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少し早めのお知らせとなりますが大阪院に新しいドクターが入職いたします。勝部元紀先生です。医学博士でいらっしゃり日本形成外科学会形成外科専門医、日本頭蓋顎顔面外科学会専門医、日本創傷外科学会専門医でもございます。京都大学医学部付属病院の形成外科に在職で来月より月2~3回、不定期の土曜日ではございますが大阪院で診療を行っていただきます。二重まぶた形成や眼瞼下垂症修正などの目の治療お鼻の治療、ボトックス、ヒアルロン酸注射、ほく
5ヶ月前に他院で鼻中隔延長術を行い、想像以上に鼻尖が延び過ぎたため高さを残しつつ自分らしい鼻に戻すことを目的として当院に来院されました。鼻尖と鼻柱が突出し、鼻尖の皮膚が伸展されていました。横から見ると鼻柱側の鼻穴の中が見え、鼻柱は太くなっており、5カ月間マスクが外せなかったとのことです。患者様は元々鼻尖が低かったため、鼻先が高くなることを希望しましたが、鼻尖を伸ばし尖らせることは望んでいなかったそうです。当院における手術前に画像シミレーションを使
鼻の美容手術における修正時期についてです。修正は瘢痕が落ち着いたのち術後4~6ヶ月以降と言われますが、明らかに鼻尖が高い、鼻先が延び過ぎた鼻尖や鼻柱が大きく傾いている・・・などの症状がある場合は早期に行ってもよいでしょう。この患者様は昨年11月27日と今年1月15日に紹介した患者様のその後の経過です。このケースは他院で鼻中隔延長術を受け、術後16日で当院で修正を行いました。術後早期の修正術に踏み切った理由は以下の通りです。①鼻尖が過度に延ばさ
3年前、他院で鼻尖をすっきりさせるために鼻先の脂肪を切除した上、鼻翼軟骨を切ってその軟骨を中央で縫合する手術を受けました。ところが鼻尖と小鼻の境界がへこみ、鼻尖が下方に延び過ぎたため修正希望で来院されました。オープン法で切開し、切られた鼻翼軟骨周囲の瘢痕を切除し、切断された軟骨を元に戻しました。↓術前斜位↓術後1週間延び過ぎた鼻尖は後退しました。↓術前側面↓術後1週間鼻翼軟骨の中央での強固な縫合を除去したため鼻尖が挙がり、鼻背
他院で隆鼻術を行い、鼻根から鼻尖にゴアテックスが使用されました。術後の鼻の硬さに違和感を感じ、抜去を希望されました。ゴアテックスは組織との癒着が著しく、抜去するときは丁寧な皮下剥離が必要です。癒着が強いと皮膚側がダメージを受け、術後に皮膚の血行障害を発症します。↓術前写真ゴアテックスで鼻の皮下がかたくなっていました。↓抜去したゴアテックスゴアテックスが皮下に強く癒着していたため鈍的に剥離しました。この部位は術直後より暗紫色となり、
ニキビ肌・脂腺肌の患者様が団子鼻の治療のため来院されました。鼻の毛穴はひろがっており、脂腺の活動で毛穴に皮脂がたくさんつまっていました。そのため化粧は苦労されていたようです。団子鼻の治療は大鼻翼軟骨の頭側減量、左右に開いた内側脚の間と皮下にある脂肪の減量、中間脚の閉鎖、軟骨移植でした。鼻翼軟骨のアーチは鼻孔の形態にとって大切なので離断することはありません。手術より半年が経過し、経過観察のため来院されました。↓術前正面↓術後
他院でプロテーゼ挿入と鼻尖形成を行ったのですが、鼻先が大きく、かたい印象があり、当院に来院されました。鼻根から鼻背は細いプロテーゼに交換し、瘢痕は無理のない程度に減量しましました。また鼻尖は鼻翼軟骨形成術+軟骨移植術で修正を行いました。↓術前正面↓術後60日瘢痕の増殖で左鼻尖部が膨隆していましたが改善しました。また鼻翼軟骨形成を行ったことですっきりした鼻尖・鼻翼になりました。↓術前斜め前から↓術後60日鼻尖はやわらかな
