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こまめに「鉄分」補給!「用例採集」とは「舟を編む」で知った言葉だけれども、高架を走る電車の車窓これもひとつの「用例採集」だなと。都内に向かって走れば、聞いたことある企業のビル看板にここか!とひとつずつ驚く。地上走行の車からは分からなかった見えてない場所の世界。Akaneのひとこともっとも3次元ベクトルは苦手だった(汗)
佐藤愛子さんの「血脈」を読んでいて、登場人物どうしの会話の中で「おちゃっぴい」という言葉を知った。当時の東京言葉だろうか。私は初めて知ったので辞書を読んでみた(いずれもロゴヴィスタ版)。(デジタル大辞泉)おちゃっぴい[名・形動][1]女の子が、おしゃべりで、出しゃばりなさま。また、そういう少女。「おちゃっぴいな小娘」[2]《「おちゃひき」の音変化》働いても金にならず、割の合わないこと。「御褒美を貰ふ時は親方一人であたたまる。この六蔵は―」〈浄・矢口渡〉[類語]おませ・お
(用例採集)「まんじ」今夜は日本テレビの「欽ちゃん香取慎吾の第95回全日本仮装大賞」を見て、楽しく笑っていました。その中で、女子高生のグループが出演し、演技後にマイクを向けられると、「まじ卍(まんじ)!」と答えていて、テロップにも「まじ卍って何?」と流れました。「まじ」は「本当に・・・・・・である」くらいの意味だと思います。「まんじ」が問題です。辞書には……まんじ【卍・卍字・万字】(もと、インドでの吉祥の印で、吉祥万徳の集まる意から、中国で「万」の字に当てて用いたもの)1もと
晴れた日に舟を編む役者をコンプリートしたような映画隙のない配役観たのは先週の話曇りの日に家に居るより晴れた日に家に家に居るほうが穏やかな映画を観たくなる映画舟を編むは二回目かなり前に観たあの時は松田龍平の役柄に少し驚かされたけどあれから私が観た彼の演じる役はこの線の上を行く野木亜紀子脚本の獣になれない私たちWOWOWドラマ0.5の男はおもしろかった加藤剛と八千草薫が夫婦で伊佐山ひろこと黒木華凄い布陣冒頭小林薫とオダギリ・ジョーの二人深夜食堂思い出し
2019年10月27日のリブログ。--①「しばく」昨夜見ていたテレビ番組(2つの番組でどちらだったかは失念)で登場人物が「しばかれる」と話しているのを聞きました。意味は、おおよそ分かります。「しばく」は「たたく」「打つ」とかいう意味でしょう。ところが私の居住地がある関東圏では日常は使わない言葉です。辞書(岩波国語辞典・角川必携国語辞典)にもないので、ネットのコトバンクで調べました。コトバンク「しばく」大辞林第三版の解説しばく(動カ五[四])むちや棒で強く打つ。たた
2021年10月4日のリブログ。--(用例採集)親ガチャ今朝、羽鳥慎一モーニングショーで初めて聞いた言葉です。ネット辞書Weblioで調べました。--実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典親ガチャ読み方:おやガチャ子どもの立場から「親は自分では選べない」「どういう境遇に生まれるかは全くの運任せ」と述べる表現。ソーシャルゲームにありがちなキャラクター入手方法(いわゆるガチャ)になぞらえた言い方。親ガチャとは逆に、親の立場から「どんな子が生まれてくるかは任意で選択できない」状況を表
2020年8月8日のリブログ。--今夜、フジテレビの「99人の壁」というクイズ番組を観ようとチャンネルを合わせたら、音楽特集の2時間枠で放送していました。懐メロ(?)の一部を回答者が歌い、隠された歌詞の一部を当てるという問題が続きました。その中で、曲名と歌手名は忘れましたが、「うじゃけた顔」という言葉が正解だった問題が出ました。「うじゃけた顔→うじゃける」は初耳でしたので、辞書で引くと手持ちの小型辞書にはなかったので、コトバンクを引いてみました。うじゃけるうじゃ・ける
