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歴史学者・磯田道史氏が某書籍店に駆け込み買い取られた古文書を解読されて書き上げられたのが、あのベストセラーとなった「武士の家計簿」である。映画化されるなどして時の人となられたのは御承知のとおりであるし、其の後のTV出演や講演活動など多忙を極められている。その主役であったのが加賀藩の「御算用者」である猪山家であったからこそ残された、詳細な家計に関する記録が残されていて、磯田氏がこれを詳細に読み解かれた。そこに二人の奉公人についての記録がある。猪山家は父親が70石取り、息子が切米40俵で
『「昭和天皇実録」の謎を解く』(文春新書半藤一利、保阪正康、御厨貴、磯田道史著)を読了しました。宮内庁書陵部編修課により編纂された「昭和天皇実録」。昭和は日本の歴史上においても特に動きが激しく、劇的な出来事が起こった時代といっても過言ではないと思います。そのようななかで君主として、象徴として生きた昭和天皇の実像が生々しく記されているといいます。昭和史に興味のある人間にとっては必読の書といえるでしょう。ただあまりにも膨大な量のため、全冊を読み解くのは少々難しいと言わざるを得
いつもお付き合いくださり、ありがとうございます。最近のお気に入り番組。歴史学者磯田道史さんの歴史番組です。歴史番組いろいろあれど、説教臭くないところがこの番組の良さですかねえ。今回のテーマは熱田神宮。名古屋の名所でございます。熱田神宮は幼い頃から毎年お参りに行っているお宮さんでございます。名古屋近郊に住む人にとって、熱田神宮は一番の神様。初詣は、鳩に糞をかけられても身動き取れない長蛇の列に並ぶのです。笑ここ熱田さんには三種の神器の一つ、草薙剣が祀られてい
当初は入手するつもりがなかった。大河ドラマを毎年、見ている訳ではないので特に思い入れなどなかったが、この間、徳川家広氏がテレビ出演を果たし、また特にベトナム人の奥さんには良くしてもらっているので暫く経ってから購入することにしたのだ。これまでも見聞きしてきたように徳川家康は駿河の今川家、尾張の織田家、甲斐の武田家という戦国時代の真っ只中で生まれた。徳川家康の誤算というのは最初に結論を言ってしまうと主君の今川氏真の死のほか、やはり本能寺の変による織田信長の自害であろう。この織
令和七年(2025)11月12(水)に放送されたNHK英雄たちの選択ここまでわかった!若き信長の「桶狭間の戦い」を視聴しました。謎が多い桶狭間合戦の最新研究結果が公表された内容でした。参加されたのが次の3名。●城郭考古学者千田嘉博氏●共立女子大学教授堀新氏●歴史家磯田道史氏私的に印象的だったポイントを3つ上げてみます。(1)義元はなぜ大高城を目指していたのか?今川義元が目指していたのが現在の名古屋市緑区の大高城でした。その理由は大高城は港を有した水城で
2023年12月24日日本が生んだ天才の一人である坂村健がトロンを発明しただけではなく、この事の重要性に当然の如くに気がついていた日本国政府(自民党政府だ)2019年01月05日今、日本で新聞と呼べるのは産経新聞だけではないか、そう思っている人は日ごとに増えているはずである。だが産経新聞が100%完全無欠ではないことは、先日の木村幹を称賛するがごときの記事、或いは、本当の労作だった朝鮮半島に関する連載の正に、画竜点睛を欠くがごときの大失態…あろうことか最終章に至って、全頁に登場させた
‘25/11/16みんなの妄想大暴走安住紳一郎の日曜天国TBSラジオ今週のテーマは“私の妄想”自分の妄想なんてまだまだだな、とリスナーの妄想力に永久脱毛しそう鉄道会社から航空会社に転職した方のお便り本当に心から次のステップに進めて素晴らしい是非自分のペースで心穏やかに働いて欲しい面白いリスナー話はポッドキャストとYouTubeの日天アーカイブで反芻するとして本日のゲスト歴史学者の磯田道史さんレモン彗星のお話から(鼓膜は無事完治なさって良
