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B-5過去問類似平成30年FA001A-2中波放送における精密同一周波放送(同期放送)に関する問題です。ア×差Δfが「0.1[Hz]」を越えて変わらない・・・が正しい。イ〇ウ×位相差φが0および2π[rad]のとき電界強度2倍、φがπ[rad]のとき0となる。エ〇正しいオ〇正しい
B-4過去問類似平成31年FA101A-18フラクショナルN形PLL周波数シンセサイザの動作原理に関する問題です。フラクショナルN型PLLの平均出力周波数foを求める式を説明しておきましょう。まず、基準周波数fref、分周器の分周比をNまたはN+1とするとPLLの出力周波数はfo=fref×Nまたはfo=fref×(N+1)となります。出力全期間TN+TN+1に対するそれぞれの出力の割合はTN/(TN+TN+1)あるいはTN+1/(TN+TN+1)となるので平均出力周波数fa
B-3過去問類似平成23年FA307A-4スーパーヘテロダイン受信機の相互変調および混変調による妨害についての問題です。ア〇正しいイ×5次の相互変調波成分である(mf1±nf2またはmf2±nf1は(m+n)次の相互変調波)。ウ〇正しいエ×D/U(desiredsignal/undesiredsignalratio)=6−2=4[dB]である。減衰器を挿入したときの3次の相互変調波の減衰について詳しく知りたい方は以下のブログの(3)の解説をご覧下さい
B-2過去問同じ平成29年FA907B-4ISDB-Tにおける伝送信号系の評価指標の一つであるMER(ModulationErrorRatio:変調誤差比)についての問題です。ア小さくイクリフエフェクト(cliffeffect)デジタル通信ではアナログと比べて電界強度が低い場所でも良好な受信が可能であるが、ある閾値を超えると極端に受信状態が劣化する。このことを「崖から落ちるような」に例えてクリフエフェクトと呼ぶ。ウ電力ベクトル量は信号の振幅すなわち電圧を表す
B-1古い過去問同じ平成26年FA601B-2DME(DistanceMeasuringEquipment:距離測定装置)に関する問題です。9年前に一度出題されていたようです。ア連続的に距離の測定自体は質問に対しての応答時間を測定することから算出するのである意味単発的であるが、これを自動的に繰り返すことで「連続的に」距離情報を与える装置である。イUHFDMEでは航空機から質問信号(962-1213MHz)が送信され、地上局は周波数差63MHzの電波で応答信号を送信
A-20過去問ほぼ同じ令和元年FA107A-17SSB(J3E)送信機の搬送波電力の測定に関する問題です。1〇正しい2×「割当周波数は搬送波から1400[Hz]高い周波数」であるから搬送波と変調波の両方が観測できるようそれらの中央、すなわち「搬送波+700[Hz]」に設定する。3×分解能帯域幅は約30Hzにする。4×周波数スパン(スキャン範囲)は3[kHz]程度に設定する。5×変調周波数は規定の周波数の「正弦波」である。
A-19過去問ほぼ同じ平成31年FA101B-3オシロスコープのプローブの周波数特性についての問題です。A(C+Ci)Ri=CTRB静電容量C落ちるD(b)Aまず図1に書かれた信号源からプローブを介してオシロスコープの入力に至る回路においてその分圧比eo/eiを求めてみよう。プローブ入力側のRとCTの並列のインピーダンスをZp、プローブ出力側とオシロスコープ内部のC、RiとCiの並列インピーダンスをZoとすると・・・・・①・・・・・②従ってeo/ei
A-18過去問ほぼ同じ令和元年FA107A-19周波数計(周波数カウンタ)に関する頻出の問題です。1〇直接カウント方式ではゲート時間の逆数が周波数分解能となる。ゲート時間が0.1[s]のとき1/0.1=10[Hz]が最小計測単位となるので、±1カウント誤差は10[Hz]の桁に生じる。2〇下図のようにゲート信号との位相が異なるとカウント数が±1カウント異なる現象が生じる。詳細は以下のサイトをご参照下さい。ユニバーサルカウンターの構造や仕様の見方ユニバーサルカウンター
A-17過去問類似令和元年FA107A-20オシロスコープの立ち上がり時間に関する頻出の問題です。オシロスコープ上の波形の立ち上がり時間^2=パルス波形の真の立ち上がり時間^2+オシロスコープの立ち上がり時間^2は暗記して下さい。求めるオシロスコープの立ち上がり時間をXとすると5^2=4^2+X^2であるからX=3[ns]が得られます。
A-16新問(類似令和元年FA107A-15)初出のデジタル無線伝送システム設計におけるC/N配分に関する計算問題です。見た目には難しそうですが、ちょっとした工夫をすれば計算自体はそれ程難しくない問題でした。それでは計算していきましょう。問題中には熱雑音C/Nheat=25.2[dB]とdB表記で与えられていますが、他のC/Nを求めるときにCN配分表で与えられている%での計算が必要なのでこれを真数(添え字[a])にするとと計算できます。ここで題意より熱雑音電力Nh
