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本日、映画『暗夜行路』を見てきました。小説は読んだことないし、文学には程遠い私が、暗夜行路の題名からお堅い文学と思いましたが、現代見ても鑑賞出来る映画です。白黒映画の時代、カラーだったらDVD化されてたら不朽の名作になるでしょう。映画が興行収入にしか話題にならない時代もっと映画にも文学にも人間の有り様を伝えるのが文化ではないでしょうか?その担い手はTVではないでしょうか?バラエティ番組ばかりの低予算番組、見られるはずがありませんよ。
中島ゆたか(なかじま・ゆたか)本名上野ゆたか昭和二十七年(1952年)十月五日茨木県水戸市に誕生。令和七年(2025年)十一月二十七日死去。七十三歳。日本映画史のファムファタール代表と申し上げたいひとだった。中島ゆたかは綺麗で妖しくて素敵だった。本日は代表作『直撃地獄拳大逆転』恵美役の輝きを尋ねたい。『直撃地獄拳大逆転』映画トーキー86分カラー昭和四十九年(1974年)十二月二十八日封切製作国日本製作言語日本語製作会社東映
3℃→14℃☀️お寿司で🍻東映と言ったらヤクザ映画、ヤクザ映画と言ったら東映!と、ゆーくらい数多くの作品がありますがー、私がイチオシするのは高倉健と池部良の昭和残侠伝「唐獅子牡丹」です動画は御両人が仇討ちに向かうところ、此方のシーン何度観てもイイですね♪♪@カチャカチャ音すると思うけど、トッキ🐰が水飲みしてる音が入っちゃったょー東映のヤクザ映画って最初、鶴田浩二や高倉健の義理人情だったのがー、菅原文太登場から実録路線へ大きく舵を切り、血も涙もない「仁義なき戦い」のヒットになったんだよ
タイトル君よ憤怒の河を渉れ※小説版では「憤怒」は「ふんぬ」と読むが、映画版では「ふんど」と読む。概要1976年の日本映画上映時間は151分あらすじ代議士の飛び降り自殺の捜査中、検事の杜丘は見知らぬ女性に強盗犯呼ばわりされて警察に逮捕されてしまう。さらに別の窃盗事件の面通しでも杜丘は犯人扱いされ、自宅での実況見分では盗まれたカメラが見つかりハメられたと確信して逃亡するが…。スタッフ監督は佐藤純彌音楽は青山八郎撮影は小林節雄
〜出汁巻き玉子は涙の味!入れ墨重てぇ堅気の世界!!〜大正初期。東京深川の老舗料亭・喜楽の嫡男・花田秀次郎は、荒んだ生活を送る中で芸者の幾江に救われた。そんな秀次郎は、賭場で因縁と偶然から人を刺して刑務所へと入った。その間に父は急死し、その上、関東大震災によって喜楽は暗い影を落とすこととなってしまう。妹は死に、義母は失明、喜楽を立て直そうとして妹の婿は卑劣な駒井組と泥沼の関係を持ってしまっていた。出所して堅気となった秀次郎は、唯一の頼りである喜楽の板長・重吉の助力で菊次と名を変え素性を
ランクBの上鎌倉に住む、子供のいない画家夫婦に起きた浮気問題をサラリと描いた佳作です。遊び人?だった画家と健気な妻の間に起きた浮気の疑念を、描いています。この映画は、浮気に対してどう考え、どうするかを観客に問うている作品です。主人公の画家夫婦と対立?する浮気感を持つ隣の夫婦が登場します。この映画の面白さは、実は、隣の夫婦なのです。演じるは、有島一郎と東郷晴子です。何といっても剽軽な、軽妙な隣の夫を演じる有島
10月8日が命日・忌日の有名人・著名人1317年(文保元年9月3日)62歳崩御(?)伏見天皇陛下第92代天皇後深草天皇の第二皇子1594年(文禄3年8月24日)?歳没(死刑)石川五右衛門さん盗賊の首長1869年64歳没(肝硬変)フランクリン・ピアースさん第14代アメリカ合衆国大統領1895年43歳没(暗殺)閔妃(ミンぴ)さん李氏朝鮮第26代王・高宗の妃2004年満67歳没(?)イリナ・デミックさん女優『素晴らしきヒコーキ野郎』『シシリアン』2010年
