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このように多くの伝説を残した安倍晴明ですが、たしかな史料で確認できる彼の履歴はさほど多くはありません。晴明の末裔たちは土御門家を称することになり、同家の記録によりますと、晴明は寛弘2年(1005)に他界し、系図に享年85歳とあることから、さかのぼって延喜21年(921)の生まれだということになっています。父は安倍益材(ますき)。その先祖は『竹取物語』で、かぐや姫に求婚する貴公子・右大臣安倍御主人(あべのみうし)だとされますがが、確証はありません。晴明の時代、陰陽
大河ドラマ『光る君へ』は今週の放送で、皇太子妃(居貞親王=のちの三条天皇の妃)が登場しました。藤原娍子@朝倉あきサン2024年大河ドラマ『光る君へ』より劇中では「御息所(みやすどころ)さま」と呼ばれておりましたが、お名前は藤原娍子(すけこ)。「また藤原氏…」と思われた方も、多いのではなかろうか(^^;どの藤原氏なんだ…というと、「小一条流藤原氏」の御方になります。小一条流!!出た!!やっと出た!!全く出てこないから心配していたんだよー(涙)(『光る
大河ドラマ『光る君へ』は、次回からいよいよ「越前編」へ。為時が下国「淡路守」から大国「越前守」に「国替え」となる経緯が、今週の放送で描かれました。「国替え」されてしまったのは、源国盛。源国盛@森田甘露さん2024年大河ドラマ『光る君へ』よりドラマでは、選ばれた国盛が「漢文ができない」ということで「越前守」は不適格であるとされ、漢学に長けた為時が選ばれる…という流れでした。「漢文は命じて書かせたもので私は苦手です」とか「どこかにいい通詞はおりませんかね~」とかの
堀内祐子『母がカーテンを開けない理由』堀内祐子『予知夢,正夢、デジャブ?』堀内祐子『みくがご飯を食べるようになったわけと次男』堀内祐子『#思わず笑顔になった瞬間』堀内祐子『次男からのアドバイス、活…ameblo.jp皇居の石垣はすごかった。あんなに大きな石をどうやって積み上げたんだろう?昔の人が築いてきたもの,積み上げてきたものに目で見えるかたちで触れることができると感動する。今年になって,また系図をやって行こうと,色んな人に助けてもらいながら少しずつ進めている。この制度を使って,早速
こどもの頃、夢中になった本は?小学生向けの「日本の歴史」全8巻です。現在、小学生向け「日本の歴史」を販売している出版社は多いのですが、漫画ばかりです。漫画が分かり易いことは確かです。読んだ子供は、分かったつもりになります。しかし、読んだら、お仕舞いで発展がありません。物語になった本の方が発展性があっていいと思います。例えば、源義家・義光兄弟の話です。あらすじは、以下のとおりです。清和天皇の子孫であり源頼義には、三人の男子がいました。長男は石清水八幡宮(京都府八幡市)で元
うちのブログは、アクセスの7割ちょっとが「検索」でいらっしゃる方々でして。ありがとうございます。日本古代史ばっかりやっている所ですが、たまに中世や近代や海外もやってます。ゆっくりして行ってってくださいましね☆で、アクセス解析を見てみると、多い日で「検索」の8割ほどは「系図」なのですが、ここ数ヶ月は『光る君へ』関連で来る「藤原氏」のほかに、「徳川家」でいらっしゃる方が多いのです。去年は大河ドラマが『どうする家康』だったので、その余波かな…と思いかけたのですが、検索ワードでは「徳川
武満徹さんが大好きです。数ある作曲家の中でもとびきり好きです。その中でも、一番は『系図』です無性にこの曲が聴きたくなります。幸いなことにyoutubeに画像が残っています。1997年9月6日放送N響アワー「武満徹の音世界」シャルル・デュトアさん指揮朗読は遠野凪子さん(当時17歳)デュトワ/N響:武満徹作品集1997年9月6日放送N響アワー武満徹作品集武満徹:系図精霊の庭シャルル・デュトワ/NHK交響楽団語り:遠野凪子http://kukikei.sakura.ne.
