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やーっと序章を読み終えた浅田次郎の『流人道中記』遅っ笑っ実はこの本借り物。わたし「やっと序章読み終えたよ。言葉や漢字が難しくてさ。○○が××してそれについて三奉行があーでもないこーでもないって頭悩ませてるって内容だね」貸し主「そうそう。ても○○は××してないんだよね本当は。」あれ?いまサラっとこの本の一番重要なとこ言った?言ったよね?いま言ったよね?言うなよ笑っ流人道中記(上)(中公文庫あ59-9)[浅田次郎]楽天市場${EVE
借りている本の中の初めの一冊、読み終わりました。アオジは出てきませんでした(笑)途中で「鶸(ひわ)とおぼしき啼き声がどこか近いところで響いている」とあったのですが…まぁいいか😊作品紹介・あらすじより抜粋里村五郎兵衛は、神宮寺藩江戸藩邸差配役を務めている。陰で“なんでも屋”と揶揄される差配役には、藩邸内の揉め事が大小問わず日々持ち込まれ、里村は対応に追われる毎日。そんななか、桜見物に行った若君が行方知れずになった、という報せが。すぐさま探索に向かおうとする里村だった
ご覧のとおり・・・最近読んだ本といえば、臨床心理学者の河合隼雄さんの「こころの天気図」以外西條奈加さんの時代小説ばかり(;∀;)今年に入って彼女の小説にはまっている。どの本も大変面白かったが、中でも「隠居すごろく」はよかった。巣鴨で六代続く糸問屋の主人の徳兵衛。仕事一筋だったのだが還暦を機に隠居を宣言。のんびりと余生を送る予定が、仕事一筋でこれといった趣味もなし。。。すぐに暇な生活に飽きてしまうが、そこに今まであまり相手をしてやらなかった孫が店からもそんなに遠くな
今回はお勧めの一冊をご紹介します。西山ガラシャさんの「おから猫」(集英社文庫)です。西山さんは「公方様のお通り抜け」で日経小説大賞を受賞された方で、生まれも育ちも名古屋。それだけ名古屋の歴史に造詣が深い方です。その西山さんが「小説すばる」に連載していた短編を一冊にしたのが、今回の「おから猫」です。現在も名古屋の大須に実在する大直禰子(おおただねこ)神社に係わる六つのエピソードを描いています。第一話では、名古屋のビッグスター徳川宗春がお忍びで出てきて盛り上がります。第二話では
こちらのシリーズ、読むのが怖いけれどやめられないっていうヤツですどんな腹の探り合いがあるのか、どんなヒヤリがあるのか、どんな「人の悲しい性」をつきつけられるのか、読むのに覚悟いる?大袈裟か。でも、読み出すと止まらない今回は比較的、木暮のダンナの言葉が柔らかい方だったような。許せる感じ。それに比べると伊佐治のダンナへの言葉がキツ過ぎ。容赦ない!ただ終わり方がねえ。この事件は解決したようでいて、まだ続きますよってことですかねえ。次がとてもとても気になってしまいました。弥勒シリー
「公家武者松平信平」シリーズ佐々木裕一二見書房シリーズ既刊本、これで全て読み終わりました1巻から15巻まで二見書房でしたが来月刊行の16巻からは講談社に(今までの作品も加筆されて講談社より発売されているそうです)以前投稿した前半の1巻〜9巻は、徳川家光の正室、鷹司孝子の弟(庶子)信平が仏門に入るのを嫌い姉を頼って江戸へ、五十石の貧乏旗本暮らしを始めた信平は、目付けとして付けられた善右衛門とお初という忍びとともに暮らし、江戸の治安を守るため活躍後半の10巻〜15巻では
細谷正充編〈美味〉時代小説傑作選食欲がネックで出戻ってきた姉を大食い大会に参加させるとあれよあれよと言う間に評判に。賞金獲得を目論む弟は、、、朝井まかて「福袋」腕の良い菓子職人の父は働かない。生活はカツカツ。主人公おきみは自分が奉公に出されるのか心配で、、、中島久枝「びっくり水」見合いをした相手はこともあろうか父の妻=母に、妊娠した彼女のつわりがひどいのを心配した主人公は猪鍋屋に出かけ、、、近藤史恵「猪鍋(ししなべ)」武家奉公を終えて実家に帰ってきたさゆは団子屋〈蒲公英〉を営んで