鼻中隔軟骨と耳介軟骨で鼻中隔延長を行った患者様です。術後2週間で腫れが軽快し、その2週間後の定期診察では鼻尖がやや膨れた印象でした。瘢痕の増殖を疑い、テープによる圧迫を続けて頂きました。術後6週間やや改善したものの鼻尖の両側の皮下がかたくなっていました。これは瘢痕であり、鼻の手術ではそれほど珍しいことではありません。圧迫で軽快することが多いのですが、増悪する場合はステロイドの局所注射も検討が必要です。↓術前正面↓術後6週間
目の下のたるみ(バギーアイ)が気になり、来院されました。下の睫毛の下側で皮膚を切開し、①たるんで出てきた眼窩内脂肪を骨膜に固定②目のまわりにある筋肉(眼輪筋)を引き上げる③下まぶた外側のたるんだ皮膚を切除・・・以上によってアイリフトを行いました。画像はフラッシュなしです。↓術前正面↓術後3ヶ月↓術前左斜め前から↓術後3ヶ月↓術前右斜め前から↓術後3ヶ月切開したキズはほとんどわからなくなり下まぶたのたるみ
今日は大阪に第60回形成外科学会総会に行ってきました〜〜(4時半起き!)今日の朝食↓やっぱり美味しい〜〜会場に到着して、↓大学病院時代の同僚だった女医お二人と、相変わらず、お二人とも美人ですね〜〜〜次に、講演合間の展示場でお会いした、、大学時代の同級生である沖縄老舗の当山美容形成外科副院長:当山拓也先生と!そして、展示場を出ると、、↓以前からご挨拶したかった、札幌Vogueの前田拓摩院長と、実は前田先生はベストボディジャパンミスターモ
他院で鼻中隔延長術と鼻根から鼻尖にゴアテックスプロテーゼ挿入術を受けました。①アップノーズによって鼻穴が見えており、改善したい②鼻根から鼻背に入っているゴアテックスが太いのでもう少し細くしたい・・・といったご希望で来院されました。以上より再度鼻中隔延長を行い、ゴアテックスを減量しました。通常感染の発症を考え、鼻に入っているプロテーゼを減量して再度挿入することはありませんが、今回は術前の話し合いを十分行った上、そのゴアテックスを再度使いました。
【他院での手術】異種軟骨によって鼻中隔延長術と同時に鼻翼軟骨を切ってより鼻を高くする鼻尖形成が行われていました。【来院目的】術後1ヶ月鼻中隔延長術を行ったにもかかわらず効果がなかった上、鼻尖の一部が凹んできたので入れた軟骨の除去とキズの治療目的で来院しました。患者様は入れた軟骨を除去したあと、同時に鼻尖の高さを維持する手術を希望されましたが、ご家族より「修正手術の必要はない。軟骨を取り除く手術のみを行って欲しい。」と申し出があり、軟骨除去術と右鼻
海外で他人の軟骨を使い鼻中隔延長術を行った方の経過報告です。【来院目的】鼻尖が期待以上に大き過ぎた。高過ぎた鼻によってつっぱり感と圧迫感が出現し、他人の軟骨を使ったことに違和感がある。すべて取り除いて、自分らしい高さの鼻を希望。【アドバイスと手術】鼻中隔延長では延長に使った軟骨をすべて取り除くと元より低い扁平な鼻になってしまいます。このような場合鼻中隔軟骨は延長術によってやわらかくなっており、周囲は瘢痕と癒着で新たな延長部を探すのは困難です。
手術したことが気づかれない程度に団子鼻の治療を希望されました。術後2ヶ月で手術した部位に瘢痕を認めましたが、テーピング圧迫固定で術後3ヶ月時には軽快しました。↓術前正面↓術後3ヶ月↓術前右からの斜位‐①↓術後3ヶ月↓術前左からの斜位‐②↓術後3ヶ月↓術前下から↓術後3ヶ月患者様の下から見た写真でも判るように鼻翼軟骨の形成で鼻穴のかたちがすっきりした上、鼻尖は小さくなり、患者様はさりげ
鼻翼軟骨形成術鼻尖と鼻柱上部に耳介軟骨移植術鼻根から鼻背にI型プロテーゼ挿入術を行いました。鼻の手術より1年3ヶ月が経ち、別件で来院されました。手術した部位は正常な皮膚とほとんど同じ程度のやわらかさであり、明らかな瘢痕はありませんでした。↓術前正面↓術後1年3ヶ月↓術前右からの斜位↓術後1年3ヶ月↓術前左からの斜位↓術後1年3ヶ月すっきりとした鼻になりました。銀座すみれの花形成クリニック院長横