大河ドラマ『光る君へ』第8話「招かれざる者」では、盗賊団がお勤めに入った「東三条第」で逮捕されてしまいました。散楽一座の一員で、盗賊団の一味でもあり、まひろパートと道長パートの間を行ったり来たりしながらストーリーをグリグリ動かしていた直秀が、絶体絶命のピンチ。直秀@毎熊克哉さん大河ドラマ『光る君へ』より⇒★「現行犯逮捕」なので、助かる見込みはかなりキビシイ。SNSでも「直秀は来週で出番終了かな…」なんて見方もチラホラ。歴史上の人物ではなくドラマのオリジナルキャラクターで
『光る君へ』第7話「おかしきことこそ」の劇中で、「陣の定」を開催しているシーンがありました。で、SNS情報によると、字幕をオンにしていると、台詞があった公卿たち全員に役名が付いていたそうです。えっ…と驚きなんですけれども…。オープニングクレジットには名前なかったのに…。お願いだから名前載せてよNHKさん。せっかくなので備忘記録のために、そのシーンを書き起こして、さらに人物名を追記すると、こんなかんじ。序列1位・源雅信(正二位・左大臣)「帝が亡き忯子さまに皇后の称
「京都紫式部のまち」〜その生涯と『源氏物語』〜(2008年、淡交社)を読んだ。文は坂井輝久氏、写真は井上匠氏。32章に分かれていて、紫式部の生涯を追って重要な出来事を取り上げている。章の最初に関連する系図が載っている。そして本文は簡潔で分かりやすい。とにかく登場人物が多いが系図を参照しながら読むことができる。源氏物語との関連性にもその都度触れている。章の最後には実際に現地を訪ねた感想が紀行文のように書かれている。そして1章ごとに地図と写真が載っている。紫式部についてかなり整理ができて
大河「光る君へ」の予習になればと読んだ本。紫式部がこの時代、どんな立場にいて『源氏物語』を書いたのか光源氏をめぐる女性たちを通して紫式部は何を言いたかったのかを嫉妬と階級をテーマに解説してます。登場人物が多いので系図を描いたら「光る君へ」の役者とごちゃ混ぜになってました😅私がわかればいいので。。。🤣嫉妬という身近なテーマなので読みやすかったし大河もすんなり理解できてますいまのところ。藤原道長と紫式部の関係は大河のようなロマンチック?なものではなかったよ
さて、前回の系図では大弐三位賢子の子、孫、ひ孫に至るものを挙げたこのうち、天皇陛下に繋がっていくのは(A)高階為賢(B)高階為章(C)源有賢の妻なのだけど、系図って、時代が下るほど人数が増えて紙に収まらなくなる💦なので、ここからは、(A)(B)(C)に分けて記していく今回は(A)高階為賢の流れから高階為賢の娘は藤原能兼との間に範兼と範季を生むのだけど、能兼は早くに亡くなり、範兼は弟範季を養育するそして、範兼が亡くなった後は、今度は範季が、兄の幼い忘れがたみを養育するこ
「平安時代好き」で「系図好き」な人にとって有名な人物に「代明親王(よしあきら)」がおります。60代・醍醐天皇の第三皇子で、朱雀天皇(61代・923年生まれ)、村上天皇(62代・926年生まれ)の異母兄。延喜4年(904年)生まれ。母は藤原連永の娘・鮮子で、魚名流の一派である末茂流の女性でした。身分は更衣(下級の妃)。ちなみに、朱雀帝の諱は「寛明(ゆたあきら)」で村上帝の諱は「成明(なりあきら)」。醍醐天皇の皇子たちは「*明」という名前になっています(「安和の変」で失脚した「高明」は醍
『光る君へ』の公式サイトを見てみたら、なんと藤原惟成(これしげ)のキャスティングが新たに発表されておりました。大河ドラマ「光る君へ」第4回の相関図・キャスト(外部リンク)⇒★藤原惟成@吉田亮さん2024年大河ドラマ『光る君へ』より「藤原惟成って誰…?」というと、リンク先の人物紹介でも書かれている通り、師貞親王の乳母子(乳母兄弟)乳母の役目はオッパイ与えるだけなんて考えていたら、大間違い。幼児のころは皇子の成長を見守り、大きくなってからは教育までやらねばならない。
