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2025/05/12「蒲田行進曲」82邦画BS映画『蒲田行進曲』の感想・レビュー[11224件]|Filmarksレビュー数:11224件/平均スコア:★★★★3.8点filmarks.com歪んでいたりいびつだったりする愛すべき人の心を昔しの日本映画制作の舞台に描かれている、つかこうへいの原作映画化です私はこの原作、そしてこの話しの後日談「銀ちゃんがいく」が大好きで何回も読みました「銀ちゃんがいく」が映画化されなかった事が残念ですネタバレ注意↓↓↓↓
昭和が懐かしい中卒・高卒・大卒格差をモロに受けている世間知らずの5人の青年が、若さを武器に自分たちの力で人生を切り開こうとする青臭い昭和の青春群像劇。ダンプカーを月賦で買うんだが、「月賦」という言葉を何十年ぶりに聞いた。理屈の前に行動するのは若さのいいところではあるが、やはり「アホやな~(苦笑)」というのが散りばめられていて、見ていて気をもんでしまう。一人抜け、二人抜けして、結局残ったのは正男(石立鉄男)と浅男(前田吟)の二人。この二人がそれぞれ、正男は矢部清(河原崎長一郎)の妹・雪ちゃ
今日も、おつかれさまです。いつも通り仕事で、いつも以上に忙しいGW。とにかく無事に終わって欲しい。それはさておき、深作欣二監督の「資金源強奪」(1975年)以前このブログにも書きましたが、改めて観ても面白い映画です。敵対する組の組長を射殺し、8年の刑期を終えて出所した清元武司は、自身が所属していた羽田組の賭場から大金を強奪する計画を立てる。刑務所で知り合った男達を仲間に引き入れ計画を実行する清元。大金を奪われた羽田組は、息のかかった刑事・能代文明に犯人の
1981年の日本映画魔界転生往年の映画スターたちが集う豪華映画でもあります。この作品の真骨頂はラストの主人公柳生十兵衛(千葉真一)と柳生宗矩(若山富三郎)の対決シーンだと思います。燃え盛る江戸城内を背景に、僅か3分程度の対決シーンなのですが、このシーンは何度見ても見ごたえがあります。この作品はその為に製作されたようにも感じます。まあ二人とも武芸百般でいらっしゃいますから!もうこういう迫力満点、キレのある殺陣は見れんでしょうね。ご覧いただきありがとうご
自分にとってひろ子さん主演作品の中で第1位であるとともに角川映画全体でも第1位にランキングしていてスクリーン上映の際には「どうにかしてでも観に行く!」なこの作品終映後のトークイベントが約1時間あって驚いたけれど映画に限らず40年以上前の出来事についてを語って下さるゲストの方のお話を聴ける機会は年齢を考えるととても貴重なのでこういう場に参加出来たことに対してありがたいと率直な感想★日本映画変革の時代・スペクタクル編★※トークショー登壇※福永邦昭
丸の内TOEI閉館と知っていて、この回顧上映は見逃せず〜ようやく時間が合っての丸の内TOEIの1本目蒲田行進曲東映京都撮影所で新撰組の撮影が進んでいる若手スター銀ちゃんは主演だが相手役の橘に持っていかれそうで気が気ではない取り巻きの中でも常に銀ちゃん第一のヤスは、ついに銀ちゃんのために彼の子を身ごもった小夏と結婚するすべてを飲み込むヤスに小夏も徐々に心を開くが、妻子のために金がほしいヤスは巨大な階段落ちという命懸けの仕事を引き受ける…
高輪ゲートウェイシティの後は、赤穂浪士の墓所として有名な泉岳寺へ・・・日本人が大好きな赤穂浪士のお話ですが、見方によれば、逆恨みの集団暴力事件と捉えられても仕方が無いように感じるのは、小生だけではないと思います元はと言えば、播州赤穂藩の城主浅野内匠頭が吉良上野介に対し、江戸城内松の廊下で刃傷事件を起こしたのが、問題だった訳で・・・・で、切腹。筆頭家老の大石内蔵助が、数十人の元藩士と徒党を組んで吉良邸を夜襲これのどこが、美談なのでしょうかまあ、これ以上敵を作りた
