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ジャン=リュック・ゴダール監督のヌーヴェルヴァーグを代表する「気狂いピエロ」を見た。妻帯者のフェルディナン(ジャン=ポール・ベルモント)は、退屈な日常にうんざりしていた。いやいや参加していたパーティでフェルディナンは、昔の愛人マリアンヌ(アンナ・カリーナ)と出会い、一夜をともにするが、彼女の部屋には見知らぬ男の死体があった。2人は逃避行に出発する。あらすじなんてあってないようなもの。雰囲気を楽しむ映画だ。フェルディナンが語る数々の論理は、音楽のようなものなのだろう。
気狂いピエロ1967年7月7日公開2Kレストア版2022年4月15日(金)公開鬼才ゴダールの60年代の集大成ともいえる名作。あらすじフェルディナンは通称“気狂いピエロ”と呼ばれるカッコいい、愛すべき、反面また憂愁にみちた男である。彼は金持の妻に退屈し、無為な都会生活を逃げだしたい衝動にかられていた。そんなある夜彼はパーティで昔馴染の女性マリアンヌに出会い、一夜をともにした。翌朝、目覚めた彼は彼女の部屋に、首に鋏を突きたてられて死んでいる見知らぬ男の死体を見つけ驚いた。だがマリアン
アンナ・カリーナAnnaKarina1940/9/22〜2019/12/14デンマーク・コペンハーゲン出身本名HanneKarenBlarkeBayerヌーヴェル・ヴァーグのミューズジャン=リュック・ゴダール作品に数多く出演J.L.ゴダール監督作品女は女である(1961)女と男のいる舗道(1962)小さな兵隊(1963)はなればなれに(1964)アルファヴィル(1965)気狂いピエロ(1965)メイド・イン・USA(1966)中国女(1967)未来展望(
アンナ・カリーナAnnaKarina1940/9/22〜2019/12/14デンマーク・コペンハーゲン出身本名HanneKarenBlarkeBayerヌーヴェル・ヴァーグのミューズのような女優ジャン=リュック・ゴダール作品に数多く出演J.L.ゴダール監督作品女は女である(1961)女と男のいる舗道(1962)小さな兵隊(1963)はなればなれに(1964)アルファヴィル(1965)気狂いピエロ(1965)メイド・イン・USA(1966)中国女(1967)
ただ、ただ破滅へと向かう主人公。ゴダールの代表作としてあまりにも有名な問題作。映画を通じて、作者のメッセージをどう捉えるか。どう感じるか。じっくり観て映画とは何かを考えましょう。
こんなラストなんだーと、初鑑賞✨「花様年華」での赤は深紅の赤、一方「軽蔑」のそれはパステルカラー王家衛は、東洋と西洋とを対比させたとも思えるかなぁ平たく言ってしまえば痴話喧嘩を延々と観せられるのだけれど、その絵と時に演者よりも全面に出る音楽(時に環境音、時に無音)に引き込まれ、、軽蔑60周年4Kレストア版先に観たA.タルコフスキーの「ノスタルジア」もそうだったけど、「軽蔑」もまた、どのシーンをとっても絵になっている、配色のバランス
はじめに自作のプレイリストからアーティストもしくは作品毎に5曲を選んでレビューする記事です。第5弾は【amazarashi】を取り立てます。普通に読む分に理解の必要はありませんが、独自の用語(nの値やリストに係る序数詞)に関する詳細は前掲リンク先を参照してください。当ブログにamazarashiをメインとした記事を立てるのは;というより言及自体が初です。タイアップ先のアニメを全て視聴済みなので(TG√A,乱歩奇譚,ヒロアカ2期,どろろ,86,ニーア)、従前のアニソン
https://youtube.com/watch?v=F-Oax86SCuo&feature=shared『悪の華』は、BUCK-TICKの5枚目のオリジナル・アルバム。1990年2月1日にビクター音楽産業のInvitationよりリリースされました。前作『TABOO』(1989年)よりおよそ1年ぶりとなる作品であり、作詞は櫻井敦司さんおよび今井寿さん以外にも星野英彦さん、ヤガミトールさんが担当しており、作曲は今井さんと星野さんによって行われています。今井さんがLSD使用による麻薬取
