ブログ記事1,303件
はじめてバンコクに来たのは今から30年くらい前、東南アジアの熱気と活気を衝撃的に感じたことを今でも鮮明に覚えています。確かその当時は電車(BTS)は建設中で、バンコクの空の玄関口はドンムアン空港でした。最近の日本の若者がバンコクに来たら高層のビルやマンションが郊外まで立ち並ぶ大都会に驚くはずで、当時の自分とは真逆の印象でしょう。さて、30年前に自分が感じた東南アジアの活気は、今ではミャンマーより西の南アジアにしかない気がします。相変わらず自分の旅のカタチ
2026年5月3日(日)日本映画専門チャンネルで放映を録画しておいて観ました。2023年の日本映画。瀬々敬久監督。原作は沢木耕太郎の同名小説。佐藤浩市と横浜流星主演。他に橋本環奈、片岡鶴太郎、哀川翔、坂井真紀等出演。「深夜特急」の沢木耕太郎がボクシング小説を書いていたことを、本映画作品で初めて知りました。僕の評価は5点満点で3.8です。作品紹介(映画コムより)沢木耕太郎の同名小説を佐藤浩市と横浜流星のダブル主演で映画化し、ボクシングに命をかける男たちの生き様を描いた人間ドラマ
(秀)さんが地方紙、和歌山県の日高新報に毎週書かれているブックレビューを目にし、それを読んでみて、ノンフィクション作家沢木耕太郎の初の時代小説だという「暦のしずく」を図書館から借りてきた。その本を手にした。分厚い、頁数をみると556頁、遅読の小生からすると、この本を読み切るには二、三週間はかかるかもしれない。頁をめくり「序章獄門」の文の始まりは人間国宝、落語の柳家小三治と歌舞伎の中村吉右衛門の死亡記事を読んでからと始まっていく。ノンフィクション作家らしい序章のスタート、日本芸
とにかく面白い小説。本筋の話も、局面の話も惹き込まれる。作者自身が冒頭で述べるように江戸中期の講釈師、馬場文耕のことは記録にほとんど残っていない。しかし、作者は馬場文耕に自分と同じ匂いを感じたのだろう。数少ない記録、彼の残した文章から、どのような生き様だったかを思い巡らし、騙ったのが本作だ。タイトルの「暦のしずく」とは、歴史の断片からしずくのように流れ出た一滴という意味かと思う。作中で吉原の楼主俵屋が「語ることは、所詮、騙ること・・・大いに騙っていただきましょう」と文耕に言う。それは作者の本作
夫婦でベトナムに行ってきました。去年、世界一周旅行で初めてベトナムに行き、その猥雑なパワーに圧倒され、シャミおにも見せたいと思ったのです。『世界一周でSFC修行【前半戦】ホーチミンからダナンへ』この日の朝、まずやらなければならないことはATMで現地通貨をキャッシュングすることでした。昨日空港で最低限の両替をしたのですが、ぼったくりタクシーのおかげで…ameblo.jpANAのマイルでベトナム航空のビジネスクラスを取りました。朝5時に起きて成田へ。成田プレミアラウン
昼ごはんのついでに丸善に立ち寄る。原田宗典氏と坂本龍一氏の本を店頭で見つけ買った。本を買う時は、著者の年齢が自分と同年代か少し上になる、と言ったのは、かの沢木耕太郎氏だが、そうするとジジイの私も、どんどん読める本が減っていくということか。原田氏はほぼ同年代。ちょいと気の利いた小説家を書くので、昔から読んできた。坂本龍一氏については、もう語るまでもなく、先般鬼籍に入った日本を代表する音楽家の1人。自伝的エッセイは、初ではないか。戦メリ、ラストエンペラーとその楽曲は、何度聞いたか分か
4月22日(水)今朝、スマホが壊れました。ネットに繋がらない。電話が使えるのですが、それ以外はニュースも見られずLINEもつながらず、もちろんゲームもできません。気づいたのは、お散歩しながらピクミンブルームのミッションをこなそうとアプリを立ち上げた時です。「インターネットに接続していません」いや、常時接続しているわ。その後、再起動しても設定をいろいろ確認してみてもネット接続ができません。というわけで、スマホショップに行ってきました。結果としてはSIMカードを無償で交
日経夕刊4月18日(土)バックパッカーであった若い頃。この記事を読んで思い出したのですが、ヘタレなバックパッカーでしたから、ここでの宿泊は避けましたね。無難にYWCAに宿泊しました。『エピローグその5妹と約一週間の香港旅行(前編)』1996年3月6日(水)から3月14日(木)1週間ほど妹と香港旅行しました。1994年と1995年のバックパッカーのエアラインはユナイテッドを利用した際にマイ…ameblo.jp『エピローグその6妹と約一週間の香港旅行(後
