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こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第42回試験・一般知識ある2つの等圧面があり、下層の等圧面における地衡風(p2)と上層の等圧面における地衡風(p1)との差を(p1-p2における)温度風とよんでいます。今回の設問では、p2が700hPaでの地衡風、p1が300hPaでの地衡風にあたります。また問題文では「北半球中緯度」とあることから温度風は等温線に平行で高温側を右に見て吹く性質があります。すなわち、700hPaでは西風であるということは南側が高温側、
こんばんは。今回の一般知識は、大気の力学から温度風についての問題です。設問では、北半球中緯度にある正方形の領域の300hPa面では南風が吹き、同領域の700hPa面では西風が吹いているとき、これら2つの等圧面間における平均気温の分布として正しいものはどれか選べ、というものです。温度風とはどういう考え方かの復習を含めて次回一緒に考えてみたいと思います。第42回試験・一般・問6からです。第42回試験・一般知識※記事中の問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第65回試験・実技試験2・問3まず、17時30分における、前線面より上層の温度移流を見るにあたり、前線面がどの高度に存在するのか解析してみます。水戸はウィンドプロファイラの観測点の一つですが、ウィンドプロファイラ観測による高層風時系列図における前線面の解析では、風向の変化したところと変化していないところの境界に存在すると考えられます。また第65回試験・専門・問9でも触れましたが、ウィンドプロファイラは、上空の風を
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第64回試験・一般知識(a)今回は、本文を読みながら考えてみます。まず、「北半球の緯度30°の地点Aと緯度45°の地点Bにおいて、1000hPa等圧面上で風速5m/sの南風が吹いている。」とあります。ここまでの状況を図にしますと、上図のようになります。地衡風の原理から考えますと、1000hPa面で南風が吹いているということは、西側で1000hPa面高度が低く、東側で1000hPa面高度が高い、東西方向に1000hP
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第52回試験・一般知識(a)南側に行くにしたがって、850hPa面における等高度線の間隔が狭くなっており、気圧傾度が大きくなっていることを示しています。したがって、風速の絶対値は南側ほど大きくなり、本文の内容は正しいとなります。(b)(c)問題の冒頭にある内容について、模式図を描いてみました。大気下層の850hPaでは西の風、上層の500hPaでは南の風になっていますので、下層から上層の矢印の先端を結んだ地衡風の差のベク
こんばんは。今回の一般知識は、大気の力学から風と気圧場と温度場の関係の問題についての問題です。850hPa面では問題の右下にあるような条件になっている一方で500hPa面では全域で同じ風速の南風が吹いているとするときの(a)~(d)の文の正誤について考えてみます。これは実技試験における基本ともなりますので確認しておきましょう。次回一緒に考えてみたいと思います。第52回試験・一般知識※記事中の問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第54回試験・一般知識問題の図によりますと、北緯30°という同じ緯度に点Aと点Bがあって、850hPa面では同じ強さの南風が吹いており、500hPa面において点Aで南東の風が吹いているとき、点Bにおける850hPaと500hPaの間の平均気温の温度勾配の大きさが点Aの温度勾配の大きさの半分で、勾配の向きがいずれも同じならば、点Bの500hPa面の風ベクトルは①~⑤のどれか、という問題です。ある2つの等圧面p1とp2があっ
こんばんは。今回は、大気の力学から、温度風の関係についての問題です。同じ緯度に位置するAとBの2地点があって、地点Bの温度勾配が地点Aの半分で、勾配の向きが同じであるときの500hPa面における風ベクトルは①~⑤のどれかという内容になっています。温度風の関係とは何かもう一度整理しておきましょう。次回一緒に考えてみたいと思います。第54回試験・一般知識※記事中の問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。8月1日分の考察編は次回更新
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第63回試験・一般知識はじめに、問題の文中にある、「温度風の関係」について、簡単に触れておきたいと思います。「一般気象学」p145の図6.4、「南北方向の温度傾度により東向き(西より)の地衡風速が高度とともに増大する模式図」を見ながら考えてみます。簡単のため、1000hPa面を水平であるとしますと、例えば対流圏では一般的に極側の方が赤道側よりも気温が低く、したがって、極側の方が空気密度が大きいため、等圧面は赤道側から極側に向かって低い
こんばんは。今回の一般知識は、経度方向に帯状平均した南北両半球の1月の月平均温どの緯度高度分布を示した図を用い他問題です。図中にA、B、Cの3つの点が示されていますが、この中で温度風の関係から高度が高くなるにつれて東風成分が増加する点はどれか、という内容です。次回、一緒に考えてみたいと思います。第63回試験・一般知識問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。14日分の考察編は次回更新の予定です。