A-15過去問類似令和2年FA201A-15グレイコード配置時のシンボル誤り率SERとビット誤り率BERの関係についての問題です。グレイコードでは1シンボルあたりのビット数mとするとBER=SER/mで表されることを覚えていれば簡単な問題でした。16QAMは1シンボル4ビットなのでであることがわかります。解説は以下のブログをご参照下さい。『FA201A15シンボル誤り率とビット誤り率の関係』これも新出問題ですね。難問のように思えますが、理論上グレイコードでは1シンボ
A-14新傾向類似令和元年FA107B-1WiMAXについての問題の問題です。A適応変調Bドプラ効果C多いまずは類似の過去問FA107B-1をご覧下さい。この問題を使って解説をしていきましょう。WiMAXには2.5GHz帯(2.4GHz帯)の電波が利用されており(1.7GHz帯の電波は携帯電話で使用)、使用帯域幅にかかわらずサブキャリア間隔を一定にするスケーラブルOFDMが採用されている(サブキャリア総数は変わる)。これによりシステムの使用帯域幅が変わ
A-13過去問数値違い令和2年FA201A-12対地高度計としてのCWレーダー(電波高度計)の問題です。送信波と受信波(反射波)の波形は等しいので、それぞれの三角波の傾きは等しくなることに着目して計算していこう。①送信波(実線)の傾き100[MHz]/(1/200[s])=200×100[MHz/s]=200×100×10^3[kHz/s]=2×10^7[kHz/s]である(kHz単位であることに注意・・・ΔfがkHz単位なので揃えるため)。②反射波(点線)の傾き
A-12新傾向類似平成27年FA701A-15頻出のアイパターンに関する問題です。1〇アイパターンは原理的には伝送されたパルス波形をオシロスコープで観測したものであり、振幅や位相の変化などの波形劣化を観測することが可能である。2×アイパターンはパルス波形を観測するものであり、誤り訂正の符号化率(有効情報ビット数/全ビット数[有効情報ビット数+誤り訂正符号ビット数])を知ることはできない。3〇正しい「縦の開きはパルスレベル変動や符号間干渉による識別時刻における符
A-11過去問同じ平成27年FA701A-15衛星通信のSCPC:singlechannelpercarrierについての問題ですね。SCPCとは通信チャンネル1つに対して1搬送波を割り当てる方式で、一つの中継器(トランスポンダ)の帯域内に複数の搬送波を等間隔に並べて通信を行う周波数分割多元接続(FDMA:frequencydevisionmulripleaccess)の一つである。要求に応じて必要な回線数を割り当てるデマンドアサインメントは通信量の少ない地球局が利
A-10過去問ほぼ同じ令和2年FA201A-10無停電電源装置(UPS:UninterruptiblePowerSupply)に関する問題ですね。1×インバーターは直流電力を交流電力に変換する2×定常時は商用電源からの交流入力をそのまま負荷に供給する3×長時間の停電時は発電機から負荷に電力を供給する4×瞬時停電時は蓄電池に蓄えられた直流電力をインバーターを介して交流電力に変換して供給する5〇正しい
A-9新傾向類似令和元年FA107A-11過去にはリプル率・電圧変動率・整流効率の算出式を問う問題がよく出題されていました。【FA107A-11】今回は計算問題です。過去問を覚えていれば簡単だったと思います。リプル率γ=(交流分の実効電圧/負荷の直流電圧)×100%=(0.3/6)×100=5.0[%]電圧変動率δ={(無負荷電圧−負荷接続時の定格電圧)/負荷接続時の定格電圧}×100%={(7−6)/6}×100=16.666・・・[%]整流効率η=(負荷に供給
A-8過去問数値違い令和2年FA201A-8増幅器の雑音指数に関する計算問題ですね。図(a)全体の雑音指数F=FA+(FB-1)/GAであるが、この式の変数は真数である。一方で与えられた雑音指数・利得がdB表示となっているので、まず実数に変換するところから始めよう。①FA(真)1[dB]=10logFA(真)であるからlogFA(真)=0.1=1-0.9=1-3×0.3=log10-3log2=log(10/2^3)=log(10/8)=log(5/4)となり、FA(
A-7過去問同じ令和2年FA201A-7スーパーヘテロダイン受信機のスプリアスに対する反応についての問題です。スプリアスとは無線設備などから発射される電波のうち、本来必要とされる所定の周波数を外れた不必要な電波のことをいいます。スーパーヘテロダイン受信機の受信周波数と局部発振器周波数、中間周波数の間には下図のような関係があります。(1)局発からf0/2が出力されると、入力周波数が(f0/2)±fIFのときに中間周波数出力がfIFとなり混信妨害を与えることがあります。(2)同