義行宅に帰ると涼がまたいた。元々、ここに住んでいたのだからいても不思議はないのであるが、義行さんが帰ってきたことでいやすくなったのであろう。それに、義行さんに何かあれば送迎車を転がしていく立場でもある。台所で義行、シンコ、則子、洋子、静子と一緒にワイワイやっている。台所のガラス戸をガラッと開けた途端、私はこの家にまた活気が戻ってきたと思った。「遅かったじゃない。どこいってたのよ?」と則子。「パチンコだよ。ナア、涼」と私は涼を見て答えた。「そうですね。パチンコ屋で別れましたね」
AdieuRomantiqueNo.565『映画と映画音楽について語るときに僕が語ること』【ヌーヴェル・ヴァーグ編】僕自身の映画的記憶を呼び覚ますように。断続的に書いているシリーズ記事『映画と映画音楽について語るときに僕が語ること』。その5回目【ヌーヴェル・ヴァーグ編】。📖まずは。(いつも都合よく)今、手元にある映画について書かれた一冊の本のことから。今回はヌーヴェル・ヴァーク編という
1950年代末にフランスで始まった映画運動にヌーベルヴァーグがあります。助監督などの下積み経験なくデビューした若い監督たちがロケ撮影中心、同時録音、即興演出などの手法で撮った作品群です。『勝手にしやがれ』『ピアニストを撃て』『気狂いピエロ』は、その代表的なもの。『勝手にしやがれ』(1960年/監督:ジャン・リュック・ゴダール)自動車泥棒の常習犯ミシェル(ジャン・ポール・ベルモント)は追いかけてきた白バイの警官を射殺。新聞の売り子をしているアメリカ娘パトリシア(ジーン・セバーグ)のアパートに転
ジャン=リュック・ゴダール監督の「気狂いピエロ」(1965年)をご紹介します。ゴダールがヌーヴェルヴァーグを極めたとされる1作です。"PierrotleFou"Photobybswisesource:PierrotleFouflic.krパリ。虚しい日々に飽き飽きしているフェルディナン(ジャン=ポール・ベルモンド)。リッチな妻とは不幸な結婚で、既に心離れています。ある夜、彼はパーティーで数年前に別れた元カノ・マリアンヌ(アンナ・カリーナ)と再会
https://youtu.be/F-Oax86SCuo1990年1月24日発売。3枚目のシングル。作詞は桜井敦司さん、作曲は今井寿さんが担当し、BUCK-TICKによるセルフ・プロデュースとなっています。4枚目のアルバム『TABOO』(1989年)リリース後のコンサートツアー中にメンバーである今井寿さんが麻薬取締法違反により逮捕され、半年間の活動休止に至った後の活動再開第1弾作品。リリース間近に迫っていた同名アルバム『悪の華』からの先行シングルであり、映画『気狂いピエロ』(1965年)の
新宿シネマカリテで上映中の、ドキュメンタリー(伝記)映画『ジャン=リュック・ゴダール反逆の映画作家(シネアスト)』を観てきました。ヌーヴェル・ヴァーグをはじめ、映画界に新風を吹き込み続けた革命児ジャン=リュック・ゴダールの生涯と仕事を振り返る映画です。監督は、ドキュメンタリー制作で定評のある、シリル・ルティです。俳優や歌手のドキュメンタリーを手がけ、映画監督ではジャンピエール・メルヴィルの伝記映画を撮っています。メルヴィルからも多大な影響を受けたというゴダールを扱うことになったようで
ベベル&アンナもう二人とも亡くなってしまったんやねANTOINEDUHAMEL「Ferdinand」1966年のフランス映画『気狂いピエロ』のサントラ主演はジャン=ポール・ベルモンド、アンナ・カリーナジャン=リュック・ゴダール作品って事もあり映画を見始めてしばらくの間スルーしてたゴダール=難解って思ってたから初めて見た時やっぱストーリーはよく分からなかっただけど青い色が目に焼きついたしアンナ・カリーナが眩しく思えて気になる作品になった何度も取り上げてきた映画だけど
