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以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。「大祓祝詞」を佐藤卿彦先生の著書「顕神本田霊学幽斎記録篇」を手掛かりに考察します。******************帰神術の古典に見える実証として、佐藤翁は顕神本田霊学法典において古事記2例(上巻・天岩戸の段、中巻・仲哀天皇の条)、日本書紀4例(巻一神代上・天石窟の段、巻五・崇神天皇の御紀、巻八・仲哀天皇の御紀、巻九・神功皇后の御紀)を挙げている。幽斎には、公式、正式、普通の三種類がある。佐藤翁によれば、『公式幽斎とは神界から直接の
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。「大祓祝詞」を佐藤卿彦先生の著書「顕神本田霊学幽斎記録篇」を手掛かりに考察します。******************『大祓祝詞の解説に就いて佐藤卿彦述大祓詞の解説については、従来種々な解釈が為されて居るが、祝詞文の文字の解釈のみでは解らないものが在り、解らない儘では神明の感応を受け神人合一の境地に立てないのでは無いかと杞憂の念を持つものである。中には古えより出来上がって居るものであるから、奏上申し上げるだけで神界に到達致すもの
高校の日本史の授業で、江上波夫氏の実弟の教師から「騎馬民族渡来説」を教わって大変興味を持ちました。何しろ、大和王権(天皇の系譜)自体が半島経由で渡来した人々で成り立ったということですから「じゃあ、天皇家の始祖は渡来人?」となるワケです。幼い頃によく読んでいた子供向けの日本神話や「倶利伽羅峠」のお話しやその他のお話しなんかで子供ながらに「何だか卑怯なことなのに自慢している・・」「なんかおかしいんじゃないか?」と違和感がありました。親が転勤族だったので、
梅原猛著「古事記」増補新版2012年7月24日初版発行2012年10月22日第三刷発行学研M文庫<もくじ>第一章国生み第二章天孫降臨第三章異民族との混血第四章大和制覇第五章国の発展第六章国の衰退古事記に学ぶあとがき古事記論先日読んだ角川ソフィア文庫「古事記」は2002年の初版発行で、この梅原猛著「古事記」は2012年が初版。角川ソフィア文庫「古事記」は「古事記」の全体像を掴むことを主題にして書かれ、本来の内容に基づき序文にも触れて上巻
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************上記各社の公式・正式幽斎に関して、北海道・明治神社の鈴木重道氏(佐藤翁に師事)が、その著書「一本の道」にいくつかの体験記を書かれている。その後半部分にて、神社本庁事務総長(当時)の林栄治氏が「跋」の一文を寄せている。ここにご紹介させて頂く。『跋一陣の風が吹き渡る。神霊の降臨に先立って斎場を祓い清めるが如くである。静心沈思を凝らして祈るとき、やがて「うけ
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************本田親徳翁は1857年頃に霊学を大成させるが、帰幽された1889年迄の32年間、M8以上の地震は一度もない。1854年12月23日東海地震(M8.4)、同年12月24日南海地震(M8.4)、次は1896年三陸沖地震(M8.2-8.5)ということで、1855年から1889年まで見事に大地震の空白期間である。次に、副島種臣翁についてだが、副島翁が本田翁に師事し
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************下記は、佐藤卿彦翁が公式・正式幽斎を行った神社の一例である。阿蘇神社、熱田神宮、伊弉諾神宮、石上神社、出雲・熊野大社、大麻比古神社、大鳥神社大山衹神社、鹿島神宮、春日大社、香取神宮賀茂御祖神社、神田神社、来宮神社、気比神宮霧島神宮、熊野大社、駒形神社、塩釜神社住吉神社、諏訪大社、多賀大社、那智神社花園神社、氷川神社、枚岡神社、
