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そなたの望みは何でも叶えると決めたのは私だ愛するがゆえに身を引く検校そして瀬以もまた切ないねぇ
大河ドラマ「べらぼう」第14回「蔦重瀬川夫婦道中」の感想です。安永7年幕府は当道座に手入れを行いました。これは前例のない大規模なものでございました。検校と瀬川は捕らえられ、連行されました。その場にいた蔦重も連行されてしまいました。牢の見張り役人に蔦重は話しかけて、瀬川のことを聞いた。見張り役人は「内儀(瀬川のこと)は検校を通じて、吉原に多額の心づけをしておったという噂があってな。」「座頭金に進んで関わ
2025年4月6日(日)両国西口に早めに着いたので、「江戸NOREN(江戸のれん)」へ。観光案内所、伝統工芸品等の販売所、江戸の食を堪能できるお店があります。歴史ある両国駅の旧駅舎に、江戸の町屋を意識した吹抜け空間が広がっています。火の見櫓と原寸大の土俵。外国からの旅行客が興味深そうに見ていました。元大関霧島(現陸奥親方)の店です。国技館通りにあった店がここに入りました。両国駅西口集合。総勢18人、資料と地図を配ります。骨折して歩けなかったタケちゃんが、みんなに会いに来ま
concertinformation♪concertinformation♪箏曲新潮会定期演奏会、東京芸術大学邦楽科山田流箏曲専攻卒業生の会です。芸大卒業してすぐ、この会で迫力ある山田流箏曲の演奏を聴いて、その圧倒的な技術に驚き、憧れて、研鑽を積んで参りました。今回は、山田流箏曲の奥四つ物とされる最難曲の一つ、山田検校作曲「長恨歌」三絃を演奏いたします。是非いらしてください♪#箏曲#新潮会#山田流箏曲#べらぼう#江戸浄瑠璃#長恨歌#秋風に続き楊貴妃の世界を
大河ドラマ「べらぼう」第13回「お江戸揺るがす座頭金」の感想の続きです。将軍・家治とその嫡男・家基(西の丸)、2人に進言したき儀がある田沼意次。意次は「まず、この者の話をお聞きいただきたく。」と招き入れたのは西の丸小姓組・森忠右衛門とその息子。生活に困窮し、座頭金に手を出し、その後、座頭の厳しい取り立てに合い、家督を譲るよう迫られたことを話した。家基(西の丸)は驚く。結局、森は出家したことも話す。森以外にも、座頭金に苦しむ武
大河ドラマ「べらぼう」第13回の紀行で、検校の職業のことが出てきましたね。当道座とは男性の視覚障がい者の自治組織で、検校とはその当道座の最高の位でした。当道座にはさまざまな職業の人が在籍していました。江戸時代の初めに活躍した音楽家八橋検校は近代筝曲の祖と呼ばれています。また、鍼灸治療の分野で名を残した杉山検校。視覚障がい者たちの活動の場を広げました。
今日は明日の演奏会の準備でバタバタしています🌸お昼やお菓子の手配などなど演奏会の楽屋で、好物があると嬉しいため☺️(私は)❤️🐰あした発表する四世山木作曲「清華園」は、隅田川沿いの江戸の名所を楽しむ様子が歌われております。NHK大河べらぼうの時代に作られた作品です。待乳山、白髭、秋葉、まくら橋、言問橋。伊勢物語の有名な歌も出てきます。是非ご拝聴下さいませ♪山木会は15時半〜16時頃の出演予定です♪
大河ドラマ「べらぼう」第13回の紀行で、当道座、検校のことが出てきましたね。当道座とは男性の障がい者の自治組織で、検校とはその当道座の最高の位でした。下位には座頭がいます。当道座は、幕府から金融業も認められていました。その中で、巨万の富を築いたのが、鳥山検校です。しかし、行き過ぎた取り立てが問題となり幕府の厳しい取り締まりが始まります。この出来事は瀬川の運命にも大きな影響を与えるの
昨日放送の大河ドラマ「べらぼう」。「お江戸揺るがす座頭金」。神君家康公の打ち出した盲人優遇政策を重要視するあまり、高利貸しの座頭(その頂点にいたのが検校)が世に跋扈する時代となっていた、という背景を背に。蔦重がこう言います。「弱ぇもんを守んなきゃいけねぇというのは、分かんですけど、……」に対して、里見浩太朗扮する書物問屋がこう続けました。「もしかしたら、今の世の中で一番強ぇのは盲いかもしれねぇな」。旗本まで高利貸しの借金苦にあえぐ悲惨な状況下。渡辺謙扮する田沼意次が手を打つべく、将
NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第13回『広がる座頭金の闇』(2025.3.30放送)市野瀬真二氏によるダイジェスト「吉原に戻りたいのか?そなたの望むことは全て叶えているではないか!所詮、わしは客ということか?」物欲を満たしてやることで、瀬似の心を己に向かせようと足掻く検校。蔦重の存在に気づき、場合によっては切ることも厭わぬとうそぶく検校。冷静な物言いながら、そこにはメラメラとした嫉妬の炎が燃えたぎる。さらに「いくら金を積まれても心は売らぬ。お前は骨の髄まで女郎だな
今年の大河ドラマは主に江戸庶民を描いたものです。庶民のみならず幕府の重鎮で老中の田沼意次も平行して描かれており、当時の経済がどうやって回っていたのかを知ることができ、毎回興味深く見ています。吉原の遊郭街で出版業を営む主人公の蔦屋重三郎が、吉原を活気づけようと細見(さいけん・ガイドブックのこと)の企画出版に日夜勤しむ話で、花魁たちや店の旦那衆などとの人間模様が巧みに描かれており、視聴率は決して振るわないようですが、去年途中で私が視聴を断念した平安女流作家絵巻物よりは親近感が持てます(紫式部・清
大河ドラマ「べらぼう」第11回「富本、仁義の馬面」の感想の続きです。蔦重たちは、馬面太夫と門之助を向島に招き、りつは「あれは差配の落ち度。」と過去の若木屋のふるまいについて詫び、蔦重は偽りでこの場に招いたが、「太夫と門之助様に会いたがってる者がおるのはまことのことです。」と言い、襖を開けると、その向こうには、女郎たちが控えていた。大文字屋が「皆、思う存分もてなすぞ!」と号令をかけると、「あい!」と返事をした。そこ
鳥山検校は、大金で吉原一の花魁・瀬川を身請けしたが、その正体は悪辣な手法で取り立てをする、悪徳高利貸しであった。鳥山検校の正体を、詳しく見ていこう。医学が未発達の時代、盲人が多かった理由としては、衛生面から幼児期に眼病を発症する場合が多く、その後もトラホームや天然痘、はしかから失明する人も多かった。日本では平安時代に、皇族に盲人がいたため、盲人に手厚く振る舞う政策が実施された。江戸幕府もその政策を引き継いで検校、別当、勾当、座頭などの官位を盲人に与え、公金を渡して貸金業をやらせ、その利
皆さん、鳥山検校が怖い怖いとおっしゃりますが。私は今回、えっ、検校じつは、いい人?って意外だったんですよ。最初に蔦重たちが「面長太夫に口を利いてくれ」と言って訪ねてきた時、けんもほろろに断りましたよね。奥さまと一緒に、一度、太夫の芸を聞きに行ってください、って言われても、「人の多いところは嫌いだ」とか、とりつく島もない。自分の妻のはずの瀬以(瀬川)が、この蔦重と「ただならぬ関係」であることは、とっくに気づいてますよ、検校は。このひと人一倍、鋭いんだから。先週の瀬川引退パレ
大河ドラマ「べらぼう」第11回「富本、仁義の馬面」。浄瑠璃の世界が描かれ、特殊ですね。浄瑠璃の解説的なシーンだけまとめておいたほうがつながりが分かりやすいと思ったので、ここにまとめておきます。蔦重、次郎兵衛、大黒屋・りつの三人は芝居町へ出かけます。浄瑠璃の正本。パンフレットのようなものなんですね。中に書かれているのは浄瑠璃の語り。「直伝」があるのとないのと何が違うか。「直伝」浄瑠璃の本元に太夫の許しを得て出してい
吉原の花魁:瀬川を1,400両で身請けした鳥山検校。検校というのは江戸時代の特殊な階級で、室町時代以降盲官(盲人の役職)の最高位の名称として定着したとWikiにあります。以下、Wikiから引用仁明天皇の子である人康親王が若くして失明し、そのため出家して山科(現在京都市山科区)に隠遁した。その時に人康親王が盲人を集め、琵琶や管絃、詩歌を教えた。人康親王の死後、側に仕えていた盲人に検校と勾当の2官が与えられた。これが検校と呼ばれる盲官の始まりといわれている。また、人康親王が坐って琵琶を
10122歩数でした。今日のべらぼう検校は心の眼が見えてるのでは市原さん魅力的です。お芝居を見せてやりたいと蔦重あっという間に終わってしまいました。
