ブログ記事804件
ふがいない僕は空を見た/窪美澄読了です!--------------------高校一年の斉藤くんは、年上の主婦と週に何度かセックスしている。やがて、彼女への気持ちが性欲だけではなくなってきたことに気づくのだが――。姑に不妊治療をせまられる女性。ぼけた祖母と二人で暮らす高校生。助産院を営みながら、女手一つで息子を育てる母親。それぞれが抱える生きることの痛みと喜びを鮮やかに写し取った連作長編。R-18文学賞大賞、山本周五郎賞W受賞作。---
11月もあっと言う間に過ぎて行きましたね11月は50年前のサッカーの仲間との再会今のチームのメンバーとの飲み会等等、飲み事が多い月でしたそんな中、読書のペースは上がりませんねさて、1冊目は初めて読む永井みみ作品ものすごく話題になっていた本で1月に予約してようやく配本された。認知症で施設に入所する主人公の壮絶な人生の物語。読み終えて、何なの??と正直な感想2冊目は「おいしいご飯がたべられますように」の高瀬隼子作品「いい子のあくび」人間の心の闇がさらりと描かれていて怖い
突然ですが、ブログのタイトルを変更しました。『気ままな視点』から『わたしの小さな暮らし』になりました。これからもよろしくお願いします年が明けて、50歳になってからタイトルを変更するつもりでした。でも、昨日ふっと新しいブログタイトルが浮かんだので(特別、斬新なタイトルではありませんが)フライングで変えました(笑)タイトルには、今の暮らしを愛おしむ気持ちを込めて(時には努力をもって笑)・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚
話をしよう「死んだら誰の話も聞けないし、自分の話もできないからな」朔が満ちる窪美澄(130p)よりブログテーマ一覧はこちらですclickしていただけると励みになります
11月の読書はなんと(笑)10冊🙌面白い本にたくさん出会えたり♡なんだか集中できたりで読書を楽しんだ11月急に読書欲上がりました🤭そしてまさかの年間読書目標50冊今月達成🎊今年は達成できないと思っていたよ😅41📕ノストラダムス・エイジ✏️真梨幸子🍀詳伝社ノストラダムスの大予言。1972年に出た本だったとは知らず…長きに渡って影響があった本だったんですね。私も1999年7月が近づくのが怖かった記憶…。そんな予言に翻弄?!された世代と、エックスデーだった1999年
46ルミネッセンス窪美澄窪さんらしい短編集、と思ってたらラストがまさかのダークサイドなストーリだった(;´∀`)47光のとこにいてね一穂ミチ今年度の本屋大賞3位。最近の本屋大賞は?なので期待しないで読んだらとんでも傑作だった。ある2人の女性の、友情や愛情を越えた魂の結びつき。ご都合展開はあるものの、こういう運命の相手に出会えたら、と思わずにはいられない読む手が止まらなかったラストは読者にゆだねる形なのもいい。私は、駅で結珠が待っているラストを想像し
よるのふくらみByMisumiKuboついつい引かれてしまいカリフォルニア州の図書館から取り寄せちゃいましたドラマを観ているような感覚でさくさくと読めました。綺麗事だけでなく、人間の内面のドロドロとした生々しいものも堂々と見せてくれます。「誰にも遠慮はいらないの。なんでも言葉にして伝えないと。どんな小さなことでも。幸せが逃げてしまうよ。」相手に思ったことを言葉にして伝えることの大切さ。簡単なようで一番できてなかったりもするわけで、その重要性を改めて感じました。正直読んでいて気持ちの
気温の変化が激しいですね。外に出る時、何着ていこうかと迷います。そろそろコタツを出そうかな『嘘つきジェンガ』辻村深月ジェンガとは?「ブロックで組み上げた塔からブロックを抜き取って、倒したら負けというゲーム」あぁ~!あのゲームね『詐欺』をテーマにした3つの短編集です。☆ロマンス詐欺☆お受験詐欺☆サロン詐欺ふと魔が差し、泥沼とは思わずに足を踏み入れ…気づいた時にはもう抜け出せない。ジェンガのようにどんどん嘘を