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************「大祓祝詞の心」の著者・岡田米夫氏は、昭和43年10月19日、武蔵の国一之宮(元官幣大社、勅祭社)氷川神社での公式幽斎に、神社本庁事務総長(林栄治氏)の代理として参列されている。「大祓詞の心」は昭和37年7月1日の発行なので、この公式幽斎の経験が著書に影響を与えることはなかった。又、その時の公式幽斎には、他に宮内庁掌典の川出清彦氏らも参列されていた。大神神社の中山
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************平田篤胤は、大祓祝詞に於ける「天津祝詞の太祝詞事」を自分で言葉を集めて創作した。これは一般に知られる祓詞の原型だという説もある。「高天原に神留坐須す。神魯岐神魯美命以て。皇御祖神伊邪那岐命。筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に。御禊祓ひ給布ふ時に。生坐る祓戸の大神等。諸々の枉事罪穢を。拂ひ賜へ清め賜へと申す事の由を。天津神圀津神。八百萬の神等共に。天之の斑馬の耳振
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************「祓へ給ひ清め給へと白すことを聞こし召せと恐み恐みも白す」「現代人のための祝詞-大祓詞の読み方」では「それらを除いてくださり清めてくださいと、[祓え戸の神々に]申し上げることを、[祓え戸の神々は]お聞き入れくださいと、恐れ多いと思ってる[祓え戸の神々に]申し上げる。」と訳している。「善言美詞」では「人は宇宙経綸の重大任務をおびたるものであるから、先頭第一に
山折さんが「忘れえぬ人びと」と題して4人のことを書かれている。棟方志功、土門拳、河合隼雄、梅原猛の4人。個人的には河合隼雄さんのコーナーが読みごたえがあった。前書きには、こんな言葉が。進化・発展といいながら、どこかから退化、沈衰というもうひとつの不気味なコトバが歴史の裏側から浮かび上がってくる。進化・発展がじつは幻像で、ほんとうは退化・沈衰のプロセスだったのではないか。4名の方の感性というか、考え方は、山折さんのフィルタを通した文書では、決して古い感覚ではない。現代人
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************「祓へ給ひ清め給へと白すことを聞こし召せと恐み恐みも白す」そして祝詞の最後の段で、祓戸の神々に祓い清めをお願いすることによって祓って戴こうという文面になっている。「大祓祝詞の心」(岡田米夫著)によれば「大祓詞に認められた祖神の心を心として実行するならば、祖神は必ずや、その人々の罪を許し、祓い清めてくれるという信仰で貫かれています」。「あなたを幸せにする大祓詞」小
←前川淳著『空想の補助線幾何学、折り紙、ときどき宇宙』(みすず書房)「話題は、紙飛行機やパスタの形の機微、巨大望遠鏡、数学の難題の折り紙による解法、「無限」の御幣、などなど幅広い。どの一篇にも先達たちの考究への慎ましやかな眼差しがあり、温かいユーモアが漂う。世界と幾何学の味わい深い関係をやわらかな補助線で浮かびあがらせる逸品ばかりだ。」前川淳著『空想の補助線幾何学、折り紙、ときどき宇宙』(みすず書房)を17日(水)に読了。こうしたテーマの本は大好き。題名もいい。本書を巡って幾つ
←「風流おさなあそび/風流をさなあそひ(男の子)」「江戸時代にタイムスリップしてみよう!|くもん子ども浮世絵ミュージアム」より。前川淳著の「空想の補助線」にて知った。(04/1614:36)青木美希著の『なぜ日本は原発を止められないのか?』(文春新書)を16日夜半に読了。前川淳著『空想の補助線――幾何学、折り紙、ときどき宇宙』(みすず書房)を17日に読了。(04/1811:35)昨日15日(月)の草むしりの後遺症なのか、体が憂い。昨夜から午前にかけて結構寝た
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************「諸々の禍事罪穢」ここで先ず考えないといけないのは、これらの罪穢れを生じさせた主体は何かという点だ。祓祝詞では、禍事罪穢が祓う対象となっているが、大祓祝詞では、罪を祓うとあるだけで、禍事や穢れをどうするかという点は欠落している。大祓祝詞は、禍事と穢れを祓いの対象としていないのだろうか。「現代人のための祝詞-大祓詞の読み方」の現代語訳では、読み返しても何を言っているの
