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戦争を知らない世代にこそ、伝えたい“民の叫び”映画『沖縄の民』(1956年/日活/96分)-監督:古川卓己-原作:石野径一郎『沖縄の民』-キャスト:左幸子、安井昌司、長門裕之、金子信雄、西村晃、岡田真澄、二谷英明<作品概要>沖縄戦を背景に、戦争という異常心理状態の中で生きる人々の姿を、セミ・ドキュメンタリータッチで描いた作品。疎開船「対馬丸」の悲劇、学徒兵の苦悩、飢えに苦しむ避難民、そして戦後の沖縄再建への希望まで――。左幸
毎日映画コンクールは1946年(昭和21年)、戦後まもなく日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された国内最高峰の映画賞です。演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などのスタッフ、一般映画ファンが選ぶ賞など、幅広い部門を設けていることが特徴です。今後も、多くの皆様に映画の素晴らしさと感動を伝える映画賞として毎日映画コンクールは成長を続けていきます。(以上、2024年度、毎日新聞社記事より抜粋)第75回から贈呈式
この方の映画紹介には、たまに凄く心を打たれるテーマがあります。今回は小説でも有名な破戒です。破壊ではないのですよ。差別という歴史を、実際に皆が経験してきたことを、強烈にアピールしています。差別はどこの国でもあるけど、カーストと同じくらい制度化してきたのは日本人なんですよね。この映画は、特別ではなく、日本中の被差別部落で普通にあった出来事です。でも、そんな体制ではなく、その身自身の辛さをひしひしと感じる映画です。長くなりましたが、七人の侍と同じくらい昔の突っ込んだ描写が素晴らしい映画です。どうぞご
書籍「社長たちの映画史」は日本映画の歴史とエピソードを、映画会社の社長たちを主人公として紹介している力作です。断片的に日本映画の歴史を知っている方、シニア世代の日本映画ファンには興味深い。533ページにわたる物語も、たちまち読破できる1冊です。著者は作家・編集者の中川右介。2023年1月20日初版発行、まだ書店に並んでいます。手に取ってご覧いただければと思います。映画人口がピークに達した1958年(昭和33年)。私の少年時代、東映の映画館の大銀幕に映る映画のタイトルの次に
天間荘の三姉妹、昨日で東京特別試写会も終了。出版界のレジェンド、きずな出版の櫻井秀勲先生と岡村季子さんがおいでくださいました。写真がありませんが、音楽の、松本晃彦さんにもお会いできて大感激。また、その話も別の機会に。僕は、8回試写会のうち、6回をお手伝いに行っていたので、6回分の試写後のお客様の顔を見せていただいている。これだけの回数、見終わった直後の人の顔を見れば、この映画の価値はよくわかる。もう、ただただ、観て欲しいです。正直、映画の興行は、
黒澤明の名作「生きる」を再見した。今さらながらではあるが。ただDVDでの視聴は初めてである。黒澤明の熱狂的なファンというわけではない私だが、それゆえに冷静に鑑賞できたのではないか。思っていたより長尺で冗長に感じる部分もあったが、その分リアリティを感じさせたかもしれない。今回は作品全体を哲学的に論じたりする気はない。当初は伊藤雄之助の演技を見返してみたい気持ちがあったが、意外にも今回、それ以外の俳優が気になってしまった。伊藤雄之助を始め、脇を固める俳優陣の演技力、その味わいの豊かさというべきか。
【かわうその祭り】/出久根達郎<あらすじ>バブルの波が押し寄せる昭和。世の中の価値観に逆らうように古紙に魅入られた収集家たちは、幻の映画フィルムを手に入れた!旧満洲帝国映画のフィルムに導かれ、彼らは旧日本軍の機密情報と資金源の謎へと踏み込んでゆく―。貴重文化紙くず商の綿貫、脱サラ切手商の小柳、映画の東京を記録する会の五郎など、個性豊かな面々の推理が昭和史の闇を照らしだす!歴史に翻弄された人々の悲喜が織りなす、長編娯楽小説の傑作。あるコレクターが残した「幻の映画フィルム」の謎を追いかけていくと