1986年、作家の沢木耕太郎が発表した紀行文学『深夜特急』。デリーからロンドンまで、バスを乗り継いでユーラシアを横断する旅の記録です。デリー、カラチ、テヘラン、イスタンブール、そしてロンドン。この静かな旅の物語は、世代を超えて読み継がれてきました。しかし不思議なことに、特に強く心をつかまれているのが「50代の男性たち」です。私自身も、その一人です。なぜこの本は、人生の折り返し地点にいる私たちの胸に、これほど深く響くのでしょうか。その理由を、「時代」「心理」「文学」という三つの視点か
気持ちいい気候が続いています。久しぶりに眠れない一夜でした。寝る前につい見てしまったニュース、ああ、見るんじゃなかった。せめて朝にすればよかった。怖い世の中。何度も目が覚めて脳が興奮しているのか、トイレも近い。こんな夜には天井を見上げていろんなことを考える。こんなときにはろくな事考えないので、友人が送ってくれた雑誌をぺらぺらとめくっていたら、こんなコラムを見つけた。それは中村雅奈さんというイラストレーター。「実家暮らしが楽しい」という自費出版を
劇的紀行深夜特急96昨日テレビ(JCOM)を見ていたら作家・沢木耕太郎氏による紀行小説である『深夜特急』の3部作をやっていた当然ながら僕は84年からバンコクに居たのでこの小説と時期がかぶるのでしっかり観てしまったでも・・・バンコクは刺身のつま程度だったのでちょっとガッカリ僕は飛行機から見るクニャクニャしたチャオプラヤー川が好きだった僕はこの出口を通過したのは40年間で一回だけですだって地下駐車場へ直行だったから2000
ざんねんないきもの事典Amazon(アマゾン)『ざんねんないきもの図鑑』はしっかりと面白いけど、最近残念な読書をしまして、記録として残します。まず一冊目。椎名基樹著「オールナイトロング-私にとっての電気グルーヴのオールナイトニッポンとその時代-」オールナイトロング―私にとっての電気グルーヴのオールナイトニッポンとその時代―Amazon(アマゾン)2,614円これは電気グルーヴの前身バンドである人生のメンバーであり、電気グルーヴのオールナイトニッポンで放送作家で現
3月24日(火)毎年買っていた手帳を、今年からやめようと思っています。理由は、書くことがそれほどないから。スケジュール管理は、スマホのアプリで10さんと共有している。そもそも2週間に1回の図書館と月に1階の美容院くらいしか予定ないのよ。病院に行く回数が激減したので、ほんと書くことないの。ただ、手帳本体ではなくて、手帳カバーに挟み込んでいたものが結構あったので、ポーチに入れてみた。重い。スケジュール帳、お薬手帳、メモ用のノートのほかに、シャーペン、消しゴム、ボールペンの筆記
実力を持ちながらも何かが足りない、スターになりきれなかった者たちを追いかけた沢木耕太郎による6篇のノンフィクションドキュメンタリー。クレイになれなかった男カシアス内藤三人の三塁手難波正二郎土屋正孝長距離ランナーの遺書円谷幸吉イシノヒカル、おまえは走った!イシノヒカルに関わる関係者さらば、宝石榎本喜八ドランカー(酔いどれ)輪島功一この作品でおもしろいのは勝者、栄光を手にした者に焦点を当てるのではなく敗者、栄光を手にできなかった者、また栄光を手にしながら手放してしまった
沢木耕太郎の「凍」という本で登山家の山野井夫妻の話を読んだのはかなり前の話ではある。それ以来、山野井夫妻関係の記事や番組があると割と見るようにしてきた。その延長上で本書を知り、読んでみた。これは僕の偏見なのかもしれないが、山野井夫妻に関しては夫の泰志のほうが妙子に比べて少し有名さでは優っていると思ってきた。但し、例えば「凍」を読んでいても妙子に関する記載に際して沢木がなみなみならぬ敬意を払っている点は伝わってきた。従い今回は妙子にFOCUSした本作を読んで、かような沢木の敬意の背景が良く