ブログ主です。当ブログへのご訪問ありがとうございます。先日、母が婦人会の旅行で静岡県の浜松市で開催されている『浜名湖花博2024』へ行ってきて「いやーお花が綺麗だった!」と興奮気味に語ってくれました。その際、帰路のSAで休憩を取った様なのですが、一人の御婦人が出発予定時間になってもなかなか帰ってこず、やきもきする事態になったそうで・・、その後その御婦人は出発予定時刻を15分も遅れてやってきてのですが、遅れてきた事に大して謝りもせず堂々と着席したそうで。皆その態度に呆れて物が言えなかっ
極楽征夷大将軍(文春e-book)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}第169回直木賞受賞作やる気なし使命感なし執着なしなぜこんな人間が天下を獲れてしまったのか?動乱前夜、北条家の独裁政権が続いて、鎌倉府の信用は地に堕ちていた足利直義は、怠惰な兄・尊氏を常に励まし幕府の粛清から足利家を守ろうとするやがて後醍醐天皇から北条家討伐の勅命が下り一族を挙げて反旗を翻した一方足利家の重臣・高師直は倒幕後、朝廷の世が来たことに愕然と
今日は家の掃除にいってきました。寒空に咲く庭の梅です〜🌸連休に義理の兄夫婦が遊びに来るので、久びさに念入りに掃除をしました…2階の部屋にはたくさんのSFと時代物の小説が並んでいます…この3倍あります…(本屋さんか…)(笑)読んでみようかなと何冊か手に取るも…興味が湧きません…🤣そのうち、ブックオフに引き取りにきて貰おうかなぁ…2階からおろすのも大変そうですね…📚書籍の片付けも重労働で大変ですよね…これからは年齢的にもキンドルとかがいいのかも知れませんね…?🤔
やっとNetflix契約するときがやってきたぜ!Netflix『イクサガミ』ついについについに、岡田氏Netflix界へカチコミやー楽しみ原作者は時代小説家の今村翔吾さん。勉強不足でお初です。直木賞受賞されてるんですね見終わったら読みたいなイクサガミ天(講談社文庫)[今村翔吾]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}コミックにもなってる!こっちのほうがとっつきやすいかなイクサガミ(1)(モーニングKC)[今村翔吾]楽天市
上白石萌音さん主演の時代劇、テレビ朝日ドラマプレミアム『霊験お初~震える岩~』が、5月4日午後9時から放送されるそうです。上白石萌音さんとタッグを組むのは、SixTONESの京本大我さんだそうです。お父さんの京本政樹さんが時代劇によく出ていたので、息子さんの京本大我さんがどのように演じられるか、とても楽しみです。原作は宮部みゆきさんの小説『震える岩霊験お初捕物控』(講談社文庫)だそうです。上白石萌音さんは着物がとてもよく似合うので、楽しみにしています。なお京
内容(ブックデータベースより)仇討ちを誓う女、元忍の医者――。「上絵師律の似面絵帖」「神田職人えにし譚」の著者による、人情時代小説シリーズ開幕!藩内の上役の奸計によって家族を亡くし、遊女に落とされた伊勢国津藩の武家の娘・凜。復讐を誓う彼女は、津藩江戸屋敷に出入りする町医者・栗山千歳に身の上を偽って近づき、彼の弟子となった。しかしその千歳も、かつて恨みを買い、命を狙われている「仇持ち」であった……。凜、千歳、千歳の助手として凜を警戒する隻腕の佐助。わけあ
おはようございます。今朝はちょっと肌寒いですね。でも日中は20℃近くまで上がるので暖かくはなりそうですね!さて4月読了本3冊目それはこちら『陰流苗木芋洗河岸/佐伯泰英』人生初の時代劇の本笑時代劇という表現で合ってるんかな。ま、現代の文章のほうが断然読みやすいけど、ある意味新鮮だったかな。内容としては面白かったけどこういうのにハマるかと言われればそれはどうかなって感じだろうか。続編もあってすでに手元にはあるけれどよし、次!とはならないな笑ストーリーの展
五十嵐さんのものをもうひとつこれははっきり新シリーズと書いてあったご近所や知り合いのちょっとした事件を酒問屋の主人夫婦である麻と鶴次が解決していくお話鶴次は丁稚から手代あがりの入婿で酒問屋の主人なのに下戸麻はザルそして、誰もが振り向き目を見張るほど背が高いそんな設定ふむ、五十嵐さん、いろんなタイプの時代小説をどんどん書いて欲しいですね今後、注目です!
