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9月からスタートした秋のセミナー。最終日の23日(祝)は2つのセミナーが開催されました。まずは、「前田書法の神髄」と題して行われた筆力セミナー。当日担当の協会会長篠崎先生は前田書法研究の第一人者です。中国古典をベースとした前田書法は、美しく豊かな筆づかいが魅力ですが、習得するには少し難しく実に奥深い書法です。当日は、賞状技法士養成講座の教材を使いながら基本点画と字形の整え方を細かく解説。ベースとなった中国古典と比較しながら前田書法を深掘りし、参加者の筆づかいを丁寧に指導
11月は、協会にとって試験月間。先日のブログでは、当協会が長年実施している「賞状技法士一級試験」の当日の模様をレポートしました。今回は、もう一つの実用書道試験「実用書道師範一級位試験」についてご紹介します。「賞状技法士一級試験」は賞状筆耕のスペシャリストを目指す試験ですが、こちらは実用書道全般が試験内容となり当日は知識問題と実技問題にチャレンジします。午前中実用書道に関する知識問題が出題され、午後は6種類の実用書道課題を4時間の試験時間内に書き上げるハードな内容です。
今年12月から筆耕師としてデビューするため、7月中旬から個人レッスンを5回受講して、私のいとこが、筆耕師としてデビューすることが決まりました!!すごく練習熱心で、同じ字を何度も何度も書いて練習してるの!私もかつてそうでした。字が決まらないと、決まるまで書きたくなっちゃうから、同じ字がずっと続くの!!ジャポニカ漢字練習帳10マスを何冊使ったことか。筆耕は、練習していれば、下手になることはありません。ただ、こう書いたらよい形で書ける!と知って書くのと、知らないで書くのとでは、形良く書けるま
会社に入ったころから仲の良いメンバーが定年を迎えはじめている。これからの時代100才まで生きられるから、定年過ぎても働きたいですよね!!そのためには、好きな分野でスキルを磨いておくことが大事!字を書くことが好きな人は、筆耕の仕事についていれば、生涯現役でお仕事ができます。癖のない、楷書を書けるようにしておけば、お仕事先は沢山あります。体がいくつもあれば、あちらもこちらもお仕事したいくらい、夢がふくらみます!筆耕房では、癖のない楷書を書きたいという方、筆耕師として仕事をしていきたい方のた
昨日11月3日(祝日)文化の日。秋らしい晴天の中、第35回賞状技法士一級試験が東京、大阪の2会場で開催されました。当日の様子をレポートします。賞状技法士一級試験は、午前と午後各1課題ずつ計2課題の賞状にチャレンジする試験です。事前に指定されている5つの賞状用紙の中から2つが出題されるこの試験。いかに賞状を美しくバランスよく書き上げるか、技術もさることながら、長時間の集中力と平常心も求められます。東京会場は、受験者が多いため複数会場に分散して試験が行われますが、
こんにちは。気持ちばかりが先行して、なかなか体がついていかない書道家で筆耕士の清水です。やりたいこと、やるべきことがたくさんあるけど、なかなか消化しきれません。多くが予定より1月くらい遅れちゃっています。で、体もすぐにバテてしまいます。あれ、歳?そんな遅れている予定の一つがやっと消化できました。それが令和6年の年賀状の書き方の動画です。本当は9月に企画していたのですが、やっと公開できました。内容は「謹賀新年」「本年もよろしくお願いいたします」「令和6年」「元旦」「辰
こんばんは。今日は、三浦しをんさんの「墨のゆらめき」の感想です。このお話は、ホテルで結婚式の招待状を送るときの筆耕士のお話です。筆耕士の主人公は少々変わり者のような感じですが、お客さんの要望通りの筆遣いのできる人です。筆耕士。あまりなじみがないですが、この本を読んで、確かに自分の結婚式の準備の時を思い出しても、招待者への招待状は自分で書かなかったので、筆耕士さんに頼んでいたのだなと思い返しました。筆耕士という職業、ただ字がうまいだけではなく、こんな感じの書体で書いてほしいなどの要望に応