2020年6月25日のリブログ。--コトバンクなどで調べましたがありませんでした。本日、ウィキペディアに「四色定理」の説明を見つけました。四色定理(よんしょくていり/ししょくていり、英:Fourcolortheorem)とは、厳密ではないが日常的な直感で説明すると「平面上のいかなる地図も、隣接する領域が異なる色になるように塗り分けるには4色あれば十分だ」という定理である。これを「地図の塗り分け」とすると、例えば飛び地を所属地と常に同じ色にしなければならない、とした場合、
2022年6月23日のリブログ。--母がお世話になっているヘルパーさんが「明日はセイシキしましょうね」とつぶやいたのを聞きました。初めて聞く言葉だ合ったので、新明国八版ロゴヴィスタ版を引きました。せいしき0【清《拭】清拭する(他サ)布などでふいて、きれいにすること。〔狭義では、風呂フロに入れない病人のからだを、熱いタオルでふき清めることを指す〕「窓ガラスの清拭」
6月15日に学研の国語大辞典が仲間入りしたとご紹介しましたが、その時、用例が検事尋問調書から採られているとご紹介しました。なかなか見つけることができなかったのですが、ようやく2例発見しました。【きみつ】にありました。【てんぼう】にもありました。もっとこう、事件性のある見出し語にでてくるのかと思っていましたが、一概には言えないようですね。おそらく、他にもあると思うので、見つけ次第報告します👍
お昼のNHKのお料理番組か何かでお料理をしていた方がいたまったら(「炒める+できる」という意味なのだろう)という表現をされていて違和感を感じました。確かに「炒」の漢字を使った「いたまる」という表現は(今はまだ)無い。でも結構使っている人はいるようで10年くらいで辞書に載ってくるのかもしれないな~と『舟を編む』の馬締さんなら用例採集カードに書くんだろうな~と思いながら見てました。
2020年5月31日のリブログ。--【1】ゾーン先週の金曜日、テレビ朝日の「ざわつく金曜日」で知った言葉です。元オリンピック柔道で金メダルを取った女性柔道家で、現在はアイスクリーム店を経営している女性に、長嶋一茂が質問しました。「ゾーンに入ったことはありますか?」と。女性は「あります」と答えました。辞書に当てはまる言葉があるかどうか、コトバンクで調べてみました。ゾーン(読み)ぞーん1953―JohnZornzoneASCII.jpデジタル用語辞典の解説(略)
2018年1月13日のリブログ。---(用例採集)1「たまがね」我が家には、昔から夜間に門と裏木戸を閉める鍵があります。鋼を渦巻き状に巻いたものです。我が家では手作りのこの鍵を「たまがね」と読んでいました。1つは60年以上前に祖父(故人)が作った「たまがね」です。祖父は国鉄(現在のJR)の電力技師をしていました。他方は父(故人)が作った「たまがね」です。父は電力会社に勤務し、日曜大工が得意で、手先が器用な人でした。ふと「たまがね」という言葉を辞書で引いてみました。あ
2019年12月12日のリブログ。−−1「だて」今夜のTBS「プレバト!」で被評価者の俳句について、どなたかが発した言葉。「だてに年を取っていないな」この言葉自体は、意味が分かります。「さすが、年齢を重ねている分だけ、よくわかっていますね」くらいの意味だと思いますが、どうして「だて」というのか、岩波国語辞典第八版で引いてみました。だて【〈伊達〉】〘名ノナ〙侠気(きょうき)からの、派手なふるまい・態度。おしゃれのために外見を飾ったり、見えを張ったりすること。「―や酔狂じゃできない
2019年8月25日のブログをリブログします。--ここから本日の昼、BS日テレの「火曜サスペンス劇場」の再放送を見ました。昨日に引き続き、水谷豊版「浅見光彦シリーズ」でした。元ドリフターズの新井注さんが警察署長役で登場し、部下に「理非曲直で臨め」と指示を出していました。知らない言葉だったのでコトバンクを利用しました。--ここから(コトバンク)理非曲直(読み)リヒキョクチョクデジタル大辞泉の解説りひ‐きょくちょく【理非曲直】道理に合っていることと合っていないこと。不正なことと正
