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『【翔和】誰か俺にキスの仕方を教えてくれ!1』俺はキスができない。こどものころ、親戚の集まりの時。あれは正月だったかな。お年玉をくれるっていうんで、きょうだい、いとこ、はとこ、親戚の子供らが田舎ならではの…ameblo.jpこちらの2人。オレはいま、どうしようもなく怒っている。彼氏のしょうちゃんがくだらない嘘をついたから。・・・嘘では無いか。それは【キスができるようになった】ってこと。でも『できるようになった』とは、やっぱり違う。「なぁ・・・カズ、ほんとごめんって」「・・・
(bl小説・on/so/sn)(S)俺は自惚れていたし、智君のことも甘くみていたようだ。「今日はえっちな事しないぞ?」「どうして?」「俺、バチがあったのかも知れねえもん。翔くんとヤラシイ事し過ぎた」まあそうも思えるかも。いわゆる浮気に近いって、鈍い智君も気が付いた。「でもさ、最後までした事ないじゃない?」「俺、あの子が他の男とやらせないことばっかり考えてた。なのに自分はやっててさ」智君は何か熱弁していたが、それよりニノが気になる。トイレに行くふり
(bl小説・on/so/sn)(m)ニノを連れて相葉さんの病室へ行くと、二人は抱き合って泣いてしまって俺まで泣いた。「マー君、良かった......マー君が死んだら俺も死のうと思ってた」「ばか、死ぬな。ニノのせいじゃないだろ?」「だって......」俺は二人が喜んでいるだけで嬉しかった。泣きすぎて疲れの溜まっていたらしいニノは、相葉さんのベッドの上へ突っ伏して眠ってしまった。俺は抱き上げて相葉さんの部屋にある仮ベッドに寝かせたんだ。二時間ほど眠って起きたニ
(bl小説・on/so/sn)(m)ニノと俺は幼なじみ。相葉さんは一つ年上で、ニノの卒業した学校の元先輩だった。ニノが大怪我で俺のいる病院へ来た時は驚いた。男に暴行された体は顔は腫れあがり、足は骨折、下半身のあそこはひどい裂傷で相手に怒りしか湧かなかった。その怪我を見て同じように激怒した男が相葉さんだった。ニノとは俺と同じ親友。怒るのも無理がなかった。相手はニノの知り合いの男だったが、もちろん恋人じゃない。ニノは奥手で、ずっと恋人もいなかったしノーマル
(bl小説・on/so/sn)(M)「ここで止めてください......はい」古い一軒家の前でタクシーを降りた。しばらく音信不通になっていた幼なじみの男の家だ。幼なじみの男は、どうしていたんだろうか。知人達の話だと、見知らぬ男達と遊びまくってるらしい。俺の知る限り、彼は男と付き合う趣味などなかったはずなのに。玄関のインターフォンを押しても返事はない。「開いてる......」玄関は施錠されておらず不用心極まりない。自暴自棄になってるだ
(bl小説・on/so/sn)(S)「ありがとう、翔君」「気を付けてね?身体、大丈夫?送ろうか?」「大丈夫、もう朝だし。会社行く用意するから」二人でイチャイチャして、そのまま少し抱き合って眠った。腕の中の智君は可愛かった。だけど最後までできないストレスは、なかなか苦しい。智君を玄関まで送って、ベッドに入る。(可愛かったなあ)最後まで、無理矢理しても良かったかもしれないけど。(痛い思いさせたくないもんな)初めては、相当痛いはずだ。できれ
(bl小説・on/so)(S)飲みに行く気にもならないし、俺は家で酒を飲んでダラダラ過ごしていた。いくらでも酒は飲んでしまう。ニュースも音楽も頭を素通りだ。それなのにテレビ番組が流れっぱなしの部屋。ビールに焼酎を適当に飲んだ。次は日本酒にしようか迷ってる。(結構飲んじゃったなあ、余計シたい......ってなっちまう)この間の智君の痴態を思い出しながら自分で解消するか、それも虚しいなら、もう一度ニノに電話してみようか迷っていた。(ニノ抱きたい
(bl小説・on/so)(S)会社帰りの色々な憂鬱さを晴らすべく(主に智君のことだ)たまに会う子に連絡する。呼び出し音が聞こえるだけで、主人は出る事がない。(先約がいたんだな)近所でフラフラしてる美人な彼だった。辛い過去があったらしい彼は精神を病んでるらしく、自傷行為のように知り合ったばかりの男と関係する、この界隈でだけの有名人らしかった。優しい美人で、泣いている男や困ってる男を助けては、ヤらせてくれる天使らしい。噂は知ってたけど、そんな下半身のゆるい
