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白栲の花びらの下に隠れる刺々しき枝の鋭い尖りは優しげな表情を見せつつ心の痛みを隠し立てる愛しい人は遠く去りてこの胸の奥にあるのは枯れ葉のように落ちぶれ積もりし切ない想いばかり今日も雲が足早に流れ去り月が姿を覗かせる宵の闇には枸橘の棘が刺さったように心の痛みが疼くように繰り返すBeneaththewhitepetalsIhide,Amidstthepricklybranches'sharpness,
谷川俊太郎(昭和6年/1931年12月15日生~)詩集『二十億光年の孤独』創元社・昭和27年(1952年)6月刊『平戸廉吉「合奏」(大正10年/1921年)』平戸廉吉(明治26年/1893年生~大正11年/1922年没)『平戸廉吉詩集』平戸廉吉詩集刊行会・昭和6年(1931年)12月12日刊大正10年(1921年)…ameblo.jpかなしみあの青い空の波の音が聞えるあたりに何かとんでもないおとし物を僕はしてきてしまったらしい透明な過去の駅で遺失物係の前に立ったら僕は余計に
ばいばい❔バイビー❔嗚呼僕の幸せだったあの瞬間よ終わり…𝗍𝗁𝖾𝖾𝗇𝖽震えたあの時のばいばいが本当にバイビーだったね。Theend君は僕の翼の傷を癒してくれた。白くケロイドに晴れるまで。。絶対に君の回顧録に残ってやんよ。君の脳内再生僕で繰り返すんだきっとね。ごめんね沢山酷な事言って。だってさぁ、君の記憶に刻みたかったんだ。僕は震えながら居たよ。君待ってた。君の事。だけど来なかった。雨が降り始めたからって理由で。君待ってた、あの最寄り駅で。だけど来なかった。泣いてい
このうさちゃんのお洋服。君の好みのお洋服だった。この服装で君から、「もう好きと感じなくなった」と言われた。とびきりの君の好きな服でお別れをしたんだ。悔いは無かった。けど、帰りの道で涙が止まらなくて過呼吸気味にどうしてどうしてと叫んでいた。婚約をしていた。この人ときっと人生歩んでいくんだと、きっと運命の人だと。想っていただけだったのね。なん年も積み上げてきた思い出。無駄だと思いたくない自分が居る。けど、君に出会えて私は良くも悪くも変われた気がするよ。君は浮気性だっ
平戸廉吉(明治26年/1893年生~大正11年/1922年没)『平戸廉吉詩集』平戸廉吉詩集刊行会・昭和6年(1931年)12月12日刊大正10年(1921年)12月「日本未来派宣言」街頭ビラ平戸廉吉真筆生原稿合奏平戸廉吉大正11年(1922年)7月20日病没、享年28歳で夭逝した平戸廉吉は日本で初めて「未来派」を名乗った詩人で、そのデビューは高橋新吉(1901~1987)の『ダダイスト新吉の詩』(大正12年/1923年3月刊)、萩原恭次郎(1899~1938)の『死刑宣告』(
静かな夜に星が輝き月明かりが道を照らす時に風がそっと木々を揺らし始めるひとひらの桜が舞い落ち自然は優雅な旋律を奏で風に乗って、水面を滑ってゆく葉っぱが風にささやく音色その時、すべてが一つになって美しい調和の旋律を紡ぎ出す人々の笑顔と愛も、平和を願う声もそれらすべてが、ひとつの詩になって私たちの心に、すべての心に響くだから、静かに耳を傾けて心を開いて感じてみて耳を澄ませ、こころを澄ませばほら、必ず聴こえてくるから
昨日は、新年度の非常勤の担当部署についての打ち合わせで一日がつぶれました。簡単に終わるのかと思って、二つを近接時間でアポイントしてしていたら、結構、難航して、最初の方が中途半端で終わってしまう結果に。結局は、今日も「自主的」つまり、無給で出掛けて、準備資料を持ち帰るのと、簡単な資料作成の必要性が出てしまいました。まあ、近場の方はバイクだと、片道30分もかからないので、体育館へトレーニングに出かけるついでに済ませようと思います。遠い方は伊丹なので、帰る途中の国道171号線が昨日も西宮で
