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でもなあ。こんな移植事情を知っている人なんて、ごくごく少数だろうし、自分の身内に、切羽詰まった重症患者でもいなければ、所詮は、他人事なんだろうなあ。…それはまさに、昔の私たちに、ドンピシャで当てはまった事でしたから、とてもよく分かります。夫が、末期の肝硬変による、腹水まみれ状態で入院していた、2013年秋~2014年春には、肝臓の専門医ですら、『肝移植によって劇的に回復する』という道筋を示す発想が無かったので、肝硬変末期の症状が、次々と出現している夫に対
先日、次男の移植外科定期通院がありました。数日前から腹痛があって仕事も休んでいたので、採血の結果が心配だったんですけどPCRは少しだけ高いけど、特に問題はないようです。でも、最初に大学病院に入院した時に大腸カメラの検査をしてから2年以上していないので近々、大腸カメラ検査をする事になったようです。前回の大腸カメラ検査では、UC寛解と言われたのですが次回はどうでしょう今はお腹は落ち着いたようなので良かったです。このまま引き続き、体調管理には気をつけつつ過ごして欲しいです
〈チラシ右面〉どうすればドナーになれるの?マイナンバーカードの表(おもて)面をご覧ください。下部に、「臓器提供意思」という欄があり、そこにあなたご自身の意思を表示するだけで、登録は完了します。直近の内閣府調査では、国民の4割が、臓器提供の意思を持ち、中でも、18歳以上39歳以下の若い世代では、6割近くが、臓器提供の意思があると、回答しています。ですが、実際にドナー登録をしている人は、1割にすぎず、ドナー不足は深刻です。一人でも多くの方々が、ドナー登
〈チラシ中央面〉臓器移植を受ける、重病患者(レシピエント)の臓器の代わりに、脳死の人(ドナー)から提供された、臓器を移植すると、レシピエントは、驚くほど、健康を取り戻すことができます。命の終わりにおびえたり、苦しい治療に耐えていた、それまでの日々から解放され、移植後は、生き生きとした日常生活が、送れるようになります。健康な人と変わらない仕事が出来たり、家事を難なくこなせるようになるなど、生活が激変する様子は、「夢のような再生」と呼ばれています。このよう
ついこの前行った気がするけどまた成育間も無く冬休み(激早)…ただでさえ年末休ありで今月の勤務日数確保が至難のため、夫に依頼肝機能横ばい服薬量変更なし次回は1月中旬にセカンドオピニオンへ行って成育はその翌週に。はぁ、今年も1年成育に通いまくったなーなんなん今年もよく頑張った来年こそは兆しがほしい血液検査結果12/9総ビ0,54直ビ0,16AST43HALT46Hγ-GT111Hタクロリムス2,8※身体測定無し今回も帰りに大ピンチ展寄ってきてましたリ
アルブミン3.6(妻4.2)GOT25GPT20γ-GTP44(妻148)ALP224ビリルビン0.9CRP0.51アルブミン、CRP以外は良好ですね。アルブミン熱が出たときは3.9だったので悪化しました。次は1月下旬なので一月半空きます。妻は既に毎週末晩酌してるのでガンマが悪いです。先生には「付き合い程度に」と言ってたようですが、自らの意思で飲んでますね。
〈チラシ左面続き〉〔日本の臓器移植率は?〕日本の臓器移植率は、とても低く、移植が普及しているスペインやアメリカの、50分の1程度です。日本では、移植を希望しても、実際に移植手術を受けられる人は、たったの3~4%に過ぎません。中でも、腎臓の移植を希望して待機しているレシピエントは、とても多く、登録してから、実際に移植が実現するまでの待機年数は、15年近くと非常に長いので、多くの腎臓レシピエントが、待機期間中に亡くなられます。日本では、亡くなられたドナーからの
今年のクイズは、「ドナークイズ」や「レシピエントクイズ」のような、用語説明クイズよりも、一段と踏み込んだ内容なので、一般の方々には、難しく感じるかなと思いつつ、「いやいや、間違ってもらった方が、かえってチラシを読んでもらえる」と、開き直る余裕が、出て来ました。そんな「臓器移植クイズ」の基になる、新作チラシについてですが、どのような内容なのかを、紹介していきます。あなたの意思で誰かの命が再生します〈チラシ左面〉〔臓器移植ってなに?〕臓器移植とは、病気や