Nside櫻井さんの隣りで目をつぶってるとなんでなのかな、すごい安心できてゆっくりと時間が流れているように感じる。別にオレはそんなにあくせく生きてきた気はしないけど、でも、心の中ではいつも何かに追われていた。園長たちから仕事から…潤くん、から。ぱちぱち。ぱちぱちぱち。櫻井さんの、パソコンを弾く音が聞こえてくる。ぱちぱちと。そして時々、熟考してるような沈黙があって、またぱちぱちとパソコンを叩く音がしてくる。オレは……何もしないでいるのに怒られるどころか、薄目を開け
Nside相葉さんが帰った後、櫻井さんは書斎からパソコンを持ってリビングに現れた。「あ、ここで仕事しますか?オレ、どきますね。」ソファから起き上がり、オレにかけてあったブランケットを畳んだ。それを持って櫻井さんの寝室へ入ると「あ、何か忘れ物ですか?」すぐ後ろに櫻井さんが立っていてそのまま一緒に寝室へと入ってきた。「え。怖い。…櫻井さん、なんでなんにも言ってくれないんですか?」「考え中。」「…はい。」ブランケットをクローゼットの中に仕舞い、シャワー前に少し片付けただけのこの部
Mside「でもさ、潤はよくやったよ。」「俺は、……何もやってねーよ。」再会したカズに好きだと言うどころか怖い目に遭わせてしまった。「まぁ、オレも数日考えてみたんだけど」「大野さんが?俺の事を?」「そーだよ。オレだって忙しいのに。」「じゃあ、考えなきゃいーだろw」マスターから運ばれてきた大野さん用のロックグラス。大野さんは、俺の目の前にあるアイスペールからトングで氷をいれる。「それ、俺んだけど。」「まあまあ。少しだけくれよ。」大野さんはそのまま俺のボトルにも手を伸ば
Msideカラン…グラスの中の氷が溶けた。バーカウンターで飲むようになって気づいたのは、ここはヤリモクで来る奴もいるってこと。たまに女やら男やら、声をかけられることもある。でも、不思議とやる気にはならない。今までは、家に帰ればカズがいたから。アイツを泣かせて、縛って、逃げ道を塞いでそれでアイツは、……俺の元にいた。俺が、隠れてろとは言ったけどマジでなんだかやってられねー。……まさか、1人で住む家があんなにも暗く冷たいものだったなんて。カズのいない家に帰ったところでアイ
Nside「で、どうする?」「え?」『病院だよ』と微笑む櫻井さんはオレの口元を親指で拭き取ってそのまま自分の口へと運んだ。や、櫻井さん…それはやりすぎ。ほんと、相葉さんの前でそれは、、「翔ちゃんちの車の鍵取ってこようか~?」突然相葉さんが立ち上がった。良かった。見てないよね。実はオレはオレで櫻井さんの口元に釘付けになってたりしたから。でも、考えたらオレ達は保険証を持ってないから。「オレ、大丈夫ですよ。病院なんてかかったことないし、今日のは少しの貧血っていうか…」
Nside相葉さんと櫻井さんがやたらとオレを介護してくれて、やたらと…優しい言葉をかけてくれた。嬉しい。うん。嬉しい。自分自身、櫻井さん達と一緒にいることを拒まなくなったからか、不思議と二人のやり取りが、胸の奥に暖かいものをこれでもかってくらいに運んできてくれる。嬉しい。オレはもう逃げたくないし追われることも……したく、ない。ちゃんと櫻井さんと向き合いたい。相葉さんとも、もちろん雇用的なこともあるけど、でもそれ以上のさ、人間関係…そう、人間関係を築いていきたい。例え
Nside「でもさーっ何でカズくんが倒れちゃっの?病院とか行かなくても大丈夫かな。」いつの間にかリビングのテーブルの上に置かれた朝ごはんたち。相葉さんはそのお粥を1さじ美味しそうに食べながら話し出した。「病院は、大丈夫だろ。」「なんで?なんで翔ちゃんがそう言いきれんの?」櫻井さんは相葉さんに背を向けてオレに食べさせてるから、必然的に相葉さんと目が合うのはオレなんだけどなんか色々と詮索されたくないし。思わず相葉さんから、サッと視線を外した。そんなオレの事なんか気にも止めず