詩と思想にて「現代詩の新鋭」のひとりとして選ばれました現代詩の新鋭ってどういう意味だろう?と素朴な疑問がわき高木さんに質問してみたら「詩界でご活躍されている詩人であり、詩集刊行が二冊以内の新人を対象として、編集委員会から推薦をいただいた方々にご登場をいただいています。」とお返事をいただきました私はまだ自分のことを詩人と呼べませんでも詩をはじめてまだ日が浅いのに私を選んでいただいたことは純粋にうれしいですエッセイも書けたし♪新しい詩も一遍いっしょに掲載されてい
手のひらに残したものは花弁と第二ボタンと卒業証書きみの手を離したとして、君はいつまで隣に居るのぬいぐるみ抱えてみても寂しさは消えないままで結局ひとりだ
春、春がきた、来たのかな。心地のいい風。部屋でカーテンを開けて気持ちい風が入り込んできた。カーテンがふわふわって風が強くなるとふわふわが強くなる。洗濯物もふわふわってなびいてる、なんだか私もふわふわする。このまま部屋から飛び立ちたい、ふわふわぷかぷかって空に浮かび上がれるかな。羽。羽なんてないけど。私の好きなあの子。天使になっちゃったな。春。、春って手に入れた何かを手放さなくちゃイケナイよね。無意識に首を絞めることが辞められなくて。君にさよならって言えなくて、会えなくて。ずっと心が
闇に抱かれ、孤独に彷徨い心の灯火が静かに消えていく夢の如く、遠ざかるのは遥かなる記憶憂いの影が、胸を覆い涙の雫は、静かに落ちる過ぎ去る日々に消えてきた微笑み星屑が散り、夜空を舞い希望が、夢が、彼方へ遠ざかり切なる想いとともに、空に溶けゆく寂しさに包まれた、この震える身もはや、何もかも無意味に感じる儚い幻影と偽りが私の心を切り裂く最後に残るのは、ただひとつ深い夜に溺れ、宵闇に抱かれ過ぎ去る時間に、思い出は消えてゆく無から来りし私は、やがて無に還
世間の喧騒を背に私は旅立った悲咽の道をあの日の悲しみが胸を貫き哀しみの荷物を背負い嘲笑の里に迷い込むと弔い花の芳香が漂う悲歌が高らかに響き渡り慟哭の谷間に籠もり悲咽の声に耳を澄ませば哀切な記憶が蘇る捨てられし夢の欠片失くした希望の残滓艱難辿りし道のり涙の川を鎮めながら憂い描く情景を前に私は立ち尽くす悲咽こそが唯一の友哀惜の腕に身を任せ旅路は未だ果てなく永久に悲しみが彷徨うLeavingtheworld'
なんだか泣いていた。久しぶりにお友達と宅飲みしてる中で、なんだか私だけ一方的にペラペラ話してしまった。数少ないandなかなか会えない中で嬉しさのあまり衝動を抑えられなかった。なので、お友達にこの馬鹿な私をうるさいと、叱ってくれ!って言った。そこであんな言葉を聞くなんて思いもしなかった。「そんなこと言われてもさ、うるさいって言われたら悲しくなっちゃうでしょう?そんな酷いことも悲しいことも僕は言わないよ。話し続けてていいんだよ。」って言ってくれたことが凄く私は救われた気がして泣い
かわいい。kawaiiを頬張ってみたくて。イチゴを飼ってみたの。きもちわるい牙を剥き出してた。可愛いかなって思って学校の帰り道あの子と一緒にいちごみるくをはんぶんこした。あの子の方がふわふわ可愛くて。私の中からドロドロとした吐瀉物を「マッズ」っつって吐き出した。駅のトイレで。いちご嫌いなのに。だから嫌いなんだよいちご。わたしもかわいいのに。わたしの部屋もいちごみるく色みたいにぬいぐるみも机も壁も全部染まってるのに。これ以上kawaiiを奪うな。いちごミルクに溺れて死にた
