゃああとで買い物お願いしていい?しょお君も連れて行ってしょお君には荷物持ちさせて。」「ふふ🤭了解!」「・・・(-_-;)」なんか俺、さっきからずっと、潤の尻に敷かれているような、、、しっかりものの潤と、頭が良くて機転が利くけど
鳥居さんがギックリ腰になってしまった事をサヤさんに話して、急いで潤(と鳥居さん)の家へ。「潤、大丈夫?」「あっ、しょお君来てくれてありがとう。」「ううん、全然。俺だって鳥居さんにはお世話になってるし。それで今鳥居さんは?」「うん、部屋で寝てる。」「で、何をすればいい?」「僕たちまだ朝食食べてないんだけど、しょお君はもう食べた?」「うん、食べたよ。」「じゃあ悪いけど、僕たちの朝食作るの手伝ってくれる?」「うん、いいよ!」と答えたものの、一体何を
留学も残り1ヶ月を切り、潤と2人で、「やっぱりお土産は買った方がいいよね?」「うん、僕おじいちゃんからお小遣い沢山貰っちゃったんだよね。おじいちゃんはお土産なんかいいよ、って言ってくれたけど、やっぱり何か買いたいし、お家で働いている人たちにも買いたい、と思ってるんだけど何がいいんだろう?」「うん、何にしたらいいのかなぁ、、、」「うん、難しいね。」そんな話をしていたら、ちょうど良いタイミング(?)でお袋からお土産のリクエストのメールが届いて、その
こっちに来てから1ヶ月以上お袋に連絡してなくてこっぴどく怒られて、これからは週に一度は連絡するように、と言われて、それには内心『面倒臭い』と思うけど、それ以外の事は快適。俺のホストファミリーのリティさんもサヤさんも優しいし、何よりも潤がいるし、それから潤の保護者代わりとして一緒に来ている鳥居さんは、俺の事まで面倒見てくれるし、、、なんだかんだ言いながら、俺って結構幸せだな、と思いながら充実した毎日を過ごして、瞬く間に時は過ぎ、気が付けば留学期間もあ
潤に付き合って貰ったにも関わらず、何も買わなくて、潤に申し訳ないからと、「ね、潤喉渇いてない?」「うん、そういえばちょっと渇いてるかな。」「じゃ何か飲みに行こうよ。付き合って貰ったお礼に奢るから。」「ホントに?」「勿論!」「しょお君が奢ってくれるなら凄〜く高いものにしちゃおうかな。」「え〜⁈」「ふふっ、ウソウソ。」「良かったぁ。」こうして2人で近くのカフェに入って、俺はアイスラテ、潤はホットラテを飲みながら、「そういえばしょお君、前から言わ
なんとしても潤とエマちゃんのデートは阻止しなければ、と思って、2人の買い物に無理矢理割り込んだつもりだったのに、、、当日になったら、女子はエマちゃんだけでなくてエマちゃん以外に4人も、、、(O_O)!「えっ?エマちゃんだけじゃ無かったの?」「うん、そうだよ。みんなピアスを買いたかったんだって。」「・・・」なんか複雑、、、今回参加した女の子4人は、俺と同じで、潤とエマちゃんのデートを阻止しようとして参加したのだろうけど、つまりそれは潤目当て、という事で、
留学して1ヶ月が経って、この1ヶ月間で、潤は女子たちから絶大の信頼を得ていて、今日も学校で、エマちゃんが落ち込んでいるのに気付いて慰めていた潤。授業が終わり、鳥居さんの車で家に帰る途中、「ね、今日エマちゃんと深刻そうに話してたけど何かあったの?」「うん、エマちゃんね、凄〜くお気に入りだったピアスの片方落としちゃったんだって、可哀想でしょ?」「・・・うん、、、そうだね💦」そんなふうにすぐに気付いて慰めてあげる潤が勿論大好きだけど、俺の事ももう少し分かって欲
嵐結成24周年㊗️おめでとう❣️嵐さんと同じ時代に生まれた事を感謝しつつ、これからもずっと嵐さんを応援して行きます♪💙❤️💚💛💜学校が終わって、潤を迎えに来た鳥居さんの車に俺も乗せて貰ってホームステイ先の家に帰って来たものの、何故か潤も一緒に来て、「サヤさ〜ん、ただいまぁ。」「ただいま〜。」「2人共お帰りなさい。」「ねぇねぇ、サヤさん聞いて!!」「なぁに?何かあったの?」「もうねぇ、しょお君たら、女の子たちにモテ