これは、確か、「余暇草」の巻頭言だったかな?この時期は、比較的本を良く読んでいたようだ。今は、ほとんど読まない、聖書以外は。本屋の平積みが私を呼ばない。だから、本屋にも寄らない。コロナ以降、それが顕著である。このエッセイは、2015年7月の作品です。**************************************未来草稿草枕、文鳥、霧の城、鬼弾、悪党の戦旗、朝の霧、のぼうの城、忍びの国、信長の血脈、剣と紅、三好長慶、前田慶次郎、崖っぷち侍、花の館、
やや汗ばむ陽気になってきましたねバッグに水筒を忍ばせながらウオーキングしています「隠居すごろく」西條奈加を読みました隠居を公言したじいじが、孫と孫が連れてきたたくさんの人によって、少しずつ変化していく様が描かれています。商売のことを織り交ぜつつ、最後はほろりと泣かせてくれる、さりげなくも熱い人情劇です。違う世界に連れて行ってくれてありがとう!そう思える、出会えてよかった一冊でした。
時代小説好きな私は、中山道の宿場町と聞くだけで妄想が膨らみます以前から訪ねて見たかった馬籠宿から妻籠宿までのハイキングツアーに参加して来ました。4月13日(土)新宿発7:30あずさ3号で茅野駅へ茅野駅からバスで馬籠宿へお昼ごろに到着お昼ごはんは、バスの中で済ませたので早速歩き始めます。風もなく天気は快晴ハイキング日和です右を見ても左を見ても江戸時代の旅の様子を想像させる風景にワクワクしてきます。ここで見つけたのが、大黒屋
BOOKデータベースより「退廃が翳を落とす江戸市井の片隅に、人知れず生きる男と女。色と欲、そして仮借ない世相が時にやりきれない犯罪を呼び起こす。残忍な手口で殺された乱暴者の遺体から、意外な犯罪のからくりと、その憐れな動機が浮き彫りになる「大黒屋」など、芳醇な情緒と狂おしい哀感を湛えた傑作時代ミステリー6編。大山詣で山椒魚三人の留守居役蔵の中女義太夫」どなたかのブログで見かけて読んでみました。各短編がバラエティに富んでいて、時代物、江戸市井に生きる庶民のお話ですが
お産婆さんのシリーズの五十嵐さんの他のものを読んでみようかなと。うん、なかなかよいねお料理の話ばかりじゃないところもよいよ。主人公やその周りの人物設定が新鮮!所謂、料理屋、一膳飯屋ではなくてただのお茶と団子を出す店だし、おばあさんが主人公だしね。そのおばあちゃんが初恋の人と再会、で、今後もなんか続きがありそう!なんていうのも楽しく読めた。これ、新しくシリーズになるのかな期待!
久しぶりに文庫本のオススメを一つ紹介していないのですが、休日インドア主体の日は結構小説を読んでいるのであります時代小説は今まで手を付けなかった分野でしたが、今村翔吾先生の『イクサガミ』を読んでからちょっと興味が湧いてきました【吉報→】イクサガミがネットフリックスで実写化主演『岡田准一』それで、今回の文庫は同じく今村先生の『八本目の槍』を読了戦国時代好きならこの題名に違和感を覚える筈あの『賤ヶ岳の七本槍』に一本多いじゃないの?実は、この本では賤ヶ岳七本槍の面々から見た、八本目的な人
山本周五郎・作「雨あがる」1951(昭和26)年全8章を、8回に分けて朗読しています。最終章・第8章をYoutubeにアップロードしました。最終章あらすじ伊兵衛は藩からの連絡を待ち侘びていた。青山主膳の使いの牛尾大六がやってきて伊兵衛が賭け試合をした件を持ち出し、仕官の話は取り消されたことを伝える。落胆する伊兵衛だったが、妻のおたよに励まされ、前を向いて歩き始める。おたよは貧しい者に喜
闇の傀儡(かいらい)師上Amazon(アマゾン)鶴見源次郎は無眼流の剣の達人だが、御家人の身分を捨て、いまは内職で生計を立てる長屋住まい。ある日、ひょんなことから瀕死の公儀隠密に密書を託される。そこには「八は田に会すご用心」とあった。田とは今をときめく老中の田沼意次。八は“八嶽党”。徳川将軍家が代がわりする度に、暗躍してきた正体不明の徒党である。「老中、まつだいら、さまに」と託された密書だが、しかし、松平姓の老中は三人いる。藤沢周平が愛読した立川文庫に想を得た、伝奇時代小説の傑作。