産経新聞さえも完全ではない。2021年の元旦号において、朝日新聞的発想を持つ歴史家・磯田道史を中央に据えた特集記事は、まさに「画竜点睛を欠く」大失態であった。彼は日本人を愚弄し、ビル・ゲイツを称賛しながら、日本が生んだ天才・坂村健によるトロンOSの偉業を知らずに語った。1980年代、日本政府は既にインターネット時代を見据え、全国の学校にトロン搭載PCを導入しようとしていた。それを潰したのがビル・ゲイツであり、その先兵が孫正義であった。朝日新聞で形成された頭脳は、無知のまま日本を批判し、
こんにちは、hanamiです!突然ですが、みなさんには「一日中没頭できること」ってありますか?私の場合は、ズバリ陰陽師です!特に夢枕獏さんの小説から入って、岡野玲子さんの漫画版で完全にドハマリしました。あの独特の妖しさと雅さ…本当に大好きで、もうドハマリ歴30年くらいかもしれません。子供が生まれる前は、まさしく本の虫で、ファンタジーや漫画に没頭していたものです。その情熱は今も全く衰えていません!そんな私に今日、BS日テレの磯田道史さんの番組情
いつもお付き合いくださり、ありがとうございます。歴史好きな私にはとてつもなく面白い番組が始まりました。歴史学者の中でも、磯田道史先生は本当に面白い。10月25日の放送は、京都霊山護国神社でした。幕末のスターたちの話がたくさんでてきました。坂本龍馬の暗殺の謎、歴史観に加わった新選組関連の新文書、そして、西郷さんの書と自分の名前「南洲」の書き方の特徴、西郷さんの書いたどんな書が本当に価値があるのか、などなど。今まで聞いたことがない話もいっぱいでした。歴史大好きの磯田
ここ十数年、すべての日本国民が信じ込んでた日本史の常識が、まったく違うことが解り始めた。その口火を切ったのが、歴史学者の磯田道史氏だったブログ/歴史の万華鏡~磯田道史&小説「幕末まらそん侍」*チョット変人の磯田氏を紐解いてみたよ~♪戦後、焼けなかった全国の蔵などから古文書や手紙などが出てきた。なんだか解らないけど、コレハ捨てられないかも、、となり、日本古来のにょろにょろ文字が唯一解読できる磯田氏に、依頼が殺到。ココから、磯田氏による日
高台寺に行こうと歩いていたら、たまたま、知恩院の真葛庵で大田垣蓮月の特別展があるというお知らせが貼ってあって、まずここに立ち寄ってみました。展覧会のお知らせ|浄土宗総本山知恩院今年2025年は、大田垣蓮月尼(寛政3年-明治8年(1791-1875))の没後150年にあたります。33歳で出家した後、父西心師とともに約10年を過ごした真葛庵とあわせて、知恩院所蔵の蓮月尼作品を公...www.chion-in.or.jpとてもよかったです。大田垣蓮月は磯田道史さんの「無私の日本人」
磯田道史と日本史を語ろう半藤一利との日本史のリーダーを採点するめっちゃタイムリーでした東日本型リーダーと西日本型リーダーがミックスする時時代は大きく変化する東型は上杉謙信のようなタップダウン型西は薩摩藩の郷中教育のようにグループトークで意思決定するなるほどねー🧐高市さんも奈良の人だけどトップダウン型のような気がする何か決める時は部屋に籠るらしい維新はグループトーク型のような気がするどうなるか一番長かった通話は〇時間?▼本日限定!ブログスタンプ
市川市文化会館全国の「国府が置かれたまち」が千葉県市川市に大集合第6回全国国府サミット市川常総国石岡市獅子最中先着100名和洋女子大学遺跡下総国府予想図市川市より出土した銘墨書土器右京博士館遊女市川市学芸員と歴史家磯田道史氏入場無料撮影禁止合唱国府台女子学院合唱部講演歴史家磯田道史さんナレーター一龍斎貞弥さん合唱八幡翔菅野小妙典小詩吟石井桃苑さん和太鼓手児奈太鼓日舞藤間京之
