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『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:じゅざんばんじょうたかし(寿山、万丈高し)解説:長寿(寿山)は、何にも増してめでたい「寿山」とは、長寿や長寿をあらわすめでたい山「万丈」とは、非常に高いこと本書の解説では、健康長寿の基盤は食事だから、”精進料理の日”を作って、長く健康を維持しようと説いています。飽食の時代だからこそ、精進料理。健康な長生きは本当にいいことだと思います。その健康で長生きをどう実現していくのか、本書の解説の”精
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:さんちゅうれきじつなし(山中、暦日なし)解説:山中の静寂の中に暮らしていると、世間的な時間など忘れてしまう。自然と共に、のびやかに、穏やかに、生きている姿がそこにある。この禅語の出典は、『唐詩選』の「太上隠者たいじょういんじゃ」の「人に答う」で、隠者の方らしい言葉です。本書の解説では、この「山中」を字面の通りではなく、親しい友人を迎えるときに、その友人が最大限にくつろいでもらえる。楽しんでもらえて
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:ばんぽういつにきす(万法、一に帰す)解説:この世のあらゆること、あらゆるものは、いずれ同じところ、つまり「一」に帰っていくこの禅語の出典は、中国の宋代に成立した臨済宗参拝の代表的指南書の一つ『碧巌録』。「万法」とは、一切の存在は因縁によりて生ずる自然の理法「一」とは万物の根源本書の解説では、どんな人生にも紆余曲折があり、何があっても、どんな体験をしても、帰っていくところは一つ、「空(一)」とい
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:はちめんれいろう解説:つまらないはかりごとをいっさい捨ててしまえば、人生はもっと素晴らしいものになる。「八面」とは、あらゆる面。「玲瓏」とは、玉が澄みきって輝く様子。この言葉は、中国の宋の馬煕(ばき)の詩『開窓看雨』の一節「八面玲瓏多得月(八面玲瓏として、月を得ること多し)」に由来しています。部屋の八方から月の光が見えること、周囲が見渡せることを表していて、そこから人物評価として、人柄や才能に曇りがな
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:ろ解説:どこにも包み隠すところがなく、すべてがむき出しになっている。本書の解説では、人は、社会で、地域で、家庭でいろいろな「顔」を持ってます。そんな中で自分をさらけ出せる、自分をむき出せるのは、本来、家族間で、肩ひじを張らないありのままの同士の姿こそ、家族の自然なありようとあります。この「露」は、ありのままの自分を表したりしているようです。ありのままの自分、自然な自分を出せる環境、人間関係、それが
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:かよくなればすなわちこころおのずからやすらかなり(寡欲なれば、すなわち、心おのずから安らかなり)解説:欲を少なくすれば、自然に心は安らかになる。本書の解説では、自分の思った通りにしたい!という欲を少なくしていけば、その分だけ、不平不満も減り、心は安らかになる。これも禅の”法則”であるとあります。心を乱さないためには、分相応を意識することも大切なんだと思います。あれも欲しい!これも欲しい!といった物
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:ぶっぽうたいかいのごとし(仏法、大海のごとし)解説:仏法とは宇宙の法則、大自然の法則であり、大海のように広く、深く、ひろがっている(そこらじゅうにある)。この言葉は、2世紀にインドに生まれた大乗仏教の僧・龍樹(ナーガールジュナ)が、その著書『大智度論』で述べたもので、それが漢訳されて伝わってきたものなんだそうです。原文には「仏法の大海は、信を能入と為し、智を能度と為す(ぶっぽうのたいかいは、しん
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:あめすぎてせいたいうるおう(雨過ぎて、青苔うるおう)解説:雨上がりの苔が青々と潤っている。雨と苔がお互いを生かしている美しい風景。本書の解説では、人は自分の力で”生きている”と思いがちだが、本当はかかわりを持ってくれる大勢の人たちの支えがあって”生かされている”。そのことを心にとめておき、生かされている自分を感じていると、必ずどこかで誰かを生かすことができる。それが自身の人間関係を一段階も、二段階も美し
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:じきしんこれわがし(直心、これ我が師)解説:執着や偏見、自我を捨てきった、あるがままの心、裸のまっさらな心(素直な)心が、自分を導く師である。本書の解説によると、ものごとをシニカルにとらえたり、斜に構えたりするのは、「自分はそんなレベルではない(もっとレベルの高い人間)」という自惚れ、思い上がり。そのようなものを捨てて、素直なになったら、ずっと清々しい人生になるとあります。解説でも”素直”とありま
