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令和八年秩父曼荼羅小屋の大峯修行につきましてご案内申し上げます。正式なご案内は、事前にご希望戴きました方に令和八年3月頃ご連絡差し上げます。予定令和八年7月11日(土)~13日(月)修行予定1.山上ヶ岳(男性のみ)2.笙ノ窟大普賢岳山麓(男女)3.天河大辨財天社昇殿参拝(全員)4.大峯山母公堂内陣参拝(全員)5.他荒天の場合、高野山参詣などへ変更あり。宿泊先天川村洞川「あたらしや旅館」2泊参加費35,000円(一般予定)宿泊費30,000円(予定)※参加
師走も中旬となりました。本日は「武之礎」稽古納めとなりました。細かい技や間合いについて繰り返し反復となりました。最近、秩父曼荼羅小屋では鍼灸がブーム?となっておりますが、陰陽や経絡、ツボなど武術にも共通する内容となります。様々なことは繋がっておりますので各々の皆さんが活かして戴きたいものです。体の何処を押さえると何処が反応するのか正にツボと経絡となります。手足の感覚や氣の流れ全ての感覚を使って行きます。令和八年も「修験」に活かせる稽古を重ねてまいります。「武之礎」武
秩父今宮神社から秩父神社へ。秩父夜祭の余韻が残る秩父神社ですが、初詣準備が進んでおります。本日も参拝者が多く見られました。境内には出店も既に軒を並べております。本殿で御挨拶の後、初参拝の方に秩父神社やつなぎの龍や三猿、左甚五郎などの説明をさせて戴きました。左甚五郎と云えば日光東照宮。実は深い関係があるのです。【日光東照宮と私、峯龍】私、峯龍も深い関係があります。私の曾祖父の兄弟が戊辰戦争の時に日光東照宮の別当であり、「御神体動座」の中心人物だったからです。数年前、日
本日は13日、虚空蔵御縁日辰の日に令和八年の新御札を受けに秩父四社参詣に出掛けました。先ずは朝一で三峯神社へ。三峯神社は午前10時までに到着できれば渋滞は回避できますかな?予定どおり、秩父曼荼羅小屋有志の皆様と渋滞は無く10時前に駐車場に到着しました。それでは令和八年の新御札受け参詣を始めたいと思います。三ツ鳥居をくぐり、妙法ヶ岳の遥拝所へ。妙法ヶ岳が三峰の一つ、俗に云う三峰山となります。妙法ヶ岳遥拝所は表参道登拝道にあります。鳥居は両部鳥居で修験や密教神道であったこ
大峯山内道場龍王講社の秩父曼荼羅小屋では修験道(山伏)を学びたい方に門を開いております。男女は問いません。興味のある方から先達を目指す方まで対応いたします。一定の期間と経験を経て基準を満たす方には秩父曼荼羅小屋が、修験道の本場である大峯山の真言宗醍醐派大本山龍泉寺へ「先達補任」の推薦をいたします。龍泉寺より許可が出され「先達」の「補任状」が授与されますと併せて修験道(山伏)の「結袈裟」や「装束」「法螺」等の所持着用の許可状も授与されることになります。※修験道の「先
師走龍王祭は高野山真言宗で伝法灌頂と教師試験を終えた米国行者の弘英行者と恵印法流を終えた満月斎さんも参列され有意義な時間となりました。龍王祭の冒頭に弘英行者の声明ではじまりました。恵印法流七壇法の伝授を終えた満月斎さんからは秩父曼荼羅小屋へ七壇法の写仏画が奉納され皆様に披露いたしました。午後からは、先月の日本山岳修験学会伊勢学術大会の報告と伊勢信仰の考察をいたしました。皆様とても興味深く聞いて戴けた様です。様々な資料や伊勢信仰絵図など目を通されておりました。弘英行者と
秩父夜祭の余韻が残る秩父。夜祭翌日から青森で活躍している尼僧さん(会員)が秩父曼荼羅小屋に来山(帰山)されました。先ずは何時ものとおり、秩父今宮神社にて御挨拶。秩父夜祭の翌日ながら、参拝者が結構いらしておりました。神仏へ御挨拶と共に社務所に御挨拶でした。尼僧さんは秩父曼荼羅小屋でゆったりとした時間を過ごし、近況やら神仏事について有意義な時間を満喫された様です。本日は朝一で秩父曼荼羅小屋朝の勤行に参加されました。勤行後は、宝登山神社へ足を伸ばし参詣です。稲荷社裏の眷
