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以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************「大祓祝詞の心」の著者・岡田米夫氏は、昭和43年10月19日、武蔵の国一之宮(元官幣大社、勅祭社)氷川神社での公式幽斎に、神社本庁事務総長(林栄治氏)の代理として参列されている。「大祓詞の心」は昭和37年7月1日の発行なので、この公式幽斎の経験が著書に影響を与えることはなかった。又、その時の公式幽斎には、他に宮内庁掌典の川出清彦氏らも参列されていた。大神神社の中山
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************平田篤胤は、大祓祝詞に於ける「天津祝詞の太祝詞事」を自分で言葉を集めて創作した。これは一般に知られる祓詞の原型だという説もある。「高天原に神留坐須す。神魯岐神魯美命以て。皇御祖神伊邪那岐命。筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に。御禊祓ひ給布ふ時に。生坐る祓戸の大神等。諸々の枉事罪穢を。拂ひ賜へ清め賜へと申す事の由を。天津神圀津神。八百萬の神等共に。天之の斑馬の耳振
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************「祓へ給ひ清め給へと白すことを聞こし召せと恐み恐みも白す」「現代人のための祝詞-大祓詞の読み方」では「それらを除いてくださり清めてくださいと、[祓え戸の神々に]申し上げることを、[祓え戸の神々は]お聞き入れくださいと、恐れ多いと思ってる[祓え戸の神々に]申し上げる。」と訳している。「善言美詞」では「人は宇宙経綸の重大任務をおびたるものであるから、先頭第一に
今年度から、授与品の御初穂料を一部、改訂いたします。これまで少なくとも二十年ほど、御神札は1000円、御守は500円、という御初穂料をお納め戴いておりましたが、年々、材料費や輸送費が値上がりしましたことと、近隣の神社と足並みを揃えるべきと判断致しましたこととで、今年度より、御守の一部の初穂料を一体800円とさせて戴きます。御守のなかで小さいものはこれまで通り一体500円、御神札が一体1000円なのも以前通りです。どうぞよろしくお願い致します。また、祓詞(はらえことば
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************「祓へ給ひ清め給へと白すことを聞こし召せと恐み恐みも白す」そして祝詞の最後の段で、祓戸の神々に祓い清めをお願いすることによって祓って戴こうという文面になっている。「大祓祝詞の心」(岡田米夫著)によれば「大祓詞に認められた祖神の心を心として実行するならば、祖神は必ずや、その人々の罪を許し、祓い清めてくれるという信仰で貫かれています」。「あなたを幸せにする大祓詞」小
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************「諸々の禍事罪穢」ここで先ず考えないといけないのは、これらの罪穢れを生じさせた主体は何かという点だ。祓祝詞では、禍事罪穢が祓う対象となっているが、大祓祝詞では、罪を祓うとあるだけで、禍事や穢れをどうするかという点は欠落している。大祓祝詞は、禍事と穢れを祓いの対象としていないのだろうか。「現代人のための祝詞-大祓詞の読み方」の現代語訳では、読み返しても何を言っているの
いつもありがとうございます。見えない世界を伝える神社ナビゲーター市口哲也です。祝詞を唱えるとご利益はあるのか?神社で「ご祈祷」をお願いすると、神職(神主)さんが祝詞を唱えて、私たちの願い事を神様に伝えてくださいます。これを「お取り次ぎ」といいます。私たちの代わりに、神職さんが祝詞を唱えて、神様に願い事を取り次いでくれるのです。しかし、一般的に唱える祝詞「祓詞(はらへことば)」や「大祓詞」は、その内容をしっかり読めばわかりますが、願い事を伝えるものではありませ
