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これまでも何度か書いてきましたが、翻訳の勉強を始めた最初の3年間、私は「フェロー・アカデミー」というスクールに通いました。翻訳専門校フェロー・アカデミー1975年創立の翻訳学校。実務翻訳、出版翻訳、映像翻訳の翻訳3大分野で基礎から上級まで多数の翻訳講座を用意。通学・通信講座とも充実のラインナップで最適な学び方を選べます。プロ翻訳者による指導と仕事獲得への強力サポートでプロに導きます。www.fellow-academy.comこちらでは、1年間字幕と吹替について基礎的な学習を
翻訳という仕事は実に孤独です。会社なら同僚や先輩に仕事のことを相談したりできますが、フリーランスというのは基本的にひとりで仕事をするので、なかなかそういう機会がありません。「翻訳者になったはいいものの、悩みを抱えている」という人にピッタリの講座が、かつて私が通っていた翻訳スクールで開催されます。①<特別講義>映像翻訳ビジネスの新・常識~ポスト2020を生き抜くフリーランスの備えとは?~講師:新楽直樹(日本映像翻訳アカデミーグループ代表)日時:2020年2月1日(土)10:
皆さまご無沙汰していますお元気ですか?2020年が皆様にとって、実り多い1年になるよう願っています。今回はちょっとしたお知らせです。日本映像翻訳アカデミーで、映像翻訳者を目指す方、すでに活躍されている方を対象にした2つの特別講座が2月に開催されます。1つ目は2月1日(土)に開催する特別講義映像翻訳ビジネスの新・常識~ポスト2020を生き抜くフリーランスの備えとは?~これから安定的に仕事を受注したい方にとって有益な情報が満載なのですが、とりわけ「映像翻訳スキルの魅力的
映像翻訳Web講座ベーシックコース修了後、プラクティスコースへ2013年にアルクの映像翻訳Web講座ベーシックコース(45,572円)を受講しました。過去の記事>映像翻訳通信講座のベーシックコース修了迷ったのですが、引き続きプラクティスコースも受講しました。2013年~2014年の頃だと思います。映像翻訳Web講座プラクティスコース100,572円(税込)もう5年も前なので細かなことは覚えてい
いつもご訪問いただきありがとうございます。この度、私がマネージャーを務めていたJVTAロサンゼルス校のFacebookでコーナーを担当することになりました。タイトルは、「教えて!彩乃さん~アメリカでのキャリアと生活のヒント~」今後はそちらでの発信をメインさせていただきます。ぜひチェックしてくださいね学校の情報はこちらロサンゼルスで映像翻訳を学びたい方
5月12日(日)は母の日でしたね。日頃は言えない感謝の気持ちを伝えましたでしょうか。日本では、カーネーションを送る日って感じの母の日ですがアメリカでは、「すべての女性のための日」というニュアンスで実の母だけでなく、妻にも花束やギフトを送ります。そして、ステキなレストランに招待して家族みんなで食事をするというのも定番。バレンタインデーに次ぐ繁盛期で母の日に暇なレストランは終わっているという感覚です。我が家は、実家の母を招待して、夫が自宅で寿司を握ってくれました。勝手に料
映像翻訳者は、映像媒体だったら何でも翻訳します。先週はリアリティショーを訳していたかと思えば今週は歴史ドキュメンタリーを翻訳したりとジャンルを選ばないことが多いです。なので「好奇心旺盛な人」が向いています。長年キャリアを積めば、得意分野が出てくると思いますが最初は、いただける仕事は何でも二つ返事で引き受けますのでどんな内容の作品があたるか分かりません。世の中の森羅万象すべてに通じていればいいのですがそうもいかないので、翻訳者はそれはそれは大量の調べものをします。これが
映像翻訳者だけでなく、翻訳者の作業は基本的に細かいものが多いですから「細かい人」は翻訳作業には向いていると思います。誤字脱字や変換ミスがあるなんて論外ですし数字が間違っていたりという凡ミスも絶対ダメです。また、スポッティングと言って映像のタイミングを0.2秒単位で取っていく作業もあるのでおおざっぱなで、ケアレスミスの多い人は要注意。こういうと「私は、テキトーな性格だから翻訳は無理だわ」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません!かくいう私も決して細かくはあ