2019年7月23日のブログをリブログします。--録画した「しくじり先生」という番組を観ていたら、ゲストが「芯を食っていない」と発言していました。辞書になかったので、ネットで調べてみました。〇「芯を食う」とは、「すべてにやみくもになって全力を注ぐのではなく、力を入れるべきことに集中する」という意味である。〇「芯を食ってない」と使うことで「加減しない。闇雲に力を入れる」という意味になる。初めて知る言葉でした。若い人たちは、当然のように知っており、使っているのでしょう
2018年6月2日のブログをリブログします。--ふたつともテレビ番組から採集しました。「ヒリヒリする」TBSテレビ(関東では地上波6チャンネル)18:55~20:54「ジョブチューン」よりファミリーレストランの人気メニューを7人のプロの料理人が食べて評価し、「合格」または「不合格」の判定をするという番組でした。番組の始まり間際に、TBSの女性アナウンサーが「(この企画は)ヒリヒリしますね」と発言しました。Dual大辞林を引いてみました。--ここからひりひり
2019年3月15日のブログをリブログします。今朝、テレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」を見ていたら、アフリカのガーナという国の兵器展示会を報道していました。その中で、人が乗り込む大型兵器について、アナウンサーが「向かうとこ敵なし」と言い、テロップにも「向かうとこ敵なし」と表示されました。私は「向かうところ敵なし」だと思い、辞書を引きましたが、「向かうとこ」はありませんでした。ネット辞書のコトバンクを紹介します。--ここから向かう所敵なし(読み)ムカウトコロテキナシ
2019年3月12日のブログをリブログします。今も覚えているかと問われれば、「記憶にありません」と答えざるを得ない悲しさを覚えます。今夜20:15から、NHK総合で「うたコン」に続いて「サラメシ」を見ました。毎週見ています。今夜の番組では、スキー場で働く人の昼食を取材していました。そこで「策動」という言葉を知りました。Dual大辞林にありました。--ここからさくどうさくどう─だう[0]【索道】空中に架設した鋼索に運搬器を取りつけ,人や荷物を運搬する装置。ロー
2021年3月10日のブログをリブログします。--ここからリブログ私が子どもの頃、もう半世紀以上昔のことですが、友達と約束するとき、小指と小指をからませて、次のように言っていました。「指切りげんまん、嘘ついたら針千本飲~ます、指切った!」新明国八革を読みました。ゆびきり[3]【指切(り)】―する(自サ)〔約束を破らないしるしに〕(子供同士が)手の小指をひっかけ合うこと。げんまん。げんまん[0]〔拳万の意という〕〔幼児語で〕約束を必ず守るしるしとして、互いの小指をか
2021年3月8日のブログをリブログします。大辞林四版(ロゴビスタ版)では・・・・・・てるてるぼうず―ばうず5【照る照る坊主】晴れることを祈って、軒先などにつるす人形。普通、四角な紙の中央に綿などをおいてくくり、頭とする。晴れたら、目を書き入れたり、神酒みきをかけたりして、川に流す。てりてりぼうず[大辞林第四版朱色はブログ筆者による]新明国八革にも・・・・・・(朱色はブログ筆者による)てるてるぼうず[5]―バウ―【照(る)照(る)坊主】次の日晴れることを祈って軒など
前回の記事で言葉のことを少し書いた。朝ドラの貴君が言葉が沢山あるんは自分にピッタリの言葉を見つけるためやで、と言っていた。その言葉の宝庫と言えるのが辞書だと思う。最近はなんでもスマホで検索できるので辞書を持たなくても過ごせるし持たない人が増えていると思う。ただスマホの検索で示されるのは辞書が元になっている。そんな一冊の辞書を作る、と言う大変な地味で注目されることもない作業の繰り返しを黙々とする人達がいて、それが映画になった、まさに地味な映画を観た。昨年テレビでやっていて録画をして、実際に観た