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************「祓戸の大神等」「善言美詞」では、これら4柱の神々についてそれぞれの働きを述べているが、宣長や篤胤のように無理に記紀の神々に関連付けようとはしていない。『以上の神を祓戸四柱の神と称し、宇宙一切の新陳代謝の神界の大機関となしたまう。この機関によって、太陽、大地、太陰、列星、及び人類動植物に至るまで完全に呼吸し、かつ新陳代謝の機能全く完備して、おのおのその生活を完全
いつもありがとうございます。見えない世界を伝える神社ナビゲーター市口哲也です。現在ご案内中の講座と神社参拝ツアーについては、↓コチラ↓をご覧ください。神社ナビゲーター市口哲也「神様に呼ばれる神社参拝神社」「龍神さまに呼ばれる神社参拝」「心からの願いが叶う神社参拝」著者、市口哲也のホームページです。神社参拝ツアー・龍神講座・祝詞講座・ホツマツタヱ講座・ヲシテ文字講座などをご案内しています。tetsuya-ichiguchi.hp.peraichi.com祝詞を唱
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************「祓戸の大神等」この祝詞の一番難しいところはここだ。一般には瀬織津比売・速開都比売・気吹戸主・速佐須良比売の四柱の神々を指すと言われている。しかし速開都比売神を除いて他の神々の名は記紀には登場しない。その為、国学者たちもそれぞれ自分勝手な説を述べている。本居宣長は、瀬織津比売を八十禍津日神に、速開都比売を伊豆能売に、気吹戸主を直毘神(神直毘神・大直毘神)に当て、速
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************「禊ぎ祓へ給ひ」「現代人のための祝詞-大祓詞の読み方」では、「[身の罪や穢れを]水に漬かって洗い清め、[災難などを]除き清めなさった時に。」と説明している。「善言美詞」では「ミは身体、物質界の意、ソギは濯ぐの意である。すなわち身体、物質界等の大掃除、大選択のこと」禊といえば、川や滝などでの水行をイメージするが、本田翁はそのようなことは一切指導されなかった。その辺り
あなたの魂に寄り添うソウルコンサルタントのMiriamミリアム(宇宙コードネーム)です。Miriamミリアム魂からの~融合Miriamミリアムに改名戸籍の名前・封印解除~本来のエネルギー発動Miriamミリアムは、私が降ろした宇宙コードネームです。20024年は、宇宙、神様の意に添い自分の天命を生きましょう!Miriamのご紹介《サロン情報》プロフィールサロンのアクセス全メニュー講座メニューセッション&伝授メニューキャンセルポリシー
月一以下しか参加出来てない写典だけど、段々書けるようになって来た⛩️初めて祓詞を、最初に筆に墨を付けてから途中で墨を足さずに最後まで書ききることが出来た☀️筆で書く時って、1文字書くごとに墨を付けなおす位頻繁に付けるものだと思っていたのだけど、宮司さんが「一回付けたら一枚描き切ることが出来る」って言ったから、真似した。筆にたっぷり墨を染み込ませて、その墨を適度に落として、そして程よい力加減で書く。その筆遣いこそが正しいってわけではないみたいだけど、自分でコントロールできる
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************「橘の小戸の阿波岐原」これも説神理。禊をイメージしやすいように水と関連付けている。阿波岐原がどこにあるかと、辞典や地図で探すような愚かな努力をする必要はない。「現代人のための祝詞-大祓詞の読み方」では「橘という所の小さな水門の側にある」「阿波岐原という平地で」とし、「宮崎市にあった地といわれるが不明」だとか「宮崎市に阿波岐原と書いてアワキガハラと読ませる地
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************「筑紫の日向の」「古事記」(岩波文庫)では、「竺紫の日向の橘の小門の阿波岐原に到りまして、禊ぎ祓ひたまひき。」とある。その注釈では「所在不明」としている。「現代人のための祝詞-大祓詞の読み方」では、「筑紫」を「所在を示します。広い所在地名から、以下、徐々により狭い所在地名の順で紹介していく表現形式です」。「日向の」を、「九州全体を指していうこともあり、古くはそう