さて、冬嗣の子達だけれど、弟を通して、嵯峨天皇の皇后嘉智子と縁続きである美都子所生の子が主流として栄えていった次男と言われる良房は臣籍で初めて天皇の皇女である源潔姫を妻として、その間に生まれたのが、文徳天皇の女御明子のみだったことから、兄長良の子基経を養子として迎えた(長男でなくて次男に皇女が降嫁されたのが少し疑問で、もしかすると、長良と良房のいずれかは美都子の所生ではないかもしれないし、もしかすると良房の生母は、もう少し身分の上の女性ではないかと思っている)そして、良房の養子となった基経
新日本フィルハーモニー交響楽団第653回定期演奏会@サントリーホール10年に一度くらいの稀有な音楽体験でした。武満徹「系図」序奏の最初の音が響いた瞬間から滂沱の涙。ホルンが主題のメロディを奏でるともう号泣…そこから白鳥玉季さんの朗読、御喜美江さんの郷愁と滋味に満ちたアコーディオン。すべてが素晴らしく、曲が全て終わるまで涙は止まらず。マーラー「交響曲第4番」これもまた床しい音楽。レニーというよりハイティンクや小澤に近い引き締まったアプローチだが、何しろオーケストラの音色が綺麗なことこの上
◆◆◆くじょうみやび日録第二期◆◆◆……ってタイトル通りです。いやいや、実は、ありがちの(?)「持っていることを忘れた」という現象ではないんです。本当は、こちらを買おうとしたんですよ。女系図でみる日本争乱史(新潮新書)[大塚ひかり]楽天市場楽天市場で詳細を見るAmazon(アマゾン)で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}大塚ひかり『女系図でみる日本争乱史』なのに、すでに持っている本を購入してしまう
まだ大河ドラマ『平清盛』がリアル放送されていた2012年。「平安時代はドラマの題材に向いてないのでは」と語ったことがありました。ややこし過ぎる時代(関連)https://ameblo.jp/gonchunagon/entry-11250851859.html平安時代は、まだ「名字」がない時代。似たような名前がいっぱい出てきます。テレビという音声が重要なメディアで、音声では聞き分けがややこしい名前ばっかり出て来たら、混乱しちゃいますよね…というようなニュアンスでした。
来年の大河『光る君へ』に向けて、紫式部関連の系図を2つ、ご紹介しました。その続き…ということでもないんですが。よく「平安貴族はみんな親戚」みたいなことを言われます。確かに、その多くは「藤原さん」ですし、女系を辿ると意外な所で繋がっていたりもします。そこで、『光る君へ』に登場しそうな女流歌人たちが、どんなふうに繋がっているかな…というのを、ちょこっとやってみようかなと。系図をご紹介というより、系図好きなワタクシのMYチャレンジ!というような企画になります。範
新潟では昨晩から雪が降り始めて、積もるまではないものの、寒さが冬らしくなっております。毎年「ホワイトクリスマスになるかどうか」が関心事だったりするんですが、今年はどうでしょうかねぇ…。ちょっとは白くなっちゃいそうかな。さて、「勧修寺流藤原氏」、前回は紫式部までと、夫の宣孝・弟の惟規の子孫をご紹介しました。系図で見てみよう(藤原氏/紫式部周辺)(関連)https://ameblo.jp/gonchunagon/entry-12804259307.html今回は、宣孝の
来年の大河『光る君へ』。放送までいよいよ半月…というところまで来ました。今回は『光る君へ』の主人公・紫式部の先祖と子孫について触れた系図をご紹介してみようかなーと、そういうブログになります。例によって『百人一首』のお話も絡めて行きますので、宜しくですです☆先に言っておきますが、今回も系図に長々とした解説をつけてあります。解説…ということは、見方によっては「来年大河のネタバレを盛大にやっている」とも言えます。「それはちょっと…」と思われる方は、ご注意くださいね!