このブログに掲載する気象予報士試験問題は、事前に(財)気象業務支援センターにブログへの掲載を確認し、ホームページで公開されている試験問題、または本試験の試験問題を使用しています。問題の答え・解答方法については(財)気象業務支援センターとは全く無関係で私個人の責任により掲載しています。更新まで一週間あきました。今日は問4(2)を考えていきます。「(1)の結果を基に」と問題文にありますから、(1)で答えた温度風ベクトルをみてこたえを導いてきましょう。①高温側の方向12日1
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験1・問4下層と上層の2つの等圧面における地衡風の差のことを、「温度風」とよぶことは前回の問題でも触れました。次に、風が吹くことによりある地点、(この問題では尾鷲)において温度が変化することを「温度移流」とよんでおり、風により温度が高くことを「暖気移流」、逆に温度が低くなることを「寒気移流」とよんでいます。前問の問4(1)において、下層(950hPa等圧面)~上層(800hPa等圧面)の風ベクトルより温
このブログに掲載する気象予報士試験問題は、事前に(財)気象業務支援センターにブログへの掲載を確認し、ホームページで公開されている試験問題、または本試験の試験問題を使用しています。問題の答え・解答方法については(財)気象業務支援センターとは全く無関係で私個人の責任により掲載しています。今日から問4を考えていきます。問4は鉛直断面図を見ながら紀伊半島でエコー域が出ている地域の対流不安定について問いに答えていきます。鉛直断面図は相当温位の鉛直方向の分布図が表されていますので、大抵の
こんばんは。今回は、前問の作図の結果に基づいて、①では、12日18時および13日3時の950hPa〜800hPaの層における平均気温の場について、尾鷲から見た高温側の方向をそれぞれ解答し、②では層の平均気温の水平温度傾度はどちらが大きいかを答え、その理由も述べよ、という内容の問題です。前問の(1)をきちんと理解し描けていれば、難しくないと思います。次回、一緒に考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験1・問4問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第62回試験・実技試験1まず初めに、温度風についての概要を触れておきたいと思います。温度風とは、実際に吹いている風ではなく、「ある2つの等圧面における地衡風の差」のことであり、等圧面間の平均気温分布における等温線と平行になります。また温度風は下層側の地衡風のベクトルの先から上層側の地衡風のベクトルの先に向かう形で、北半球では、高温部を右側に見る温度風のベクトルとなります。①これを踏まえて、図13(左)の12日18時の尾鷲上空から見
こんばんは。今回は、図13のメソモデルによる尾鷲を通る北西~南東走向の鉛直断面図を用いて、雨が強まる前の12日18時と、低気圧が接近して雨が強まった時間帯に近い13日3時における950hPaと800hPaの風ベクトルから温度風ベクトルを求める作図問題です。このような問題は過去に、第28回試験・実技試験1・問4で出題されたことがありますが、大気の力学で温度風の概念をしっかり学習されていれば、厄介な作図ではありませんので、実際に描いてみましょう。次回一緒に考えてみたいと思います。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第62回試験・一般知識まず初めに、温度風についての概要を触れておきたいと思います。温度風とは、実際に吹いている風ではなく、「ある2つの等圧面における地衡風の差」のことであり、等圧面間の平均気温分布における等温線と平行になります。また温度風は下層側の地衡風のベクトルの先から上層側の地衡風のベクトルの先に向かう形で、北半球では、高温部を右側に見る温度風のベクトルとなります。これを踏まえて、今回の問題の模式図に基づいて解答へ導くた
こんばんは。今回の一般知識は、大気の力学から温度風についての問題です。まず、温度風とは何かについて触れ、次に問題の図のように地衡風が吹いている場合、850hPa面と500hPa面の等圧面間における平均気温分布がどうなるのかについて考えてみます。次回、一緒に考えてみたいと思います。第62回試験・一般知識問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。29日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えて見たいと思います。第61回試験・実技試験1・問3前回の問題で、ある高度間の気層における温度風と温度移流の関係について触れましたが、問題に入る前にもう少し詳しく、例として第52回試験・実技1・問1(3)を使い、潮岬と館野の850hPa〜500hPaの気層間の温度移流について考えてみます。潮岬と館野の気層間の風の分布を簡単な図にしてみました。潮岬では、850hPaの西北西10ノットの風から500hPaの南20ノットの風へと、高度が高くなるにつれて反時計
こんばんは。早速ですが考えてみたいと思います。第60回試験・一般知識まず、図において、「破線は等温位面」であることに着目します。対流圏における一般的な温位の鉛直分布は高度につれて高くなります。もしも、上空に冷たく乾燥した空気が入り込む、もしくは、下層に暖かく湿った空気が入り込むといった理由で、下層において高温・湿潤な空気、上層で低温・乾燥な空気となって、温位が高度とともに低くなる気層の場合、その気層は不安定(対流不安定)な気層となります。すなわち、この問題の冒頭に「安定」とある
