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今更なので簡単な感想。23日に前方中央にて観劇。伊勢音頭恋寝刃「通しで見ることが多い気がする」と思って上演記録を見たら、やっぱりそうだった。今回は滅多にかからないという太々講の場を見れて良かった。福岡貢(幸四郎丈)と万次郎(菊之助丈)は逆の方がしっくりくるような気がした。万次郎は秀太郎丈のアホぼんなんだけど憎めない感じが目に焼き付いているので、ちょっとかっこよすぎるかなぁ…と。ピントコナの貢さんの方が柔らかい感じがするし、つっころばしの万次郎の方が凛々しく見える。愛之助丈は喜助で
今日はドイツからのお客様の1日ジャパンツアーでした!1週間ちょっと滞在中の貴重な1日。やっぱり日本と言ったら歌舞伎よねということで、4月大歌舞伎それはそれは、愛之助さんの超ド迫力渾身の演技!(義理の父を刀でめった刺しと言うびっくりしちゃう演目でしたが)ナイスパッション!楽しみましたと喜んでいただきました。イヤホンガイドも英語バージョンがあるので海外の方でも安心です。このドンピシャの時期に日本にお越し頂いて、どこに行っても桜が綺麗だと感動していただいきました。そして、銀座三越のデ
団七はともかく、徳兵衛ってそれほど出てこない。全編でのインパクトは三婦の方が大きい。ポスターは愛之助と菊之助だが、音羽屋は特別ゲストのようになっている。徳兵衛役ってそんな感じ。この芝居でも老人たちが活き活きとしている。普段、彼らにはそれほど目は奪われない。興味がないということではない。安心して観ているので、何も言うことがないのだ。中村歌女之丞、嵐橘三郎、片岡松之助。各位エネルギッシュで、それでいて細やか。とくに歌女之丞さんの芝居の細かさに改めて感動した。
四月大歌舞伎は愛之助さんの夏祭を、実は一番楽しみにしていて、通常だったらこれだけで充分、と言いたいところだったのですが、やはり孝玉コンビのお六と喜兵衛をもう一回見たい、というので、やっぱり夜の部も見に行ってしまいました^^。この演目、2,3年前だったと思うのですが、神田祭とのセットで見たことがあります。ふたりの外道めいた生き様が逆に清々しくも粋で、物凄くカッコいい役だと思っているのですが、やはりイチ観客としては、折角仁左衛門様と玉三郎様が拝見できるのだったら、とびきり美しい二人を見たい、と
四月大歌舞伎昼の部を観てきました。めでたい焼きも食べました。ほぼ…コロナ禍以前の歌舞伎座観劇ルーティンが戻りましたね。演目は『引窓』と『七福神』と『夏祭浪花鑑』です。3月の南座は、義理も人情もおまへんのやー的ドロドロ劇でしたが、4月の歌舞伎座はこってりコテコテ義理人情板挟み劇ですね。しかも花形さんたちは『七福神』に集結!で、あとの2演目を、いぶし銀さんとノリノリ中堅さんで固めてありました。見応え大いにありまする!『引窓』は良いお話ですよね。登場人物全員が、他のだれかのことを思いやってい
片岡愛之助丈が義賢最期を初演したこの公演は、その後の快進撃の幕開けを告げるファンファーレだ。初日前日の元旦に下関駅が火事になるのを見て、僕は初日に駆け付けた。この二月に松竹座で源平布引滝を通しで評判をとったのが記憶に新しい。仁左衛門が八十路の今、松嶋屋の未来から目が離せないのです
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございますCS放送・衛星劇場中村芝翫(三代目中村橋之助)出演公演眠駱駝物語〜らくだ主な出演↓中村松江中村芝翫片岡愛之助市川男寅中村梅花市川左團次【あらすじ】らくだという仇名の馬太郎が河豚の毒にあたって頓死してしまった。らくだの遊び仲間・手斧目の半次が葬式を出そうと考えているところに紙屑買の久六が通りかかる。呼び止め、近所や家主から弔いとして金や酒を用立てようと半次が提案するも「ケチな家主に言ってもうまくいく筈がない」と