こんばんわん先日、ブルーレイレコーダーのHDの容量が少なくなってきたので整理。ダビング済みのものをスッキリさせて、任侠映画がたくさんあるが、録画してから放置で見ていない。もういいか、今は人が死ぬ映画はほとんど見ないし。なので、ほとんどを見ないままだが消すことにした。が、その中で1本だけ見た。日本侠客伝刃(ドス)この映画は映画館で見た。大阪新世界の、建て替え後の日劇会館、任侠映画の旧作3本立てばかりをしていた時期。30年以上前だな。映画の制作は55年ぐらい前かな。
2010年に敗血症のため92歳で死去した、俳優で随筆家の池部良さんを、趣味の姓名判断で、占ってみました。池部さんには、成功するが、逆境に陥る事もある。自我が強い。家庭運や人との不和に注意。地位や財産を得るが、欲張り過ぎない事。目下に注意。といった暗示があります。常盤英文です。皆の幸せを願います。また、どこかで。
こんにちは😃電車通勤するようになったので、車内放送を聞いたり、車内テレビを見たりします。普段はボーっとして聞いたり見たりして、その内容を気にしたりしないのですが、たまに気になることがあります。先ほど気になったのが、急な駆け込み乗車はお控えください。なんて丁寧な言葉でしょう。心の中では駆け込み乗車なんてするな、なのに。お控えくださいを聞いて頭に浮かんだのが、昭和残侠伝で高倉健、池部良が仁義を切る口上。お控えなすって。それではいい一日をお過ごしください👋サワムラのモーニングプレート美味
親の背を見て子は育つ。親は子の鏡であり、親の行動や考え方を見て子どもは育っていくことを意味することわざだ。私も父の背中を見て育ってきた。父には学がなかった。もう少し戦争が続けば少年兵になっただろう世代だから無理もないかもしれない。その性、頑固で真面目で、実直で、少し小心だったように思う。小学生のころ、なにかしくじったりするとしばしば説教された。覚えているのは、たとえば、あるときは、我が身をつねって人の痛さを知れあるときは、後悔を先に立たせて後から見れば、杖をついたり転んだりま
本日8月11日は岸惠子の生誕93周年です。それを記念して彼女の作品を紹介します。『雪国』(1957)監督豊田四郎撮影安本淳共演池部良/八千草薫/加東大介/森繁久彌【あらすじ】日本画家の島村は、芸者の駒子と会うため雪深い温泉場を訪れた。島村は東京に妻子がおり、駒子は義母とその息子で病気を患っている行男を養っていた。二人ともそれが道ならぬ恋と知っていながら、一年に一回の逢瀬を重ねていた。島村が東京に戻る日、駅に見送りに来た駒子のもとに義妹の要子が駆けつけた。行男の容態
吉田内閣成立から講和条約。後に日本のトップを担う若い面々が出揃う。森繁久彌、芦田伸介、池部良、小沢栄太郎、竹脇無我、伊豆肇、三津田健、梅宮辰夫、藤岡琢也、西郷輝彦、高橋悦史、神山繁、仲谷昇、勝野洋、峰岸徹、松野鶴平ら、全てのキャストがスター級。そして若山富三郎、石田純一や夏目雅子。このあとの時代、日本のトップを担った面々はこういう修羅場をくぐり抜けてきた連中なのだなあ、と。こう考えると今の政治家には経験値が、バックボーンたる背景があまりにも薄いよなあ。2025年8月
小津安二郎監督脚本・野田高梧小津安二郎撮影・厚田雄春『東京物語』の次に撮られた作品ですが小津作品としては内容が不倫モノでちょっと異色。同じキャストを使うことが多い小津監督の中で池部良さんと岸恵子さんは唯一の小津作品になりました。上映時間2時間24分も最長だそうです。いつものとおりいい台詞がいっぱいでジャスミンの中では好きランキングのかなり上位に位置する小津作品です。東京・鎌田の借家に住んでいる正
ランクBの上~Bの中山間部を走るバス運転手と車掌の恋模様を描く、健全なホームドラマです。戦地から抑留帰りで、結婚が遅れている池部良演じる運転手と溌剌とした相棒の車掌との恋の行方を描いたラブストーリーです。車掌を演じる雪村いずみの健康的な新鮮な若さが魅力の映画となっています。実は、この映画の主役は、ボンネットバスです。昭和34年頃の山梨県韮崎の風景と険しい山道を走るバスを美しく描いているのも魅力です。山
