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最近、ある方の言葉が妙に心に残って…表面的なことじゃなくてその奥にある何かに気づける人本当に強い人ってこういう人のことなんだな…そんな「見えない強さ」を持った🌈書き手さんをご紹介✍️ほんの少しだけ、視点を変えてくれるような言葉って、ありますよね🌈にじいろさんの文章には📖そん
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ゆまタロットにようこそ!ご来訪ありがとうございます。毎日みなさまにお伝えしたい事などブログにて発信させていただいております。ゆまタロットからみなさまに4月16日のメッセージカップナイトアドバイスコイン9逆位置他者への気配り・配慮ができる日。今日は、自身のプライドは傍らに置き、控えめでいくが吉❗️ここで一息‼️先日、自身に違和感を覚えたことがありました。娘と会話をしていた時、娘は何とも思っていないようなのか、私
すすきのにあるバーのカウンター。その中で料理の準備を進めるなかちゃんが、店内で飾り付けをする三冬に声を掛ける。「飾り付け、かわいいですね?」「私、保育士だから、普段からこういう飾り付けしか作ったことがなくて。お店の雰囲気に合わないですよね?」「そんなことないです。私もこういう飾り付けは大好きです。今日は貸し切りにしましたから、思う存分、飾って下さい。」「ありがとうございます。本当ごめんなさい、急なお願いで。みんな忙しくて、なかなか予定が付かなくて。一夏は大丈夫でした?」「二つ返
7月のある晴れた日。出掛ける準備をして、家の玄関に立つ三冬。そんな三冬に十秋が声を掛ける。「やっぱり、私が車で送るよ?」「大丈夫。地下鉄とバスで行けるから。」「そうだけど、私も久しぶりに会いたいなって。」「会うのはいつでも会えるから。でも今日は…十秋は翡翠と家でお留守番してて?」「え~?」「お留守番。」「うん…じゃあ、待ってる。」しぶしぶ了解する十秋に目をやりつつ、傍らの翡翠にも声を掛ける三冬。「翡翠もね?」「うん!任せて!」そのまま快諾する翡翠を置いて、家を後にする三冬。
6月。刑期を終えて出所した一夏は、会社に戻るや否や、赤煉グループの会長兼、各社の代表取締役として指揮を執る。主席時代のように、黙って物事を進めることは無いものの、自分が正しいと思うことは、推し進める。その姿勢に、以前と変わりはなかった。議会の人間や、会社の幹部との意見の衝突に、時折、苛立ちを見せながらも、赤煉グループの立て直し、引いては、北海道の経済の立て直しに向けて、昼夜を惜しまず働く。そんなハードスケジュールが、一ヵ月余り続き、久しぶりに自宅へと戻る一夏。ずっと手を付けられずにい
三十商事の仕事も、すっかり軌道に乗る中、東京ビッグサイトでのイベントを終えて、一人、会場を後にする佳子。そこへ屋外の通路のベンチから、兄のルイが声を掛ける。「元気か?」「暇なの?」「忙しいよ。これでも一応、フランスの大統領だから。」「そう言えばそうだった。」そのまま立ち去ろうとする佳子に、慌てて声を掛けるルイ。「待て待て。」「手間手間。」「どういうことだ?」「何が?」「とぼけるなよ?沈黙の波動は、なぜ収まらない?終至はもういないはずだろう?」そんなルイの言葉を受けて、ひと
宇宙規模の危機を回避した後、東京に戻った佳子は、乃々佳に提供してもらった検体を元に、研究を開始。軌道に乗ったところで、然るべき研究機関へと、その成果を引き継ぐと、三十商事で働きながら、夫である拓海との、いつもの生活に戻っていた。北海道はと言うと、一夏の裁判は、極刑や終身刑に問われることは無く、執行猶予付きの短い刑期で決着が付く。十秋の働き掛けがあったことは勿論だが、一夏が主席在席中に執った政策が、世間に評価されたことも、裁判の結果を大きく左右した。赤煉グループは、そのままの名前を残し