令和七年12月3日日本三大曳山祭の秩父夜祭大祭となりました。秩父地方は寒気が入り冷え込んでおります。秩父の本格的な冬の始まりです。昨日は夕刻から秩父曼荼羅小屋のメンバーが集まり参列して参りました。お祭り用品店の「釜之上」さんにて。夕刻の御旅所。これから各所の山車が秩父神社からこちらの御旅所に向かいます。まだ武甲山が採掘されていない頃の写真が展示されておりました。各所の山車が御旅所へ向かいます。花火も山車に併せて打ち上がります。交差点で進行方向を変えるために人力で山車
令和七年下半期に巡礼した聖地を中心に。一部前半もふくまれます。各々素晴らしい力のある場所です。龍神のご縁感謝申し上げます。龍神パワー、大地の循環ご紹介いたします。秩父荒川から三峯方面に沈む夕日。伊勢世義寺八角形の護摩壇伊勢の龍神昇仙峡石門仙娥滝飛騨高山千光寺の龍神白山中居神社千引の石イザナギイザナミ菊理姫白山長滝(阿弥陀ヶ滝)円空の里天川洞川大峯山母公堂諏訪霧ヶ峰八島湿原「日月星」三光信仰秩父金昌寺奥の院南無大師遍照金剛金鑽神社天川洞川
本日から日本三大曳山祭「秩父夜祭」となります。この曳山祭は諸説ありますが、神奈備山「武甲山」の「龍神(金剛蔵王権現)」と秩父神社の「妙見菩薩(神)」が巡り会う祭とも云われております。また、龍神は男神、妙見は女神で正妻の諏訪神の目を盗んで「夜這い」する祭とも云われております。神々も大変ですね~。大祭は明日の夜から4日未明までとなります。明日は日頃からご縁のある神社様の関係でご案内を受けております。秩父曼荼羅小屋有志の皆様と善きポジションにて参列して参ります。本日はのんびり
修験者と行く「秩父観音霊場」今年結びの巡礼となりました。今回は荒川の対岸、ミューズパーク音楽寺からのスタートとなりました。ミューズパークは熊も時々出没しておりますが、今日に始まった事ではなく、人身事故もなく通常どおりの「江戸古道」を巡礼道といたしました。本日の行程を説明いたしまして巡礼が始まりました。秩父観音霊場は本来何処からでも神奈備山「武甲山」が望めるのです。新たな現在は異なる札所となっております。秩父曼荼羅小屋の巡礼は「時代背景」や「信仰の流れ」「地脈」「水脈」
令和八年の「祈祷済御幣」頒布をいたします。種類は、「八大龍王」「妙見菩薩」「不動明王」「護法善神」となります。上の画像は「八大龍王」神仏により「白」1色となるものもあります。御幣は大峯修験道大先達で武尚院の求道教師が1体1体手作りで思いを込めて謹製いたしております。頒布料1体5,500円(祈祷料込み)送料1体500円のご協力をお願いいたします。申込み締切令和七年12月20日発送予定令和八年2月上旬ご希望の方は、ホームページのからご連絡ください。その際
本日28日は神仏に供える湧水を汲みに神奈備山の武甲山山麓へ。方位をみて祐氣方位でお水取りでした。秩父地方は至る所に湧水はありますが、本日は此方がよさそうです。武甲山山麓、表参道鳥居手前にあります「延命水」を頂くことにいたしました。お水取りをする前に先ずは「祝詞」の奏上です。山の神に御挨拶し、汲ませて頂きました。本日はこの「延命水」を持って秩父曼荼羅小屋へ。神仏に「延命水」と先日の「日本山岳修験学会・伊勢学術大会」から伊勢神宮御料酒の「白鷹」を供えて参りました。白鷹
先日の「祓串製作講座」に参加された方の記事が皆様からアップされましたのでご紹介いたします。他の参加者からも同様の感想を頂き主催者としても有意義な講座となりました。祓串、紙折符、御幣と製作には過程と意、素材等を調和して祭具の役割を果たします。今回は歴史や材料、製作する時の意識など大切な事が皆様へ伝わった様に感じました。既製品を購入もよいのですが、自身の「意」が入る分、祭具として役割がより高くなりますね。何れにしても「点」を学び「線」で繋ぎ「面」「立方体」に展開できれば、修
「修験道基礎講座」を開講いたしました。本日は都内の鍼灸師さんからのご依頼で開講となりました。午前中は、秩父曼荼羅小屋に祀られる神仏の説明と各種曼荼羅、修験装束、虚空之蔵内の書籍や資料等の説明をさせて頂きました。午後からは、会場を「ひとふさ庵」に移し修験道の歴史や修行、所作、法具等の具体的な事柄について解説いたしました。本日も「修験道基礎講座」の次第に則りお話しを進めましたが、受講される方の状況により、深みと幅が変化して参ります。今回は鍼灸師さんでしたので経絡や陰陽五行