Bの上石原慎太郎原作のヤクザ映画です。池部良のヤクザの幹部が魅惑的な謎の女を演じる加賀まりことのアバンチュール的な映画です。切った張った義理人情の東映ヤクザ映画とは、まったく違う感触の映画です。この映画は、花札博打の賭場を描きながら賭場で知り合った別世界で生きる男女の刹那的な世界を描いています。賭場のシーンこそ、この映画の主眼です。賭場に巣くうヤクザと客の博打打ちの生態を丁寧に描きます。賭場なんて知らないけれど
神航空参謀(川津祐介)が航空部隊の派遣要請のために大本営に行くと八原高級参謀(仲代達矢)に言う。司令官牛島(小林桂樹)からの許可はすでに得ていると。*****大本営では、第三十二軍による組織的な兵の運営に疑問を持つ参謀次長の河辺虎四郎(北竜二)が本土防衛に集中すべきだと会議で述べる。一方、沖縄では、米軍をできるだけ長く足止めにするのが第三十二軍の役割であり、南下して陣容を立て直し、戦うべきだと八原が牛島と長に言う。長はすでに希望を失ったようだが、最後まで戦いを続けようと牛島が長に説く。*
「坊っちゃん」は、ご存じ日本の文豪として世界に名高い夏目漱石の代表作である。これまでに5度映画化されており、1935年版、1953年版、1958年版、1966年版、1977年版がある。原作となっている有名な小説「坊っちゃん」の書き出しと最後の部分。書き出し:親譲りの無鉄砲むてっぽうで小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰こしを抜ぬかした事がある。なぜそんな無闇むやみをしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新
多羅尾伴内鬼面村の惨劇-1978-1978年4月8日公開解説小林旭主演の「多羅尾伴内」シリーズ第2弾。鬼面村を支配する豪農・雨宮家の娘たちが、何者かによって次々と無惨に殺された。雨宮家に恨みを持つ者の犯行か、殺人現場あるいは死体の傍には、いつも恐ろしい形相を彫り込んだ“鬼面”がくくりつけられていた。しかも25年前、この雨宮家の跡取り娘・紀代が殺され、その死体は村の水車に半裸のままくくりつけられ、人目に晒された。代々呪われた血をひく家なのか。この信州の村にやってきた伴内は、早速、鋭い推
多羅尾伴内-1978-1978年4月8日公開解説「あるときは○○、またあるときは××、しかしてその実体は……」と、名探偵・多羅尾が七つの顔を演じ分けながら難事件を解決する「多羅尾伴内」シリーズ。かつて片岡が鮮やかな七変化を披露して一世を風靡し、計11本の作品が生み出された往年のヒットシリーズが、鈴木監督×主演・小林のコンビで18年ぶりに復活。プロ野球選手やアイドル歌手の怪死の裏に隠された謎とは……?池部良、夏樹陽子、八代亜紀、アン・ルイス等々、共演陣も豪華多彩。リブート第2作「多羅尾伴
早いものでもう六月ですよ音読もどんどん進んでいきます今月は父の日があり今回のテーマはずばり「父」ということでお父さんと子どもの作品を選んでみました最初の作品は「おさなご」大木実おもちゃ屋の前を通ると毬を買ってね本屋の前を通るとごほん買ってねと子供が言うあとで買ってあげようねきょうはお銭をもって来なかったからわたしの答えもきまっている子供はうなずいてせがみはしないのぞいて通るだけであるいつも買って
恩人のため、女のため、友のため。「昭和残侠伝唐獅子仁義」『昭和初期、東京。蔵前組組長を殺された仇討ちとして、雷門組組長を斬った花田秀次郎。雷門組の客分である風間重吉は花田と一騎打ちしたが負け、左腕を失った。花田は仙台刑務所に5年服役。出所後は蔵前組の組員が世話になっている名古屋へと向かった。』1969年公開。監督:マキノ雅弘。脚本:山本英明、松本功。出演:高倉健、池部良、藤純子、待田京介、小林千枝、夏珠美、山本麟一、曽根晴美、高野真二、御木本伸介、左卜全、藤山浩二、南風夕子
「雪国(1957)」「雪国(1957)」予告編1957年(昭和32年)4月27日公開。名作・雪国の最初の映画化作品。原作:川端康成「雪国」脚本:八住利雄監督:豊田四郎出演者:出演:池部良、岸惠子、八千草薫、森繁久彌、加東大介、浦辺粂子、市原悦子あらすじ:国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。--その雪に深く埋れた名もなき温泉場に日本画家の島村(池部良)は、昨年知り合った駒子(岸惠子)が忘れられずに訪れた。駒子は養母とその息子・行男の治療費を稼