ミクが張り巡らせた球体のシールド。その無重力の薄灯りの中を、一人漂う終至。「静かだな?」《はい。私達だけになっちゃいました。》「みんな無事かな?」《わかりません。全てが無くなってしまったので。》「このシールドって、あとどれくらいもつの?」《もって5分です。》そんなミクの言葉に、無重力に身を委ねながら、一人声を挙げる終至。「ララァの所に行くのか。」《私ミクです。》「悪いな?こんな俺に、最後まで付き合わせて。」《私は、終至さんのAIですから。最後まで、あなたを守ります。》「そ
周囲の高次元が、急速に消滅していく様を観測しつつ、終至に向かって声を挙げるミク。《いや、もう本当、馬鹿ですか!?馬鹿ですよね?馬鹿ってことでいいですか?》「3回も言うなよ?」《言いたくもなりますよ?本当、何やってるんですか?》「何って、脱出ゲーム。」《こんなのがゲームなわけないじゃないですか?》「だからリアル?」《あーもう!大丈夫かな?リンクしている全ての宇宙が消滅する勢いですけど?》「そうなんだ?脱出できそう?」《なんでもかんでも私に聞かないで下さい!》「はい。すみません。
佳子が紗月と電話で話を交わしていたその頃、終至は、収監された刑務所の牢獄で、一人ふて寝していた。そんな終至に休憩に出たまま戻って来ない看守のスマホから声を掛けるミク。《看守の人、全然戻って来ませんね?》「どこかでお茶でもしてるんだろう?」《いつまでここに居なきゃいけないんですかね?》「一夏様の裁判が終わらないと、俺の刑も確定しないから。」《収監されて一ヵ月。誰も面会に来ないなんて、寂しいですね?》「余計なお世話だ。」終至がそう言った次の瞬間、どこから現れたのか、牢獄の中、終至の足
桃田医院。その一室を借りて、乃々佳から卵子を摘出する保奈美。摘出を終えた保奈美に、乃々佳が声を掛ける。「良かった。保奈美さんで。」「え?」「知らない人だと緊張するけど、保奈美さんなら安心だから。」そんな乃々佳に、軽く微笑み返す保奈美。そこへ乃々佳が改めて声を掛ける。「でも私の卵子なんて、何に使うの?」「何も聞いてないですか?」「うん。」「あなたの特性である順応性。その因子となる成分が、この卵子に含まれていると踏んでいるの。」「順応性?」「その話も聞いてないですか?」「うん
フェイスが倒れ、札幌の警察組織も自衛隊も、日本政府の勢力下となる中、合流した十秋と友香が、仲間達と伴に赤れんが庁舎を囲む。建物内部にいた職員は全員投降。残るは主席室の一夏のみとなっていた。警察隊が見守る中、警察官である一葉の案内で、建物内部を進む十秋と友香。主席室の扉の前まで来た所で、十秋が友香に声を掛ける。「友香はここで待ってて。」「一人で大丈夫?」そう心配する友香に、軽く微笑みながら返す十秋。「一夏は友達だから。」そのまま主席室の扉を開けて中へと入る十秋。静かに扉を閉めな
千歳基地が投降したことで、防衛上の制空権は、札幌を除いて、ほぼ日本政府の勢力下となった。地上に置いても、道南は、友香をはじめとする函館の上陸部隊が、道東は、十秋をはじめとする千歳の上陸部隊が、それぞれ札幌を目指して、進行を開始。十秋の呼び掛けもあって、函館市街戦のような激しい戦闘が繰り広げられることもなく、順調に歩を進めていた。しかし依然として、札幌は、じゃがクックルの勢力下で、フェイス一番組組長の陽菜乃が、警察隊や自衛隊に睨みを利かせていた。そんな中、反抗の兆しを見せたという理由で
千歳沖。停泊する空母の管制室で、星置防衛大臣に、同乗する陽が声を掛ける。「千歳基地が動きました。F15、発進します。」「例のAIか?」「はい。」「こっちの準備は?」そんな星置の言葉を受けて、傍らに佇む佳子が、同じく傍らに佇む天音に声を掛ける。「天音ちゃん?」「あ、はい。アイちゃん?出れそう?」そんな天音の呼び掛けに、戦闘機のコクピットに置かれた天音のスマホから返すアイ。《いつでも出れるよ?》「じゃあ、お願い。」《OK。F15イーグル、出ます!》機体のコントロール範囲を10
二番組組長の永倉が投降。副長の土方も函館で討たれ、同じ日、三番組組長の斉藤も、日本政府に付いた恵庭の部隊に投降したことで、フェイスは総崩れとなる。そんな斉藤の投降を、斉藤とは別ルートの、中山峠経由で向かった八雲で耳にする陽菜乃。既に日本政府の特殊部隊との交戦状態にあった陽菜乃だったが、同時に聞かされた、十秋による夕張炭鉱陥落の知らせを受け、十秋を討つべく、苫小牧方面へと車を走らせる。途中寄った白老駐屯地で、恵庭の部隊攻撃への協力を要請するが、態度保留のまま、夜を迎える。一方、十秋は、