平将門は人気があります。ほぼ英雄視されている偉人です。神田明神のご本尊様であります。しかし将門はなぜこのように人気があるのでしょうか?それは平安時代に革命的な思想をもって朝廷に反旗を翻したからです。当時の朝廷から離れた国は今でいう県知事がおさめていました。当時の呼び名は守、介、掾、目との役職に区分されています。それぞれカミ、スケ、ジョウ、サカンと読みます。例を挙げれば武蔵守や山城守などの表現を宛てます。この守の位を与えられた県知事を受領といいます。ズリョウと読みます。例外と
昨日は、東広島の「元気市」で、みかん🍊を購入。元気市に登場予定の柑橘たちの家系図が、興味深いみはやという品種が珍しく、買ってみました。多くの柑橘が、清見の血を引いてるんだ。ふ〜ん。いろんな品種の、みかんがありました。りんごについても、マトリクス化してました。私は、最近、秋映が好きなんだけど、硬くて酸味があるということ。→まさに、私の好みはそうなるへそね〜。https://life.ja-group.jp/farm/market/detail?id=1809JA交流
この当時はこの状態が70年も続くとは思わなかったでしょう。韓国の政権が代わってやっと本来の姿に戻りましたが、相変わらず同胞という言葉を使いたがっています。ドイツでも東西に分かれて40年ほどしてから合併でしたが、統一感が出てきたのはここ数年のことらしいです。社会インフラから、社会制度から、過去の恨みからなかなか統合が進まず、言葉の使い方も大きく違ってしまい、西側は東からの「移民」を随分嫌ったという話を聞きました。半島の場合はもっと凄いことになっているでしょう。彼らが言うには先祖伝来の家系図
ワタクシの家系図について。仮吉方先は、両親の親元の故郷でもある九州にしましたが、先代の家系図をみる機会がありました。僕の祖父・祖母は、祖父は婿入りで祖母と入籍し、祖母は養子として僕の家系を引き継いでくれました。祖母は曽祖母の姪にあたるので、家系図的には僕は、血が繋がってるのは曽祖母までだったんですね。まぁ、言葉で書いても、分からないだろうし、かといって家系図を公開するわけにもいかないのですが笑家系図を遡ると先代とのつながりが見えてきて、八白の継承を感じた・という事を言いたかったの
家系図作成依頼時に準備(用意)しておくものを教えましょう家系図を、自分で作成するのは、すごく大変なんです。そこで家系図は業者に任せるのが一番です。家系図が完成するまでには約2~6ヶ月ほどの期間がかかりますが、お客様は安心して完成までお待ちいただくことができます。ご先祖様の情報をもっと知りたい家系図を眺めながら、ご先祖様のことをいろいろと思い、親戚一同の名前が書かれている家計図を眺めるのは、とても感慨深いものがあります。自分のルーツを知るのもひとつ興味ですが、ご先祖様が、
9月10日以来の投稿になります。2ヶ月以上空いてしまった理由は、9月の頭に、先祖と深く繋がっていると思われる家の方からご連絡を頂き、資料の交換をしていたからです。その家を拙稿ではS家としますが、うちの本家が藩に提出した系図に、天文年間に当国に逃げ、理由があってS姓を称したことを記しています。江戸時代のはじめにK村の庄屋職を私の方の先祖が務め、しばらくは嫡男が継ぎ、名字帯刀を久米ではなくSで許されています。お電話を下さったSさんは、K村(現在は地区)の歴史を研究する会の会長をされていた時期
バラード4について気になったことが献呈者のことだ。どこかで聞いたことはあるけれど、詳しくは知らなかった。ロスチャイルド家!そこで、しらべようとしたらこの本がヒット。広瀬隆「赤い楯」全4巻セット[広瀬隆]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}まだ1しか読んでいませんが、面白い。007の作者イアン・フレミングやシャーロック・ホームズまで飛び出す。読み物としては面白いけど、この系図?それがどうやら真実らしいのだ。ヨーロッパ各地に血族として結託?今に至るまで経済を支配
歴史系図トリビアこれは楽しい!おもしろい!そう感じるような歴史上の人物の系図を紹介していきますみなさんこんばんは(´Д`)。本日は歴史好きなぶたさんの大好物!楽しい歴史系図でございます(´Д`)!ぶたさんは歴史上の人物の系図がとにかく好きなんです。はい(´Д`)。本日は大河ドラマ「どうする家康」でも活躍している本多正信の子孫の話です。本多正信は徳川家康の謀臣です。いわゆる徳川四天王の1人である本多忠勝とは本多助政という人を共通祖先に持つと言われています。本多忠勝は助