第70回杉並区総合文化祭美術作品展が、リニューアルされたセシオン杉並で開催されてます。私はウォルトディズニーの言葉、夢見ることができればそれは実現できるを書きました。相変わらず毎日偶然の一致が起きていて、インスタではここ連日起こっているシンクロを書いてるのですが、今日もありました。隣のエステに行ってエステティシャンと話していたら、シンデレラが好きって話になって、なんでシンデレラが好きなの?って聞いたら、主題歌の歌詞が好きだという。で、すぐさまYouTubeで曲を聞いたら、「夢は信じ
ボイシーでキャメレオン竹田さんの「姓名判断はすごいよ!」を聞いてたら、氏名の総画数が24画は、最強に良いと。あらゆる運がいい、仕事運、金運、健康運、人間関係、、、良すぎちゃうって言ってた。キャメレオン竹田さんも、カメレオンでも良かったんだくけど、総画数24に合わせるためにキャメレオンにしたと言っていた。私の名前も両親がちゃんと姓名判断の先生につけてもらって、総画数24画。いい名前つけてあげたんだよってよく言われていた。名前にこめられた意味が、奉書紙に筆書きされているものがいまだにある。
10月に入り、すっかり秋めいたさわやかな季節になりました。9月の展覧会とともに協会の一大イベント今年で35回を迎える【賞状技法士一級試験】の締切日が今週金曜日に迫ってきました。毎年11月に東京と大阪で開催しているこの試験は、午前午後一課題ずつ計2課題の賞状課題にチャレンジし、筆力やレイアウトなどの総合判断で合格が決まる協会の公開資格試験です。当日はA3枠有縦書き賞状をはじめとする指定された5つの賞状サイズの中からランダムに2課題を出題。サイズの違うものに対応する筆力、レイアウト力
筆耕通信講座または楷書100字添削通信講座を受講された方で、12月~1月に週に何回か希望の日に筆耕の仕事をされたい方は、筆耕房までご連絡ください。自宅での筆耕ではなく、年末年始のお札を書きに行くスタイルなので、都内もしくは、神奈川県にお住まい方がよい勤務地になります。まずは、ご連絡ください!筆耕師を目指したい方、筆書きのお仕事は、これからの季節たくさんありますので、筆耕通信講座または楷書100字添削通信講座を受講されて、筆耕のお仕事ができるように備えてください!!筆耕房では癖のない楷書
偉業の「偉」の書き順が怪しいと思ってたら、間違ってた~~~。作りの一画目、みなさん横から書く?縦から書く?これ、正解は縦画から書くの~まちがって運筆動画を撮ってしまいましたが、訂正ナレを入れたので、このままアップしちゃいます!写楽3号で書き方の解説つきで移、偉、意を書いてみる!写楽3号の小筆で常用漢字を書いていく!筆耕房では、楷書100字添削通信講座を開講してますので、ご活用ください。1回目は、任意の楷書、25字を書いてお送りください。用紙、大きさは自由です。用具は、小筆、筆ペン、ボ
9月も中旬を迎え、協会では11月の賞状技法士一級試験に向けて昨日から東京と大阪で「2023秋のセミナー」が始まりました。昨日初日を迎えた秋のセミナー内容は、午前筆力アップ講座午後B4枠有縦書き賞状対策講座です。今日は、大阪校でのセミナーの様子をご紹介します。ほぼ満席状態だったこの日は、今年一級試験を受験する方や来年以降受けられる方など熱心な受講生で熱気に包まれました。通学生や通信生、もちろん修了生の方も参加できるこのセミナー。午前の筆力アップは、基本点画や字形の整え方
先週、東京会場で開催された「第29回前田記念実用書道展」。今週は、場所を移し本日から大阪会場で開催されます。昨日、講師や受講生による会場展示作業が行われました。前田賞には、赤い大きなリボンが飾られ位置を微調整。賞状がきれいに飾られるように紐を調整したり、昨年の会場画像をスマホで確認しながら、掲示物の準備をしたりと細かい作業が続きます。そして、会場が整うと全員で最終チェック!大阪会場には、多くの賞状作品以外に…参加者全員が書いた恒例のミニ色紙作品や行書作品や命名軸などの実用
先週月曜日から開催していました「第29回前田記念実用書道展」東京会場が一昨日9日(土)に閉幕しました。天候にはあまり恵まれない予報だったため心配されましたが、多くの皆様にご来場いただき本当にありがとうございました。会期中のメインイベント、8日(金)に開催された表彰式の様子を本日はご紹介します。当日は、関東に台風直撃かという大雨の中、開催も危ぶまれましたが足元の悪い中にもかかわらず入賞者の皆様に東京交通会館2階ギャラリーにお集まりいただきました。当協会篠崎会長の挨拶か