「日本史の内幕」(磯田道史)司馬遼太郎さんの本をほぼ読み尽し、日本の歴史の楽しみ方として最近は磯田道史さんの本のウエイトが高まっている。古文書を新聞を読むようにスラスラ読める磯田氏。膨大な量の古文書を読み、どの時代の古文書も、どんなクセのある文字も読解できるようである。なお、古文書の情報は必ずしも正しいわけではなく、書いた人物の都合の良いように情報が歪曲されることが多々あるとのこと。そういうバイアスも踏まえながら、その裏にある本当の事実を探り、読み解いていくところが磯田氏の真骨
2023/12/14#磯田道史#どうする家康#徳川家康00:00冒頭&ご挨拶01:47家康の遺体はどこにあるのか?05:29江戸城の方角のミステリー06:32久能山と日光の間にあるもの08:14死因は鯛の天ぷらか?11:43死期を悟った家康が遺した言葉15:04もはやホラー!家康の最期17:24まとめのお話&『家康の誤算』の紹介17:562本目の予告こ2023/12/19#磯田道史#どうする家康#
NHKBSで長年放送している『英雄たちの選択』。その最初から司会を続けているのが歴史学者の磯田道史氏である。歴史好きなわたしはいおそらく一度も放送を見逃したことは無い、と思うが、とにかく当初は独りの「英雄」に絞りその事績の中でどのような動き、考え方をしたのかを追求、そして識者たちが討論を交えるといったスタイルになっている。最初の磯田氏のパートナーアナウンサーが渡邊佐和子アナ、『歴史秘話ヒストリア』のメイン司会を経て『英湯たちの選択』に移り6年の間磯田氏と共に番組を進行、後大阪放送局発の
2016年松竹映画殿、利息でござる!*写真は、松竹HPより。原作はこちら磯田道史「無私の日本人」2012年文藝春秋出版*写真は、文藝春秋BOOKSより。現在は宮城県黒川郡大和町(たいわちょう)のホームページを見ると…吉岡には今も穀田屋さんがあるそうです*写真は、大和町観光物産協会HPより。実話だと知ってビックリしました「無私の人」の存在を知ることができて映画を観てよかったです
朝日新聞で出来上がった頭脳...自分の愚かしさにも気付かず、日本を非難、批判して悦に入っている態度の度し難さ!2021年01月31日2019-01-05に発信した章を段落等を修正して再発信する。今、日本で新聞と呼べるのは産経新聞だけではないか、そう思っている人は日ごとに増えているはずである。だが産経新聞が100%完全無欠ではないことは、先日の木村幹を称賛するがごときの記事に現れている。或いは、本当の労作だった朝鮮半島に関する連載において、正に、画竜点睛を欠くがごときの大失態を犯した事に
岡山県『岡山城』🏯【公式】岡山城ウェブサイト2022年11月3日、「令和の大改修」を経て、岡山城が新たに生まれ変わりました。新岡山城のテーマは「歴史を伝える城・集う城」。岡山市出身の歴史学者・磯田道史氏監修の展示や多彩なイベントを通して、「岡山城を訪れて面白かった」と思っていただける城を目指します。okayama-castle.jp
以前も歴史の裏側という簡単なエピソードで構成された書籍として出版されているあたりは、日本語が正しく理解できない日本人にとって手を出しやすい。つらつら書いても読めないというか、まずもって読まずに自己主張を展開する戦後生まれ世代が多いので、コチラも簡単にしようと思う。2022年の12月25日で第3刷となっている。2023年現在、本が売れなくなったこのご時世に第5刷とか第7刷とか、ますます印刷し続け売れている。さすがに「武士の家計簿」までのセールスを記録はしないんだろうけどね。日文研の呉
こんにちは。行動においては杜撰になるなマルクス・アウレーリウス「自省録」より最初、「竹」みたいなもの、ありますけどね。「行動」の「行」を書き出して、何か、その文字、気に入らなくて。「行人偏」が気に入らなくて。思い切って、筆ペンで消して、「あれ?何か竹っぽくなりそう(笑)」と感じ、適当に筆圧を強くして、描いてみました。「杜撰」ねぇ…「誤