昨日は久しぶり(約2か月ぶり)の通院でした午前中:大学病院の「腎臓・高血圧内科」この先生は几帳面でテキパキしていて、無駄な動きが一切ありません血液検査の結果を的確に説明してくれるうえ、こちらが聞きたいことも察して答えてくれます診察が終わった後、安心感を与えてくれる先生です午後:クリニック「糖尿」診察こちらは掛かり付けの先生で、楽観的なタイプ風邪くらいであれば「大丈夫!あとは気合で治して!」というスタンスですが、見るところはしっかり診てくれて肝硬変の時はしっかり見つ
そして、一昨年の「ドナークイズ」、昨年の「レシピエントクイズ」の流れで、今年は「臓器移植クイズ」というタイトルで、臓器移植に関するクイズを、作ることにしました。同時に、祭りのパンフレットに載せる、キャッチコピーも決まりました。臓器移植ってなんだろう?クイズに答えて景品をゲットしよう!このキャッチコピーに沿って、チラシを読めば、正解が分かるようなクイズを、作りました。そのクイズが、これです。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村にほん
2025年も残り一カ月半になった、11月中旬。今年は、N祭(エヌさい)と銘打ったイベントに参加して、広報活動を行いました。昨年、一昨年は、NPOフェスティバルに参加して、イベント効果の大きさを痛感していたので、今年も、「とにかくイベントには参加しよう」と、迷いなく申し込みました。・さて今年はどんなチラシにしようかな?・それから今年は、どんなクイズにしようかな?・祭りのパンフレットに載せるキャッチコピーは?そんな準備を、猛暑の中始めて、9月には出
~誰もが、糖尿病性腎症や(動脈硬化による)腎硬化症になる、腎リスクの影響を、多少なりとも受ける~だとすれば、誰もが今後、腎不全に陥り、人工透析患者や、腎移植のレシピエントになる可能性がある、ということになります。腎機能が、今のところ正常な人間は、「ドナーになる側の人間」だと、自らを位置付けしやすいものです。実際に、2度ドナーになって、右葉肝臓や右腎臓を夫に提供した私も、これまでのところ、肝・腎機能はずっと正常値だったので、自分はドナー側の人間なのだと、ず
朝の会&副教科の授業参観もう、全く何も言うことありません朝の会はみんなでやる国語絡みのゲームの時間がありましたが、みんな楽しそうに取り組んでいて。全員前向きに参加しているし、苦手な子には周りが助けてあげる様子で素晴らしい授業は専科教室に移動でしたが、みんなささっと移動。副教科なのでゆるめ。専科の先生が一番緊張していたのではとにかく全員が本当に楽しそうに授業に参加していた様子が印象的でした授業参観のあと、親子で展示を見る時間がありましたが、子どもたちは子どもたちではしゃぎながら見て
現在、人工透析にまで至る、腎不全患者の原因疾患の第一位は、『糖尿病性腎症』で、4割。第二位は『腎硬化症』で、2割を占めます。第一位の、糖尿病性腎症は、1998年に一位となって以来、比率が増加し続けていましたが、ここ数年は、横ばい状態です。一方で第二位の、腎硬化症は、高血圧による動脈硬化が、原因となって起こるもので、患者の高齢化によって、その割合は、増加しています。加齢によって、高血圧や動脈硬化が進み、放っておいても徐々に、腎機能が低下しやすくなる上
肝移植手術後まもなくの、院内感染でしたから、夫の全身は、沢山のチューブやドレーンでつながれ、それらの挿入された管を抜かないように、両手は、ベッドの柵に、ヒモで固定されていました。声も出せない。手も動かせない。「生」を感じ取ることなど出来ない、究極の苦しみだと思いました。その究極の苦しみに、更なるおまけが付きました。夫は、敗血症によって、「急性腎不全」状態に陥り、急きょ人工透析が必要とのことで、人工透析用のシャントが造られ、透析用の太い針が2本、否