上野鈴本演芸場にしています。いま、鈴本演芸場の楽屋では、皆、時間帯のせいでしょうか、やたらに、この後、お昼に何を食べるか、って話になっています。私もさすがにそんな話を聞いていたら、空腹を覚え、寄席の後、久しぶりの「珍満」さんへ。前座の修行中から、我々、芸人がよく行っていたお店です。ここのお店、色々、美味しそうなんです、昔から。餃子とタンメンが確か、有名だったと思います。色々頼もう!って、意気込んで入るんですが、相変わらず、結局、「炒飯の大盛」、これ、一択です。美味しいですが、それよ
先月(2025年3月)亡くなった篠田正浩監督が松竹時代に製作した作品。賭博に興じるムショ帰りのヤクザ・村木(池部良)と身元不明の可憐な女性・冴子(加賀まりこ)がひょんなことから知り合う。そこからふたりは腐れ縁のように共に行動するが…。1964年製作。U-NEXTにて配信中。刺激を欲する冴子の要望を叶えるために村木はより高額なレートの賭博場を根回しする。エスカレートするギャンブルでも満たされぬ冴子は、平穏な日常に背を向けて破滅と気づきながらも危険な道へ足を踏み入れる。冴子の生き方に村木は
村木(池部良)から打診された歌手のマネジャーは今井からの圧力もあって、応じることを渋る。その話し合いの場になったホテルで村木は冴子(加賀まりこ)を見かける。彼女も村木に気づくが、無視して去っていく。*****二人はまた賭場に葉(藤木孝)がいるのを見て、彼への関心を深める。ヤクは自分を引っ張っていけない人間がやるものだから嫌いだと言う村木に、冴子はそんな人がいるだろうかと言う。そしてホテルで見かけたが見合いだったかと村木が問うと、彼女はフフフと笑うだけだった。彼は冴子の車から降りて歩きだす。
石原慎太郎の原作を篠田正浩が映画化。音楽は武満徹と高橋悠治。山茶花究に台詞なし。もったいない。原作を読んでいないが、「だから?」という映画だった。歯を治療する話が出てくるのはなぜ?*****殺人の罪で入っていた刑務所を出てきた村木(池部良)は、三年ぶりに見る社会を空しく思う。所属する船田組の賭場で彼は客に若い女(加賀まりこ)がいるのを見かける。村木は昔の女、古田新子(原知佐子)を訪れ、彼女を抱く。何も変わっていないようだった。村木の刑務所暮らしは安岡組の木島を殺したことが原因だったが
篠田正浩監督の代表作。フランシス・フォード・コッポラ監督やマーティン・スコセッシ監督のお気に入り作品らしい。(スコセッシは30回以上鑑賞し、この映画のフィルムも購入しているとの噂もある)<ストーリー>3年ぶりに出所した村木(池部良)は、賭場で出会った若い女性・冴子(加賀まりこ)に興味をひかれる。冴子は“もっと大きな賭場に連れて行って欲しい”と村木に頼む。約束の日、冴子はスポーツカーで現れ、大きな賭場でも冴子は動じず見事な勝負をみせるが、賭場の隅に冴子
●「朝の波紋」ちょっと情緒的なシーンが感傷的すぎるところはあるけれど、流石は五所監督作品。見応えある一作に仕上がってます。高峰秀子氏はやはり良いけれど、本作は飄々とした池部良氏と若い岡田英次氏がイイ。特に今まで観たことないような敵役を演じる岡田氏に見入った。相変わらず憎たらしい感じの斎藤達雄氏は大好き。そして浦辺粂子氏の怪演に笑う。ネタバレしますご注意くださいそれにしてもあの奇妙な家はなんなんだ?とても興味深い。話がいっぱいあり、
関川秀雄監督原作・菊島隆三脚本・岩佐氏寿工藤栄一音楽・伊福部昭こちらもうっかり消してしまった記事でしたが別の所に下書きがありましたので書き直しました。昭和43年に完成した日本で初めての超高層36階建て霞が関ビル建設に携わった人々のお話。制作は霞が関ビルの施工者である鹿島建設傘下の「日本技術映画社」で東映が出演者、スタッフ、撮影所提供、配給などを全面協力。「日本技術映画社」はそれまで約60本の記録映画を創って来たが作品を見せる範