小戸神社〜伊弉諾大御神〜祓詞に出てくる小戸【祓詞】掛けまくも畏き伊弉諾大神筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に御禊祓へ給ひし時に生り坐せる祓戸の大神等諸々の禍事罪穢有らむをば祓へ給ひ清め給へと白す事を聞食せと恐み恐みも白す2月にはプロ野球チームオリックス・バファローズがキャンプインする際こちらに参拝に来られます。画像はないですが、神社内に選手のサインが掲示されていました。880-0014宮崎県宮崎市鶴島3丁目93−93小戸神社
三種太祓●吐菩加身依見多女とほかみゑみため(天津祓)遠つ御祖の神様どうか、微笑んでくださいhttp://michihiraki-japan.info/2018/04/11/about-hotuma/お借りいたしました南トの神様東北ホの神様西カの神様南東ミの神様北ヱの神様西南ヒの神様東タの神様西北メの神様天之御中主神さまの祓詞とほかみ、とは天祖神、産土神父母である伊弉諾命と伊弉冉命神社本庁
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************「伊邪那岐大神」「現代人のための祝詞-大祓詞の読み方」では、①「神代七代の最後の神」、②「伊邪那美の命とともに大八洲の国をはじめ、山川草木や万物を司る神々を生む」、③「黄泉の国を訪れた神」、④「天照大神・月読尊・素戔嗚尊を生んで、治めさせる国々をお決めになった神」と説明している。だが古事記では、①伊邪那岐神、②と③は伊邪那岐命、④伊邪那岐神と表記している。すべて
三月朔日月次祭ですね🙂時間はあっという間に⏳進んで行きますいつも通りに御供物を新しくして無事に過ごせた二月に感謝して三月を迎えます神棚本宮二礼二拍手祓詞奏上二礼二拍手開栓鈴振二礼二拍手神棚拝詞奏上二礼二拍手(撤栓)🙏前後に二礼二拍手するのは春日大社の様式を参考にしています🙂神棚拝詞中で御神様の名を呼んだ後にも鈴振します寒川神社や検見川神社の様式を真似ています😊誰かに教わってはいませんが7年くらいの間に変化しながら整いました神棚前宮開栓鈴振二礼
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************古事記の冒頭に、「天地初發之時、於高天原成神名、天之御中主神訓高下天、云阿麻。下效此、次高御産巣日神、次神産巣日神。此三柱神者、並獨神成坐而、隱身也。」とあるが、この部分に神の定義が書かれている。「天地初めて発けし時、高天原に成れる神の名は、天御中主大神。次に高御産巣日神、次に神御産巣日神。この三柱の神は、みな獨神と成りまして、身を隠したまひき」(「古事記」岩波文庫
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************神とは何か、本田親徳翁の学則では、次のように説かれている。『神の黙示は乃ち吾が俯仰観察する宇宙の霊(ひ)・力(りょく)・体(たい)の三大を以す。1、天地の真象を観察して真神の体を思考すべし。1、万有の運化の亳差なきを以て真神の力を思考すべし。1、活物の心性を覚悟して真神の霊魂を思考すべし。以上の活経典あり、真神たる故由を知る、何ぞ人為の書巻を学習する
世にはいろいろな祓詞がありますが、どれも究極には『祓い給い清めたまえ』の一文に集約するわけです。なかには密教的な「呪詞」というべき祓詞もありますが、そういったものをわれわれ市井の者が唱えるのは、かえって不自然だったりします。神道では“右のものを左とせず”――当たり前のことを当たり前に、ということを大切にしているからです。一般人でも無理なく唱えられるもっとも“すなお”の祓詞とは、『はらえどのおおかみはらいたまいきよめたまえ』となります。祓戸大神に