A-6新問BPSK信号の復調器における同期検波の原理についての問題はよく見られますが、今回のような数式を問う問題は初めてだと思います。解答は以下のブログをご参照下さい。『一陸技令和3年1月期1/21(2回目)無線工学AA-6/15/16解説速報』【A-6】これも同期検波の原理については良く出題されるところですが、このような出題は初めてですね。ただ、数学的に考えていけば同期検波の知識がなくても解ける問題…ameblo.jp
A-5新傾向(類似令和2年FA212A-6)前回令和2年11月期(2回目)に出題された問題と類似の問題で、これまでの「直前回の問題は出題されない」という掟を破った(笑)驚きの出題です。解答解説は以下のブログをご参照下さい。『一陸技令和3年1月期1/21(2回目)無線工学AA-1/4/5解説速報』昨日の夜、日本無線協会のHPに問題が公開されましたので早速「令和3年1月期1/21(2回目)無線工学A」の解説速報をしていきます。【A-1】いきなり変化…ameblo.jp
A-4新傾向(類似平成30年FA001A-1)テレビの地上デジタル放送におけるガードインターバルに関する新傾向の問題です。類似の過去問が出されているので解答はそれほど難しくはないと思います。1〇ガードインターバルの定義そのものです。2〇正しい3〇正しい4×有効シンボル期間長1.008[ms]でガードインターバル比が1/8のときガードインターバル長は1.008×(1/8)=0.126[ms]・・・0.126×10^-3[s]である。マルチバス波の遅延時間がこ
A-3過去問数値違い平成31年FA101A-2電力増幅器の総合効率を求める頻出問題です。求める総合効率ηT=Po/(PDCe+PDCf)・・・①である。まず励振部についてPDCeは題意(ηe=60%)よりが得られる。同様に終段部についてPDCfは、ηf=70%および終段部の電力利得Gp=20であるからとなる。これらの結果を①式に代入すればである。
A-2過去問類似平成28年FA807A-5デジタル通信における帯域制限についての問題ですね。Asin(πfT)/πfT図2に示す波形は題意より|G(f)/T|であるが、正規化周波数が正の領域に着目して見ると正規化周波数fTが大きくなると振幅が小さくなるsinカーブの絶対値に似ていることに気がつけば、[A]に当てはまるのは分母にsinがあるsin(πfT)/πfTであることは推測できると思う。B小さい図3の縦軸は(正規化)通過量なので、α=0のとき帯域幅最小となり、α
A-1新問FM波の占有周波数帯幅に含まれる側波帯の次数nを求める問題は頻出問題でこちら↓をみていただくとして『FA007A2第1種ベッセル関数』FM変調波の占有周波数に関するこの問題、何度か繰り返して出題されています。変調指数mを求めて、それに対応するJn(m)の値を次数の下から加算して99%を超える…ameblo.jp(解説は以下のサイトが詳しいです)FM波に含まれる側帯波の最大次数無線工学Aの変調・復調分野であるFM波に含まれる側帯波の最大次数に関する問題の解説。第一級陸上無
B-5過去問同じ平成31年FA101B-5FM放送におけるコンポジット信号(ステレオ復号)に関する、古くからよく出される問題です。ア振幅変調イパイロット信号ウ加算・減算によりエ副チャンネルオ主チャンネル
B-4過去問同じ平成28年FA801B-4帰還型パルス幅変調方式のデジタル電圧計の問題です。問題文自体が解説となっており、解答も容易だったと思います。ア入力イT1ウT2エEsオR1、R2解説:オペアンプによる積分回路の動作上図に与えられているオペアンプによる積分回路の出力電圧の式を用いて、本問題におけるEoを計算して求めてみます。オペアンプの入力は①クロック電圧±Ec②入力電圧Ei③基準電圧±Esとなります。①クロック電圧±Ec分の出力クロ
B-3過去問ほぼ同じ平成31年FA101B-4アイパターンの原理についての問題です。ア〇イ〇ウ×横の開き具合はクロック信号の統計的なゆらぎ(ジッタ)等によるタイミング劣化に対する余裕の度合いを示す。エ×縦の開き具合は信号のレベルが減少したり伝送路の周波数特性が変化することによる符号間干渉に対する余裕の度合いを示す。オ〇
B-2過去問同じ令和2年FA201B-2PLLを用いたFM復調の原理についての問題です。ア低域フィルタ位相比較器の出力は位相差に比例したパルス信号であり高調波成分を多く含んでいるので、低域フィルタを通して積分することで誤差電圧として出力される。イ位相ウ誤差電圧eFエ零オ比例
B-1過去問同じ平成24年FA401B-5ひずみに関する比較的易しい問題です。ア×相互変調積は奇数次は妨害となるが、偶数次は問題にならない(混変調は強い信号強度を有する妨害周波数波が振幅変調波である場合にその変調成分で希望周波数波が変調されてしまうことをいう)。『相互変調について』相互変調についての解説はオリックス・レンテック株式会社のサイトに詳しく載っていますが、これを簡単にまとめてみました。http://www.orixrentec…ameblo.jpイ×振