先ずは今日も「夏祭浪花鑑」団七とお辰頑張ってきまぁす
「夏祭浪花鑑」は何度か勤めさせて頂いてますが、歌舞伎座では、初めて勤めさせて頂きました。何にもせよ、戦後、歌舞伎座で上方の役者が「夏祭浪花鑑」の団七を初めて演じる事になると言われた時は、身震いがしました。改めて、有難い機会を与えて頂き光栄な事だと、感謝いたしました。千穐楽まで又、新しい発見と気付きが有るよう確り勤めて参ります。一寸徳兵衛は博多座と同じく尾上菊之助さんです先月に引き続き、日々楽しく勤めさせて頂いております。本当に感謝です今月26日千穐楽迄頑張りまぁ
今回は1週間ほどいましたが、今日で東京は最後の日です。歌舞伎座の四月大歌舞伎にお誘い頂いて観に来ました。今日が初日です!片岡愛之助さんも出演されるので、、、奥様の紀香様発見❗そこだけが直ぐに目に飛び込んでくるような、オーラがありました。今日は、他にも役者さんの奥様、関係者がおそらくご贔屓筋のお客様と思われる方々にご挨拶していました。流石にお美しい〜😍😍やっぱり…藤の花…流石でございます😊。今日の観覧は、勿論、玉三郎さんご出演の午後の部です😄。「神田祭」の仁左衛門さんは以前に
そういえば、先月は三月大歌舞伎(夜の部)へ行ってきました。https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/866やっぱり古典歌舞伎は面白かったです。・伊勢音頭恋寝刃(名刀・青江下坂とその折紙をめぐるストーリー)・「相の山」「太々講」「油屋」「奥庭」は見どころ満載・柔らかな色気のなかにも芯の強さをもつ“ぴんとこな”の福岡貢(松本幸四郎)・柔弱な色男の“つっころばし”の今田万次郎(尾上菊之助)・料理人喜助(片岡愛之助)【以下は、ホー
京都2日目は南座へ千穐楽前日夜の部へ「心中天網島『河庄』」「忍夜恋曲者将門」南座さんの緞帳龍村かな?初めに隼人さんのご挨拶…ここは南座のキャラも一緒に沢山撮ってSNSに上げてね!と今風…「心中天網島河庄」上方歌舞伎で仁左衛門さまや坂田藤十郎中村鴈治郎などが演じることが多いけれど今回は尾上右近が治兵衛その兄の孫右衛門を中村隼人と関東出身の役者が演じることに…小春は中村壱太郎で上方の人京大阪の皆さんは関東の人が上方言葉を話すと違和感を感じるというけれど
3月21日(木)、三月大歌舞伎の夜の部を見ました。最初の演目が、『伊勢音頭恋寝刃』。寛政8(1796)年7月に、大坂の角の芝居での初演。実際に、寛政8年5月4日の深夜に、伊勢古市の遊廓油屋で起きた殺人事件。それをもとに。その10日後には、早くも芝居として。で、7月に、大坂で、近松徳三らの作者により、上演したのが、この作品。繰り返し演じられている演目です。といっても、演じられるのは、全4幕のうち、3幕目にあたる『油屋』と『奥庭』。今回は、「通し狂言」として、『相の山』『宿屋』『追
今月も無事千穐楽迎えさせて頂きました。菊之助さんとの「寺子屋」刺激が有り、毎日とても楽しく勤めさせて頂きました。来月の「夏祭浪花鑑」も楽しみです是非、歌舞伎座昼の部「夏祭浪花鑑」お待ち致しておりまする
平成五年(1993年)十二月南座公演夜の部『八陣守護城』「湖水御座船の場」作中村魚岸佐川藤太配役佐藤肥田守正清十三代目片岡仁左衛門家臣斑鳩平次初代片岡進之介家臣正木大介六代目片岡愛之助轟軍次六代目片岡十蔵鬼鹿毛藤内四代目片岡松之助正清の近習片岡松三郎正清の近習徳也船頭中村仲二朗船頭市川新次船頭中村東志也忍びの侍市川新七
歌舞伎座での「伊勢音頭恋寝刃」の続きは、いよいよ「古市油屋店先」です。青江下坂を取り戻した貢と、それを気にしながら遊び呆ける万次郎。幸四郎と菊之助がいいコンビ。「相の山」からの通しで、すれ違う二人の関係がよくわかります。よく似た二人が入れ替わる、座組も面白いかも。幸四郎と菊之助をてきぱき捌くのが、新悟のお岸。万座で恥をかかされた貢を、一人思いやる優しい人。阿波の悪者に騙されて、仲居の万野に追い詰められる貢。ここは、型に流されずに、きっちりと人物を見せたい。それが上手いの