真鍋が三輪を追って、恵庭の山中を進んでいた頃、同じ山中には、函館へ援軍へと駆け付ける途中、島松の部隊との戦闘に陥って、山の中へと逃げ込んだ、フェイス三番組の斉藤(さいとう)が居た。相手の攻撃に、次々と仲間の隊員が倒れる中、煙草をふかしながら、隣の隊員に声を掛ける斉藤。「しつこいな?」「しつこいですね?」そのまま、次の煙草に手を掛けようとしたところで、空になった箱を手に、声を挙げる斉藤。「煙草がもう無いんだが?」「私も無いです。」そこへ、追って来る島松の部隊とは、反対の方角から銃声
南恵庭駐屯地。装甲車から降りる三輪と真鍋に、声を掛ける女性。「ようこそ。南恵庭駐屯地へ。」そんな女性に返す真鍋。「真鍋です。田村(たむら)1佐、受け入れ、感謝します。」「うん。で?そちらに居るのが?」そう言って、三輪に視線を向ける田村。そんな田村に、自ら返す三輪。「三輪です。この度は、突然の申し入れにも拘わらず…」そこまで言ったところで、思わず言葉に詰まる三輪。周りを囲む兵士の、自分に対して向けられる銃口に、怪訝な表情を見せながら、改めて田村に声を掛ける。「とりあえず、銃を下ろ
土方が五稜郭で壮絶な死を遂げていたその頃、十秋は夕張にいた。日本政府による函館奪還の一報を受けて、各地で、反じゃが派のデモが繰り広げられる中、政治犯の収容施設である夕張炭鉱を、デモ隊である民衆が取り囲む中、その最前線に立つ十秋。人数的にはデモ隊が上回るものの、相手は自衛隊の正規部隊。下手に手出しすることも出来ず、睨み合いが続いていた。一方、外がそんなことになっているとは露知らず、その日の作業の中止を、教育係の皐月から伝えられ、部屋で待機する睦月や朱里。そんな中、睦月が朱里に声を掛ける
深夜。五稜郭の函館支部で、フェイス隊員を前に指示を出す土方。そんな土方の指示に、足を負傷した隊員が声を挙げる。「投降するくらいなら、戦って死にます。」「その足では戦えん。無駄死にはするな。」「だったら私も、土方さんと一緒にここを出て、札幌に向かいます。」「足手まといだ。」「付いていけないようなら、置いていってもらって構いません。」「おまえはそれでいい。だが、他の負傷した隊員はどうなる?投降を向こうが素直に受け入れるとは思えん。いざという時は、永倉(ながくら)、おまえが守ってやれ
函館市街戦。午前中、警察官を味方に付けたじゃが派が、土方率いるフェイスと伴に、市街戦を優位に進めるものの、午後になって、函館の自衛隊が、日本の部隊に、あっさり駐屯地を明け渡したことで、形勢は一気に逆転。反じゃが派に着いた函館駐屯地の自衛隊と伴に、青函トンネルからなだれ込んだ部隊が、函館の街を包囲しつつ、徐々にその包囲網を狭めていく。この状況に、元々乗り気でなかった警察の部隊は、あっさり投降。戦闘は実質、フェイスvs日本の特殊部隊となる。反じゃが派に着いた自衛隊員と警察官が、函館市民
朝のニュースで、函館のテレビ局から全道に向けて発信された、神木有紗総理と新田友香副代表による北海道奪還宣言は、道民に強烈なインパクトを与える。同時に、特殊部隊による青函トンネル奪還の様子や、日本から要請を受けたアメリカの部隊が、集団的自衛権を行使する動きが報道されたことで、自衛隊のみならず、警察機関も、日本政府とじゃがクックル政府、どちらに着くのか、決めかねる状況となる。自衛隊と警察機関が、態度を明らかにしなかったことで、大規模な戦闘は免れたものの、函館市内では、放送直後から、じゃが
函館トラピスチヌ修道院。その旅人の聖堂で、シスターの服を身に纏い、一人、神に祈りを捧げる友香。亡くなった水無月に想いを馳せつつ、結菜に刺されて亡くなった志穂の冥福を祈る。聖堂の扉が開いたことも気にせず、一心不乱に祈りを捧げる友香に、入って来た女性が歩み寄って、おもむろに声を掛ける。「いつからカトリック信者になったのよ?」聞き覚えのあるその声に、慌てて振り返る友香。そこには、絵里と、そして、美香が佇んでいた。「絵里…?それに美香?」「何?しばらく会ってなかったから、忘れたとかって言う