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************「掛けまくも畏き」これは、主に修祓の際に、つまり神事を行う前段階の祓いで多く用いられている。「現代人のための祝詞-大祓詞の読み方」によれば「掛けまくも」は「口に出して言うことも」の意。「掛く」は「心の中で思う」「口に出して言う」「畏き」は「霊力威力のあるものら畏敬の念を示すときに用い」「祝詞用語表現辞典」では「言葉に出して申し上げることも恐れ多い」とある。
2月吉日神社に参拝に行ってきました。初めて伺う神社で駅も初めて降りる駅でした。大体の場所はわかっていたのですが念のため地域の地図が載っている案内板を眺めていましたら。背後から「○○神社ですね」と声が。おまわりさんが私ではない方に説明を始めました。「この道をまっすぐ行くと○○通りにでます、そこを○に曲がってください」(なるほど。おまわりさんありがとう)心の中でお礼を言いました。ありがたいことです。神社では御祈祷を受けてきました。(お詣りだけのつもりでしたが
神事に先立ち唱えられる祝詞のひとつ、『祓詞』をオリジナル曲にしました🌸祓詞#祓詞#祝詞#444hz祓詞とは、神事に先立ち唱えられる祝詞のひとつで、日々私たちが生む罪や穢れを祓い清める意味を持ちます。御神前だけにとどまらず、日常の中で実践できる身近な祓い清めとしても心強い言霊です。黄泉の国から帰ってきたイザナギノミコトが体の穢れを祓うために水で清めたときに、祓戸の大神という、私たちの...youtu.be祓詞、日々私たちが生む罪や穢れを祓い清める意味を持ちます。御神前だけにとどまらず、日
∀一日の祈りの場合、御神託拝領の場合。手天道衛教・自分神話研究会・358あなたのメンタルヘルスに貢献する。1・最勝衛教祝詞【最勝十一方格祝詞】・1|手天道衛教のブログ(ameblo.jp)2・最勝衛叉大明神祝詞【最勝十一方格祝詞】・2|手天道衛教のブログ(ameblo.jp)3・移心大神祝詞【最勝十一方格祝詞】・3|手天道衛教のブログ(ameblo.jp)4・属星拝礼【最勝十一方格祝詞】・4|手天道衛教のブログ(ameblo.jp)5・山巓若体
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************「現代人のための祝詞-大祓詞の読み方」によれば、現代語訳は以下の通り。「口に出して言うとしたら、そうすることも恐れ多い(国土万物を生んだ男神である)伊邪那岐の大神が、筑紫にある日向の橘という所の小さな水門の側にある阿波岐原で[身の罪や穢れを]水に漬かって洗い清め、[災難などを]除き清めなさった時にお生まれになった祓え戸(という、祓えをするための場所)を守る(四柱の
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************本田親徳翁は「道の大原」に於て「幽斎は霊を以て霊に対し、顕斎は形を以て形に対す、故に幽斎は神像宮殿無くして真神を祈る。顕斎は神像宮殿有りて衆神を祭る。俗学蒙味にして古義を知らず、混じて以て一と為し、岐(ワカ)れて以て万と為し、底止する所無し、実に祭義の大疵なり。」という。佐藤卿彦翁の解説には「霊を以て霊に対するの本田翁の学説と研修方法は他に類例のないもので、此の鎮
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************顕斎は神道に於てとても大事にされている。新嘗祭や四方祭などの重要な宮中祭祀も、顕斎として行われている。そこには古代から伝わる厳粛な祭式が採用され、祭員全員が然るべき潔斎を行う事になっており、禊から食事、祭服迄細かい定めがある。しかしそれだけで神に通ずる事が出来るか、というのはまた別の問題だろう。古神道の中興の祖とも言われる本田親徳翁の「真道問対」に「問…斎(マ
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************『回曰く「敢えて心の斎みを問う」と。仲尼曰く「若は志を一にせよ。之を聴くに耳を以てする無くして、之を聴くに心を以てせよ。之を聴くに心を以てする無くして之を聴くに気を以てせよ。聴くことは耳に止まり、心は符るに止まる。気なるものは虚しくして物を待るるものなり。唯だ道は虚しきに集まる。虚しきこそ心の斎みなれ。」』(「荘子内編」朝日新聞社)潔斎という言葉がある。「神仏に仕