あなたのことをいつも見ています誰かがあなたを応援してくれています名前もわからないけれど見たこともない人かもしれませんが遠くから見守ってくれている人がいます挫けそうになったときはどうかひっそりとあなたを見守るその人のことを思い出して下さいそして今自分がここにいること確かに生きていることを全身で感じて下さい今あなたがいる場所にまずはしっかりと根を下ろしてあなたという花を目いっぱい大きく凛と咲かせてみましょうあなたが流した涙はあなたという花を大きく開かせるため
「ぼくの名まえは」ぼくの名まえはちょっとばかりややっこしいのです。姓は近澤で、近はトオイチカイのチカイで澤は小川のせせらぎのそれですがザワと濁っているのでどぶ板の下の澱みなのかもしれません庭の花壇に植わった紫玉ねぎが地中でむくむくと肥えふとりその上で、ひょろひょろとのびたがくあじさいがやっと芽吹きはじめた今日という日をぼくは軒の下からぎょっとした顔つきでながめていますこんなにも平穏でうららかな日がこんなぼくに訪れてくるなんてどこかの神さまの手違いではある
朗読チャンネルをはじめました子供のときから声が通らないのがコンプレックスで自分の声も人の声も私にはこんなに聴こえているのになぜ人には聞こえないんだろうと不思議に思っていました朗読では声を通すことが今のところの目標ですそれには息を吐きながら声を出すことがコツだそうです私の場合は夕食後に一番大きな声が出るみたいですいろんなアプリで声を大きくしたり雑音を消したりしたのでお聞きぐるしいところがあるかもしれません『詩と思想』2024年4月号での現代詩の新鋭でエッセイとともに掲載され
廃墟に囲まれ、静寂が時を刻む微かに息吹く、埋もれた記憶壁の亀裂から漏れる日の光忘れ去られた夢の残り香空虚に満ちた通路を進み失くした場所を求め続けるそれでも僕は歩き続けなければならないSurroundedbyruins,silencemarksthepassageoftimeAburiedmemoryfaintlybreathesSunlightseepsthroughcracksin
昨日、書いた’24年度、創作活動の戦略・立て直しについての続きになります。この’24年度に、児童文学をメインの位置からは取り下げることについてと、その理由を昨日書きました。で、メインを大人向けの小説に置いて、最低でも2年ほど挑戦してみたいんです。もちろん、同時並行で、昨日の短編童話や、現代詩も書くんですが、あくまでもメインは小説だぞ、と。でも、現状の、ここ8年ほどの、童話も書く詩も書くの、わちゃわちゃした活動をしていると、何も変わりません。創作教室・講座として、とりあえず、
近づく電車のライトに映るのは駅のホームで待つ君の姿胸に迫る寂しさを押し殺し微笑みを浮かべているよう手を振る君の手に触れたくても少し離れたままの距離が拒む時計の針が容赦なく進んでいきもう、終わりの時が迫っている「じゃあ、帰るね」と君が呟いたその言葉に込められた切なさと心に刺さる哀しげな表情がきりきりと僕の胸を締め付ける終電がホームへと滑り込んでくる君はその中へと消えていった手を振り続ける君を見送ると心に残るのは君の虚ろな笑顔終わりを告げた終電
これまで、仕事が年度単位だったことや、自分が牡羊座なためか、春にいろいろと方針を立てるのが好きです。去年、早期リタイヤして、非常勤になって、それからは、常勤の時以上に年度ごとの時間シフトに影響されていると感じています。さて、もうすぐ始まる’24年度。創作活動の戦略の立て直しを考えました。三月に入ってから、このブログでも度々、宣言してますが、「児童文学の長編は、この5月で打ち止め」のつもりでいます。自分にとっては16年前の文芸創作の始まりが、童話だった関係もあり、結果
