ある日、看護学校の生徒たちが研修で病院にやって来た。先生に付き添われ、まだ若い彼らは、保護室の前を通るたびに、どこか緊張した面持ちでこちらを見ていた。雑談を交わす機会が増えた頃、私はふと、以前から胸に引っかかっていた疑問を、付き添いの先生に投げかけた。この病院には、何年も保護室から出ることを許されない男がいる。人としての尊厳や責任の問題は、どこへ行ってしまうのか、と。すると先生は、声を潜めるようにして言った。これは知っている人しか知らないのだけれど、国の統計によって、個々の患者をどれくらい入院さ