(潤に)色々振り回された感はあるけれど、ホストファミリーのサヤさんとも無事に会えて、、、(旦那さんのリティさんは会社に行ってて不在。)「今日から半年間お世話になります。櫻井翔と言います、よろしくお願いします。」と挨拶すると、「まぁ〜、翔君⁈こんなに大きくなって」と言われてびっくり。「えっ?俺、、、僕の事知ってるんですか?」「ええ、私松本社長、、、潤ちゃんのおじいちゃんの秘書をしていたから何度かお宅に伺っていて、潤ちゃんと遊ぶ翔君を見かけた事があるのよ。だから今
潤に左足をマッサージして貰って、次は右足、っていう時に鳥居さんから、「さあ着きましたよ。」と言われて外を見ると、目の前に建っているのは一軒家じゃなく日本で言うところのアパート。「えっ?ここが?住所間違ってないですか?」「ううん、間違って無いよ。このアパート、僕のおじいちゃんの会社が一棟丸ごと社宅として借りてるアパートで、しょお君がホームステイするのは3階のサヤさんの家って聞いてるよ。」「えっ?俺のホームステイ先はリティさんの家、って聞いてるけど、、、」「あっ
潤と一緒に留学出来て本当に良かった、と喜んでいたのに、現実はかなり厳しい、というか、、、まあ考えてみたら人生そんなに上手く行くものじゃない。なあんて、ちょっと年寄り臭い事を考えていたら潤が外の景色を見て、「しょお君、見て見て♪あそこの高い塔って教会かな?」とか「こういう街並み見ると、日本と全然違っててワクワクするね。」と、ニコニコしながら話し掛けてくれているのに、俺は、「ホントだね。」「そうだね。」と気のない返事しか出来ないでいたら、「しょお君大丈夫?具
俺たちを迎えに来てくれた人は俺もよく知っている人で、、、「ね、潤もしかして鳥居さんて双子?」「ううん、違うよ。何で?」「だって潤の運転手の鳥居さんだったら日本にいる筈じゃ、、、。」「ふふっ、びっくりした?鳥さんは僕より一足先に来て僕の為に色々準備してくれてたんだよ。ほら僕がこっちに来ちゃったら、鳥さん日本でする事ないでしょ?」あ〜、そういう事か、納得、、、じゃない‼️俺はとんだ勘違いをしていた。てっきり潤のホームステイ先は俺と同じ家だと思ってた。だから、
ドイツへのフライトはなかなか快適で、揺れる事も全く無く順調に飛行して、到着予定時刻通りフランクフルト空港に到着。「しょお君、やっと着いたね。」「うん、でも思ったよりも短く感じたよ。」「ふふっ、だってしょお君、一緒に映画観よう、って言ったのに途中で寝ちゃってたもんね。」「でもさぁ夜の出発だったし、飛行機が離陸してすぐに夜食が出て、それを食べて満腹になったら眠くなっちゃって映画を観ながら、つい、、、」「ふふふっ、でもしょお君の寝顔可愛かったよ♡」「ホントに?」
ドイツへのフライト時間は14時間強。ドイツに行くのは勿論初めてだし、14時間も飛行機に乗るのも初めてで、考えただけでちょっと憂鬱だったけど、潤が一緒なら話は別。こんなに嬉しい事はない。あっでも、もしかしたら潤はファーストクラスとかビジネスクラスかも、、、その可能性は十分ある。あ〜、折角潤と一緒なのに残念無念💧14時間ひとりぼっちかぁ、、、あれこれぐるぐる考えを巡らせていたら、「しょお君、何でさっきから百面相してるの?ニヤニヤしたかと思ったら、今度はしかめ
「・・・良かったですね、潤くん。」「えっ・・・」「櫻井さんに・・・まぁ、そういうことですよね。」「和くん///////」翌朝。翔さんと、相葉さんが席を外したタイミングでした。僕を見て、翔さんとの間に今までとは違う雰囲気があったと。それを、一目で分かったと言われてしまい、顔を赤くするしか出来ない僕でしたが・・・「・・・良かったですね。」2度目となるこの言葉で、ちょっとホッとしました。和くんは、翔さんを見ても、そう思ったと言ってくれたのだから。課題のレポートの為だけでなく、心か
俺がお袋たちにそろそろに行かなくちゃね、と話していると、「しょおく〜ん!」「潤!」「良かったぁ、間に合って、、、」潤がハァハァ言いながら、走って来た。もう来てくれないか、と思っていたから、嬉しい気持ちもあるけど、潤の顔を見るとちょっと辛い、と思う部分もある。そんな複雑な思いでいる俺に、潤はニコニコ笑いながら、「ねぇ、しょお君もう保安検査場に行かないと、」「あ、うん💦」潤が笑顔で、胸が痛い。。。泣きたい気持ちになるのをなんとか堪えながら保安検査場の前まで来て、