1年6ヶ月前に他院でI型プロテーゼ挿入術、鼻尖縮小術、鼻翼縮小術を受けましたが、鼻背と鼻尖が太いため修正希望で当院にお越しになりました。そのため細いプロテーゼに交換、鼻尖部瘢痕切除、鼻翼軟骨形成、細い耳介軟骨の移植によって、鼻背から鼻尖にかけて減量を主体とした修正手術を行いました。↓術前↓術後50日術後の写真は患者様がメイクをしています。鼻のボリュームが減量できたことで、「口元の魅力が増した」とスタッフが感心していました。鼻の形が
以前幅広い二重を全切開法でつくり、その後二重幅を狭くするため埋没法を行いました。ところが全切開のあとがくい込んでいたため、2本の二重ラインができてしまいました。なお全切開のラインは瞳孔上の睫毛から16㎜でした。↓術前上の二重ラインが全切開によるもので、下が埋没法によるものです。特に全切開線は強固に皮下組織にくっついており、埋没法を行ってもそのラインが消えませんでした。以前の全切開では皮膚切除も行われており、今回は皮膚切除が不要で、癒着部を
他院で鼻中隔延長を行ったのですが、鼻先が高過ぎた上アップノーズになったので修正希望で当院にお越しになりました。既に鼻中隔延長が行われていたのですが、軟化してない鼻中隔軟骨を採取し、新たな方向に延長を行いました。↓術前斜めから↓術後2週間↓術前横から↓術後2週間初診時左鼻尖部にへこみがあり同部位に砕いた軟骨の移植も行いました。また瘢痕の増殖が著しく、今回の手術では可能な限り線維組織を減量しましたが、今後瘢痕の増殖の可能性があり
鼻尖縮小術をお受けになった患者様が経過観察のためクリニックにお越しになりました。↓術前正面↓術後2ヶ月↓術前斜め前から↓術後2ヶ月↓術前下から↓術後2ヶ月順調な経過です。銀座すみれの花形成クリニック院長横山才也日本美容外科学会(JSAPS)専門医日本形成外科学会専門医ホームページhttp://ginza-sumirenohana.com/修正再建手術専門サテライトhttps://ginzasumirenohan
他院で鼻中隔延長術を行ったのですが、希望より鼻尖が高く、鼻柱が傾いていたため、当院を受診しました。前回の手術痕を切開し、延長部の修正を行いました。↓初診時↓修正手術より2週間後鼻尖部は瘢痕の増殖で太くなっていたため、線維組織の減量術も行いました。術後2週間であり、再度瘢痕が増殖しないように内服治療とテーピングによる圧迫固定を行っています。銀座すみれの花形成クリニック院長横山才也日本美容外科学会(JSAPS)専門医日
鼻尖中央を細くしたいと仰る患者様が多いのですが、この患者様は鼻尖部のボリュームを残しつつ、鼻尖を下方に向けることを希望されました。そのため鼻尖部の脂肪切除は行わず、鼻翼軟骨形成を行った上、鼻尖と鼻柱上部に耳介軟骨を移植しました。↓術前正面↓術後6ヶ月↓術前右斜め前から↓術後6ヶ月↓術前側面↓術後6ヶ月術後6ヶ月が経ちましたので経過観察を終了しました。銀座すみれの花形成クリニック院長横山才也
団子鼻に対して、鼻尖部の皮下脂肪を減量し、鼻翼軟骨を中央に縫合しました。術後の経過です。術後1ヶ月、術直後に比べ、鼻尖が大きくなったのは瘢痕の増殖のためです。これははごく普通の経過であり、脂肪を減量することによって皮下に線維組織が増えるためです。術後2ヶ月になると鼻尖の大きさに変化がなくなりました。瘢痕の増殖が止まったためです。この患者様は術前よりリザベンを内服しており、術後は指導した通りテーピング固定も行っています。瘢痕の増殖
海外で鼻根から鼻尖にゴアテックスを入れた上、鼻中隔延長術を行い、鼻が想像以上に大きくなったので来院されました。また使用する軟骨が他人の軟骨であると術前に説明を受けていたのですが、帰国後不安になりすべての摘出を希望されました。↓摘出した異物①②は他人の肋軟骨で鼻中隔延長に使われていました。特に①は太く、鼻尖が太くなっていた原因でした。③④はゴアテックスで、鼻根から鼻尖にかけて入っており、2枚重ねになっていました。↓術前斜め前から↓術後2ヶ月他