札幌JRタワーのワンフロア。そこを貸し切って、本部として構えるフェイス。イライラした様子で、一人窓の外に目をやりながら、自分の机の前を行ったり来たりする土方に、やって来たフェイス隊員が声を掛ける。「土方さん!」「新田友香が見つかったか?どこだ?どこにいた?」「あ、いえ。家賃滞納の件でお話がしたいとJRタワーの事務局の方がお見えになっていますが?」「いないと言え。」「承知しました。」そう言って立ち去るフェイス隊員と入れ違いに、今度は陽菜乃が土方に歩み寄って声を掛ける。「新田友香、
桃田医院。受付で退院の手続きを済ませ、荷物を手に病院を後にする一夏。そこへ、病院の壁に背を掛けながら、声を掛ける七春。「勝手に入院して、勝手に退院?」「お金は払ったよ?明細にあった、冬季光熱費が、気にはなったけど。」「今度から、受付時間外での退院手続きも、請求項目に加えておくわ?」「大丈夫。次に入院する時は、別の病院にするから。」そんな一夏に、一呼吸置いて、声を掛ける七春。「十秋と三冬、生きていたみたいね?」「うん。確認も含めて、三冬にラインした。ちゃんと既読付いてたよ?」「迎
早朝、高速道路を函館から札幌へと車を走らせる陽菜乃。免許を取得したばかりの陽菜乃ではあるが、フェイス特権のサイレンを鳴らしながら、猛スピードで追い越し車線を走り抜ける。「坂本龍子…」そう呟きつつ、車を走らせる陽菜乃。前日まで函館でデモの鎮圧に当たっていた陽菜乃だったが、深夜、札幌にいる土方からの、龍子の潜伏場所が判明したとの連絡を受けて、他の隊員を函館に残し、一人、札幌へと向かっていた。「今度こそ逃がさない。」一方その頃、十秋が潜伏する陽の小屋では、ノートパソコンを前に陽が十秋に
赤れんが庁舎前で行われた一夏の演説は、最悪の締めくくりで終えたこともあって、国民の理解を得るには、程遠いものとなった。各地でのデモが、益々勢いを増す中、深川でデモの鎮圧に当たっていた近藤が、デモ隊に取り押さえられ、木に縛り付けられた所を、周りを取り囲んだ群衆による投石で、顔も身体もボコボコにされ、殺害される。その報告を受けて、今回の騒動の発端となった結菜の極刑を、改めて一夏に進言する土方だったが、一夏はそれに応えることなく、体調不良を理由に、一人、病院に籠る。そんな中、拘置所にいる結
…その瞬間、その空間の時は、その二人を除いて、完全に凍り付いたかのように見えた。「じゃあ、死んで?」…事が起こる10分前。一夏は、赤れんが庁舎前に設けられた演台で、集まった多くの民衆を前に、演説を行っていた。独立宣言以降、ほとんど人々の前に姿を現すことの無かった一夏だったが、この度の泊原発の再稼働を受け、今後の経済の立て直しに向けて、改めてビジョンを示す。特に社会保障や生活保護の仕組みについては、今の国民の実態に合わせた形で修正することを宣言。支給額や施行時期など、具体的に内容を説
泊原発。一夏の要請に、今週中の稼働を目指して、夜通しで作業を続ける作業員。そんな中、作業の工程について、現場監督と詰める柚葉。現場監督が柚葉に声を挙げる。「無理です。どう工程を組んでも、今週中の稼働には、間に合いません。」「なんとかならない?」「そうですね…予備系統の確認を後回しにすれば、なんとか。」そう言って、工程表にある予備系統の確認の箇所を指す現場監督。そんな現場監督に、同じく工程表を眺めながら、しばしの沈黙を挟んで声を挙げる柚葉。「それでいきましょう。予備系統の確認は、本稼
荷物を届けて、大宮山荘を後にする水無月。雪深い山道を、空になったリュックを手に、事務所のある元十秋の自宅へと歩く。途中、スマホを操作しながら声を挙げる水無月。「ラジオ体操って、アラーム音に出来たっけ?とりあえず、動画を視てみるか?これかな?」そう言って、動画をタップしたところで、手が止まる水無月。ながら歩きで気付かなかったが、目の前では、大きなヒグマが、水無月の進路を塞いでいた。(作者注:スマホのながら歩きは大変危険です。しないで下さい。)そのまま固まる水無月に、襲い掛かるヒグマ。そ