神戸市広報@kobekoho【灘大学特別講座白羽弥仁の映画のミカタ】灘区在住の映画監督、白羽弥仁によるオンライン映画講座🎬情報の読み取り方や隠された作画意図など、目からウロコの映画の見方を伝授する3講座!映画の見方が変わります👀(見逃し配信あり)詳し…https://t.co/8yUlK216ZD2021年07月20日19:18次回は8月6日(金)第二夜「黒澤明と戦後映画史」です。
孫文と梅屋庄吉・トク夫妻像長崎県長崎市松が枝町7−1参考①映画会社「日活」創立に功績梅屋庄吉歴文で企画展長崎新聞(2018.10.21、参考)辛亥革命の指導者・孫文を物心両面で支援した長崎出身の実業家、梅屋庄吉(1868~1934年)の映画人としての横顔に光を当てた企画展「映画界の風雲児梅屋庄吉」(実行委主催)が、長崎市立山1丁目の長崎歴史文化博物館で開かれている。梅屋の生誕150年などを記念。孫文との関係の中で語られがちな梅屋だが、日本の映画史にも大きな足跡を残した。同展で
NHK様こんにちは。や、観たことあるから、観ないでおこうと思ってたんです。だって16:15まで拘束だから…でも13:00の時報とともに、「裕ちゃんと三船さんと宇野さんと志村さんだぞ👼」天の声。「今日は午前中に、月1の燃やせないごみ出し、洗濯、銀行、スーパー、全部終わったじゃないか❣️ほら、また外は吹雪になったぞ👼」「ほら、お前のおやじが会う人会う人『遠い親戚です‼️』って自慢してた、熊井啓監督の作品だぞ❣️👼」や、ハリウッドがものすごい国策映画であるように、これが、関電のも
前に、植草圭之助著『わが青春の黒沢明』という本についてここに記事を書いたが、今回は橋本忍の『黒澤明論』を取り上げたい。【植草圭之助著『わが青春の黒沢明』】黒澤の竹馬の友だというが…前篇|北京老学生・台湾から日本に本帰国(ameblo.jp)【植草圭之助著『わが青春の黒沢明』】後篇黒澤明とは『水と油』の竹馬の友?|北京老学生・台湾から日本に本帰国(ameblo.jp)今、こういう本を横浜市立図書館から借りている。(しょっちゅう、同じ本を横浜市立図書館や川崎市立図書館から借り
🌃訪問ありがとうございます仏リュミエール兄弟が発明したシネマトグラフから日本での興行権を得た日本映画史捉え直す契機にという記事です。1897(明治30)j年2月、国内初の映画興行きを大阪の演舞場で行った。同年3~10月に兄弟に送った手紙の写し4通が、稲畑が興した「稲畑産業」から寄託を受けた京都国立近代美術館に保管されていた。映画監督で映画史研究家の長谷川憲一郎さん(52)が2017年に発見し、研究生家を論文にまとめた。おわり(2020.7.14記事)*2020.9.10
🌃訪問ありがとうございます稲畑は、映像機能のある撮影機シネマトグラフを発明した仏リュミエール兄弟から、日本での興行権を得た。日本映画史捉え直す契機にという記事です。国内初の映画興行を明治時代に手掛けた実業家.稲畑勝太郎が、仏から輸入した撮影機兼映像機の「シネマトグラフ」が計5台に上ったことが分かった。輸入台数には諸説あったが、当時の書簡の分析から判明した。1897年(明治30)年2月、国内初の映画興行を大阪の演劇場で行った。つづく(2020.7.14記事)*2020
これは、日本映画史の知られざる逸話です。松竹大船撮影所の所長だった城戸四郎さんは、戦時中、一時、松竹を辞めて政府の管理下に作られた大日本映画協会の常務理事となり、軍部情報局の指導の下、脚本の事前検閲等の業務に従事されていました。そして、終戦。城戸さんは公職を追放されて、趣味の釣りや読書に明け暮れる毎日を送っておられました。そして、三年の月日が経った、ある日の事。城戸さんは、突然、東京裁判が開かれいる市ヶ谷の国際裁判所から呼び出しを受けました。その要件は、「法廷で戦争に対する映画の関与に