Nside「カズくーんっお粥食べよー?起きられる?」リビングのドアを足で開けながら相葉さんが両手にお盆を持って登場した。朝から元気だなーなんてこの見慣れた笑顔に安心してる自分に驚く。「はい。大丈夫です。」「いや、このまま寝てろって。お粥は俺が食べさせる。」「翔ちゃん…?」起き上がろうとするオレの肩に手を置いて、また寝かしつけようとする櫻井さんを、相葉さんがジッと見つめてた。いやいやいや。何言ってんの?って、思うよね。オレも今そう思ってるし。。「ありがとう雅紀。お盆ご
Nside眩しい……目元に手をかざし薄めを開けると、真っ暗な部屋の中、カーテンの隙間から零れた朝陽の筋が、オレの顔を照らしていた。その光の筋を掴みたくて、思わずかざした手のひらがじんわりと温かいからか、鼻の奥がツンと痛くなった。この柔らかな温かみに浸っていたい。…ずっと。でも待ってよく考えると昨日の夜ってさ……やっぱり。オレの腹とかすげーカピカピしてて…まあ、オレ達の白いヤツが乾いたって事なんだけど。2人してやり過ぎて爆睡するってなに。モゾモゾと動くと、隣りで寝ている櫻井さん
Sside夕方受けた智くんからの電話は、カズの生まれてからの事を伝える内容だった。親同士の殺人事件から身寄りのなかったカズは、とある施設に入れられた。そこの園長は子供たちに薬を盛って体を売らせていた。もちろん本人も楽しんでた。ただ、そこを摘発できたのは内部からの情報が漏れたから。…というより、警察が着いた時にはヤクまみれの園長がマッパでやられてたし、売りをさせてた相手の名簿もその場にばらまかれていたとのこと。内部告発というより、恨みを買った故の犯行だと断定された。そして、その園に居
Nside気持ちがいいなんてものじゃない。尋常じゃない刺激が腰から背中を這い上がっていく。「あ…、ああっ……んっ、!」ヤバい。声なんて聞かせたら気持ち悪いって思われるのに。止められない。声も、腰も。「んっ、んっ、、あっ、、あっ、…っ」「カズ、いい声。」「さく…、らいさんっ…」「カズ……」「ああっ…!」涙が自然と溜まる。自分で落とした腰を櫻井さんが掴み、甘い刺激が体内を駆け巡る。櫻井さんの声で、心臓が破裂しそうなくらい苦しい。櫻井さんっ櫻井さんっ「あっ、……ん
「カズ、ここ来て」自分の太腿をぽんぽんと叩いてカズを呼ぶ。素直に膝にまたがって、俺と向かい合ってくれたカズが可愛くて、俺は顔が崩れるのを抑えられない。「しょうちゃん、お顔が溶けてます」「ハイ、自覚があります」「自覚ありですか」「ハイ、お恥ずかしながら」「どうしたら元のイケメンにもどりますか?」「え、カズからみて俺イケメン?」「うん、どうみても」「俺はカズが可愛くて仕方ない」「あ、また言ったな」「・・・モウシワケゴザイマセン」ふふふと笑いあって、くだらないやり取りをしなが
Nsideズボンを脱いで、櫻井さんの腿の上に跨って後ろに少し手をついた。「んっ…ふぅ…」くちゅくちゅと響き渡る水音。少し背を反らして指を入れてるから結構恥ずかしい。「………っ、、」櫻井さん、何も言わないな。オレだけ息が荒くなっててすごい嫌だ。もしかして手慣れてるって思われちゃうのかな。潤くんの帰りを待つ時、いつも自分で準備してたから。だって、帰ってきてすぐ出来ないと潤くんが、怒るから。「ん……、、」でも、櫻井さんはいつも自分から解してくれた。まるで、オレの体を甘やか
Nside櫻井さんから伸ばされた手を取り、その掌に自分の頬を包み込ませた。熱い。手のひらが熱い。「カズ、……お前また、」「……オレからしました。」「なんで?なぁ、なんでお前から……」見つめられる真剣な眼差しには今はまだ言葉にして応えられない。自分でもわからないけど自分の目から、涙が一筋流れた。言わないで去るつもりだったのに。もう我慢なんて出来ない。溢れてくるあなたへの想い。オレの胸の中にしまっておくには、あまりにも膨らみ過ぎてしまった。「またしてよ。なあ、カズ……
イヤなこと。そんなのこの状況での心当たりなんて、もうアレしかない。確かにトラウマというべく、十分すぎるほど引きずっている事だけど、思ったより傷になっていると自覚せざるを得ない。最近は自衛していたから、それほど危ない状態になることもなかったからこそ、この身体の反応にはびびった。「ごめん、びっくりしたよな。カズのせいじゃない、それは絶対」「ほんと?オレやだよ、しょうちゃんがイヤな思いするの」「それはマジで、大丈夫だから」「うん・・・」「もしかしたらってのは、あるかも」「そうなの?オレ