今年のアカデミー賞が発表されました。映画好きなら、結果が気になりますよね。日本人監督の作品もノミネートされていましたが、やはりなかなか取るのは難しいものです。私がマネージャーをしていたjvtaのロサンゼルス校では、講師のご好意で、関係者ではないと行けないような映画イベントに留学生が連れて行ってもらえることがあります。試写会やq&aなどがあって、キャストや監督、プロデューサーが登場することもあるんですよ。先日は『ボヘミアン・ラプソディ』のイベントがあり、今回、主演男優
みなさん、アニメや漫画は好きですか?全米だけではなく、世界で日本のコンテンツの人気は上昇する一方でロサンゼルスで開かれるイベント〝AnimeExpo"は毎年たくさんの人で溢れるほどです。最近、ハリウッドにあるJapanHouseのギャラリーでは漫画家の浦沢直樹さんの展示会が行われています。詳細はこちら漫画好きでなくても、浦沢さんの名前を聞いたことがあるはず詳しくない人でも楽しめる仕掛けもあるようですよ。JapanHouseは、日本の文化や芸術を広める活動をする団体
映像翻訳者だけでなく、翻訳者に必要な大事なスキルに「リサーチ力」があります。調べもののスキルですというのも翻訳の仕事の半分は調べものと言っても過言ではありません。特に、ジャンルや専門分野を決めないで映像媒体であれば何でも対応する映像翻訳者は毎回の仕事で調べることが山のようにありますでは、いったい何を調べるのか。今日からは翻訳者が調べるべきことをお話します。まず1つめは、人名の表記です漢字、カタカナ、ひらがななど、どの文字を使ってどう書き表すかのことを「表記」と言い
映像翻訳者という職に就いている人は世の中でもそんなに多くないわけですがどんな人が映像翻訳者に向いているでしょうか。映像翻訳者になるのに必要な要素を考えてみたいと思います英語の作品を日本語字幕にする場合英語が分からないと話になりません。ただ、映像翻訳の場合、普通の人の話し言葉を訳すので必ずしも文法的に正しい文章ばかりではないですしユーモアやジョーク、時事ネタが頻発しますので英語圏の文化への理解がないと誤訳につながりますTOEICや英検などのスコアが高いだけで
前回は吹き替えの種類をお話しましたが今日は、日本語字幕のルールを。少し英語がわかる方だと、映画やドラマの音声と聞きながら日本語字幕を見て「全然違うじゃん」と思うこともあるかと思います。もちろん英語のセリフのすべてを訳すことができたらいいのですが日本語字幕にはいろいろルールや制限がありなかなかそうもいかないのですまず大きなルールが1秒4文字。日本語字幕の文字数制限は2種類ありますが1つめがこの「1秒4文字」ルール。原音のセリフ1秒につき、日本語字幕は4文字までと決まって
今日からは映像翻訳の話を。映像翻訳とは、映像媒体を翻訳することですがその手法には「字幕」と「吹替」の2種類があります。字幕はみなさんもよくご覧になると思いますが吹き替えにはさらに「ボイスオーバー」と「リップシンク」の2つの手法があります。ボイスオーバーとは、原音の音量をうしろのほうで小さく残しつつそこに日本語音声を被せる方法。テレビのニュース番組やドキュメンタリー番組でよく使用されます。原音をすべて消して、日本語音声だけで放送するケースもありますが翻訳者の作業は同じ
overkillは本来は核兵器で破壊することを指し、過剰殺りくを意味する言葉ですが口語では、「やりすぎ」という意味で使われます。動詞よりも名詞で使うことが多いですね。例えばItwasabitofoverkill.「それはちょっとやりすぎだよ」などと使えます。overが最初に来ると「~しすぎ」という意味なのでoverworkは「働きすぎ=過労」overdoseは「投薬しすぎ=過剰摂取・過剰投与」など他にもいろんな表現があります9月30日(日
日本ではあまり見かけないのが肉厚ステーキ。日本のステーキ肉はどうも薄くて小さいです…。コストコなどでは巨大なお肉を見かけますがTボーンなど大きな骨付きビーフを見ることはなかなかないですね。薄切り肉ばかりで、肉の塊が少ないのが残念です。アメリカだと、いろんなグレードのお肉が大きなサイズで売られていて、自宅のキャストアイロンスキレットでステーキを焼いて、赤ワインと一緒に楽しんでました。ステーキは厚いほうがおいしいんだからもっと分厚く切ったお肉を売ってくれたらいいのに!
