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宣材ポスターだけだったり「黒澤映画」見たことがないです…以前田中絹代さんの作品が連続上映されたことがあってたしか2~3本観てモノクロでもけっこうな時間見てても最後まで飽きなかったことを覚えています…がどんなストーリーだったかさっぱり思い出せない我が記憶力よ…あなたのおすすめの邦画は?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう田中絹代さんの監督作品もあるんだ…恋文[田中絹代]楽天市
『ある映画監督の生涯溝口健二の記録』新藤兼人著昭和五十年(1975年)四月二十日初版発行株式会社映人社溝口健二は明治三十一年(1898年)五月十六日に東京市に誕生した。昭和三十一年(1956年)八月二十四日、京都市において死去した。映画監督として数々の作品を発表した。演出や脚本については厳しかった。ハラスメントや虐めは強烈であったと伝えられている。傲慢さや臆病さを一切隠さなかったこともよく知られている。完全主義で非妥協の撮影を貫いた。映画が尊い藝術で
映画女優1987年1月17日公開日本映画史にその名を残す大スター田中絹代の映画デビューの頃から41歳までの半生を描く。あらすじ大正14年。女優を志す少女・田中絹代は蒲田撮影所の大部屋女優として採用された。新人の監督清光宏の強い推薦のおかげだった。上京に当っては母のヤエ、姉の玉代、兄の晴次と洋三、それに伯父の源次郎までが関西の生活を捨てて同行することになった。大部屋の給料が10円~15円だった当時、破格の50円をもらい、清光作品ではいつも良い役がつく絹代に、同僚の嫉妬が集まったが、小さな身
●色ざんげ(1956年)監督:阿部豊主な出演:森雅之北原三枝田中絹代三島耕天路圭子宍戸錠菅井一郎二本柳寛芦田伸介山岡久乃坪内美詠子高田敏江『色ざんげ』とは何とも艶めかしいタイトル。なるほど、宇野千代の原作を映画化したもの。しかし、森雅之さんの主演映画は、ドロドロした恋愛劇が何と多いのだろう。悪妻がはまり役の山岡久乃さん。その悪妻とようやく別れることができた湯浅(森)だが、湯浅との交際を親から反対されるつゆ子(北原)はアメリカへ強制留学。湯浅は仕方なく自分を支援す
●女醫の記録(1941年)監督:清水宏主な出演:田中絹代佐分利信森川まさみ戦地に赴く男性に代わり女性の社会進出を奨励する国策映画。予防医療の普及という点でも国策か?清水宏監督の作品は、淡々とストーリーが展開する傾向がある。『有がたうさん』、『小原庄助さん』、『都会の横顔』などもそんな感じだった。観ていると途中からややダレる感があるが、現実の世界は派手なエピソードや事件なんて滅多にないわけだから、清水作品はドキュメンタリー映画として楽しむのがベター。
彼岸花★★★★彼岸花ニューデジタルリマスター版Amazon(アマゾン)1958年(昭33)9月7日公開/カラースタンダード/118分/松竹大船/製作山内静夫原作里見弴脚本野田高梧・小津安二郎撮影厚田雄春音楽斎藤高順美術浜田辰雄出演-佐分利信・田中絹代・有馬稲子・山本富士子・浪花千栄子・笠智衆・桑野みゆき・佐田啓二・久我美子・高橋貞二・中村伸郎・高橋とよ・渡辺文雄前作「東京暮色」から1年4ヶ月振りの小津監督作。この映画の
4月3日は、有馬稲子の生誕92周年でした。それを記念して彼女の作品を紹介しています。『彼岸花』(1958)監督小津安二郎撮影厚田雄春共演佐分利信、田中絹代、山本富士子、佐田啓二、久我美子、浪花千栄子、笠智衆【あらすじ】平山渉は娘、文子には良い縁談をと考えていた。ある日突然、文子との結婚を了解して欲しいという谷口が平山の会社を訪れ、文子と谷口の交際が発覚。知人の娘の縁談には寛容な平山であったが、文子が相談なしに結婚の約束をしたと知り、激怒する。文子と谷口との結婚を許さ
●春雷(1939年)監督:佐々木啓祐主な出演:夏川大二郎川崎弘子木暮実千代三井秀男笠智衆田中絹代竹久夢二の絵から抜け出たような美人なのに、どこか天然なところのある川崎弘子さん。どのような苦境に直面しようと我が道を貫くところが弘子さんの強さなのだ。我がまま令嬢の英子(小暮)に振り回され、犯罪に手を染めた慎之介(夏川)。この映画のポイントは、彼の出所後の世話まで焼く志津子(川崎)にどこまで共感できるかだ。小悪党やちゃらんぽらんな役が多い三井秀男さんだが、唯一まともな人物として慎之