鼻尖縮小術、軟骨移植術、小鼻縮小術を行った患者様の術後経過です(修正の患者様ではありません)。↓術前の正面↓術後8か月鼻柱上部に軟骨を移植することで鼻尖が下がった印象になりました。小鼻は鼻翼基部の外側と内側を切除しました。↓術前の斜めから切除部位↓術後8か月鼻翼基部外側の縫合あとは目立ってませんでした。↓術前下から↓術後8か月団子鼻は改善しました。またオープン法や鼻翼基部のくちびる側や内側のキズあとも判らなくなりました。
5年前、他院で上顎骨と下顎骨の骨切り術を受けたのですが、術後に鼻尖が頭側に移動し、鼻先が扁平に見えるようになったそうです。患者様のご希望は頭側に移動した鼻尖を下方に向けることで、CT検査を行ったところ鼻中隔軟骨は大きく偏移してました。手術はオープン法によって、鼻中隔軟骨の偏移を整復した上、延長術を行いました。↓術前正面↓術後2週間↓術前斜め前から↓術後2週間↓術前側面↓術後2週間術後2週間のため腫れが残っ
4月29日に紹介した患者様の術後6ヶ月です。過去に2回の鼻尖形成術を受けたのですが、満足いく結果が得られず、当院を受診されました。1回目の手術は鼻翼軟骨の頭側をスリット状に切断し、ナイロン糸で軟骨を縛ったそうです。2回目の手術はその1年後で鼻尖部に耳介軟骨を移植したようです。この患者様は鼻尖や鼻柱を下方に伸ばすことは希望されておらず、鼻尖が前方に高くなり、すっきりした鼻になることが希望でした。そこで鼻中隔延長による鼻翼軟骨の前方移動を
他院で鼻中隔延長術とゴアテックスによる隆鼻術を行ったのですが、術後感染でアップノーズになってしまい、当院に治療目的で来院されました。初診時感染から1ヵ月であり鼻先を中心に皮膚と皮下組織の硬化があり、修正手術は瘢痕がやわらかくなってから行うことになりました。感染より6ヶ月後、鼻先、鼻背はやや硬かったのですが、瘢痕の増殖期も過ぎたようで、修正手術を行うことにしました。患者様が気にされていたのはアップノーズで、鼻の穴が前方から見えるようになり、マ
9月27日に紹介した患者様のその後の経過で、術後50日になりました。この患者様は小鼻の垂れ下がりが気になり、小鼻縮小術を希望されていたのですが、鼻尖を斜め下方に延ばすことで小鼻が上方に挙がったように見える鼻翼軟骨形成・軟骨移植術を選択しました。また鼻先が細くなることに抵抗があり、むしろ鼻尖のボリュームを維持し、小鼻を小さく見せることも希望されました。そのため鼻尖部の皮下脂肪切除や大鼻翼軟骨頭側の切除は行いませんでした。術後2週間の診察時は手術の
下眼瞼の結膜に謎のキズ跡があった患者様についてです。3年前に腱膜前転を同時に行う全切開重瞼術を受けたのですが、徐々にまぶたが下がり、重瞼ラインの下にはシワも出現しました。この症状について別の美容クリニックに相談に行ったところ重瞼については何も言及せず、目を大きくするために垂れ目形成を勧められ、手術を受けることになりました。ところが術後垂れ目になった印象はなく、術前とほとんど同じ状態でした。そのため二重ラインの修正と垂れ目形成の希望で当院を受診しました。
他院における複数回の手術とヒアルロン酸注入によって鼻翼軟骨の変形と瘢痕増殖を発症したケースです。6年前、大手クリニックでL型プロテーゼを挿入し、アップノーズになったため3年前に抜去術を受けました。この時点で鼻翼軟骨に損傷が既にあり、アップノーズになっていたと考えられます。1年前鼻先のボリュームがないため、他院にて鼻尖部にヒアルロン酸を注入しました。L型プロテーゼによって鼻翼軟骨中間脚が開いていた可能性があり、そこにヒアルロン酸を入れることで益々、鼻翼軟骨の変