先日ご相談にいらした方から秩父曼荼羅小屋「虚空之蔵」へ貴重な書籍を寄贈頂きました。小笠原流「結ぶ・祈る・包む」と云う書籍です。小笠原流は礼法や武術、日本の所作としては基盤的文化だと思います。おそらく、日本人は知らないうちに小笠原流の所作などを体験、経験、日常生活の中にも浸透していると思っております。貴重な書籍の寄贈ありがとうございました。合掌峯龍
本日は「祓い串製作講座」を開講いたしました。この講座は「御幣製作講座」の一環で「紙折符」や「御幣」の紙折りを学ぶ前段講座として実施いたしております。講師は妻の静果大先達「求道教師」が務めました。会場は秩父曼荼羅小屋の井戸が整備中のため、麓の「ひとふさ庵」で急遽開催となりました。御幣の基礎となる紙の切り方や折り方を通じ、祓い串を製作してまいります。製作の途中に関連する視点や歴史をお伝えしながら紙折りの基本を学んで頂きました。祓い串講座の冒頭には「祓い詞」を唱え製作の安全を祈
日本山岳修験学会「伊勢学術大会」の記事で紹介しました、「伊勢参詣略図」です。伊勢信仰の中心的な参詣場所が絵図として描かれております。伊勢神宮は、当然内宮外宮とありますが、存在感があるのは朝熊山と高倉山です。高倉山には天岩戸と富士山も描かれております。【師走龍王祭秩父曼荼羅小屋】絵図を一応額装しましたので秩父曼荼羅小屋「虚空之蔵」にてご覧ください。来月師走「龍王祭」午後の講座は日本山岳修験学会「伊勢学術大会」の報告と伊勢信仰についてお話ししたいと思います。何層にも成って
何と本日11月20日に自宅の庭に何やら黒く蠢くものが。ゴキブリ?ではなく、コクワガタが元気に歩いているではありませんか。コクワガタは越冬するのは知っておりますが、さすがに11月後半にうろうろしているとは⁉️早く冬眠しないと…熊もうろうろしているのでやはり生態に何か影響あるのかも❗
世義寺から法住院へ移動しましてこちらでも貴重な掛軸や仏像を拝見いたしました。両界曼荼羅法住院は和宗のお寺ですが密教系の収蔵品が豊富です。研究者の皆様は箱書きが貴重の様です。星供曼荼羅弘法大師のお軸をご住職に掛けて頂きました。日本山岳修験学会「伊勢学術大会」の外宮コース個人では二度とお目にかかることは叶わない貴重な時間となりました。また、配布された資料や記憶を整理するなかで伊勢の信仰について私なりに考察してみたいと思います。資料など資料や大会で購入した書籍などです。
高倉山古墳に続き、真言宗世義寺にて昼食を頂き、ご住職様より世義寺の説明と本堂、歓喜天堂内のご案内を頂きました。世義寺へは何年振りの参詣だろうか。個人的には数回参詣しておりますが、内陣にて至近距離でのお詣りは初めてで貴重な機会となりました。本堂前に常設された柴燈護摩壇龍神さんがお出迎え。八角形の護摩壇。陰陽道などの影響があり、吉田神道の神道護摩壇を思わせます。南無大師遍照金剛本堂内の役行者像日本最古の役行者像と伝わります。南無神変大菩薩愛染明王本堂から歓喜天堂へ。
日本山岳修験学会「伊勢学術大会」も最終日いよいよ学術大会の目玉、巡見(フィールドワーク)となりました。私たち秩父曼荼羅小屋は外宮の高倉山古墳などのコースを選択。このコースは現在禁足地となっております高倉山へ登拝して高倉山古墳の内部まで見学するコースです。皇學館大學の教授や伊勢外宮神職などの案内での登拝となりました。外宮へ徒歩で向かいました。外宮の境内へ入ります。外宮の境内から禁足地高倉山の入口へ。高倉山は禁足地なので周囲は柵て囲まれ、鍵の扉を開けて進みます。今回の高