Huluハイシン*#日本テレビ開局70年記念舞台『西遊記』#片岡愛之助@ainosuke_kataoka人気の舞台をしちょうしました✨#西遊記脚本#マキノノゾミ演出#堤幸彦#小池徹平#戸次重幸#加藤和樹#村井良大Hulu配信中視聴チケット購入#アクション#ファンタジー#monkeymajik#ガンダーラ#悟空#雨の日にViewthispostonInstagramApostsharedbyプティメル/Petimer(@sflowerbaby
こんばんはいつもお読みくださりありがとうございます久しぶりの幕見↑撮影下手すぎる😅昼の部菅原伝授手習鑑〜寺子屋葵太夫のお声が恋しくなってかけこむ歌舞伎座🥺✨思い立って家を飛び出して案の定双眼鏡を忘れる失態響きにより集中する時間となりました前回よりも張り詰めたピリピリはまろやかにほどけたように思いました。ゆるんだのではなくピシッとしつつも全体にゆとりを感じました。みんなお声が気持ちよかった私自身も久しぶりの幕見席で新鮮だったのか大向うさんたちもいっぱい。鷹之資さんが
【歌舞伎の本格的な世代交代への期待③】の原稿も準備していたのですが、その前に、【團十郎襲名披露から、歌舞伎の本格的な世代交代への期待①】で取り上げち尾上菊之助を再度登場!!―――――――――――――――――――――3月歌舞伎座、『寺子屋』を観てきました。三月大歌舞伎|歌舞伎座|歌舞伎美人松竹が運営する歌舞伎公式サイト。歌舞伎の公演情報、ニュース、俳優インタビューなどをお届けします。こちらは三月大歌舞伎|歌舞伎座に関するページです。www.kabuki-bito.jp松王の尾上菊之助
2015年3月23日故・片岡秀太郎丈と片岡愛之助丈お二方の親子共演今となっては懐かしい思い出です。楽屋に伺う度に演目の裏話や役作りに付いて色んな事を教えて下さった秀太郎さん♡踊り子の活動にも理解を示しいつも褒めて下さっていました。「必要な時はいつでも声をかけてね」スピーチや応援に駆け付けるとも仰って下さった優しい秀太郎さん♡人間国宝に成られたお祝いを届けに楽屋に伺ったのが最後でした。踊り子のご先祖さま・斎藤別当実盛の演目に付いても「あの話には、まだまだ続きが有るの
3月15日(金)、『三月大歌舞伎』昼の部見ました。最初の演目は、『菅原伝授手習鑑』の、『寺子屋』。『菅原伝授手習鑑』という名作中の名作のなかでも、ひときわ光をはなつ段。主君への『忠義』を縦軸とするならば、親子や夫婦の『情愛』を横軸として。『宮仕え』などするから、『忠義』に縛られて。「すまじきものは、宮仕へ」。それは、現代にもあてはまるのではないかと。それぞれの人物が、しっかりと描かれています。その根幹があるので、名優たちが『演出』などの工夫を加えても、揺るぐことがなく。松王丸を
歌舞伎座での三月大歌舞伎は、昼と夜の両方に、弾丸観劇で行ってきました。まずは、「菅原伝授手習鑑」から、「寺子屋」です。白鸚、吉右衛門、先代・團十郎などの松王丸が目立ってきた義太夫狂言ながら、若手による座組もいい。今回は、特にそのことを感じました。源蔵は、仁左衛門に習った、2回目の愛之助です。「源蔵戻り」は、足取りと顔つきに、苦悩がよく出ています。そうして、弟子子を見て、「役にたたぬ」とは。上演ごとに微妙に台詞が違うのが、歌舞伎の楽しみ。菅秀才の身代わりにはならないとは
加齢なる一族、三月大歌舞伎夜の部に行きました。一、伊勢音頭恋寝刃伊勢神宮の神職である御師の福岡貢(松本幸四郎)は、御家横領の画策に巻き込まれたかつての主筋、今田万次郎(尾上菊之助)が紛失した名刀・青江下坂とその鑑定書の折紙の詮議に奔走します。貢の養子先である御師の福岡孫太夫の屋敷に、貢の探し求める青江下坂を持参した叔母のおみね(市川高麗蔵)が、やって来ます。刀を受け取った貢は、深い仲の遊女お紺(中村雀右衛門)とともに、古市の遊廓油屋にいる万次郎のもとへ急ぎ
