ブログ記事994件
永井荷風みたい👍期待したい👍
一昨日、公園リハビリの帰り、図書館で東京散策本を借りてきました。3冊とも馴染み深い場所が出てくる。😁まずは永井荷風の『日和下駄』から。明治末、大正時代の東京を荷風居士とぶらぶら歩き。“裏町を行こう、横道を歩もう。”👇♬〜日和下駄、日和下駄〜♫👇内田百閒の『東京焼盡』は異質の東京散策記録なんだけど、第一章から第五十六章のタイトルを読むだけで胸が詰まります。
永井荷風「濹東奇譚」奇譚とあるけど、不可思議な話ではないです。主人公は小説家、彼が小説を書くにあたり濹東陋巷を歩き回り、一人の娼婦と出会い、話をしに通うのです。小説家がこの物語の中で書く話では、二人の仲は深まっていきますが、取材目的のこの小説家と娼婦はあっさり別れていきます。荷風の描く市中の様子とか登場する人々の描写には味わいがあります。濹東(ぼくとう)綺譚(岩波文庫)Amazon(アマゾン)
2024年5月5日(定例の番外については朝日俳壇歌壇が休載のため休み。)吉原大門のところにあった元引手茶屋(後注1)「松葉屋」への訪問及びその後の出遭いについては、4年前、1324(思い出ぞろぞろ「吉原・松葉屋」)に記述したところである。(https://ameblo.jp/ao2sai-sekimen/entry-12598298108.html)この度、まったく予期せぬことながら、「荷風全集第15巻」(岩波書店)所収の「葷斎漫
朝食は厚切り食パン凹ませたところに、たっぷりチーズ敷き詰めさらにたっぷり玉子にたっぷりベーコン重ねオーブントースターで焼く。半分に切っても具が流れ出さない程度に焼き固めたいのだが、焦がさないように弱火で20分かかってしまった。次回は具を半分に減らそう。今日は上天気で弱風。2月6日にプロの手で高さ3~4mカットしてもらった庭の銀杏の巨木が、早くも新しい枝と葉を茂らし始めた。素人の自分でもどうにか処理可能な高さなので、作業服に着替えて準備。11時半頃、意を決して銀杏の樹に登る
録画してあった映画「華の乱」を観た。主演は吉永小百合松田優作。吉永小百合は、どの映画も表情が少なく同じに見え、余り興味は無かったけど、松田優作が有島武郎を演じるとYahooの解説に有ったから、録画して今日、観た。吉永小百合は与謝野晶子。有島武郎の情死相手の波多野秋子は池上季実子(ハズレ)で、その夫が成田三樹夫、松井須磨子が松坂慶子(不倫相手の病死に後追いは似合わなかった)話の内容は、今迄しった事もあるけれど、映画は事実が歪曲されている、と思う箇所もあり、小説にしたものが映画化されて
芸大美術館(東京藝術大学大学美術館)の「大吉原展」を見たあと、吉原神社などゆかりの場所を散策。その中でも、浄閑寺は端的に当時をしのぶことができる場所でした。お寺の通称は”投げ込み寺”。安政の大地震などで犠牲になった遊女たちが粗雑に投げ入れられたといわれます。単に永井荷風の歌碑があると聞き、なんとなく行ったのですが、予想外に史跡があり↓焦りました。なにしろ16:45に到着し、「17時までには門を閉めますから」、という声。説明文はあとでゆっくり読むことにして、大急ぎで史跡らしきと
今日は七十二候で『牡丹華(ぼたんはなさく)』。ボタンの花が開花し始める頃です。昨夜の夜中に目が覚めたのが3時。サッカーアジアカップ準決勝がもう始まっていました。結果は2:0の勝利!無事、パリオリンピックへの出場が決定しました☆眠い目を擦りながら、雨上がり直後の外歩きに。『散歩道も雨上がりの風情が』『ジャーマンアイリス』『コデマリ』帰ってから観戦した大谷選手の試合。今日は2