『墨のゆらめき』三浦しをんさん随分お久しぶりな感じ何だか不思議感覚で始まり読み進めなったけれど。。ホテルマンと書道家の友情物語へと展開最近書道に関するあれこれ流行ってるのかよく目にする気がするねその書に見入ってしまう確かにゆらめいた感覚の文字があるよね〜一緒にご飯したり代筆したりで距離がどんどん縮まって突然の急展開へあ、そーなんだと納得正直225ページなので少し物足りない感じかなぁ筆耕士や漢詩も
こんにちは。有楽町で会いましょう♪筆耕士で書道家の清水克信です。早いもので令和5年も9月になりました。そして、毎年9月恒例の日本賞状技法士協会の前田記念実用書道展を見に行ってきました。日本賞状技法士協会は僕が学んだ実用書道の書道団体です。一時期、事務局に入り、講師もやっていました。僕にとっては実家のような大切な存在です。こちらのお二人が僕の先生です。このお二人がいなければ、筆耕士の清水克信は存在しなかったでしょう。技術的なことはもちろん、人間としての大らか
高校生、自閉症&重度知的障害がある娘を育児中。母、さこりんです。主に、母のつぶやきが多いです💦娘のおかげで発達障害児ママとして常に成長させられています。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*こんばんは😃🌃残暑だけど、今日も日中は暑すぎた💦結局…。賞状筆耕、全文3枚。再度書くことはなくなりました。依頼先は関東なんで。週末の大会まで、主催者の押印もしないといけないらしく。それで、間に合わないかもしれないと。そこで、地元での筆耕出来
高校生、自閉症&重度知的障害がある娘を育児中。母、さこりんです。主に、母のつぶやきが多いです💦娘のおかげで発達障害児ママとして常に成長させられています。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*結局…。もう1箱の賞状が入った荷物は見つからない可能性が出てきて…依頼先と相談した上。特別賞だけを書くようになる方向へとなりました。事件(笑)はこちらから。↓↓↓『母のパニック、20数年前続いていた事が通用しなくなったこと。』高校生、自閉
お盆休みが明けても、猛暑続きの毎日ですが皆様いかがお過ごしですか?協会の一大イベント「第29回前田記念実用書道展」開催まであと2週間。先日、作品を額に入れる額装作業が行われました。この日は、展覧会実行委員の先生方と事務局メンバーなど総勢10名で作業を行いました。積み上げられているのは、賞状用の額です。1つ1つの作品を慎重に丁寧に額に入れていきます。作品には、賞名とお名前を貼り付けます。毎年200作品以上の出品がありますが、入選作品にはすべて毛筆で揮毫した名札が貼り付けられ
★★★タイトルと装丁から、しっとりとした物語を想像していたが、頁を捲ればポップでコミカルな、しをん劇場が開幕。軸となるのは、西新宿の老舗ホテルに勤務する続力(つづき・ちから)と、遠田書道教室の書家・遠田薫。続が招待状の宛名書きを依頼する為に、遠田の元を訪ねた事から二人のユニークな交流が始まる。真面目を絵に描いたようなと続と、マイペースな遠田が放つ会話のキャッチボールがテンポ良く楽しい。筆耕士という仕事がある事を本書で初めて知り、書の奥深さも感じた。猫のカネコ氏の可愛さ
もう字が汚ないなんて言わせない!今度こそ字を見られたくない私を卒業♡子育てしながら美文字を叶える♪癖字に悩むママのためのペン字講座ペン字講師の岡本智美です。神戸市垂水区を拠点に通信・オンラインで全国へペン字レッスンをさせていただいております。ただいま絶賛自己紹介中〜〜!!というわけでもうしばらくお付き合いくださいませ♡【自己紹介①】はこちらからご覧ください♪『【自己紹介①】パート主婦→ペン字の先生♡キッカケはメニ