ジャン=リュック・ゴダール反逆の映画作家(シネアスト)2023年9月22日公開2022年9月13日、スイスにて91年の生涯を閉じたジャン=リュック・ゴダール監督。1930年12月3日パリ生まれ。1950年代末から60年代のフランス映画界で革新的な映画運動、「ヌーヴェル・ヴァーグ」を先導し、常に独自のスタイルを開拓・探究しながら最前線を駆け抜けたシネマの巨人にして鬼才。自ら選択した安楽死だと伝えられた衝撃の死から1年。いま改めて振り返る20世紀映画界の伝説であり永遠の反逆児、ジャン=
前回に神楽坂の「MASHRECORDS」で開催したmadclown企画「坂道のピエロ」の様子をお伝えしましたが、その時に書いたようにPANTAにまつわる長めの話を2つしたのです。ひとつはブログを始めたばかりの2012年に書き、もうひとつは2016年なのでTwitterやFacebookにもリンクをしているが、現在の知人はほとんどの人が見ていないだろう。そのURLを貼ってもいいんだけど、余談とかを交えて2回に分けているのであまりにも長すぎる(^^;;なのでその話を要約して各一回にまとめ書い
昨日と今日でゴダールの『ゴダールの決別』と『さらば、愛の言葉よ』を観た。80年代と2000年代の作品で、もう完全に商業路線からバイバイしてしまっている。ちゃんと画面を観続けたのに、この人物が誰で、どういった職業なのか、どんな目的で行動しているのか、まったく分からなかった。やはり、ゴダールはアンナ・カリーナと組んでいた時代までだという持論は揺るがない。つまり『気狂いピエロ』まで。あの頃もストーリーは添え物程度、あとは本を大声で読んだり、いきなりBGMが大きくなったり、いきなり人が死ん
【日本語字幕付予告編moviecollectionjpチャンネル2016/5/23:1分40秒】【作品紹介:「映画公式サイト」より引用】TOP-映画「勝手にしやがれ」「気狂いピエロ」公式サイト|2022年4月より全国順次ロードショーScroll気狂いピエロ50周年2Kレストア版2022年4月15日(金)勝手にしやがれ60周年4Kレストkatte-pierrot.2022.onlyhearts.co.jp35歳のゴダールが、長編10作目で到達したヌーヴェル・ヴァーグ波高
【MOVIE映画】PierrotLeFou-LaMerTrailer「気○いピエロ」ゴダールyoutu.be見つかった何が永遠が海にとけこむ太陽が気狂いピエロ「あしたをはる」hyperlinkyoutu.beフランス映画「気狂いピエロ」のラストシーンに流れる詩の一節です。ひょんな事から、ピエロの彼は、昔の恋人との一夜を過ごす。翌朝、部屋に死体が転がっている。殺人事件に巻き込まれ巴里から南仏、そしてイタリア地中海への逃避行の物語。
そうか、、、あのラストはそういうことだったのか、、仮面ライダー(原作)/石ノ森章太郎読了小説を読んでいると印象的な「言葉」との出会いが少なくないストーリィの、あるいは、キャラクタの「骨格」となる部分を実に端的についてくる幸せというものが、はたして、人の生きる道にあるだろうか。それはたぶん、毎日西に現れる茜の空のようなものかもしれない。はるか先にいつもある。しかし、そこに行き着くことはできないのだ。ただ、あると信じて、歩くしか
ジャンル:家族・友情製作国:フランス監督:ジャン=リュック・ゴダール愛するポイント:先を予測できない不安が楽しさを倍加するリアルな生活物語ジャン=リュック・ゴダールの映画の面白さは、次に何が起こるかわからない予測のつかなさにあるように感じます。泣ける映画や感動的な映画が陥りやすい予定調和的なストーリー展開は一切なく、観客はどこに連れていかれるのだろうという不安に駆られつつ、思いもよらない出逢いのスリルを楽しめます。それはいたってリアルな物語の在り方かもしれません。映画に限らず演劇
今回は劇場鑑賞した旧作4本です。いずれもデジタルリマスター、レストア版です。『勝手にしやがれ』4Kレストア★★★★名画座鑑賞ジャン=リュック・ゴダール監督の長編第1作。ビートとパンチの効いた音楽と、強烈でスペシャルな編集と、ベルモンド+セバーグのふたりが魅力。スペシャルな編集は、尺との闘いの結果だった?全文はコチラ→Seesaa「キネマのマ」『気狂いピエロ』2Kレストア★★★★☆名画座鑑賞明るくカラフルでめちゃくちゃペラいノワール映画。主人公は、タフガイにあこがれてファム・