blogno.506タイトル:魔界転生を観て観た日:250312水放映日:231117金放送局:BS26その他の情報:原作:山田風太郎。監督:深作欣二。出演:沢田研二・千葉真一・佳那晃子・緒形拳・室田日出男・真田広之・若山富三郎・丹波哲郎。1981。上映時間122分評価:%%%魔界の力で蘇った天草四郎(沢田)に立ち向かう、柳生十兵衛(千葉)の闘いを描く伝奇アクションファンタジー。キャストが豪華で、監督も深作だ。角川の力の入れようが分かる。
高見広春のベストセラー小説を「仁義なき戦い」の巨匠・深作欣二が2000年に映画化した青春バイオレンスアクションです。新世紀のはじめ、ひとつの国が崩壊する。子どもたちを恐れた大人たちは新世紀教育改革法・通称「BR法」を施行。年に1度、全国の中学校から無作為に選ばれた1クラスが、無人島で最後の1人になるまで殺し合いをさせられることに。修学旅行の名目で無人島へ連れて行かれた城岩中学校3年B組の生徒たちは、かつての担任キタノによる容赦ない指導の下、この恐ろしいゲームに強制参加させられ…25年も前
「罪人たちを集め特赦を餌にして砦を死守させる話」と聞いて、映画「特攻大作戦」やテレビドラマ「特攻ギャリソンゴリラ」の路線を連想し、それぞれ特殊な才能を持った罪人がそれを駆使して敵と戦う物語を期待して観始めたら、まったく違う話でした。もとになった笠原和夫さんの脚本は、当時の東映京都撮影所所長である岡田茂さんに却下され、それに激怒した笠原さんは350枚の原稿を破り捨ててしまったそうで、現存していないらしいです。「戦争で真っ先に死んでいくのは若者たちである」と言うことをテーマとした作品なので、この
日本に住んでると、酒でも飲まなけりゃぁ~バカバカしくてやってられんわ!!今、街を歩くと飲み放題の店がものすごく増えた気がします。そこで、気の利いたうたい文句でお客を引き込めたお店が勝ち。私は、あんな看板を見たら入りたくなると思う。だけど、2時間で1850円は安いわ。しかも飲み放題だろう。特に、若者のお客が増えるよね。後は、気の利いたスタッフと質のいいつまみを用意すれば絶対繁盛すること請け合い。そして、お店の中には以下のような写真を張り付けておく。最近、暗いニ
私が中学生の頃に公開された【バトルロワイヤル】当時「R-15指定」という聞きなれない言葉をこの映画がきっかけで知ることになる。私はまだ15歳未満だったためこの映画が当時観れず「まだ観れません」と言われると観たくなる心理。今回この映画が映画館で再上映されるということで観に行きたい欲求で、、、待ちきれずNetflixで観る!まず第一に思うのはあの頃に観なくてよかったな、と思う。未熟なまま観ると私みたいなタイプには衝撃が強かっただろう。大人になって見るとツッコミどころ満載で
どうしてこんなにも不登校の子どもたちやあるいは就職しても病んでしまう人が多いのだろうかと、頭のなかに考えを常に巡らせていて、その答えが『「おりる」思想無駄にしんどい世の中だから(飯田朔著/集英社新書)』にあるのでは?と思い、手にしました。また、著者自身、大学在学中、引きこもりになり、卒業後も一度も就職をせず、1年間スペインに滞在、帰国しています。本書は、ウェブサイトの集英社新書プラス「はしっこ世界論『無色』の窓から世界を見る/“祖父の書庫”探検記」をもとに、加筆、修正したもの。
先日、地方議員の政策研修会のために上京した折、蒲田駅前にある松竹蒲田撮影所跡を訪ねて来ました。国会では未だ予算が成立せず、参議院で審議中です。もっとも、衆議院では通過しているとは言うものの、高額療養費制度の見直しに伴う再修正、石破総理大臣による商品券の配付問題の影響などがあり、年度内予算成立の攻防が続いています。阿見町議会では、予算を審議する3月定例議会は18日に終了したばかりですが、講演や研修等の勉強が目白押しです。さて、大正9年(1920年)から、大船に移転す
今日は映画「ドーベルマン刑事」のDVDを見ました❗️作品は"武論尊先生"原作の"平松伸二先生"描画の同名コミックがベースになっていますが、コミック版とは設定を異にし、オリジナルストーリーに仕上がっています。当初はコミック版との違いに戸惑いましたが、ストーリーが進むにしたがって豪華な出演陣の個性豊かな演技にニャッと。ネタバレになりますのでストーリーの紹介は省きますがキャストの若さと二転三転する流れにホホゥーと。とにかく深作欣二監督らしい大胆な展開と、千葉真一さんのアクション、しかしモヤモヤ