朝ドラ「舞い上がれ」で登場した言葉を広辞苑で調べてみた。ほんか‐どり【本歌取】和歌・連歌などで、意識的に先人の作の用語・語句などを取り入れて作ること。例えば、万葉集の「苦しくも降りくる雨か三輪が崎佐野の渡に家もあらなくに」を本歌に取って、藤原定家が「駒とめて袖打ち払ふ蔭もなし佐野の渡の雪の夕暮」と詠んだ類。新古今時代に歌論的に整備された。→ほん‐か【本歌】ほん‐か【本歌】①先人の歌の用語や語句を踏まえて和歌・連歌などを作った場合、その典拠になった歌。もとうた。毎月抄「―とり侍るや
朝ドラ「舞い上がれ」に登場する古書店「デラシネ」という店名について広辞苑を引いてみました。デラシネ【déracinéフランス】故郷を喪失した人。根なし草。フランス語だったのですね。
昨夜、池波正太郎ファンの弟が「鬼平犯科帳」DVDをレンタルしてきて、母、私、弟で視聴し、堪能しました。2作品入っていて、その一つに「うんぷてんぷ」と題した作品がありました。知らない言葉だったのでchromebookに入れたAndroid版旺国で調べてみました。画面キャプチャ(windowsのPrintScreen)がとても便利だった。
2018年1月13日のブログをリブログします。---ここから(用例採集)1「たまがね」我が家には、昔から夜間に門と裏木戸を閉める鍵があります。鋼を渦巻き状に巻いたものです。我が家では手作りのこの鍵を「たまがね」と読んでいました。1つは60年以上前に祖父(故人)が作った「たまがね」です。祖父は国鉄(現在のJR)の電力技師をしていました。他方は父(故人)が作った「たまがね」です。父は電力会社に勤務し、日曜大工が得意で、手先が器用な人でした。ふと「たまがね」という言葉を辞
熱い→熱っ(あつっ)痛い→痛っ(いたっ)美味い→美味っ(うまっ)硬い→硬っ(かたっ)最近テレビなどでよく視聴する言葉の変化?まだまだあると思います。これらの説明が辞書に載るのを楽しみにしています。明鏡や三国ではすでに載っているでしょうか?どなたか教えてください。
2021年12月25日のブログをリブログします。ここ数年、世間を騒がせている「煽り運転」ですが、ドライブレコーダーの装着率が上がったためか、ストレスで切れかかっている人間が増えたせいか、後を絶ちませんね。(三国八版)(新明国八革)三国八版は味気ないほどすっきりした語釈が2行で終わっています。新明国八革は、これでもか、と、煽り運転実行者がグーの音も出ないほどに、細かい語釈が5行も書かれています。どちらも新しい言葉は載っていますが、その言葉への迫り方が大きく違うことがわかりま
2019年12月21日のブログをリブログします。自分用メモです。先週、月に一度の診察と薬をいただきに、主治医の胃腸外科に通院しました。数か月前から胃の調子が悪く、先月、主治医に申し出たところ、様子を見ていることと言われ、1か月様子を見ていましたが、やはり調子が悪く、その旨申し出ると、年明けに血液検査をし、その結果で胃カメラ等をすると言われました。食事の1時間ほど前から(午前11時ころ)胃が重くなり、食事後に重いゲップが続き、午後2時過ぎに不調が収まるという繰り返しです。最近、朝と夕も
2019年12月12日のブログをリブログします。1「だて」今夜のTBS「プレバト!」で被評価者の俳句について、どなたかが発した言葉。「だてに年を取っていないな」この言葉自体は、意味が分かります。「さすが、年齢を重ねている分だけ、よくわかっていますね」くらいの意味だと思いますが、どうして「だて」というのか、岩波国語辞典第八版で引いてみました。だて【〈伊達〉】〘名ノナ〙侠気(きょうき)からの、派手なふるまい・態度。おしゃれのために外見を飾ったり、見えを張ったりすること。「―や酔狂じゃ