こんにちは…(=^・^=)長らくブログを休みました。少し暖かくなったと思った先月下旬に、風邪を引いてしまいました。…休んでいる間で、一冊の本を読み返しました。「旅の窓」と言う、深緑色のカバーが美しい瀟洒な本です。沢木耕太郎氏の、世界を旅したエッセイで彼が撮った一枚の写真と、彼が書いた一枚の文章を添えて、見開きページで綴られた、写真ブログのようなエッセイです。…この写真とよく似たもう一枚の写真があるのですが、この写真をアップした理由は、偶然に切れた右
今月読んだ本世界一周航空券完全ガイド今年スターアライアンスで世界一周航空券買ってみようか?と検討中世界一周航空券ちと情報古めですがこちらも一応読んでみたボクはやっと認知症のことがわかった長谷川和夫著認知症の専門医長谷川式スケールの開発者そのご本人が認知症ほんとに誰でもなるんだな〜と認知症が進まない話し方があった吉田勝明著理屈は理解できるけどなかなかできないな〜軽度認知障害(MCI)がわかる本朝田隆著認知症の手前のグレーゾーンの状態そこから戻れる人もい
2月24日(火)最近二度寝はしないのです。そしてなんと、今年に入って昼寝もほとんどしなくなりました。憧れのショートスリーパーが近づいてきました。今のところ睡眠時間は6時間くらい。あと2回くらい還暦を迎えたらなれるかもしれないぞ。わくわく。本日の読書:テロルの決算沢木耕太郎テロルの決算Amazon(アマゾン)カバー裏より『ひたすら歩むことでようやく辿り着いた晴れの舞台で、61歳の野党政治家は、生き急ぎ死に急ぎ閃光のように駆け抜けてきた17歳
本が好きですので、大学生、社会人時代を通じて、書店での新刊チェックが大きな楽しみでした。よく通ったのは紀伊国屋書店で、東京勤務の時は新宿駅東口の本店、学生時代と大阪での勤務時代は梅田店の利用がもっぱらでした。ノンフィクション作家・沢木耕太郎さん(以下、「氏」)の「夢ノ町本通り」(新潮社)には、本に関するエッセイが集められています。その中に、今から50数年前(私の若きサラリーマン時代)、氏が作家として本格デビューする直前の時期に、梅田店を体験取材し、「読書新聞」に寄稿した文章が収録されていま
沢木耕太郎の時代小説「暦のしずく」を読みました。江戸時代に実存した講釈師(現代の講談師)馬場文耕が主人公です。日本芸能史で、唯一その芸によって死刑に処せられたとの事で、沢木耕太郎は残された古文書を紐解きながら、謎に包まれた文耕の人生を語っていくのです。御家人の家に生まれながらも、家禄を返上し剣術修行をしながら江戸へ流れ着いて、食い扶持のために成り行きで講釈師となった文耕。当時まだ軍記や古典などをわかり易く、町民に語って聞かせるのが講釈師と言う職業だった時代に、「人情噺」「お家騒動」「大岡
新潮文庫の100冊2024㉑「深夜特急1-香港・マカオ」沢木耕太郎著深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】Amazon(アマゾン)本書を読んだ理由は、新潮文庫の100冊2024に選定されていたからです。一年一か月かけて21冊です。。紀行文です。タイトルの「深夜特急」は出てきません。インドのデリーからロンドンまで乗合バスで行くのが目的です。ホテルも何も決めないで行く、行き当たりばったりの貧乏一人旅です。なお格安チケットでも、インドの前
『一瞬の夏』読了70年代に、和製カシアス・クレイ(改名前のモハメド・アリ)と呼ばれ、世界チャンピオンになれると言われながらも、チャンピオンになれず引退し、4年後に再びチャンピオンを目指して復帰したカシアス内藤を追い続けた、当時ルポライターだった沢木耕太郎によるドキュメンタリー作品。再びチャンピオンを目指すために内藤だけでなくトレーナー、ジムの会長、カメラマン、そしてルポライターでありながら内藤の夢の実現のために奔走する一年間を描いているのですが、タイトルマッチを一戦でも実現させることがどれほ
沢木耕太郎の『深夜特急』のような、乾いた叙情と静かな昂揚感を漂わせたスタイルでリライトしました。聖なる週末の終わり、あるいはマカオの浅瀬で1月11日。マカオ、三日目。シントラの古い壁を背にして、僕は「綺麗な方のマカオ」へと移動することにした。コタイ・ストリップ。そこはかつての泥臭いマカオとは一線を画す、巨大な資本が作り上げた人工の楽園だ。まずは、初めて足を踏み入れるスタジオシティへ。重厚なゲートをくぐった僕が最初に向かったのは、意外にもカジノテーブルではなく、マクドナルドだ