日本でなかなか手に入らないのがチーズですがその中でも食べたいのがWholeFoodsというスーパーで売られているトリュフ入りゴーダチーズ(TruffleGouda)!トリュフの香りと、香ばしいゴーダチーズとの相性が抜群でいつもワインのお供に食べてました。チーズすべてが高額なのですが、気に入っていたメーカーのチーズは手に入らず、かといって郵送してもらえもせず、ワインを飲むたびに恋しく思っています…。9月30日(日)に日本映像翻訳アカデミーで行われるイ
私も長年、映像翻訳や通訳に携わっていますが、語学力だけを武器にやっていくには難しいことを痛感しています。もちろん、ある程度の語学力は必要ですがそれ以上に、文化背景の理解や日本語力、専門分野の知識などが重要たとえば、海外ドラマに字幕を付ける時に明日シーンでその国で親しまれているお菓子の名前が登場したとします。そうすると、こんなことを考え始めます。そのお菓子が何なのか?その国の人たちにとってどんな存在なのか?商品名をそのまま出して、日本の視聴者は分かるのか?それ
アルク&JVTAが提供している映像翻訳の通信講座を受講中です。今日ようやく、12回目の課題提出。ようやく半年間のプラクティスコースが修了します。ベーシックコースよりももっと踏み込んだコースなので、マイペースに取り組みつつ楽しく学ぶことができました。ボイスオーバー、字幕、リップシンク(いわゆる吹替)を日本未公開の三つの映像素材を使いながら満遍なく学べるコースです。ドキュメンタリーにはドキュメンタリーなりの、ファンタジーにはファンタジーなりの、ホラーにはホラーなりの、表現をする面白さや難しさがあ
私がマネージャーを務めていた日本映像翻訳アカデミーのロサンゼルス校で2つのセミナーが開催されます。どちらも無料なので、お近くの方はぜひ参加してください。詳しくはこちら日本映像翻訳アカデミーロサンゼルス校特別セミナー
"etal."はetaliiなどの略で、英語ではandothers、日本語では「~その他、~など、~たち」の意味です。発音は/ɛtˈɑːl(エトール)。3名以上の名前を列挙したい場合に、人名の後にetal.とつけます。裁判資料や英語の文献にはよく出てきます。学校の情報はこちら
freakoutで「ビックリする、慌てる」という口語表現。Don'tfreakout,it'snothing.「大したことないから、ビビるなよ。」Shewillfreatoutwhensheseesit.「彼女が見たら、驚くよ」似たような表現にflipoutもあります。flipoutで「パニックになる」という意味です。Hewillflipoutifhefindout.「彼に見つかったら、怒るよ」ぜひ使ってみてくださ
i.e.はidestの略で、英語ではinotherwordsに当たります。日本語では「すなわち、言い換えれば」の意味です。見たことある方もいるかもしれませんね。ちなみにcf.はconferの略で、「参考」という意味。こちらもよく使います。学校の情報はこちらロサンゼルスで映像翻訳を学びたい方