←「水道水のペットボトル「とやまの水」の購入|富山市公式ウェブサイト」「富山の湧き水4選!歩いて行ける駅近名水スポット!|ふぉとやまライター|【公式】富山県の観光/旅行サイト「とやま観光ナビ」」「水道水がおいしい都道府県」全国1位は?“蛇口からミネラルウォーター”の地域も【ひるおび】富山県は全国2位!水道水がペットボトル詰めで売られたり、お土産になったり!湧き水スポットが市街地にある!(04/1100:10)仕事の車中で再読中の梅原猛著『古代幻視』(文春文庫
←昨夜は未明までの氷雨。仕事の最中、車中から夜桜見物暫し。富山市…夜の市街地は(雨のせいもあろうが)閑散。大企業の若手社員中心の賃上げはあるが、物価高に苦しむ大多数の庶民は蚊帳の外。春の雨なのに氷雨に感じる。(04/0411:38)自宅では相変わらずデヴィッド・グレーバー/デヴィッド・ウェングロウ共著の『万物の黎明人類史を根本からくつがえす』(光文社)と、新たに中沢新一著の『精神の考古学』を読み始めた。「人類の心の「普遍的構造」を求めて。中沢人類学の集大成となる、決定版!」だっ
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************「祓戸の大神等」「善言美詞」では、これら4柱の神々についてそれぞれの働きを述べているが、宣長や篤胤のように無理に記紀の神々に関連付けようとはしていない。『以上の神を祓戸四柱の神と称し、宇宙一切の新陳代謝の神界の大機関となしたまう。この機関によって、太陽、大地、太陰、列星、及び人類動植物に至るまで完全に呼吸し、かつ新陳代謝の機能全く完備して、おのおのその生活を完全
2月16日(金)、新橋演舞場で、『ヤマトタケル』を、見ました。2月4日(日)初日、3月20日(水)千穐楽。すでに、終演しています。梅原猛作。石川耕司監修。二世市川猿翁脚本・演出。『三代猿之助四十八撰の内』となっています。『スーパー歌舞伎』として、3代目猿之助の存在を、世に知らしめた作品。初演は、1986(昭和61)年の2月4日、新橋演舞場で。その後も、再演を繰り返しています。チラシを確認すると、「昭和61年(1968)2月4日に新橋演舞場で初演され大きな反響を呼び、“
以前に書いた手記をここにアップしたいと思います。古神道の視点から、祓祝詞を考察します。******************「祓戸の大神等」この祝詞の一番難しいところはここだ。一般には瀬織津比売・速開都比売・気吹戸主・速佐須良比売の四柱の神々を指すと言われている。しかし速開都比売神を除いて他の神々の名は記紀には登場しない。その為、国学者たちもそれぞれ自分勝手な説を述べている。本居宣長は、瀬織津比売を八十禍津日神に、速開都比売を伊豆能売に、気吹戸主を直毘神(神直毘神・大直毘神)に当て、速
本日は更新しない予定だったのですが、朝の30分で緊急更新いたします。322の天皇陛下不在の日にあった意思表示。東京上空に巨大な目?ドローン500機が編隊飛行東京上空に巨大な目が出現?www.sankei.com玉ちゃんから。プーチンが暴露テロの95%はCIAが仕組んだもの謎の数字322|黄金の金玉を知らないか?golden-tamatama.comやっぱり起きた322ロシアコンサートホールテロ|黄金の金玉を知らないか?golden-tama
そんなわけで、先週、スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」を観てきました。ヤマトタケル|歌舞伎演目案内-KabukiPlayGuide-このページは『ヤマトタケル』を豊富な舞台写真とわかりやすい解説で演目紹介しています。壮大なスケールで描く“天翔る心”「スーパー歌舞伎」の記念碑である第一作。三代目市川猿之助が梅原猛の原作を得て、日本神話の日本武尊(やまとたける)伝説を舞台化し、新たな歌舞伎のジャンルを産み出して記録的な大ヒットとなった傑作。enmokudb.kabuki.ne.