こんにちは~!雨や曇りが続く東京ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。ところで、今日は一粒万倍の日です!文字通り、今日したことは一粒が万倍になって返ってくると言われています。今日いいことをするといいですね。といっても、特別なことをしなくても、自分を大切にすることや誰かを大切にすることなどなにか一つでもできたら良いね!と思っています。さて本題です!今日は、恋愛や再婚とは関係ないことを書くのですが、よかったら読んでくださいね。俳優の加藤茂雄(かとうしげお)
こんにちは~!雨や曇りが続く東京ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。空は、なかなか晴れませんけど、朝雨が降っていても、外気を浴びてスムージーを飲むと元気になって、気持ちもすっきりします。ちなみに、今朝は、ベリーとバナナ、小松菜とりんご、キウィでした。何でも美味しいです。ところで、今日は一粒万倍の日です!文字通り、今日したことは一粒が万倍になって返ってくると言われています。今日いいことをするといいですね。といっても、特別なことをしなくても、自分
何が悔しいと言って、その映画が見れないこと以上に悔しいことはありません。先日、ハードディスクが故障しました。録画していた作品の中には、貴重なものが少なくありませんでした。ハル・ハートリーの作品郡やもろもろ。もちろん、韓国映画や韓国ドラマも見れないのは残念なのですが、最悪、DVDをレンタルしたり、ネットで見たりできるのですが、DVD化していない作品は、その録画だけがたよりのものなのです。三宅唱監督の作品もそうでした。CSの日本映画チャンネルで、今年の6月に期待の日本映画の監督の特集をし
最近、気がついたのですが、古い邦画それも戦前の映画がたくさんYouTubeにアップされています。中には外国の方がアップしたものもあります。この1937年の「人情紙風船」も英語の字幕が付いています。人情紙風船[DVD]Amazon(アマゾン)1,534〜8,910円28歳で亡くなった天才監督、山中貞夫が監督した日本映画史に残る傑作。彼の作品は3本しか残っていませんが、残りの2本もアップされています。「河内山宗俊」と「丹下左膳、百万両の壺」の2本。
深作欣二の生い立ちから映画化された全監督作(共同監督を含む)の山根貞男による深作監督へのインタビューが収められている。深作欣二の作品作りの根拠が何処にあったのかを知る上で、一映画監督の映画との関わり方、商業作品(商売、商品)としての映画、社会と映画との関係など多彩な角度から「映画」というものの全体像を考えさせる労作である。全監督作(共同監督を含め)が61本あったのは驚きだった。1977年(昭和52年)に作られた「北陸代理戦争」以後熱心な深作欣二ファンではなかった。同じ年に制作された「ドーベルマ
久しぶりに行って来ました東宝スタジオさん。相変わらず映画やテレビの関係者達で賑やかに振る舞っていますね。改装されてからは、ゴジラのオブジェも鎮座し日本一のスタジオも完成されましたからね。元々は1932年に写真科学研究所(PCL)として東京・成城の地に創立され2004年に新社屋として現在に至っています。創立以来このスタジオからは「七人の侍」をはじめとする黒澤監督作品や「青い山脈」「駅」といった日本映画を代表する名作、また「ゴジラ」等の怪獣シリーズや最近では「BRAVEHEARTS海猿」「永遠
今日の絵ハガキ。ススキの山道。これで、年賀状分の絵ハガキを描き終わった。明日から、暑中見舞い用の絵ハガキになる。昭和25年、敗戦から5年後。私はまだ生まれていない。でも母のお腹の中にはいた。朝鮮戦争が始まった年だ。この年の日本映画は、戦歿学生の手記きけ、わだつみの声(監督:関川秀雄)また逢う日まで(監督:今井正)羅生門(監督:黒澤明)また逢う日まででは、主演の岡田英次と久我美子によるガラス越しのキスシーンは、日本映画史において最高の