書き留めたいことがたくさんあるのに、それは私を知らない誰かに聞いてほしい気持ちも含むんだけど、そんな自分の思いを見せたところで誰の何になるのだ?という冷めた私もいて。つまり私にはこういうブログサイトは向かないということかもしれない。だけど久しぶりに私の生活に波が立ったので、ちょっと書いてみる。娘が離婚を決めたんだよね。2ヶ月くらいの話し合いを経て双方が合意した。2歳3ヶ月の男の子は娘が連れて出る。離婚に至るには双方に責任があると思う。それを修正できなかったこと、同じ方向を見られなか
夫は毎日、じっと横たわって、行き場のない苦しさに耐えていましたが、健康な私は、「辛いんだろうなあ」と感じつつも、当事者の、どうしようもない地獄のような苦しみを、共有することは、出来ませんでした。このように、肝硬変末期の夫の苦しみは、想像を絶するほどだと、感じていた私でしたが、これがマックスではありませんでした。その後、もっともっとレベルアップした、『究極の地獄』が、夫を待ち受けていたのです!当時、肝硬変末期で、余命宣告まで受けてしまった夫でしたが、ギリギ
「アルコール性肝硬変」にしても、「糖尿病由来の腎不全」にしても、病気の程度は深刻で、当事者は生死をかけて、持病と向き合うことになります。それだけでも、もう十分な『生きる苦しみ』を、与えられることになります。夫の場合、与えられた『生きる苦しみ』は、傍らで見ているだけでも、息苦しくなるほど、重いものでした。夫の身体は、もはやコントロール不能状態で、全身が腹水まみれでした。おヘソは、デベソをはるかに通り越して、異様に膨張し、黒い中華饅頭のようになっていました
同じような事情は、肝臓だけではなく腎臓にもあります。現在、腎臓の移植希望者→移植者で、最も多いのは、糖尿病由来の腎不全患者です。糖尿病が悪化することで生じる、3大合併症は、失明・腎不全・足の壊死、だと言われていますが、こうした重篤な症状が、糖尿病由来だと判明すると、「自業自得」的な視線を投げかける医師が多いと、言われています。そうした医師の何気ない視線で、心えぐられる患者も多いことでしょう。「遺伝的に家族が皆、血糖値が高い」という人は散見しますし、「日
夫の場合は、酒類メーカーに勤務して、営業畑を歩いてきましたから、お酒を飲むことが、仕事。与えられたノルマをこなし、営業成績を上げるためには、お酒を浴びるように飲むしかなかったという、特有の事情がありました。(今ではあり得ない企業風土…)「20代の頃は、一晩でウイスキーを、ボトル1本空けていた」という話をすると、医師は例外なく驚いていましたが、家にいる時には、夫は全くお酒を飲みませんでしたから、もともと下戸の私には、「一晩でウイスキーのボトル1本」が、どれほど
私の夫は、今から12年前の、2013年秋に、緊急入院しました。病名は、非代償期のアルコール性肝硬変。「非代償期」というのは、「もう治ることはないというレベルにまで達してしまった」ということで、非代償期のアルコール性肝硬変というのは、このままだったら、そのうち死んでしまいますよ、という、重篤な病名でした。ところで…「アルコール性肝硬変」という、病気の由来が明らかになると、冷淡な視線を投げかける医師が多いと、聞いたことがあります。要は「お酒を飲み過ぎた結果
ですがその後、全世界でドナー不足が問題視され、『移植ツーリズム禁止』が、徹底されるようになりました。現在では、たとえ海外で、ヤミの臓器移植を受けたとしても、レシピエントにとって、生涯必要不可欠な「免疫抑制剤」を、処方してくれる医師が、国内にいるかは不明ですし、(ほとんど全ての病院で、受け入れ拒否を表明している事実が物語るように)海外渡航移植そのものに、世界中から厳しい目が向けられています。以前だったら、お金の工面さえつけば、家族ドナーのいない患者や、気