○アラアラアラ、どっかで見たような用語と情景が踊っていますわね◇『英雄たちの選択』NHKBSにて毎週月曜21:00~(再放送:翌週水曜17:00~)英雄たちの選択歴史を大きく変える決断をした英雄たち。その心の中に分け入り、ほかにどのような選択肢があったのか?選択の崖っぷちに立たされた英雄たちが体験したであろう葛藤を、専門家の考証に基づいて復元。独自アニメーションなどを駆使してシミュレーションする。スタジオには、異分野の専門家が集結。英雄たちに迫られた選択のメリットやリスクを検
いきなりですが"NureinIdiotglaubt,ausdeneigenenErfahrungenzulernen.Ichzieheesvor,ausdenErfahrungenandererzulernen,umvonvornehereineigeneFehlerzuvermeiden."(直訳:愚か者だけが自分の経験から学ぶと信じている私なら他者の経験から学び、最初から自分が失敗しないようにする)byオットー・フォン・ビ
原作は、磯田道史氏の「穀田屋十三郎」(『無私の日本人』所収)で、実話に基づくお話である。酒の穀田屋(さけのこくだや、元は造り酒屋)は今も続くお店、らしい。歴史を感じさせる、事業である。また、良い酒は、良質な水に恵まれてこそ、できる。同じように、仙台に実在した人物(たち)の清らかな心が、時を越えて映画している。(放送日@2025.07.26)
いつもお付き合いくださり、ありがとうございます。暑い暑い、本当に何をやってても暑い。家にずっといるのも暑いけど、外に出て帰ってくると涼しいから、やっぱり、ちょっとは外に出て冷房のありがたみを知らないとな…笑貯めたテレビ見て、だらだらとブログタイムです。私が毎週見ている歴史番組、英雄たちの選択今回は歴史上の人物というより、忍者が主人公でした。忍者と言えば、伊賀、甲賀の忍者たち。秀吉も、家康も、忍者を使って戦争に勝ってきたことは知られていますが、島原の乱でも忍
お疲れ様です。つくづく、時間の使い方が下手だなぁと思います。この時間があれば、あれもこれもそれもできるはず!と思うのをやめました。ひとつもできなくてつらくなるだけなので。なーんにもできることはない。と思って、何かできたことがあればラッキー✌️くらいで。ブログを、ちょこちょこ更新しようかなと思うことはあったのですが、いちばん直近の、どうでも良い話から。昨日、Amazonプライムビデオで、「殿、利息でござる!」を見ました。食器洗いながらとか、スマホでポイントサイトをポチポチしながら。
『人生』へそ曲がり(717)★歴史観で大切なことの三つ(磯田道史)①「なぜ」の疑問を持つ②ファクトチェックをする。なぜ史実なのかを考える。③矛盾の大切さ知る。【例えば】江戸時代「お伊勢参り」が大流行一方教科書には農民は貧しく日々細々と暮らしていた。この二つの記述には大いなる矛盾がある。農民の暮らしは思ったほど貧しくはなかった。のでは?◆日本書記ー諸外国の史料ー○ここに挙げた三つの史料は、百済が高句麗と同盟する誓約を破棄し、倭と関係を深めたことを述べる。『紀』○十二世紀
「武士の家計簿」(磯田道史)精巧な家計簿が含まれていた古文書から読み解かれた、ある武家の歴史。知的な文庫本でありつつも(知的レベル自体も高い)、一つの小説を読み終えたような、本を閉じた後に感傷に浸るような、読後感。面白かった。戦国時代のような乱世においては、軍事力(言い換えれば安全保障)を担う武士の重要性は高かったが、平和になればなるほど、文明的になればなるほど、存在価値は低くなっていく。以下、備忘家計簿から試算してみると、猪山家
来週放送の大河「べらぼう」、田沼意知が江戸城中にて佐野善左衛門に斬られます。それにより跡継ぎを失った田沼意次(渡辺謙)、しばらくして失脚します。ただこの事件、経緯からして不可思議でして…斬りつけた(1太刀目は肩口に)現場ですが、老中の寄合(会議)終了後ということで、近くに十数人の武士団が居合わせたにも関わらず、だれも静止せず、2の太刀が大腿部を斬りつけてようやく、佐野を羽交い締めに静止するも止めに入ったのが齢70超えの老武士だったという。数日後、意知は絶命、斬りつけた咎で佐野善左衛