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:みずきゅうにしてつきをながさず(水、急にして、月を流さず)解説:川はいくら勢いよく流れていても、水面に映る月を流すことはできない。次代は移り変わっても、真理(本物)は変わることがない。「水急」:川の流れが激しいこと、世の中の変化や騒がしさのたとえ「不流月」:水面に映る月は流れないこと、不動の真理や静かな心のたとえ本書の解説によると、時代とともに価値観やものの見方は変わる。その”時代性”を取り入れていくこ
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:にんうんじざい解説:すべては自然の流れに任せ、はからいをせず、あるがままを受け容れる。本書の解説によると、起こったことに抗うから悩みや苦しみが生まれる。流れに任せていれば、心は穏やかに、軽やかになれるとあります。努力し続けることも大切です。しかし、一方で自身の力ではどうしようもないことが起こることもあります。それをあるがままに受け容れることは大変難しいことです。それでも前に進むためにはどうするか、
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:やまはこれせいせい。はなはこれくれない(山はこれ青々、花はこれ紅)解説:山はどこまでも青々とし、花はあざやかな紅に咲いている。そのコンストラスト(役割分担)がお互いを引き立て合っている。本書の解説では、木と花のそのコントラストによる美しさ、そのコントラストを役割分担として、人それぞれが果たすべき役割をしっかりと果たすことの大切さを野球を例に引きながら説明されています。野球、サッカーなどのチームスポ
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:にこん解説:絶対の命の真実は「いま」にしかない。「いま」を大事に生きることに徹する「而今」という言葉は、曹洞宗の祖・道元の『正法眼蔵』で頻出するんだそうです。「而」は「そして」、「今」は現在の「いま」本書の解説では、仕事を始めようとするときに。デスクが散らかっていているときに「片づけなきゃ」と思ったら、そのときの「いま(やること)」はその片づけで、片づけに徹しなさいとあります。そのやるべき
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:かんのうどうこう解説:お互いに信頼し合い、心と心が通じ合っている、すばらしい人間関係。「感応道交」は、仏教用語で仏の力が人々の信仰の心に応えて、仏と人々の心が通じ合うこと。「感応」は仏と人々の心が通じ合うこと。出典は『法華文句』「感応の道、交わる」とも読むこともあります。本書の解説では、これを人間関係にとらえ直して、たった一人の親友、じっくりと時間をかけて、様々な話をしながら醸成していく人間
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:くんぷうじなんらい解説:新緑の香をはらんだ初夏の爽やかな風が南から吹いてくる。その涼味が煩悩を吹き払ってくれる。この禅語は、「薫風、南より来る」と読むこともあるそうですが、「くんぷうじなんらい」と読むのが習慣的なんだそうです。この禅語のエピソードとして、唐の文宗皇帝がはじめに句(起承の句)を作り、詩人の柳公権が転結の句を作り、その結句がこれになるんだそうです。五月晴れの五月、野外に出て薫風を
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:すいじゅふうようをふくむ(翆樹、風葉を含む)解説:新緑の木々の木陰を吹き抜ける風が、葉を揺らしている。爽やかで、清らかな情景。この禅語は、「翆樹含風葉葉涼(すいじゅかぜをふくんでようようすずし)」ともいうそうです。本書では、魅力的な人の条件の上位に挙げられるものとして、清らかさ、清潔感があるのではないか、それは服装に限らず、所作にもあてはなるから、”清らかさ”を日々の実践テーマに掲げて取り組ん
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:にゅうなんしん解説:自我、執着、偏見・・・などから離れた自由な心柔軟心とは、柔らかい心、とらわれのない心を言います。自我、執着、偏見に囚われた硬くなってしまった心から離れることで人間関係も円滑に運べるようになり、視野も広がるその心の持ち方の大切さを説いた禅語です。まずは自分がその柔軟な心を身に着ける。そこから始めていくことが大事なんだと思います。禅ごよみ365日:毎日に感謝したく
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:ぎゃくふうにほをはる(逆風に帆を張る)・ぎゃくふうちょうはん解説:逆風でも帆の張り方しだいで、前に進むことができる。逆境に活路を開く。本書の解説では、人生に順風が吹く時期などそうそうあるものではありません。逆風が吹くとき、すなわち逆境にあるときは、そのマイナスをプラスに転じなさいとするのが禅で、逆境だからこそできること、それを精いっぱい、確実にやっていきましょうとあります。逆境だからこそできること