関東沖に台風が近づいている日日の出前東の空を眺めていると低層の朝焼け雲と上層の白い雲の動きが異なることに気がつきました赤い雲は左から右へ早くながれ白い雲は右から左へゆっくり流れています目の錯覚かと思いましたが温度風といって同じ空の中を逆方向に流れるんですね雲と風の不協和音雲はいつも面白いものを見せてくれる空はいつも調和の世界を垣間見せる夜明けの太陽は私の目にフレッシュな光を一直線に届けてくれる生まれたての雲と風をありがとう新鮮な太陽の光を浴びると心も体もフレッシュ
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第26回試験・一般知識まず、「温度風の関係」について、簡単におさらいしておきたいと思います。「一般気象学」p145の図6.4、「南北方向の温度傾度により東向き(西より)の地衡風速が高度とともに増大する模式図」を見ながら考えてみます。簡単のため、1000hPa面を水平であるとしますと、例えば対流圏では一般的に極側の方が赤道側よりも気温が低く、したがって、極側の方が空気密度が大きいため、等圧面は赤道側から極側に向かって低い傾斜となりま
こんばんは。今回の一般知識は、第26回試験から温度風についての問題です。僕が受験を始めたころ、この「温度風」という概念がなかなかわかりにくかったことを思い出しますが、この「温度風」の概念も復習しながら、次回、一緒に考えてみたいと思います。第26回試験・一般知識問題文及び図表は一般財団法人気象業務支援センターの了承を頂いて使用しています。19日分の考察編は次回更新の予定です。
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第58回試験・一般知識まず、問題の図より、下層(850hPa等圧面)の地衡風ベクトルの先端から上層(700hPa等圧面)の地衡風ベクトルの先端へ赤で矢印を入れてみました。この矢印は、下層と上層の2つの等圧面における地衡風の差を表わしており、「温度風」とよんでいます。次に、風が吹くことによりある地点、この問題では、(a)~(d)の各地点における温度が変化することを「温度移流」とよんでおり、風により温度が高くことを「暖気
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第39回試験・専門知識今回は、本文を読みながら、(a)~(d)の空欄を考えてみます。「ドップラーレーダーから12km以内では、風がレーダーに近づく向きに吹いている領域と遠ざかる向きに吹いている領域が、ほぼ西北西から東南東に向かう直線を境に存在することから、高度(a)km付近までは(b)の風が吹いている。」とあります。本文の初めの部分では、レーダーから12km以内以内において、つまりレーダーを中心とする一番内側の同心円
こんばんは。今回の専門知識は、気象レーダー観測からの問題です。問題ではパラボラアンテナの仰角を3.3°に設定した気象ドップラーレーダーの観測から得られたドップラー速度の平面分布図とレーダーからの距離とアンテナから発射された電波ビームの中心線高度の関係を表わした図の2つの図を使ってわかることを本文中の(a)~(d)に入る適切な語句の組み合わせを考えます。レーダーからの距離と高度の関係から風向を求め、その結果、温度風と温度移流の関係から寒気移流の場、暖気移流の場のどちらになるのかについて次
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第38回試験・一般知識ある等圧面間における平均気温の分布と、気圧P1の等高度線の分布が模式的に示されている図が与えられていて、この問題が求めているのは気圧P2の等圧面上の風向であることから、この問題は温度風の問題であることがわかります。与えられている図を基に、問題の状況を加筆してみました。なお、問題文では、気圧についてP1<P2としていますが、わかりにくいと感じた場合は、例えば、P1を500hPa、P2を850hPaなど
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第56回試験・一般知識今回は、1月における平均気温の緯度高度分布の図を基に、図中に示されたア~エの箇所における東西風の西風成分の鉛直方向の変化が正か負かの組み合わせを判断する内容の問題です。はじめに、問題の文中にある、「温度風の関係」について、簡単に触れておきたいと思います。「一般気象学」p145の図6.4、「南北方向の温度傾度により東向き(西より)の地衡風速が高度とともに増大する模式図」を見ながら考えてみます。簡単のた
こんばんは。早速ですが、考えてみたいと思います。第55回試験・実技試験2・問4(1)今回の問題は、前問の①で解答した暖気移流の弱い方の21時における950hPaから700hPaまでの層間の平均温度場について等温線の低温側の方向を8方位で答え、またその判断した理由を答えよ、という問題です。まずこの問題を解くにあたり、一般知識で学習する「温度風」について簡単におさらいしておきたいと思います。ある2つの等圧面があって、高度の高い方にある等圧面をp1、別の高度の低い方にある等
こんばんは。今回の問題は、前問の①で解答した暖気移流の弱い方の21時における950hPaから700hPaまでの層間の平均温度場について等温線の低温側の方向を8方位で答え、またその判断した理由を答えよ、という問題です。前問の考察で少し触れましたが、一般知識で学習する温度風の知識について問われています。この問題を解くにあたる温度風についての内容を振り返りながら、次回一緒に考えてみたいと思います。第55回試験・実技試験2・問4(1)※記事中の問題文及び図表は一般財団法人気象業務支