(しばらく過去の日記を更新しておりましたが、これが最後のストックですm(__)mこれからは新しい情報をアップしてゆきたいと思います^^。)片岡愛之助さんが座長をつとめる、出石の永楽館歌舞伎が再開されたとのことでしたので、4年ぶりに近場の城崎温泉で1泊して、拝見してきました。まだまだ暑いですが大分、過ごしやすく、楽しく過ごせました^^。覚書替わりに載せておきます。こちらは城崎温泉です↓いなばという定食屋さんがお気に入りで、新鮮で美味しい海の幸をお手頃価格で提供してくれますので、おす
(しばらく過去の日記を更新します。)坂東玉三郎さんが、大変に残念なことですが、どうやら来年以降に歌舞伎からは撤退されるようなので、玉三郎さんのお峰を観られるのは今年で最後になるかもしれない、と思ったのと、お気に入りの愛之助さんや吉弥さんも出演されるので、怪談・牡丹灯籠を観にいきました^^。↑これは私の勘違いだったようで、玉三郎さん、今年も無理がかからない位のスタンスで歌舞伎座にも出演してくださるみたいですね^^;(2024年3月20日現在)この物語は、一見幽霊話が見どころなのです
(しばらく過去の日記を更新します。)あらすじ:時は安土桃山時代。大泥棒・ルパン三世とその仲間の次元大介は、“卑弥呼の金印”という国宝級のお宝を狙っています。金印の封印を解くには雄龍丸と雌龍丸という2本の宝剣が必要で、金印と宝剣がそろった暁には世を統べる力を手にできると伝えられています。しかし雌龍丸は大盗賊として名を轟かせる石川五右衛門の手の中。五右衛門も同じく卑弥呼の金印を狙っていたのでした。ルパンが惚れる峰不二子も何か事情を知る様子。さらに天下をおさめる真柴久吉も金印を探しているよう
昼の部。一、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)寺子屋尾上菊之助丈、片岡愛之助丈、坂東新悟丈、尾上丑之助丈、中村萬太郎丈、中村梅枝丈、中村東蔵丈ほか出演。四世中村雀右衛門十三回忌追善狂言二、傾城道成寺(けいせいどうじょうじ)中村雀右衛門丈、尾上松緑丈、大谷廣太郎丈、大谷廣松丈、坂東亀三郎丈、尾上眞秀丈、大谷友右衛門丈、尾上菊五郎丈。元禄忠臣蔵三、御浜御殿綱豊卿片岡仁左衛門丈、松本幸四郎丈、中村梅枝丈
来月の歌舞伎座凄くいいね😊仁左衛門と玉三郎💕愛之助と菊之助💕2024年4月の歌舞伎座のポスター演目に触発されて、寝る前に昨年6月博多座の『夏祭浪花鑑』を鑑賞通しでは無いので追われる団七愛之助を逃そうとする一寸徳兵衛菊之助…互いに男気溢れて、その2人が屋根の上で追ってと立ち回りする最後の場面が無いのが残念です舅嵐橘三郎を団七が殺害する池は本水ではなかったけれど、泥まみれで揉み合い惨殺後、我に返り井戸の水で血や泥を洗い落としワナワナ震え立ち去るシーンは何度見ても息を呑む。11年前に
当ブログでは、pコティマム&ジェイソン夫婦が、業界"ナイショ話”と共に「言葉の使い方」や知ると面白い「なるほどネタ」をプロ視点でお届けします妻・コティマム。フリーランスライター元テレビ局芸能記者業界歴17年夫・ジェイソン。現役キー局ディレクター業界歴20年◎詳しい人物紹介はこちらから◎【こちらも読まれています】『ライター名義でインスタ始めました!』当ブログでは、マスコミ業界で働くコティマム&ジェイソン夫婦が、業界"ナイシ
通称で寺子屋と言われている菅原伝授手習鑑、京鹿子版とはちょっと切り口が違っている傾城道成寺、元禄忠臣蔵の御浜御殿綱豊卿。寺子屋は式部源蔵役を愛之助さんが初役で演じるということで楽しみにしていたのですが、配役のバランスが抜群かも。松王丸が菊之助さん、その妻の千代が梅枝さん、源蔵が愛之助さん、妻役が新悟さん。双方の妻役(女形)が一回り若い、実力派の俳優さんで、若く見える愛之助さん、菊之助さんとすごく合っていて。小太郎役が丑之助くんでしたが、いい意味で(ホメてます)意識や気位がとんでもなく高