潤は寂しくないのかな、、、俺が半年間も留学して、離ればなれになっても。「ねぇ潤、潤は寂しくないの?」「何が?」「留学の事。」「あ〜、それ?ん〜特に寂しくないかなぁ、だって僕もう高校生だよ。」「、、、そっか(◞‸◟)」「あれっ?もしかしてしょお君寂しいの?ふふふっ🤭しょお君、意外と寂しがり屋さんなんだね。」ショック!!!潤は俺と半年間会えなくても寂しくないし、平気なんだ、、、今まで生きて来た中で、これほどショックだった事はない。潤にとって俺は
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--「…こちらが本日、大野先生の展示室を予約してくださった櫻井さんです」俺は受付前に立つ櫻井さんをニノに紹介する。今日の櫻井さんはチャコールグレイのスーツ。相変わらずめちゃくちゃカッコいい。あれからまた約1週間が過ぎて。櫻井さんが大野先生の作品を観にギャラリーに来る日がやってきた。「はじめまして。櫻井と申します。今日は大野先生の作品を鑑賞できる機会をいただけてとても光栄です」櫻井さんはニノにスマ
沢山悩んで決めた鳥居さんへの誕生日プレゼント。『鳥さん喜んでくれるかなぁ、、、』と潤は心配していたけど、、、「しょお君、今日学校から帰るときに鳥さんにお誕生日プレゼント渡そうと思ってるんだけど、しょお君も付き合ってくれる?」「うん、勿論いいよ。」そうして学校から帰る時に迎えに来てくれた鳥居さんにプレゼントのキーホルダーを渡すと、涙を流して喜んでくれて、「潤様、それから櫻井様、ありがとうございました。こんなに嬉しい事はございません、、、💧」「そんなに喜
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--俺は名刺を取り出して、、そっと裏を向ける。もしニノの予定がダメだった場合に連絡するということで、櫻井さんが名刺をくれてその裏にプライベートの携帯の番号を書いてくれていたのだ。俺は受付の子機を持ち上げてコールする。1回、2回、、「はい、、もしもし…」5回目のコールで櫻井さんの声がした。耳に心地よい低音ボイス。「あ、、お忙しいところ申し訳ありません…画廊『FREESTYLE』の松本と申します…
色々迷って潤が鳥居さんの為に買ったキーホルダーは、ちょっと渋い革製のもの。「鳥さん喜んでくれるかなぁ、、、」「絶対喜んでくれるよ。潤が真剣に選んだんだから。」「でもごめんね、しょお君にもお金出して貰っちゃって。」「いやいや、俺はほんの少ししか出してないし、それに、俺も鳥居さんにはお世話になってるから。」「ありがとしょお君。こうしてちゃんと買い物に来れたのもしょお君のお陰だから、何かお礼をしなくちゃね。」「いやいやお礼なんていいよ。」と一応遠慮した
※このお話は個人の妄想(BL)であり、実在の人物・団体とは一切関係がありません。--「…ふーん?昨日、大野さんの展示室の予約を入れたんだ。どんな人?」次の日。画廊の受付の奥にあるニノがいつもいる部屋。昨日は外出していて1日いなかったニノが今日は出勤してきたので、俺は櫻井さんの話をする。「あ、、うん。とても優しくて上品で、、すごくいい人だと思う。ニノも櫻井さんのことをきっと気に入ってくれると思うんだ。もし大野先生の作品をお譲りすることになっても絶対に大切にしてくれると思う。
日曜日、いよいよデートの日。俺の普段の行いが良い所為か、雲ひとつない快晴で、デート日和❤️予定通りに俺の家を出て、バス停に向かいながら、「ね、しょお君、バス代ってどれくらい?」「これから乗るバスは210円。」「210円?それってタクシーと同じ方式?」「ううん、そうじゃなくてどこまで行っても210円。」「ホントに⁉️」「うん。」「すご〜い!僕知らなかったぁ、、、バスって安いんだね〜。」「うん!あっ、でもね、全部のバスが一律の料金ていう訳じゃ無いんだよ。タクシ