先週から、インフルエンザにかかってしまいました。読了本は、たまっていて(10冊)忘れないうちに簡単にでも、レビューを書かなくてはと思っていたのですが、しばらくは、スマホを見ることすらできないレベルで辛くて。。。医師の許可も出て、ようやく社会復帰できました。BOOKデータベースより「恋という言葉では到底つつみきれない、たくさんの感情と人生のシーン。第一線の現代人気作家たちの手で紡がれる、繊細で豪華なアンソロジー!島本理生『最悪よりは平凡』特別な名を持つ平凡
読書日記2023-242ルミネッセンス窪美澄(著)[光文社2023年7月発行]✩✩✩あらすじ低層の団地群を抱くその町は寂れていた。商店街にはシャッターが目立ち、若者は都会に去り、昔からある池には幽霊が出るという。その土地で人びとが交わすどこか歪な睦み。終着点は見えている。だから、輝きに焦がれた。燃え尽きてもいいから。直木賞作家のダークサイドで染め上げられた連作短編集。感想いつもの窪作品とはひと味違う感じでした。"ダークサイド"なるほど、その言葉が当ては
「夜空に浮かぶ欠けた月たち」窪美澄さん著(2023年)一気に読みました。物語は、東京の大学に進んだものの、キラキラ輝いている周りの人たちに劣等感を抱き、学校に行けなくなった篠原澪から始まる。バイト先の喫茶店の純は、食欲がなくなった澪を気遣い、精神内科を受診するよう、勧める。カウンセラーのさおり先生が、澪に語り掛ける。「篠原さん、これからは自分のできたところを加点方式で褒めてあげてね。うつになってしまう人は、まじめすぎて自分に厳しくしすぎて、
夜に星を放つ(文春e-book)Amazon(アマゾン)少年時代。夜の薄暗さは怖かったけど、夜空を眺めやがてくる朝にかすかな希望を感じて日々過ごした事を思い出した。直木賞受賞作の五話短編小説。いずれも星が登場する作品。コロナ元年の物語が2つあり、当時を思い出しながら読んだ。酒鬼薔薇事件を描いた作品でも感じたが、少年少女の心の揺れ動きに共感された。私は『星の随に』の父親が息子に対して、家族に対しての意識の変化に自身を当てはめてしまった。家族の理想像が他の家族がついていけているか。独
未紹介だった最後の4冊です。1、2冊目は、まさきとしか著「熊金家のひとり娘」、「ある女の証明」(幻冬舎文庫)です。最近ちょっと気になっている作家の作品です。熊金家のひとり娘(幻冬舎文庫)/まさきとしかある女の証明(幻冬舎文庫)/まさきとしか3冊目は、窪美澄著「トリニティ」(新潮文庫)です。これも最近お気に入りの仲間入りした作家の未読の作品です。トリニティ(新潮文庫)/窪美澄4冊目は、朝倉かすみ著
2022年の直木賞受賞作。夜に星を放つ窪美澄大切な人を失う喪失の物語。短編5編。ブログで紹介している読了本はとても気に入ったものだけにしています。私は短編よりは長編小説が好きで、この本も実はそこまで気に入ったわけではなかったのだけれど、5編中の1編がとても印象に残りました。それは交通事故で亡くなった母親が幽霊となって娘の前に現れるお話。突然死んでしまったお母さん。死んでも尚、いじめにあっている娘が心配だったのでしょう。最期は凄みある愛で娘を守り消えていきます。なんかもう泣け
さよなら、ニルヴァーナ(文春文庫)/窪美澄女児に声をかけて誘い出して殺害し、切断したその体の一部を放置した猟奇殺人事件は、後日逮捕されたその犯人が少年だったこともあって世間を大きく震撼させた。「少年A」と呼ばれたその少年は、更生を果たして社会のどこかに普通の青年として生きており、その青年の存在に大きく惹かれて現在の彼の姿を追い求める少女と、その少女と偶然知り合って娘の姿に重ね合わせる少年Aに殺害された女児の母親、小説家になることを夢見ながらも全く目が出ないことに絶望する女性の