早いなあぁ・・。令和六年の四月もおしまいか・・。今年の春も、文字通りにあっという間だったなあぁ・・。なんてことを思っているとお昼になっていた。午前、母屋。午後は離れ。なかなか忙しないではないか!【傘を打つコドクコドクと荷風の忌】秋昭永井荷風の御命日。いわゆる、お一人様の死だったそうな。だが、孤独は悪いことではないそうな。孤立はまずいけれどね。孤独はむしろ崇高なことでさえあるらしい。だから、今朝の雨音が上の句のように聴こえたとて、少しも哀しむことはない。むしろ喜ぶべきなのだ。
4月30日が命日・忌日の有名人・著名人1383年(弘和3年/永徳3年3月27日)53歳?薨去(病気)懐良親王殿下皇族後醍醐天皇の皇子1792年73歳没(?)ジョン・モンタギュー(第4代サンドウィッチ伯爵)さんサンドイッチの発明者とされている人物1855年68歳没(?)ヘンリー・ローリー・ビショップさん作曲家1883年満51歳没(壊疽)エドゥアール・マネさん画家1945年満56歳薨去(青酸カリのカプセルを噛んで拳銃自殺)アドルフ・ヒトラーさんナチ
【図書館記念日】1950年(昭和25年)4月30日に図書館法が公布された。【オランダ女王誕生日(クィーンズディ)】1909年4月30日、オランダのユリアナ女王が生まれた。1948年9月4日に彼女が王位を継承し、それ以来オランダで国民の祝日とされた。その後ユリアナ女王は、1980年に長女ベアトリクス王女(1938年1月31日生まれ)にその座を譲位。しかしベアトリクス王女は「花咲く春が国民の祝日にふさわしい」として、「女王の日」はそのまま継続された。【荷風忌永井荷風の命日】『あめりか物語
木曜は抗がん剤治療の日でした。血液検査の結果もよかったので昼前から点滴がありました。退屈しのぎに川本三郎さんの「東京つれづれ草」を読みながら・・路地裏散歩の達人が歩いたいろんな東京の街を描いています。川本さんは映画好きだったから私と同じような街と名画座が出てきます新宿といえば「新宿昭和館」・・いつも「網走番外地」や「昭和残侠伝」「緋牡丹博徒」「仁義なき戦い」等が上映されていました。やくざ映画全盛の60年代は個人の力が信じられていたから学生たちはシュプレヒコールを繰
図書館デーの予定が月の最終金曜日は休館日という事をすっかり忘れて、ふられて帰宅。KindleUnlimited本もサクサク読んで入れ替えております。読みやすいのしか読めなくなっている私…いつもYoutube動画をあれこれ耳読しているのですが、聴くものがマンネリ化してきたので、今日はYoutubeの朗読を耳読しながら家事をしておりました。「朗読」で検索して短めのものを2篇、元アナウンサーの女性でしょうか、低めのとても落ち着いた声で、内容がしっかりと伝わりました。小説はほとんど読まないのです
永井荷風「あめりか物語」殆ど読んだことのない永井荷風。彼を有名にした作品がこの「あめりか物語」です。僕はてっきり紀行文だと思ってたのですが、解説に小説とありました。永井荷風がアメリカ、フランスと渡った経験をもとにして書かれた小説なのですね。現地で見たこと聞いたことが元になっているのでしょうが、小説ということで荷風の思ったことがストレートに出てるのではないでしょうか。あめりか物語と言っても、その多くは日本人のアメリカ移住者の生活とか、紐育(ニュウーヨーク)などの都会の下町の苦しい生活などが描
墨東綺譚、永井荷風、かつ丼、大黒屋、東京人。。。非常に興味深い……手伝い婦の話では、「この一月ばかり体の調子が悪いようで外出はせず、食事にだけときどき出ているようだった」そうだときどき出かけたのは近所の大黒家亡くなる前日も「並のカツ丼」「上新香」「お酒一合」を食しているだから「こうにわかに亡くなるとは思われなかった」永井荷風が食べたカツ丼はノスタルジー大黒家(本八幡)まで行こうと思ったら残念ながら閉店だった😭荷風定食何処で復活して欲しい…
東京散策だって旅である。「偶然のよろこびは期待した喜びにまさることは、わたくしばかりでなく誰でも皆さうであろう」と永井荷風は随筆(中略)のなかで言っている。まさにその通りで、予期せぬ出来事と出合うことが、旅の喜びであろう。(山本容朗「東京下町、味の文学食べ歩き」文藝春秋)