今回は10,11月に成育で採った血液検査結果を持って私のみで低身長外来へ通院測るように言われた亜鉛とLDLコレステロール値について。亜鉛79LDLコレステロール104亜鉛低い(基準値80〜130)LDLコレステロールは問題なし(140超えていたら要注意)前回総コレ高いと言われたけど、LDL高くないなら問題視しなくて良し。ステロイド服用の影響は考えられないですか?と私が言うと、ふぅん〜って感じ(なんなんだ)とりあえず亜鉛まだ低いので服薬量増量。鉄分は足りてきているので、インクレミン
〈レシピエントが背負うもの〉を、こうして改めて考えてみると、その重さ・その広がりに、今更ながら、がく然とします。レシピエントという範疇に入る患者は、「臓器を提供してもらわなければ、回復しない重症患者」ですから、当然、日常生活は、明るく楽しいものではなく、闘病生活、それも、先の見えない不安や、改善することのない辛い症状に、耐えながらの日々を、過ごすことになります。その上、「いつ死んでしまうかわからない」恐怖もあるでしょうし、死の恐怖から解放されるためには
修復腎移植を受けた田中さんは、次のように、レシピエントの心情を語っています。「2度、生体腎移植手術を受けた、腎不全患者の方に、会ったことがあります。最初は父親から、2回目は母親からで、『私は腎臓喰いだ』と、その方は泣いていました。いくら親子だからと言っても、生体腎移植というのは、精神的な苦痛がともなうんです」「臓器提供を受ければ、透析から解放されるかもしれませんが、精神的には、いろんなものを背負って、生きていかねばならないんです。私は、修復腎移植を受けて
家族からの腎臓提供が事実上不可能、つまりは、「生体腎移植」の道が、閉ざされているも同然の彼女は、2000年と2010年に、2度の修復腎移植手術を受けています。最初は、「腎動脈瘤により摘出された腎臓」を修復して移植してもらい、7年間、修復腎は正常に機能しました。その後、徐々に機能は低下していきましたが、透析に戻りたくなくて、無理をし続けた結果、ひどい眼底出血によって、片方の目が、失明してしまいました。この頃、厚労省の通達によって、一度は禁止されていた修復腎移植の
息子と私の一年去年、私は息子から肝臓をもらい、社会復帰を果たすことができました移植手術は、ちょうど就職活動時期と重なってしまい、思うような就活をさせてあげられませんでしたできれば手術を延ばせないかとも考えましたが、私の体がもう限界で、それは叶いませんでした息子は「就活の旬」を逃してしまい、厳しい状況の中での就職活動となってしまいましたとりあえず就職先が決まり、私も一安心しましたが、「息子の希望の就職先ではなかったのでは」と心の底でずっと引っかかっていました私のせ
【訴えその2】修復腎移植を受けた独り暮らしの男性、松岡さんの証言「第3者が考えるような、再発・転移の恐怖はない。それよりも、普通の生活が出来る喜びの方が大きい。友人の家を訪ねることが出来る。話が出来る。散歩が出来る。そうした普通の生活が出来ることが、うれしい。生き返ったという感じなんだ。その喜びの方が、ずっと大きい」「両親・兄弟からもらうと言っても、そんな簡単なものではない。もらった後の人間関係に、影響していく。それでも、提供してもらえる人はいい。
娘の上司の方が電話をくれた調子はどうかと聞かれた娘は「いっぱい歩ける様になりました!!」(๑•̀ㅂ•́)و✧と元気に答えたが「まだそんなレベルなんですね…」と心配されたらしい娘は仕事復帰する気満々だったが通勤は無理と判断され仕事復帰するにしてもしばらくは在宅勤務となった在宅勤務中、PC操作で座った状態をキープする必要があるのでその点も上司の方に心配された様だが娘は問題ないと言う娘は社会復帰ができない今の状況に焦りが出ているんだと思う主治医の先生
「私は今も、脳幹出血の深刻な持病を抱えた状態です。本来なら、水分をたっぷり取り、脳出血しないように、気をつけなければいけない患者です。しかしながら、透析患者は、大変な水分制限を求められているので、それが十分にできません。食事も、制限を求められる生活を、強いられます。健常な人には、分からないでしょうが、私は、良く生きるために、移植を受けたいのです。修復腎移植が禁止されたままだと、私たち患者の生きる望みは、絶たれてしまいます。私は昨年9月に、再び脳出血の疑いで、緊