2024年4月14日(日)本作品を読んでいて、教えられる事が多かった。良書です。2023年3月、文藝春秋発行。237ページ。作品紹介(文藝春秋のサイトより)時は文政5(1822)年。本屋の“私”は月に1回、城下の店から在へ行商に出て、20余りの村の寺や手習所、名主の家を回る。上得意のひとり、小曾根村の名主・惣兵衛は近ごろ孫ほどの年齢の少女を後添えにもらったという。妻に何か見せてやってほしいと言われたので画譜――絵画の教本で、絵画を多数収録している――を披露するが、目を離し
メインがお花、熊吉に代わって4作目。蓮の露花暦居酒屋ぜんや(時代小説文庫)[坂井希久子]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}内容紹介(「BOOK」データベースより)「ぜんや」の常連の旦那衆を狙った毒酒騒動。犯行にかつての同僚・長吉が関わっていると確信した熊吉は捜索に走る。一方、長吉に騙されて常連客に毒を出しそうになってしまったお花は、意気消沈。それでも迷惑はかけまいと気丈に振る舞っていたがー。忍び寄る悪意に、負けるな若人!茗荷と青紫蘇を盛り、鰹
小説を書くというのは難しいもので、物語りの結末まで書ききると読者に満足感を与えられる一方、余韻がなくなってしまいます。逆に、話しを途中で止めると、読者に、そのあとどうなったのかを考えさせることはできますが、読み手に不満が残ることもあります。「おさとは立ち尽くしたまま、自分の体が少しずつ黄昏のかがやきに染まっていくのを感じていた。」この一節で終わる「死んでくれ」は、後者の書き方で、進退窮まったおさとの姿に哀切な余韻があります。父親が博打にのめり込んだことで、母が奉
にハマっている。武士の言い回しがカッコ良いのよねぇ「ありがたき幸せ」なんて素敵なの。何かされたあとにこんな事言ってみたら。。。今だったら引かれるよねぇぇ(笑)でも、読んでいるとなんか良いんだよねぇぇ。かたじけない、とかさ。わびさびが分かる世代で良かったぁって思う。私達が子供の頃は朝と夜に時代劇の番組やってたもんね。見てたよ。遠山の金さんとか暴れん坊将軍、桃太郎侍。落ち武者の幽霊も出てたけど、今じゃ聞かないよ
図書館で予約待ちしていた本が返却されたので、1冊だけ借りに行くのも効率が悪いけど受け取りに行きました。市役所の駐車場に停めて、前方を見れば。図書館裏の小公園に、満開の桜の木が1本見えました。ここはもう何百回も通ったけど、こんな所に桜の木があったっけな。帰りに撮ってみようかなと決めて、図書館に入館しました。借りた文庫本です。この時代小説はシリーズの50巻目。初刊発行から丁度20年経ちました。それほど面白くもないのに、私も飽きずによく読んだものです
「高瀬庄左衛門御留書」を読む。「藩邸差配役日日控」で、初めてこの作家さんを知り、その静かだが美しい文章に魅せられた。五十前...『高瀬庄左衛門御留書(講談社文庫)』砂原浩太朗https://t.co/nLyv8IzSPn#booklog—その後の、転んでもタダのオバサン(@ohoba3)April11,2024高瀬庄左衛門御留書(講談社文庫)Amazon(アマゾン)
あきない世傳金と銀このブログからご縁を頂いた方から教えて頂いたこちらの作品以前、Xで私が時代小説の感想をポストした時にフォロワーさんから「時代小説に興味があるのでしたら〝みをつくし料理帖〟もお勧めですよ!」と高田郁さんをお勧めして頂いたことがあって前から気になっていた先生でした。「あきない世傳」のことを教えて頂いて、時間があいてしまいましたが最近読み終えて大興奮しました!!!面白い〜!!幸と五十鈴屋の行先がめちゃくちゃ気になります!!時代小説ですが、凄く読みやす