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:しゅんみんあかつきをおぼえず(春眠、暁を覚えず)解説:春の夜は心地よく、朝になったことも気づかず、つい寝過ごしてしまいがちである。孟浩然の漢詩「春暁」漢詩の一説に由来する禅語、中学のときに教科書でみたことがある言葉です。本書では、この禅語について、現役時代は一定の時間に起きるべきで、朝をどう過ごすかで、その一日が決まる。だからこそこのような寝過ごす生活ではないように戒めの禅語として紹介されています
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:はるはせんりんにいるしょしょのはな(春は千林にいる処々の花)解説:春風が林のいたるところを吹き抜け、木々は芽吹いて花を咲かせている。真理が満ち満ちている様子。この禅語は、「春入千林処々花秋沈万水家々月」という対句になっているんだそうです。(春は千林に入る処々の花、秋は万水に沈む家々の月)処々とは、いたるところを意味し、春風がいたるところに吹き渡るように、仏の慈悲が公平無私で広大無辺のものである
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:じんかんいたるところせいざんあり(人間、至るところ青山あり)解説:自分が骨を埋めるべき場所は、故郷に限らず、どこにでもある。この禅語の”青山”は墓地を意味しています。この骨を埋めるべき場所というには、自己実現をして生きる場面、状況ととらえること、その青山において、つまらないとおもうことであれ一生懸命に取り組んでみることで、おもしろくもなり自己実現につながる。そうするかしないかは自分自身だと説明されてい
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:うしのむみずはちちとなりへびののむみずはどくとなる(牛の飲む水は乳となり、蛇の飲む水は毒となる)解説:同じ水でも、牛が飲めば乳になり、(毒)蛇が飲めば毒になる。同じものでも、使い人、使い方次第で、有意義にも毒にもなる。情報にしろ、技術にしろ、有効に使うこともできれば、悪用することもできる。その教えを説いたのがこの禅語です。自身の言動や行動についても、この禅語の意味をかみしめて、毒を吐くの
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:かりさりつばめきたる(雁去り、燕来る)解説:雁が去っていく時期になると、燕が飛来する。自然の移り変わりには、はからいごとがなにもない。毎年、当たり前のように繰り返されること、その作為のない”当たり前”が真理そのもので、自分も当たり前のことが、作為なく当たり前にできているのかを見つめ直す禅語のようです。当たり前って、何が当たり前なのか?それが難しいところがあります。自分が思う当たり前、人が思う当た
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:はっけいなおみがくべし(白珪、なお磨くべし)解説:完全無欠の白い玉であっても、さらに磨き続けることを忘れてはならない仕事でもプライベートでも、自分が思った通りの結果を得られたら、そこで満足してしまいがちになるのを、禅はさらにその先を見据えて、努力を続けなさいと説いています。それがこの禅語です。なし遂げた後の努力こそ大事!至言です。資格試験に打ち込んで3つ獲りました。しかし、まだただそれだけです。そ
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:いっしょうすればせんざんあおし(一笑すれば、千山青し)解説:どんな困難も笑い飛ばしてしまえば、道が開けてくる。人生の難局において、心が細くなる。そんなときに笑えれば道が見えてくるかも、笑えない状況でも笑う努力をすることはできる。まずはそのために大きく深呼吸して、縮こまった心を解きほぐそうと解説されていました。笑うことは、日常生活においても健康にいいと言われています。その笑うを大変なときこそ、いかに
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:ゆききえてさんこつあらわる(雪消えて、山骨あらわる)解説:雪が解けてきて、岩肌があらわれるように、煩悩が消えると、内なる仏性が明らかになってくる。「もう少し寝ていたい」と思う心を封じるために決まった時間に起きることを徹底するなどで、煩悩を消すこと、そういった一つ一つの積み重ねが自身の仏性を明らかにしていくことを表している禅語とのことです。なにかしら一つでもいいので、自分の何かを徹底すること、それを
『禅ごよみ365日:毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。読み:かしおのずからたんちょう(花枝、自ずから短長)解説:さまざまな花に同じような春が来ている。しかし、その枝には短いものも、長いものもある。平等と区別が調和した世界。差を認めなければ、調和のある平等はない。それぞれが立場をわきまえて接するところに、調和が生まれる。「親しき仲にも礼儀あり」が大切とありました。宋代の禅僧、圜悟克勤の語録にある言葉なんだそうです。春色無高下花枝自短長