京都みなみ会館にて『大仏廻国TheGreatBuddhaArrival』を観てきた。宝田明をはじめ名だたる特撮作品に出演したキャストが多数出演してる最初期の日本特撮映画『大仏廻国・中京編』のリメイク作品『大仏廻国TheGreatBuddhaArrival』(以後『大仏廻国』)。聚楽園公園をはじめ海外各地で上映されてきたクラウドファウンディング(自分も参加しました!)によるその自主制作映画が京都みなみ会館にて遂に一般公開。公開期間が「超大怪獣大特撮大全集R」とかぶった
私がこの4月から、日芸(日大藝術学部)の科目等履修生として江古田キャンパスに通学していることに関しましては、既に(以下のように)何度か報告させていただきました。【参考】*************************<日芸に通い始めて一ヶ月が経ちました~その1~>https://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-12460589575.html<日芸に通い始めて一ヶ月が経ちました~その2~>https://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-12
東側の大阪文化圏と西側の神戸・西宮文化圏【私鉄に乗ろう94】阪神電車その8鉄道チャンネル1943年(昭和18年)現在の武庫川団地の場所にあった軍需工場川西航空機に資材と従業員を運ぶために阪神の一般社員や学生による勤労奉仕隊などを動員...フォークグループ、春江で「同窓会」県内中心に活動中日新聞昭和のフォークソング全盛期に、県内を中心にライブ活動をしていたグループによる「同窓会」が六日、坂井市春江町江留下の「kimamacafe&relaxation」で催...美空ひ
1023年9月1日に関東大震災が起こりました。私は父方の祖母と同居でしたので、震災当時の話を聞いたことはあります。朝ご飯を食べようとしたら、床が抜けたという話を覚えています。ですが、その後の戦争の記憶の方が濃くなってしまったせいか、その程度の話しか聞いていませんでした。私が生まれたときに住んでいた家は横浜市保土ヶ谷区岩井町保土ヶ谷橋の交差点の近くです。震災当時も祖母はそこに住んでいて、床は抜けたものの、また修繕して住んでいたというわけです。B29による空襲も免れ、そ
安倍首相「先手の対策を」台風10号の接近を受け、政府は14日夕、首相官邸で関係閣僚会議を開いた。席上、安倍晋三首相(左から..........≪続きを読む≫[アメーバニュース]…しっかしまぁ、結構強烈な台風が来るもんですなぁ…予想進路上の地域では既に台風対策が着々と打たれ、甲子園も明日の試合は全部中止であります。毎年の事ながら、台風が来るとなるとあっちこっちで大騒ぎになるので他人事ではありませんが…台風といえば台風クラブ[DVD]4,568円Amazonと
こんにちは。行政書士もできる往年の映画ファンgonzalezです。訪問ありがとうございます。「第33回高崎映画祭」の上映作品を特集しているわけじゃないが、一本振り返るとその他色々に言及したくなるものだ。全く個人的な覚書きみたいな感じで。『止められるか、俺たちを』(‘18)119分梗概新宿のフーテン吉積めぐみ(門脇麦)は映画を撮るのが夢。知人の通称オバケから“若松プロダクション”を紹介してもらう。元組関係者だったという若松孝二(井浦新)を筆頭に、助監督の通称ガイラ、脚本家・沖島、
<第三訂>第一訂:GIF画像追加第二訂:RADWIMPSようつべ動画追加第三訂:神様ハミガキgif画像追加2019年6月30日(日)テレ朝系列で、よる9時~放送!映画『君の名は。』新海誠監督『天気の子』公開を記念してあの日本映画史に残る大ヒット作を放送!この夏、また日本中が恋をするココから先は、ようつべ動画を再生させてからブログを見てね↓<お・ま・け>音楽と画像が全く関係ないのにしっくりくる実例↓龍驤さん&いくちゃんのハミガキオリジナルgif画像では何故か音