どんな思いで今日まで・・・と思うと、やっぱり抱く腕に力がこもる。「・・・俺さ、すっげぇショックだったんだよ・・・なんかさ、いまでこそ言語化できるけど、ああいう『こどもの時間』って、社会に守られたまじりっけなく健やかな時間だと思ってて。その安全を疑いなく享受して過ごしていたと思うんだ、少なくとも俺は。でもさ、カズは俺の知らないところで、環境の不遇とか、世間の悪意とか、そういう自分ではろ過できない澱みたいなものに晒されてるんだって・・・そういうの知って、俺、めちゃくちゃ混乱しちゃってさ。誰にもカ
Nside真っ暗な部屋の中、スマホのライトで櫻井さんの姿を探す。顔にライトを当てて眩しくさせるといけないから下の方。ふと見えたベッドの上。布団もかけずに櫻井さんがうずくまって横になっている。その体が、少しモゾッと動いた。両手を自分の足を抱くように、抱えている。…電話じゃなかった。「櫻井さん?……寝ちゃったのかな」返事のない櫻井さん。スマホの灯りを下げてベッドに近づいた。寝ちゃったならお布団を掛けてあげないと湯冷めしちゃう。と、「っ、、はぁ、…はぁ、…」暗闇の中から聞
自分でも気づいたばかりのカズへの想いを、確信にしたくなった。さっきまで俺の肩にあった、カズの小さい頭を撫ぜる。すこし汗ばんだ柔らかな髪に指を差し入れれば、ふわっと匂い立つカズの香り。「え、あー・・・うん、おもってたよ。初恋かよってくらいに引きずってた、かな」ハハハ、と笑って、冗談半分、本気半分。俺の告白とも言える発言をカズはふんわり笑って受け止めてくれる。「オレね。結構あの頃、いろんなこと受け止めなきゃいけなくて、急に物わかりのいいコドモにならなきゃいけなくてさ・・・」「うん」「
Nside「うんっめーーーっ」「ほんとですか?」「マジうまいよ、このスープ。」「良かったです。結構評判良いんですよ、このコンソメスープ。」「誰に?」『潤くんに』喉まで出かけたその名前を、慌てて飲み込んだ。焦る気持ちを抑えてやっと出た言葉が『今までの顧客の方に。』なんて。「あー、やっぱり今までも料理してたわけ?」「はい。お年寄りの方には特に。」「お年寄りもコンソメスープ食べるの?」「えっと、…そうです。意外と最近のお年寄りの方はグルメなんですよ。」オレの料理がそこまで
俺はキスができない。なのに、今日、俺はカズとキスがしたいと思った。猛烈に。なんなら、さらにその先・・・まで。想像ができてしまってる。今までだって、好きだなと思ったり、その気持ちでカラダの関係になったりした相手はそれなりには、まぁ・・・。でも、キスがしたいという気持ちが沸かない。どうしても、あの子供の頃のトラウマを乗り越えることができなかった。なんども試した。その度に本当に気分が悪くなるものだったから、それなら俺的には無理にキスをする必要なんか無かった。だけどそんな俺に相手が理解
Nsideドアをノックすると『はい。』中から櫻井さんの声がして安心したのと同時に、緊張感が増した。だってオレ、キスしてから初めて顔を見合わすことになるんじゃん。や、キスなんて今までだってしてたけど、でも、オレからなんてのは初めてで。櫻井さんの同意も貰ってないのに。目だって、まだ少し腫れてる気がするし。ドキドキと早くなる鼓動を抑えながら、ゆっくりとドアノブを回した。書斎のドアがいつもより重く感じる。いつも櫻井さんが座っているだろう場所へ目をやると、その向こうの窓際に立っている櫻井
我に返る。オイ、俺!ダメだろ、これは!電車の中でこんな・・・いや、ちがう!電車じゃなきゃいいわけでもない!どこで、とか、なにがダメ、とかじゃない。ちゃんと考えろ。懐かしさと酒の勢いとか、最悪だぞ。カズがちゃんと選んで、カズがどうしたいか。もう環境に抗えない子供じゃ無いんだ。そして、俺は・・・どうしたいんだ。そろそろ、カズが降りる駅に着く。カズを起こして、就活頑張ろうなって。そういって、握手でもして、またなって、次の面談で会えばいい。わかってる。わかってる、けど。