おはこんばんちわ~老恋ジャーシニア成龍です晴れたり雨が降ってきたり油断禁物の一日に黄砂も先日ドコモのクラウドに自動でスマホの写真を保存するサービス(無料)を使っていましたが整理のつもりで削除していたら本体の写真もごっそり削除復元機能を使いましたが全てはできませんでしたまあリセットで新しくスタートと思います「キョウイク」と「キョウヨウ」老恋ジャーシニアの充実の日々は「キョウイク」と「キョウヨウ
『文藝読本ー永井荷風』ー中村光夫●荷風の青春ー⑨✪フランスの滞在がたとえ短くとも荷風の夢を充分に満たしたことについては、今さら云うまでもありません。「西洋日誌抄」と「ふらんす物語」とがこの証人です。「現実に見たフランスは見ざるときのフランスよりも更に美しく更に優しかった」とそのなかで彼は云います。しかし現実はどんなに「美しく」また「優しく」とも畢竟(ひつきょう)夢ではありません。人はそのなかで醒(さ)めて生きなければなりません。したがって僕等が人生に希(ねが)う夢は、それが実現される
WaltherP38/P19mmPistolReviewFunGunReviewsPresents:WaltherP38/P19mmPistolReview.TakingthetriedandtrueWaltherdesignandlookingatthehistoryandshoot-a-bilityofthis...youtu.beワルサーP38ルパン三世で有名。世界初のダブルアクション機能を採用した軍用ハン
『文藝読本ー永井荷風』ー河盛好蔵●「荷風先生とフランス文学」ー②✪また、これらの紹介文を見て感じられることは、先生が実に沢山の曲を聴いていられることである。その点でも当時、先生の右に出るものはなかったのであろう。レコード音楽がこんなに普及した時代ではなかったのであるから。したがってこれらの文章は今日では貴重な文献となっている。私には始めて見る文章であって、これが本論集に収められたことはまことに意義のあることと信じられる。荷風先生とフランス文学についてはまだまだ書くべきことが多いが、それは
『文藝読本ー永井荷風』ー鮎川信夫●「断腸亭日乗」昭和10年前後ー②✪荷風は、公私混同を憎み、表裏のある人間を嫌った。そして、公の顔と私の顔を使い分ける人間の二重性を甚だしく嫌悪したが、そこには昭和の世の中に対する深い絶望があった。2月3日の日記には、次のような記述がある。「三越百貨店に入り日の丸の旗竹竿つき1円60銭を購(あがな)う。余、大久保の家を売りてより今日に至るまでいかなる日にも旗を出せし事なく、また門松立てし事もなし。されど近年世のありさまを見るに祭日に旗出さぬ家には壮士来
『文藝読本ー永井荷風』ー河盛好蔵●「荷風先生とフランス文学」ー①✪荷風先生は十年近く慶應義塾でフランス文学を講じていられたが、そのときの講義のノートを持っておられる人がどこかにいないものであろうか。また先生はどのような題目で講義をされたのであろうか。そのことについても私は伺ったのであるが、先生は、「なに、いい加減なもので、たとえばメーテルリンクが流行すると、向こうの新聞や雑誌のなかからそれについての記事を見つけて話したり、彼の作品の名を黒板に書いたりするぐらいの程度でした。」と云っておられ
『文藝読本ー永井荷風』ー鮎川信夫●「断腸亭日乗」昭和10年前後ー①✪昭和10年を中心に、その前後の荷風の日記を、行きつ戻りつして読み耽りながら、半月ほどを無為に過ごしてしまった。当時の荷風は、しばしば腹痛や頭痛に悩まされていた。そして、しょっちゅう身心の衰弱をかこっているが、それにしてはよく外出しているのに驚かざるをえない。行き先は大体新橋、銀座のおきまりのコースで、キュウベル、アボン、エイワン、モナミ、オリンピック等の喫茶店、洋食屋、タイガー、サロン春などのカフェー、竹葉亭、松喜などの