大河ドラマの「べらぼう」。撮りだめしていたものを見始め、先程キャッチアップしました。面白いですね。しかし吉原の話なので、子と一緒に観られないシーンが…💧。歳をとったせいか、大河が面白い。そして自分の無知さが身に染みる。毎回、?、??となって観終わった後に検索して勉強しております。検校という役職があったというのも知りませんでした。ふむむむむ。Wikipedia検校検校-Wikipediaja.wikipedia.org吉原といえば、若かりし頃、桜鍋を食べにこちらのお店に連れて行
1775年(安永4年)です。吉原は玉菊燈籠で賑わっていました。(7月いっぱい行われた吉原の行事で、伝説の名妓・玉菊を偲び盆に提灯を下げたことから始まりました。やがて客寄せのため各見世は派手な燈籠を掲げるようになり、見物客は増加。この期間は女性も吉原の町に入ることができました。)小田新之助(井之脇海)うつせみ(小野花梨)に揚げ代を払ってもらうことを蔦重に打ち明け、自分の不甲斐なさにため息をついています。蔦重は検校と親しくする瀬川に嫉妬心を覚えます。いね(水野美紀)から、検校から身請け
先日べらぼう江戸たいとう映画ドラマ館で持ち帰った案内パンフレットを観ていたら時間を忘れてしまってた。テレビの第一話を見てなかったのでとても気になっていた大火で逃げ惑う人々半鐘を鳴らす蔦重地獄の様な場面ですね。投げ込み寺の話も身寄りの無い人はこちらに投げ込まれる。金になる花魁の着物は剥ぎ取られてしまう。花魁の見受け話市原隼人さんの市原検校役もびっくりしました。売り物買い物の世界。蔦州に思いを寄せているのに気が付かないのか?瀬川は売り物なので手をつけては行けない立
おはようございます、まだ存在しない「まだない鍼灸室」の室長ruですまだない鍼灸室はその名の通り、今はまだ存在しない想像上の鍼灸室です。現在入院しながら、悪性リンパ腫の抗がん剤治療を行っています日本の鍼灸師なら必ず知っているはずの杉山和一*検校の講談が横浜にぎわい座で公演されるそうです。入院中なので行けませんがご興味がある方は是非行ってみてください鍼灸師の教科書に記載されており、国家試験に何度も出てきてる日本鍼灸においてとても重要な方です*検校:室町時代に設置された目が不自由な方の最高
<有吉佐和子、平林たい子、三島由紀夫>1491「地唄」有吉佐和子短編集戸板康二:解説新潮文庫収録作品1.地唄2.墨3.黒衣4.人形浄瑠璃琴に命を賭ける盲目の父と、父に背き日系二世の米国人と結婚した娘――父娘の愛憎の絆を妙なる調べに映す「地唄」、女流舞踊家と老墨絵職人の心の交わりを唐墨の逸品に凝縮させた「墨」、翻訳劇の端役を演ずることになった黒衣の悲喜劇を軽妙に綴る「黒衣」、文楽座の分裂を素材にして芸人の世界の厳しさ
お箏の素敵なフレーズ紹介「冬の曲」10https://youtube.com/shorts/ZaQEhS9dPQs
お箏の素敵なフレーズ紹介「冬の曲」9https://youtube.com/shorts/AenVBu0RSZ4
お箏の素敵なフレーズ紹介「冬の曲」8https://youtube.com/shorts/Fmvfs2lwb_Q
お箏の素敵なフレーズ紹介「冬の曲」7https://youtube.com/shorts/4qYdvSUPn8c
お箏の素敵なフレーズ紹介「冬の曲」6https://youtube.com/shorts/xQJgS_x5FX4
お箏の素敵なフレーズ紹介「冬の曲」3https://youtube.com/shorts/0MODd_yy2xEお箏の素敵なフレーズ紹介「冬の曲」42024年2月4日(日)6:00公開https://youtube.com/shorts/muf1qdwsYpk
お箏の素敵なフレーズ紹介「冬の曲」1https://youtube.com/shorts/mmorSU6-JcU
東京両国の江島杉山神社と旧安田庭園金澤成保東京両国には、先のブログでご紹介した回向院の南に江島杉山神社が、北に旧安田庭園がある。今回はそれらをご紹介します。江島杉山神社の由緒と建造物この神社は、検校・杉山和一と江ノ島弁財天をお祀りした神社である。幼なくして失明した和一は、身を立てるために鍼術を志すが、一向に向上せず破門される。江ノ島弁天の岩屋に籠り断食修行をおこなうと、現代では主流となった細い管に鍼を通す「管鍼術」を想いついた。さらに鍼術を学び、江