先日話題になったTBSドラマ「VIVANT」は、ロケ地に島根県が使われたことで、地元では大変な盛り上がりでした。松江、出雲、奥出雲と行われ、特に奥出雲ではスタッフが何十人も泊まり込みで、地元民の方の接待も盛大だったようです。今でも、福澤克雄監督や福栄ドラムさんが来て、トークショーなど行っています。ロケ地巡りのパンフなどもあるそうです。堺雅人さんや、阿部寛さんなど、生の大物芸能人を観る機会はそうそうないですから。日曜劇場VIVANT×島根県ロケ地MAP
窪美澄さんは、デビュー作「ふがいない僕は空を見た」、二作目「晴天の迷いクジラ」を読んで以来、ほぼ10年ぶりになります。上記2作はとても素晴らしくて「お勧め」と書いた覚えがあるのですが、その後は何故か読むことがなく・・・・。今回は直木賞作ということで、久々に読むことにしました。コロナ禍のさなか、婚活アプリで出会った恋人との関係、30歳を前に早世した双子の妹の彼氏との交流を通して、人が人と別れることの哀しみを描く「真夜中のアボカド」。学校でいじめを受けている女子中学生と亡くなった
窪美澄著「夜空に浮かぶ欠けた月たち」読了📘短編が六つ。有名絵画がタイトルに。舞台は、町の片隅にあるメンタルクリニックと、同じ町にある純喫茶。主人公は、真面目で頑張り屋、人に頼ることが苦手な人たち。楽しい話ではないけれど心温まる物語。
10月の読書メーター読んだ本の数:65読んだページ数:16485ナイス数:561夫妻集の感想夫婦それぞれ。結婚…、家族…、みんなちゃんとやっててすごいな。読了日:10月01日著者:小野寺史宜たまたま生まれてフィメールの感想他の著作も読んでみよう。読了日:10月01日著者:小川たまかたまねぎとはちみつの感想Inboccaallupo!読了日:10月01日著者:瀧羽麻子紅一点論―アニメ・特撮・伝記のヒロイン像の感想毒舌に若干引きつつも面白かった。読了日
10月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:1966ナイス数:151ルミネッセンスの感想窪さんの語り口が昇華されている、と前に書いたが今度は励起(ルミネッセンス)である。この語り口を楽しめばいいのかと、最初は気づかなかったのだが1話、2話、3話は同窓会つながりで人物共通している連作集なのだ。その趣向の中では2話「蛍光」が1番印象的だが作中唯一前向きな終わり方をしている4話「宵闇」が異彩を放つ。最終話はまた「池」が出て来るのだが、自分としては期待したのと違う方へ行ってしまった落ち
10月の読書は4冊前半ガガっと読んで後半はしりつぼみ…💦このままだと読書目標、年間50冊は達成出来ないかもなぁ💦ハハハ…37📕夜に星を放つ✏️窪美澄🍀文藝春秋直木賞受賞作らしい!星を絡めた五つの短編。どれもハッピーエンドで終わらないところがリアルで好き。「湿りの海」が後を引いたわ…。“湿りの海”という絵があることも、月面にいろんな名前が付いていることも今回“湿りの海”をググって知った。38📕犬を盗む✏️佐藤青南🍀実業之日本社やっと回ってきた2度目の予約本。
都心の古ぼけた団地で、姉と二人つましく暮らすみかげ…時代の吹きだまりのような場所で、明るい未来が思い描けず「死」に惹かれる彼女…そんな彼女の前に、団地警備員を名乗る老人が現れ、日常は変わり始めていく📖お邪魔しているブログで何回か見かけたこちらの本…図書館で出会ったので借りてみました!読み始めてすぐに、あまり好きな感じの話ではないかもしれないなぁ…と💦やめる?やめない?と葛藤しながら、結局読みました(笑)父親を亡くし、母親に捨てられ、団地で暮らす姉妹。姉の仕事は風俗…妹は喘息持ちで仕
ブログを読んでくださるみなさん『おはこんばんちは』わたなべです。いつもありがとうございます。読了日記📔先日紹介した本もそうだったのですが、実は、欲しかった本とセット売りされていたので読みました、という一冊でした。【やめるときも、すこやかなるときも】窪美澄やめるときも、すこやかなるときも(集英社文庫(日本))[窪美澄]楽天市場やめるときも、すこやかなるときも【電子書籍】[窪美澄]楽天市場【中古】やめるときも、すこやかなるときも/窪美澄/集英社[単