小川未明(明治15年/1882年4月7日生~昭和36年/1961年5月11日没、享年79歳)『安西冬衛「贋造の仏陀と四十一人の仏弟子」昭和18年(1943年)』安西冬衛・明治31年(1898年)3月9日生~昭和40年(1965年)8月24日没詩集『大學の留守』昭和18年(1943年)12月東京湯川弘文堂刊『祝算之助「…ameblo.jp海と太陽小川未明海は昼眠る、夜も眠る、がうがう、いびきをかいて眠る。昔、昔、おお昔海がはじめて、口開けて、笑つたときに、太陽は、目をまは
昨日(27日)アップしたこの記事の続きだ。『【池袋『新文芸坐』】ゴダールは物語の破壊者、『勝手に…』まだマシなほう中篇』昨日(26日)アップしたこの記事の続きだ。『【池袋『新文芸坐』】改装効果ゴダールの『気狂いピエロ』『勝手に…』前篇』昨日(25日)、池袋の映画館『新文芸…ameblo.jp25日に池袋の映画館『新文芸坐』で見た、ゴダールの2本目の映画は、<気狂いピエロ>という今時、シュールなタイトルである。この映画は、1965年のフランス・イタリア合作映画である。
昨日(26日)アップしたこの記事の続きだ。『【池袋『新文芸坐』】改装効果ゴダールの『気狂いピエロ』『勝手に…』前篇』昨日(25日)、池袋の映画館『新文芸坐』に足を運んだ。この日は、『新文芸坐』の2022年4月15日のリニューアルオープン以降、初めておめにかかったくらい、客…ameblo.jpジャン=リュック・ゴダールの往年の名作、『気狂いピエロ』と『勝手にしやがれ』をレストア版というのでやっていた。私は、高校生とか大学生のころに、ゴダールの映画を結構、見ていたような気
昨日(25日)、池袋の映画館『新文芸坐』に足を運んだ。この日は、『新文芸坐』の2022年4月15日のリニューアルオープン以降、初めておめにかかったくらい、客が入っていた。(昨年9月に91歳で亡くなった)ジャン=リュック・ゴダールの往年の名作、『気狂いピエロ』と『勝手にしやがれ』がそれぞれ○○周年レストア版ということで、きれいな画面で上映されていたためなのだろう。この時期、ロビーの中はこんな感じ。(『2・26』の映画、『崔洋一監督追悼特集』、『ウォン・カーウァイ特集』のオールナ
【Q18730】アイドルグループ「高嶺のなでしこ」「可憐なアイボリー」や、元AKB48の西野未姫、元SKE48の須田亜香里、元HKT48の村重杏奈、元乃木坂46の能條愛未、加藤茶の妻・加藤綾菜、IMALU、ぺえ、小森純、鈴木奈々などが所属している芸能事務所はどこ?【TWINPLANET】【Q18731】騎手名が付いた地方競馬の重賞レース。「福永洋一記念」が開催されるのは高知競馬場ですが、「佐々木竹見カップジョッキーズグランプリ」が開催されるのはどこの競馬場?【川崎競馬場】【Q1873
🎥Ciné-clubdefévrier:ExpérienceGodard-"Pierrotlefou"🎥シネクラブ2月:ゴダール体験-『気狂いピエロ』1965年ジャン・リュック・ゴダール監督作品ジャン・リュック・ゴダールが監督したジャン=ポール・ベルモンド主演1965年公開の映画「気狂いピエロ」は、南仏イエールで撮影されたシーンがたくさんあります。ポルクロル島や、ニエル港、レガルド港、ペスキエ塩田などでジャン=ポール・ベルモンドが生き生きと役を演じています。
【はっとの勝手に名画鑑賞会】第366回「女は女である」(1961)1961年公開のジャン=リュック・ゴダール監督作品、「女は女である」を観ました。前回観た「地下鉄のザジ」のザジが、そのまんま出演しているという噂を聞いてこの作品を観てみましたが、ザジのあれが出演と言えるのだろうか(笑)まあ、それはともかくとしてゴダールの「勝手にしやがれ」直後の作品ということもあり、期待度マックスでしたが、個人的には。。。。。σ(^_^;)やっぱゴダールは評価が難しいんですよねぇ。