小津安二郎映画。そして、田中絹代と高峰秀子の共演。つーか、高峰秀子、可愛すぎだろう!冒頭の舌をペロって出す仕草で萌え死ぬ奴いるぞ!特に、父親から「舌出すぞ」とからかわれて、ためてためてペロペロって舌出すシーンで萌え死ぬゾ!その後も、彼女のキュート、キッチュな面が全面に押し出されキュン死寸前でした。それにしてもこの時代の日本は男尊女卑があまりありますね。無職のくせになにもせずに家にいる夫。スナックで働く嫁に小言を言い、「お前が働いていることを恩着せるな」とかどの口が
「西鶴一代女」(監督溝口健二137分)話の内容は、昔は高貴だったが、今は年老いて誰も見向きもしない老婆の夜鷹に落ちぶれてしまった女の話他の夜鷹達は客とシケこむ中、主人公の夜鷹は誰からも見向きもされず、1人寂しく夜道を歩くという演出・撮り口が凄かった身分違いの恋で、主人公達親子は京都追放、相手の男は打ち首というのが悲惨だった(相手の男が死んだと聞いて、主人公が包丁で自殺しようとするのを母親が止める、家の中から竹林の中まで出ていく長回しがシーン的にも凄かった)殿様の老家臣が、殿様の子供を
●女性の勝利(1946年)監督:溝口健二主な出演:田中絹代桑野通子三浦光子徳大寺伸髙橋とよ風見章子大坂志郎●南風(1939年)監督:渋谷実主な出演:田中絹代佐分利信徳大寺伸笠智衆河村黎吉葛城文子水戸光子氷川澪子
「松竹映画の栄光と崩壊」他より『田中絹代は負けない』の3回目です『愛染かつら』の男役・津村浩三は早々と上原謙に決まったしかし、ヒロイン・高石かつ枝はモメた高石かつ枝は子持ちの未亡人であり看護婦だが歌が上手く後にレコード会社にスカウトされるという設定だ監督に決まっている野村浩将は歌の上手い高峰三枝子を推し高峰じゃないなら撮らないとまで言ったが撮影所長の城戸四郎は反対した今の高峰三枝子に「子持ちの未亡人」はさせたく
流れる★★★★流れるAmazon(アマゾン)1956年11月20日公開/モノクロスタンダード/117分/東宝/製作藤本真澄原作幸田文脚本田中澄江、井手俊郎監督成瀬巳喜男撮影玉井正夫音楽斎藤一郎美術中古智出演-田中絹代・山田五十鈴・高峰秀子・岡田茉莉子・杉村春子・中北千枝子・栗原すみ子・賀原夏子・宮口精二・仲谷昇・加東大介前作「妻の心」から半年後に公開された成瀬監督作。この年、1956年は1月「驟雨」、5月「妻の心」、
「松竹映画の栄光と崩壊」他より『田中絹代は負けない』の2回目です松竹撮影所が蒲田から大船に移った頃27歳の田中絹代は鎌倉山旭ヶ丘に五百坪の土地を買いここに3棟合わせて25部屋もある「絹代御殿」と呼ばれる豪邸を建てた20代の終わりに近づきスター女優としてはもう若くはないという焦りがあった後から追いかけて来る若い女優たちに負けないためには大船に腰をすえて仕事に打ち込みたいまたナンバーワン女優を誇示するためにも
●征戦愛馬譜暁に祈る(1940年)監督:佐々木康主な出演:徳大寺伸夏川大二郎田中絹代河村黎吉笠智衆佐分利信葛城文子坂本武飯田蝶子伊藤久男●翼の凱歌(1942年)監督:山本薩夫主な出演:岡譲二月田一郎河津清三郎進藤英太郎花井蘭子
3月21日が命日・忌日の有名人・著名人1936年70歳没(?)アレクサンドル・グラズノフさん作曲家、音楽教師、指揮者ペテルブルク音楽院院長1971年68歳没(脳梗塞)深田久弥さん小説家、登山家『日本百名山』1977年満67歳没(脳腫瘍)田中絹代さん女優『マダムと女房』『愛染かつら』『楢山節考』⇒『田中絹代(1909年12月29日生~1977年3月21日没、女優、映画監督)』1985年満77歳没(?)マイケル・レッドグレイヴさん俳優娘:ヴァネッサ
1954年(昭和29)から34年間松竹大船撮影所でプロデューサー、シナリオ研究所長などをされた升本喜年(ますもときねん)さんのご本「松竹映画の栄光と崩壊」非常に読みでのある、読み出したら止まらない500頁近い長編で松竹だけではなく激動の昭和に翻弄された実録日本映画史ですほんとに面白いんですよご紹介したい箇所はたくさん、たくさんあるのですが今回はこのご本から『田中絹代は負けない』の項と他、画像などはあちこちから抜粋で田中絹代さんを
●陸軍(1944年)監督:木下恵介主な出演:笠智衆田中絹代三津田健東野英治郎上原謙杉村春子●恋も忘れて(1937年)監督:清水宏主な出演:桑野通子佐野周二爆弾小僧突貫小僧岡村文子水戸光子
m(__)m💕
●煙突の見える場所(1953年)監督:五所平之助主な出演:田中絹代上原謙高峰秀子芥川比呂志関千恵子花井蘭子浦辺粂子