JETSTREAM・・・作家が描く世界への旅。今週は、作家・沢木耕太郎のフォトエッセイ『心の窓』を、一部抜粋してお届けしています。今夜は、その最終夜。世界を旅する中で出会った、窓の向こうに広がる風景。その時、私たちは自分の心の奥を覗かせてくれる、旅の窓に出会う事になる。そして、そう感じさせてくれるのは、心の窓。今夜は、沢木がカンボジアで出会った、忘れられない光景。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜「アンコールワットの恋人たち」カンボジアのアンコールワットには、様々な人々
JETSTREAM・・・作家が描く世界への旅。今週は、作家・沢木耕太郎のフォトエッセイ『心の窓』を、一部抜粋してお届けしています。今夜は、その第4夜。世界を旅する中で、ふと心が動いた瞬間や記憶に残った場面を、写真と言葉で残してきた沢木耕太郎。今夜は、アメリカ・ロサンゼルスで出会った、忘れられないあるスターの横顔。そして、天国へ誘うような、美しい光景にまつわる話。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜「王者の孤独」プロのスポーツ選手のスーパースターは、巨額の金を稼ぎ出す。野球
お疲れ様ですなにこの本はさ〜深夜特急沢木耕太郎さん?!「大好きな本で、最近また読みたくなった。読書家でもある日本ハムCBO栗山氏の愛読書の一冊でもあるんだって」でも、どうして【深夜特急1】がなくて【5】が2冊もあるんだへんし〜〜んしたのかそんなわけないなあホだから2冊買ったのか「遠い昔に同僚に貸して、そのままかも。たしか【1】は香港マカオだったかな。ドラマ化もしたね。おすすめの本ですこれ、読んでみて!!!の一冊があれば是非、教えてください」
JETSTREAM・・・作家が描く世界への旅。今週は、作家・沢木耕太郎のフォトエッセイ『心の窓』を、一部抜粋してお届けしています。今夜は、その第3夜。世界中を旅してきた沢木耕太郎は、この本の冒頭でこう綴っている。「ぼんやり目をやった風景の、さらに向こうに見えてくる、私たちの内部の風景。その時私たちは、自分の心の奥を覗かせてくれる、旅の窓に出会う事になる。そう、覗かせてくれるのは、旅の窓。そして、感じさせてくれるのは、心の窓」今夜は中国、そしてスペインで出会った心の窓。〜〜〜〜
JETSTREAM・・・作家が描く世界への旅。今週は、作家・沢木耕太郎のフォトエッセイ『心の窓』を、一部抜粋してお届けしています。今夜は、その第2夜。旅のバイブルとも言われる紀行小説『深夜特急』で、多くの若者たちを旅へと誘ってきた作家・沢木耕太郎は、世界で出会った何気ない風景の向こうに、自身の心の奥を覗かせてくれる、心の窓があると言う。今夜は、フランス・パリの街で開いた心の窓。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜「彼らのモンパルナス」ここ最近は、フランスのパリに行くと、モンパ
JETSTREAM・・・作家が描く世界への旅。今週は、作家・沢木耕太郎のフォトエッセイ『心の窓』を、一部抜粋してお届けします。今夜はその第1夜。この本の始まりには、こんな言葉が綴られている。「私たちは、旅の途中で様々な窓から、さまざまな風景を目にする。それは、飛行機の窓からであったり、ホテルの窓からであったりするが、間違いなくその向こうには、一つの風景が広がっている。しかし、旅を続けていると、ぼんやり目をやった風景のさらに向こうに、不意に私たちの内部の風景が見えてくる事がある。そ
こんな超人いるんですか。銀シャリの鰻さんがこの本をYouTubeで確か薦めていて。前からずっと読みたかったけどやっと読めました。淡々としている感じなのに一気読み。木村さんが中国大陸奥地に潜入して語学が堪能であるのを生かして大学教授にまでなったのに対し、西川一三は一商売人として一生を過ごしたこととその理由が興味深い。いつか再読しよ。天路の旅人(上)(新潮文庫)Amazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る天路の旅人(下)(新潮文庫)Am