timeleszのアルバム発売と同じ日に発売6月11日は嬉しい悲鳴たぶんどちらもフラゲ日10日に届くと思う黒蜥蜴の映像化は多数ある一番記憶に新しいのは船越英一郎と黒木瞳のドラマまさか美輪明宏の黒蜥蜴がBlu-ray化されるとはこれはまさに奇跡のソフト化フォロワーさんからのお知らせポストで知って早速密林さんにポチリに行った「黒薔薇の館」は見たいと思っていた作品若き日の田村正和の素敵な姿が見られるのは嬉しい限り黒蜥蜴-Wikipediaja.wikipedia.org
夏に閉館する丸の内TOEI。東映の小屋だが、昭和の映画100本上映するということで、東宝・松竹・日活・角川の映画もラインナップに入っている。まずは定番の100本といえる。内田吐夢監督・三國連太郎主演の「飢餓海峡」(原作・水上勉だが、元ネタの一部はフランスの有名小説)が入ってないのが画竜点睛を欠く。東映の名作なんだから。喜劇映画は、「幕末太陽傳」「ニッポン無責任時代」「男はつらいよ」「釣りバカ日誌」の4本。これも、森繁さんの出世作「夫婦善哉」(原作・織田作之助)を選んでほしかったが…。ぼ
忠臣蔵と、四谷怪談が一緒になったはちゃめちゃな物語。深作欣二作品である。姫路城にはお菊井戸は確かにあるけど、歴史的には赤穂浪士関係なかったんちゃうかな?佐藤浩市が主演で、赤穂浪士47人に入れなかった浪士・民谷伊右衛門役。浅野内匠頭が、吉良上野介を切ろうとして失敗し、腹切りしたところからはじまる。赤穂浪士たちは、一刻もはやく仇討ちがしたかったが、大石内蔵助の腰が重いことに業を煮やし、個人的に動けないかを模索するうち、吉良上野介の孫に気に入られた伊右衛門。伊右衛門には風呂で働
…『仁義の墓場』Graveyardofhonor「戦後暴力史上、最も凶暴といわれた異色やくざ石川力夫の実録半生記」東映「実録ヤクザ映画」です要は仁義なき戦いテイスト石川力夫の辞世は「大笑い三十年の馬鹿騒ぎ」渡哲也の東映初主演作品がこの役とは、、、なかなか凄いです#仁義の墓場(1975)R15+#Graveyardofhonor上映時間94分監督#深作欣二脚本#鴨井達比古#松田寛夫#神波史男原作#藤田五郎音楽#津島利章撮影
蒲田行進曲-1982-1982/10/9公開解説劇作家つかこうへいの同名戯曲をつか自らが脚色し、深作欣二監督がメガホンをとって大ヒットを記録した人情喜劇。撮影所を舞台に、破天荒な花形スターと彼を慕う大部屋俳優の奇妙な友情、2人の間で揺れ動く女優の姿を描く。銀四郎役とヤス役にはつか作品の舞台に多く出演する風間杜夫と平田満が抜擢され、2人の出世作となった。小夏役に松坂慶子。ストーリーここは、時代劇のメッカ、京都撮影所。今、折りしも「新撰組」の撮影がたけなわである。さっそうと土方歳三に扮し
「魔界転生」は、山田風太郎の原作小説を、深作欣二監督、沢田研二主演で映画化したものです。この映画のほうが世に知られていて、この物語は主人公の天草四郎が妖術を使って剣豪を次々に生き返らせる話だと思っています。実は、原作小説は、全く違うんです。「森宗意軒」という怪人が、由井正雪のために、「忍法魔界転生」により剣豪を次々に生き返らせる、という忍法帖小説のひとつで、天草四郎は甦らされた魔界衆の一人に過ぎません。当然「忍法魔界転生」は和製オリジナル妖術で、キリスト教とは関係ありません。しかし、深作欣二
おりょうを演じた中原早苗さん。この映画が公開された1965年に深作欣二監督と結婚。深作欣二監督が亡くなった2003年以降、表舞台に一切出なかった。2012年、心不全で逝去。76歳だった。↓押してくれたら嬉しいです↓にほんブログ村