3月20日出来事1184年(元暦元年2月7日)-一ノ谷の戦い。源義経らが「鵯越(ひよどりごえ)の奇襲」により平氏に圧勝。1969年-ジョン・レノンとオノ・ヨーコが結婚。誕生日1925年-梅原猛、哲学者
新橋演舞場スーパー歌舞伎ヤマトタケル本日昼の部で上演1000回目!それでは1000回目のヤマトタケルに行ってまいります!笑野市川笑野オフィシャルサイトはこちら!歌舞伎俳優・市川笑野オフィシャルウェブサイト歌舞伎俳優・市川笑野オフィシャルウェブサイト。最新情報や過去の公演情報などをお届けします。長野県岡谷市観光大使としても活躍中。www.ichikawa-emino.com
お疲れ様です。朝の散歩。豚の塩釜焼き今日は、恩師ファミリーが遊びに来てくださったので、料理ヲタの僕が手料理をふるまいました。めちゃ喜んでもらえました。掛け値なしに幸せな時間でした。恩師のKさん、パートナーのNさん、お嬢さんのRさん、そして自分のパートナー。4人に感謝します。ありがとうございました。あと、ずっと純も(僕とパートナーに交互に抱かれて)宴に参加していました。純もありがとう。リュウジのバズレシピで学んだレシピを採用。三つ葉と水菜の天かすサラダ。白だしベースのドレッシン
新橋演舞場での2ヶ月公演、スーパー歌舞伎の「ヤマトタケル」に行きました。原作の梅原猛と三世・猿之助が練りに練って、初演されたのが1986年。それから、48年の時を経て、ヤマトタケルを演じるのは、孫の團子です。「タケル=猿之助」の作品を演じる、後進たちを見届けたいとは、春秋座の解説でお馴染みの石川耕士。さあ、團子はどうだ。すっと背筋が伸びて、スーパー歌舞伎の衣装が似合う。長身痩躯というより、まだまだ華奢な体型。凛々しさよりも、20歳になったばかりの若者の、等身大の悩み。
こんばんはいつもお読みくださりありがとうございます私の新橋演舞場の観劇日はもう少し先ですが先日無事に舞台写真掲載版の公演プログラムを購入生・ヤマトタケルはじめてなのです(父恋的なストーリーが私かなり弱点なのでこわくて映像化されてるものもまともに見れてないテイタラク。なので今回が本格的なヤマトタケル洗礼になるかと・・・辛くなってリタイアしなければ😂←軟弱な精神なの)序文として初演時の作者・梅原猛さんの言葉や平成24年6月のときの猿翁さんの言葉が掲載。石川耕士さんは今回のための書下ろし
グループ旅行で斑鳩散策の続きです。中宮寺跡の見学が終わって、以降は斑鳩の散策記録になります。まずは北に向かって法起寺へ。三重塔が見えてきました法起寺(ほっきじ・ほうきじ)国指定史跡(法起寺境内)奈良県生駒郡斑鳩町訪問オススメ度★★★★飛鳥時代の国宝三重塔で知られる古代寺院跡。法隆寺とは逆に、塔が東、金堂が西に配置される「法起寺式伽藍」のプロトタイプとなっています。ちなみにですが、古代寺院で判明している類型化された伽藍配置で、最も多いのがこの法起寺式だそうです。
久々の投稿お許し下さいませまずは能登半島の地震で被害に遭われた皆様今なお大変な状況におかれている皆様に心よりお見舞い申し上げますさて本日新橋演舞場スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」の初日を迎えました私のお役は琉球の踊り子とみやず姫(隼人さんがタケルの回と2月26日以降も三四助君とダブルキャストで勤めます)皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます笑野市川笑野オフィシャルサイトはこちら歌舞伎俳優・市川笑野オフィシャルウェブサイト歌舞伎俳優・市川笑野オフィ
これ、前に書いたっけか???ま、いいや🤣🤣母が初版を持っていて知人に貸したらそれっきり借りパクされてしまった(´;ω;`)と言っていた本🤣その後どこかで中古を手に入れたけれど装丁の色が違うんだよなー😢⤵️⤵️と言っていた。母が入手して若い頃に読んだ物は赤い装丁だったと言っていたが、後に手に入れた本は紺色になっていたので「ちがうんだよなぁ」と事あるごとにブツブツぼやいていた本🤣作者は梅原猛氏、初版は1972年らしい。この本は両親も私も弟達も読んだと思う。まぁ、批判は沢山あったようだ