昨年の10月、初めて関ヶ原に行った。愛知産業大学で講演をした翌日のことだ。初めての訪問。私は歴史がとても好きだ。小学校時代は、日本史全集の古代から現代までをパラパラめくって読んでいた。中学校入学のお祝いに、「織田信長(山岡壮八著)」「戦国武将100話」を親からもらった。中学1年に初めて読んだ司馬遼太郎さんの小説は、国取り物語だった。中学時代から、一番わくわくしたのは、「関ヶ原の戦い」であった。なんと言っても「天下分け目の戦い」である。司馬さんの「関ヶ原」も読み、中学2年の時の文化祭では、関ヶ原の