時の流れが止まった…偶然では有るけれど本日、勤務先に筆耕士の方が来社されちょっとした書き物をされていてその場所に立ち会う事が出来ました。筆耕士の方が墨を擦り書き始めると居合わせた同僚達が無言になりそこだけ時間がゆっくりと流れるような気がしました。書き上げた筆耕士さんが「よしっ」と言った時の緊張から解放された瞬間が何とも言えず気持ち良かったです。
7月も中旬、協会では現在今年の前田展応募作品が出揃い審査の真っ最中です。さて、9月の展覧会が終了すると、今年も賞状技法士一級試験のシーズン。今日は一級試験対策も含めた秋のセミナーのご案内です。先日、刷り上がったセミナー申込書はこちら👇定番の一級試験直前対策に加え、今年は9月末に発刊予定の新刊本「一級試験レイアウト対策」の特別セミナー。そして東京会場では、さらに協会会長篠崎先生による「前田書法セミナー」や実績抜群の協会講師による「筆耕セミナー」など盛りだくさんな内容です。セ
こんにちは。描画筆子です。下記の通り【墨レッスン】【硬筆+水筆】のスケジュールをお知らせいたします。※7月26日、28日はACTO日吉閉館日のためお教室はお休みになります。<日程>■8月【墨レッスン】⇒⇒2日(水)、4日(金)、23日(水)、25日(金)【硬筆+水筆】⇒⇒18日(金)、30日(水)※9日、11日、16日はACTO日吉閉館日■9月【墨レッスン】⇒⇒6日(水)、8日(金)、20日(水)、22日(金)【硬筆+水筆】⇒⇒13(水)、15日(金)、27日
こんにちは。今朝トレジムで腰を痛めた、筆耕士で書道家の清水です。これまでも肩や脇腹はよく痛めていたのですが、腰は初めてです。デッドリフトという、しゃがんでバーベルを持って、立ち上がる種目なのですが、腰の左側が「プチ」と言いました。激烈に痛いわけではありませんが、座ったり、立ち上がったり、体勢を帰る時に明らかに腰が曲がりません。やっちまったぜ。ま、仕方なし。湿布を貼って様子を見ます。さて、そんな清水ですが、もう一つやっちまったぜ!何これ?信じられないミスです。実は昨夜、
都内の某神社で筆耕士として採用されました。主な仕事は、御朱印書きと御札に文字を書く事です。応募者多数の為、書類審査後、5分以内に大きさの異なる短冊6種類の書き上げと和歌の散らし書きの実技試験がありました。硬筆ですが、仮名の散らし書きの勉強が役に立ちました😁線が硬い…力入りすぎ…な作品です。『ぬ』のガタガタさ…😱更に面接→再度本番を見据えての実技試験。上記の様に書くと大変そうに見えますが、毛筆検定1級の試験と比べたら内容は楽勝です😅すんなりと書けました。右手の震えが止まらなかった、
6月も明日で最終日。今週来週と協会では作品の締め切り日が近づき事務局には連日多くの作品が届いています。明日6月30日(金)は、「道」新緑号の作品締切日です。来週は7月7日(金)は、「前田展」の作品締切日です。こちらが「道」の作品。今回の上級課題はA3枠なしでした。そしてこちらが「前田展」の作品。どの作品も力作ぞろい!受講生の皆さんの思いが伝わってきます。最近は、郵便事情もあって少し届くのに時間がかかるようです。余裕をもってご提出ください。作品の到着を心よりお
こんにちは。漢字よりもひらがなの方が難しいかもね。筆耕士で書道家の清水です。今回は当ブログ「美文字の科学」らしく、ひらがな「を」1文字を徹底解説したいと思います。「を」は角度・長さ・左右のバランスが絶妙な字なので、苦手にしている人って多いんじゃないかな?今回はその辺を感じていただければと思います。まずは、「を」の元の漢字です。「を」の元の漢字は「遠」です。「遠」を草書にして(画像下)さらにシンプルな形にしたのが、ひらがなの「を」になります。知らなくてもいいけ
6月も下旬。あちらこちらで紫陽花の美しい姿を目にする季節です。先日、銀座校近くで撮影したのがこちらの写真。さて、毎年この時期になるといよいよ前田展の作品の締め切り日が近づいてきます。出品される皆さんはラストスパートの時期ですね。今年の締め切り日は7月7日(金)。あと2週間となりました。選りすぐりの作品が全国から集まる前田展ですが、賞状を始めとした作品作成のポイントは、やはり美しい文字をいかにバランスよく書いて仕上げるかです。そこで今日は、当協会がお手本としている前田書法に