今日の飲みもの東南アジア系の料理屋さんのランチで上司がココナツジュースを頼んだら想像していなかった形で出てきた笑(私は普通のパインジュースを飲みました…笑)最近撮った写真セイタカアワダチソウの群生(車中からでブレてる)いつもは車で行く出張地に、前後の予定の関係で、高速バスを使って行ってみました🚌使ってる道は同じはずなのに、いつもとは違う視界で楽しいのどかで、山があり、少し行けば海もある土地。紅葉はまだ早くてとにかくどこを見てもセイタカアワダチソウ最初、ブタク
夜に星を放つ/窪美澄第167回(2022年)直木三十五賞ノミネート3回目での受賞とのこと窪美澄さん作品2作目装画:松倉香子装幀:大久保明子表紙を見て星の王子さまを連想(私だけ?)最後の短編の男の子がモデルかな5編からなる短編集短編が直木賞受賞、というのはこれまでにもあるけど個人的にはできれば長編がいいなあ、と思ったのでした荻原浩さんが受賞したのもなぜか短編だったインタビュー記事で使うエネルギーは
みなさん、こんにちは😃今日は、起きてから調子が良さそうだったので、やることリストを書いて行動しました!(以前の、やり過ぎダウンに相当こたえた😅)。リスト以上にもっと出来そうだけど、我慢😣我慢!一番やりたかった、カトラリー🍽️の整理が出来たので、よし読書記録📕ちょっとほろっとして、良い言葉を刻んで🙆ガラスペン🖋️も、久しぶりにやりましたなぞり書きは、滲んでしまって納得があまりいかず。。。冷やし抹茶今日も、充分、充分余裕を持って1日を終えましょう☝️
10/16三宮実施しました。催眠術にかかりたい。かかっていないにも関わらず、怪しい集まりへ。日常がこんなに面白いのは、描き方と切り取り方だけではないようです。そして、お話に出てくる准教授は一癖も二癖も。瀬尾まいこさん作が推しで映画化の嬉しすぎ案件は、自転しながら公転しそうです。紹介された本です。・雨月先生は催眠術を使いたくない/奥野じゅん・僕の隣で勝手に幸せになってください/蒼井ブルー・夜明けのすべて/瀬尾まいこ・すてきな退屈日和/宮田ナノ・夜に星を放つ/窪美
\いよいよ今夜放送🌙/レギュラー番組への道#おやすみ王子人気女性作家たちによる「🍎秋の果物🍑」をモチーフにした書き下ろし作品📚✨小川洋子×水上恒司「桃の種」✨千早茜×藤岡真威人「木守柿」✨窪美澄×犬飼貴丈「林檎」3人の王子たちの朗読で心安らかに眠れますように💤21(土)[総合]後11:30四年ぶりに復活!女性のための「読み聞かせ」番組。物語はすべて、人気女性作家たちによる「秋の果物」をモチーフにした書き下ろし【出演】水上恒司、藤岡真威人、犬飼貴丈
タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース(単行本)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}タイム・オブ・デス、デート・オブ・バース著者:窪美澄出版社筑摩書房(2022/12/19)発売日2022/12/19言語日本語単行本224ページ直木賞作家の新境地。東京の古びた団地が舞台の、生と死をめぐる成長譚。とある団地で5歳上の姉・七海と暮らすみかげ。父とは死別し、母は数年前に出て行ったきり。家計を支える姉に心苦しさを覚えながらも、ぜ
窪美登の作品。2014年に新潮社から刊行で、私は文庫本を読んだ。窪の作品は前に一度読んで、「また何か読もう」と思っていた。本作はタイトル作含め、6つの中編が入っている。登場人物はみな同じで、メインは保育士のみひろ、近所に住む圭祐と裕太という兄弟。みひろの家は文房具店(閉店寸前)、兄弟の家はかつて酒屋を営んでいた。商店街の中で、良くも悪くも「みんなに知られて」育った。場所は東京のどこかだが、はっきりとはわからない。3人の誰かの視点で、話は進んでいく。