コレも1月にWOWOWで小津サイレント祭りしてる中で観た一本。1933年作で小津映画ではかなり珍しいハードエッジな作品となっている。コレも4Kではないけれど粗い画質ならYouTubeで観れるようである。松竹映画。昼間はフツーのOLとして働き、私生活では三流ヤクザの男とつきあいながら、金づるのために社長の息子と付き合っている。その役を田中絹代がしてるというなんたるミスキャスト!というなかれ、結構様になっているのには驚いたわ。小津安二郎は結構ハリウッド映
2024年-令和6年3月4日シネ・ヌーヴォ昭和23年作品小津安二郎特集、本作品は13年8月にDVD観ていて記録には傑作と記していますが、階段のシーンの凄さと復員して来た夫の周一(佐野周二)の嫌な印象しか残っていませんでしたが、、、お話は戦後、夫の帰りを待つ時子(田中絹代)と息子は間借り住まい、ある日、息子が高熱を出し入院、一時は危険な状態だったが無事回復、一安心。ここで時子は治療費の工面で、ある行動に出た、、、帰って来た周一は時子に変わった事は無かったかと尋ねると、彼女は息子が入院した
●新道前編朱実の巻/後編良太の巻(1936年)監督:五所平之助主な出演:田中絹代佐野周二上原謙佐分利信高峰秀子川崎弘子斎藤達夫吉川満子岡村文子笠智衆
図書館に行ったら、新着DVDのコーナーに、化け猫と四谷怪談、はい、借りました(^^)昔観た四谷怪談は田中絹代、上原謙、監督木下恵介、愛染かつら大ヒット中のキャスト、田中絹代は特殊メイクなしのお岩さま、これは怖かった。今回は若山冨三郎の四谷怪談。今夜はこの2作を観ます、夜食は猫缶(嘘です)幽霊もお化けも怖くない、ホントに怖いのは生きた人間なんだよ、と大人たちは言っていたけど、この歳になればそう思うけど、幽霊やお化けが怖かった頃が今となっては、なつかしい。👻👻👻👻
●再会1953年監督:木村恵吾主な出演:森雅之久我美子三国連太郎伊藤雄之助入り江たか子清川玉枝●恋文1953年監督:田中絹代主な出演:森雅之久我美子宇野重吉道三重三香川京子田中絹代入り江たか子花井蘭子関千恵子笠智衆佐野周二
前回は古典『大和物語』の中の『葦刈』(あしかり)でしたが、今回は谷崎潤一郎の小説「蘆刈」(あしかり)です。古典『大和物語』生活苦故に妻と別離するも2024-02-22https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12841518020.html谷崎潤一郎の小説「蘆刈」これは、大映映画「お遊さま」《(主演)田中絹代・乙羽信子》という題名で1951年封切られました。視聴対象は、我らの親の年代です。これを敢えてブログ記事として掲載するのは、この小説で
「お遊さま」「お遊さま」全編1951年6月22日公開。これぞ谷崎潤一郎の耽美の世界。原作:谷崎潤一郎「芦刈」脚本:依田義賢監督:溝口健二キャスト:お遊さま:田中絹代(松竹)お静:乙羽信子慎之助:堀雄二おすみ:平井岐代子おつぎ:金剛麗子栄太郎:柳永二郎久左衛門:進藤英太郎乳母:小林叶江あらすじ:お遊さまは、小曽部の家から金満家粥川へ嫁入って間もなく夫に別れたが、一人子一の養育のかたわら、贅沢と遊芸三昧に憂さを晴らしてい
こんにちは。今日はなんだかすっきりしない空模様ですが、住宅の皆様は今日もお元気にお過ごしです一昨日の春一番を機に寒さが少し和らぎ、春の足音が遠くからですが聞こえてくるような気がしますさて、本日の午後の映画鑑賞ですがリクエストの多い、不朽の名作、愛染かつらを上映いたしました。皆様『あれは何度見てもいいわよね~』『昔の恋愛を思い出しちゃうわ』『確か田中絹代と上原謙だったわよね~』と話されながらエレベーターに乗り込まれました映画が始まると懐かし~と旅の夜風を
昨日は確定申告で潰れてしまったので今日は三日ぶりのウォーキング暖かく風もなくいいお天気です途中の公園で白梅が咲いているのをみつけました白梅というと「湯島の白梅」を思い出します映画主題歌ですが歌っているのは小畑実さん榎本美佐江さんです小畑さんは戦後に韓国系であることをカミングアウトそういえば榎本さんも韓国系の大投手金田正一さんと一時結婚・離婚なにか因縁を感じます「湯島の白梅」は泉鏡花の原作・「女系図(おんなけいず)」の映画化に際して
ランクAの下~Bの上遊郭街(赤線)「鳩の街」で生活する人々の喜怒哀楽を織り交ぜたオールスター映画となっています。永井荷風の短編小説を原作としています。敗戦後10年の日本には戦争の傷跡が、庶民の心には生々しく残っています。この映画の根底には東京空襲で人生を狂わされた人々の哀しみが描かれています。今も昔も変わりませんが良いか悪いかは別にして男性中心社会の日本で女性が、学歴も血筋も関係なく手に職も、資格