今回の宿は伊勢市駅から程近い「日の出旅館」築90年の老舗旅館です。古いですが、それなりにリホームされており、快適です。日の出旅館の目の前には「世木神社」があり、規模は小さいながら善き「氣」が流れておりました。こちらで朝のお勤め「祝詞」を奏上させて頂き善き流れを頂きました。御神体に御挨拶。皇學館大學にて二日目の学術発表が始まりました。本日は丸一日、発表となります。発表者は各々の立場と視点のなかで自身のテーマを発表されております。夕刻からは懇親会です。今回も様々な立場の
令和七年11月15日~17日まで伊勢の皇學館大學にて日本山岳修験学会「伊勢学術大会」が始まりました。全国の学術研究者から修験関係の宗派、僧侶、行者、神職などが山岳修験について研究の発表や情報交換を行います。伊勢湾方面からの日の出。伊勢「おかげ横丁」海老の鯱?おかげ横丁でしばし時間調整。伊勢の皇學館大學に到着です。大学のの校舎内。伊勢から熊野までの「伊勢路」。映像と画像の紹介が冒頭にありました。こちらは、各専門書を販売する特設コーナーに展示された画像。本日は夕刻まで
のうぼうあきゃしゃきゃらばやおんありきゃまりぼりそわか南無虚空蔵菩薩尊ウィキペディアよりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%99%9A%E7%A9%BA%E8%94%B5%E8%8F%A9%E8%96%A9ヤフーAIは以下の様に説明しております。虚空蔵とは、広大な空間のように無限の徳や知恵を持つという意味です。梵名のアーカーシャガルバは「虚空の母胎」を意味します。虚空蔵菩薩の「虚空蔵」という名前も、サンスクリット語の「アーカーシャ(虚空)」
日本山岳修験学会伊勢学術大会は今週末からの開催されます。学術大会の醍醐味は各々の学術発表もありますが、やはり巡見というフィールドワークにあります。基本的に学術大会ですので、日常は立ち入れない禁足地や見学不可能な物にもお目に掛かれる可能性があります。今回秩父曼荼羅小屋メンバーは、外宮コースを選択しております。そこには高倉山古墳の禁足地が入っており、楽しみな機会となっております。また大会後にレポートしたいと思います。以下の画像は昨年の秩父曼荼羅小屋「伊勢・熊野巡礼」の伊
「武之礎」稽古でした。武術は宇宙の法則そのもの。身体は小宇宙。本質を理解すると様々な分野に繋がることが理解できます。参加の皆様は修験や武術経験者。「点」を学び「線」で「繋がる」ことから「面」「立方体」へと積み重ねができると「宇宙の法則」が体現出来るかと思います。身体は法則があります。修験や密教に繋がられるか繋げられないかは本人次第。「点」から「線」そして「面」から「立方体」△◻️○の世界。理解、体現出来る方のみその先が解ります。峯龍
本日は地元の埼玉県立自然の博物館主催の「古秩父湾観察会」に参加してまいりました。秩父の古、地球の胎動を確認することでこの地の修験や巡礼に役立てる視点での参加となりました。当日の神奈備山の武甲山。私たち修験や巡礼に関わる歴史は、千年単位のお話し。地球の歴史からみれば、昨日のお話しです。今回のフィールドは、観音巡礼でもよく歩く地域を活用しての講座となりました。秩父の横瀬町にあります、ウォーターパークシラヤマ付近のフィールドワークです。ウォーターパークシラヤマに掛かる橋の下には
七日は役行者さんのご縁日です。本日立冬の秩父地方は晴天。気温も上がり、過ごしやすい感じです。「熊関連」秩父は以前から熊情報がよくありますが、今年はやはり多めかも知れません。比較的、里にての情報がもとよりありますのでハイカーや巡礼者はご注意ください。何れにしても全国的に自然界のバランスと人間社会との調和が乱れている証だと思います。南無神変大菩薩合掌
「対機説法」とは、相手の能力や理解度、状況に合わせて教えを説くことを指します。これは仏教の教えを伝える上で重要な概念です。とAIは答えてくれました。最近は善き内容が回答に示されますね。基本的に私(峯龍)の修験道をお伝えするスタンスは講座、研修等の一般的な学び以外は個人の状況と姿勢に応じた「対機説法」を基本としております。私は武術時代からその様にしておりましたが、その方がどの様な「日常と学ぶ姿勢」「実践」が在るのかを常に見ております。口先だけの人にはその様に、また、「日常と学