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宮島さん本屋大賞受賞おめでとうございます受賞時のゼゼカラのユニフォームが素敵でしたよ。元気が出て、入試まで出題されてお世話になった作品、嬉しいです忙しく、さあ腰を据えて本読むぞにはなかなかなれない、かと言ってSNS、YoutubeTiktok、Xポストには敏感な世代にオススメできるイマドキ本です。成瀬は天下を取りにいく「成瀬」シリーズAmazon(アマゾン)成瀬は信じた道をいく「成瀬」シリーズAmazon(アマゾン)惜しくも2位ではありましたが素晴らしい
遊歩道沿いの池は、数日の雨の後だったせいか、水をたっぷりと湛えていた。道沿いには、盛りを迎えたネモフィラ通りが続き、水色の花と新緑を映した水面の輝きがコントラストを見せていたそして、池には水中から茎を伸ばしてきた蓮の葉が広がり始めているもう数週間もすれば、茎を空中に出し、葉もさらに大きく広がっていることだろうフーっと大きな息をするように伸びていく蓮の茎。人間も大きく息を吐き、規則正しい呼吸ができるようにと、願わずにはいられない窪美澄さんの『ぼくは青くて透明で』を読み終えて、まず、
精神科医の夫・旬とカウンセラーの妻・さおりが営む「椎木メンタルクリニック」を舞台にした連作短編集クリニックにやってくる人達は、みんな一生懸命で頑張りすぎていて。無理を重ねた結果、心が疲れ切って、限界を超えてしまったのだなと。決して特別な事ではなく、誰もがその立場になってもおかしくない。作中でさおり先生が言う「人間は完全な丸じゃないし、誰だってどこかが欠けているものなの」この言葉に救われるし、小説のタイトルにつながってるのかなと思った。また、表紙のタイトルのロゴの文字が、よく見