🖼️画題は「真先辺より水神の森内川関屋の里を見る図」本シリーズ中でも最も長い名前になっております。隅田川上流(東京スカイツリーから2キロ北)の西岸•真崎神社辺りから対岸に筑波山•内川(木母寺へ至る水路)水神の森•右端に水神社の鳥居⛩️が見えます。広重の写生位置は真先稲荷明神社(現在の石浜神社)辺りです。真先はまっさきと発音するそうで、この稲荷に詣でるとまっさきに家運の隆盛を祈ることが出来るというわけで、江戸の稲荷の中でも有名だったそうです。絵の百年も前から、真先稲荷と境内には
先日、試写室で見せていただいた永井荷風氏同名小説原案、才能あふれる山嵜晋平監督みずみずしい高橋ユキノさんで、現代によみがえらせたストーリー。渋谷の街の片隅自らの身体を消費して、強く,儚く生きるしかない女の子彼女を取り巻くどうしょうもない男,大人たちをクールにリアルに描く。今夏、公開。この物語のなかに、永井荷風が、息をしている。高見恭子🌸Instagram高見恭子kyokotakamionInstagram:"私たちはみんな神さまの子ども羽根をおろし
この度、私事ではありますが、秋田市にある「東海林太郎音楽館」の副館長に就任いたしました。佐々木館長と記念撮影。辞令は以下の通りです。今から2年前、東海林太郎さんの直立不動像が建立されたのが、3月27日。その3月27日に合わせて、佐々木館長より、お薦め、お話を頂戴しまして、副館長に就任という運びになりました。東海林太郎音楽館は、東海林太郎さんの貴重な品や資料で溢れています。生家再現の前にて。館内の様子。今後は、後世、お若い方にも、偉大なる歌手・東
『陰暦3月は「竹秋」とも言う☆』『作家の永井荷風に春の竹林の景色を写した句がある。<夕方や吹くともなしに竹の秋>。コラムの冒頭から訂正もののまちがいを書いたわけではない。陰暦3月は「竹秋」とも言う。竹は多くの植物とは逆に春に黄葉する。風がなくても葉を散らす。地中の筍(たけのこ)に養分を回すためとされ、歳時記には春の季語として「竹の秋」が載っている。竹かんむりに旬と書いて、筍。竹の下(地中)に食べ頃の旬がある、と主張するかのようであ
朝米炊くのが面倒で、トーストとみそ汁で朝食。これもあり。夕方はま寿司「大切り旨ねた祭り」3回目。(この前2回目は16時頃入店。この時間帯は体験上最も客が少ない。セール品二種注文。「即」という速さでレーンから次々手元に届く。二皿とも見た目明らかにねたが乾いてる。この時間帯に来たおれがバカだった)今日は17時頃入店。すでに適度に客がいるので、この前みたいなねたは、もう済んでる。さて朗読.mp3は、永井荷風「断腸亭日乗」あらかた聴き終えた。今日は、印象深かっ
今日も思うことを思うままに書かせていただこうと思います。最近は、哲学の本などを読む合間に日本文学を読むようにしています。最近読み終えた本は、永井荷風の「墨東綺譚」濹東(ぼくとう)綺譚(岩波文庫)Amazon(アマゾン)書評は特に、多くの方がご存じのことかと思うので特には記さないが、改めて日本語の美しさを感じさせてくれる。個人的には宮澤賢治は好きで、永井荷風のような耽美派と呼ばれる作風は苦手だったのですが、歳を重ね円熟していく中で改めて読み進める中で、日本語の美しい響きそ
晴天微風。8時半隣町へ。久しぶりの好天気で快適サイクリング。時間調整なしでベストタイミング開店5分前スシロー到着。一番客で入店。今日(11日)から「大大大大感謝の春得祭」【第一弾】開催。青森産塩〆ひらめ税込100円うなぎ税込100円ゆっくり食べながら聴く朗読.mp3は永井荷風『妾宅』朗読永井荷風『妾宅』www.youtube.comこの小説(随想)の主人公珍々先生の口を借りて、荷風は新しき芸術新しき文学を唱となうる若き近世人の日常の無趣味無神経なふるまいを口を極