霧が心を包む、今はっきりと見えぬ景色淡く光る月影の果て霞む想いの彼方へとぼんやりと漂う疑問がいつも答えを求め続けるしかし掴めぬ心の迷い靄のように消え去ってゆくこの淀んだ気分が日ごと幾重にも重なり澱み濁る湖面のようになってゆき鏡のようには、もう映らない鬱々たる心の叫びだけは誰にも聞かれたくない虚しく心の中へ響くのみただ一人、この曖昧な世にInthismoment,fogenshroudsmymind
夜の静寂に包まれて一人路地を見下ろす窓辺に立ちカーテンの隙間から夜を見つめる独りぼっちの部屋に響くのは時を過去に追いやる秒針の音その音だけが、孤独な部屋を満たす昔の思い出が舞い戻っては幸せな日々が瞬く間に消えていくカーテンの向こうに見えるのは華やかな電飾と賑やかな雑踏と遠いわたしの過去の幻だけこの闇に身を委ね、寂しさと哀しみが幕が閉じるように心を覆い尽くす静かに、深く息を吸い込んでこの世界に終わりを告げるようにそして、わたしはカーテンを引いた
ささよなら、去りゆく冬の寂しさよく紅色に燃え立つ空に咲く桜がら楽園のように咲き誇っているは遥か遠くへ沈む夕陽を目で追いる流浪に身を置く自分が哀しいの野を馳せる疾風が、枝を揺らすとお追いかけるような花びらたちがと遠ざかり、舞い、そして散って行くずずっと昔の追憶を、いま呼び起こしれ玲瓏たる桜花の下を明日へ歩くGoodbye,tothelonelinessofthedepartingwinte
一人ぼっちの心と閉ざされた扉で他人を拒む私は寂しさに慣れてしまった外の世界は遠ざけて、内なる自分だけ孤独な夜の底で、憎しみ育ってきたから昔の傷が尾を引き、心を冷やし凍らせる誰も私を理解しないまま、永遠に一人Aloneandshunningall,alonelyheart,BehindcloseddoorsImadealonenessmyart.Pushingtheoutsideworldfa
おはようございます。個展もあと数日となりました。こちらは、2つの展示室のうち2階の様子です。絵巻物シリーズが正面に展示なされております。土、日曜日、在廊致します。個展「玉本奈々LUNA」3月9日(土)〜24日(日)13時〜18時水曜休廊ふたつの新シリーズ初公開です。ギャラリーランズエンド兵庫県姫路市南八代町17-4-104シルクヴェール南八代B1F〒670-0875079-292-2208潜在意識の奥深くに眠る〈かがやくもの〉を喚び醒ます玉本さんの絵が、このたびさら
唇が語る言葉は甘く運命の糸をあやつるしかし真実は影に隠れ言外に秘めた毒を吐きだす蜜の如く口を滑る言葉は安らぎを与えはするがその奥底に潜む闇は嘘の蔓を這わせている綺麗な言葉の仮面を剥がせば醜い嘘の姿が露わになる愛し合えども互いに傷つけ合うその唇は罪深き存在Thewordsthatlipsutteraresweet,Manipulatingthethreadsofdestiny.Yetthet
夢を追い、ようやくここまで生きてきたのに現実は容赦なく私を打ち砕く自信が、ほんの少し芽生えても内なる声が笑う「お前は何者だ」と光を見出そうとも、闇が飲み込み虚しさが心を満たし、押し潰される生きる意味を探しても、未だ見つからずそして、心と身体は儚くも消えていくpromptCapturethefleetingandpoignantmomentofafallingcherryblossomwithahi
凍てつく冬の終わり細い陽射しが注ぎ永き闇の間の一筋の光希望の種を宿す雪解け水の透明な涙哀しみに満ちたる憂鬱しかし、そこに新芽の息吹えもいわれぬ喜びの囁き冬と春との狭間に生きるめぐりくる移ろいの中で悲しみと喜びが交錯する時間とともに我を往くTheendofthefreezingwinter,Thinsunlightpoursin,Asinglerayoflightamidstthelo