かつて北海道と本州との交通は、函館と青森間を航行する青函連絡船が主役を担っていた。1988年に青函トンネルが開業すると同時に、国鉄(後のJR)と直結して運行されていた連絡船は廃止されるも、自動車による渡航手段としての船舶交通の需要は止まず、1972年から函館・青森間の貨物・車両運送を担ってきた道南自動車フェリー株式会社が、2000年に旅客事業に参入。2009年に会社名を津軽海峡フェリーに改めた。連絡船当時は五時間近くかかっていた航行時間は、現在運航されている函館・青森間の津軽海峡フェリーでは四時