1983年12月10日公開の映画🎥里見八犬伝🔮製作は角川春樹さん監督は深作欣二さん原作は曲亭馬琴の「南総里見八犬伝」を翻案した鎌田敏夫さんの「新・里見八犬伝」配給収入は1984年邦画第1位の23億2000万円💴Amazonprimevideoで配信されていますので(2月の時点では有料配信でしたので💸今月から無料になったのかな)見させて頂きましたリアルタイムでは劇場に観に行ってませんが、その後テレビ放送📺された時に何度か見させて頂き、今回めっちゃ久しぶりに見ました本作は曲亭馬琴
仁義の墓場戦後の混乱期に、ヤクザ社会の中でもルールを無視して強烈に生きたひとりの男の物語。昭和21年、新宿。ここではテキ屋系の4大勢力が縄張りを分け合っていた。ちょっと前に久々に昭和の任侠映画を観たくなり、そういえば今作をまだ観てなかったなと思いそれにプラスして渡哲也さんが主演って事も気になって(゜ー゜)では、さっそく感想です中学生の時ぐらいにめちゃくちゃ観た昭和の任侠映画懐かしさを感じながら鑑賞( ̄ー ̄)出演者の方々がやっぱ雰囲気出ててい
2月20日は歌舞伎の日です418年前の慶長12(1607)年旧暦の今日出雲阿国(いずものおくに)が江戸城で初めてかぶき踊りを披露したことに由来しています阿国は歌舞伎の始祖となった踊り子といわれています「出雲阿国伝」等の伝説によりますと、永禄(1558-70)のころ出雲大社修覆勧進のために諸国を巡回したところ容貌美麗で神楽舞が評判となり京に上って歌舞伎踊を考案織田信長や豊臣秀吉などに召し出されて寵愛されたといいます慶長8(1603)年、京都伏見城で徳川家康
【放送時間】午後7時半からsideA、同じく午後8時半からsideC。明日の早朝午前2時半からsideBで。今年7回目は「『里見八犬伝』と『正体』」。1983年制作の「里見八犬伝」と2024年の「正体」。スターを見せる、俳優を魅せる映画をつくる方法。この40年を経た邦画2本を昨年暮れから年初めに観ました。前者の薬師丸ひろ子さん、真田広之さん、後者の横浜流星さんの映し方、見せ方。いろいろ、考えさせられました。そのお話を。今日の一曲は、「里見八犬伝」からジョン・
ひとつ前の当ブログで書いたように、梓みちよさんの歌った『こんにちは赤ちゃん』は元々、NHKのヴァラエティ『夢で逢いましょう』の「今月の歌」コーナーの7月の歌でした。視聴者から人気があがり、その1963年の11月にシングル・レコードが発売され、あれよあれよと100万枚を超えたのですから、いかに「爆発的」なヒットだったか分かります。そして、とうとうその年の「日本レコード大賞」まで獲得しました。時は「東京オリンピック」を翌年にひかえた「高度経済成長期」の真っ只中、今日よりも明日、未来はもっと豊かにな
当時は血なまぐさいドラマがいっぱいあった。(今回長文、自由気ままに語ってます。申し訳ありません)響圭子刑事の語りで始まる。…その日、些細な事件に遭遇する。スリを逮捕。犯人が盗んだ財布から銀行の見取り図が発見され、すぐに銀行襲撃の捜査が始まる。そんな中、響刑事あてに電話がかかってくるようになった。不気味な男の声で3億円の要求。できなければその場に女の血液が流れる、と言う。そして電話口から何かが滴り落ちる音。(画面にも血液が飛び散る描写)始めはいたずらだと
さて、蒲田ネタもこれで最後です今回は、映画の話。西口商店街を歩いていると、懐かしい映画館の看板と再会しました((T_T))蒲田宝塚とテアトル蒲田前者が、邦画、後者が、洋画???当時、イトーヨーカ堂と同じビルにありました(現在は肉のハナマサ)ここで最後に観た映画は、黒木瞳・役所広司の「失楽園」1997年東映だったかな監督:故森田芳光(T_T)調べたら、2019年に閉館になっていますで、映画で蒲田といえば、数日前にアップした通り、「砂の器」1974年松竹野村芳
観たのよ~映画「柳生一族の陰謀」。もう10日近く前の事だけどね、BSで放送していたので飛びつきました!これね~、1978年の封切りの時にリアルで劇場で観たんですよ。当時まだ私は高校生。何でこの時代劇を観に行ったかといいますとズバリ「タイトルに惹かれて」。だって、「〇〇一族の陰謀」って何だかゾクゾクしない?あの頃の私にとって物凄いインパクトがあって「一体どんな映画なんや?」と歴史の知識も何も無いくせに観に行ったのでした。その47年も前の映画が