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「文章のTPOを使い分ける」とは、Time(時間)、Place(場所)Occasion(場面)に合わせて、言葉づかいやトーンを変えること。同じ内容でも、場面によって適した表現は変わります。きっと、無意識でやっている人も多いんじゃないかな。わかりやすいのは、友人仕事相手家族同僚上司お客様それぞれの相手に対して、自然に文面を変えているはずそれが、TPOを考えるということです。もしできていないという人は、これを心がけるだけでも文章力が上がりますよ。例えば、友人
「文章に表情が出る」「リズムが生まれる」などと、文章について表現されることがありますが、それは言葉の選び方だったり、文末の工夫で文章の印象が変わるということです。その中でも、動詞を上手に使うこと文章に表情が出ます。動きがよくわかるというか、読者が場面を想像しやすくなり、共感できるようになるんですね。とくに意味の広い動詞は、使い分けるようにしましょう。例えば、「絵を見る」という文章なら、じっくり眺めている瞳に写している真剣に見つめているなど
文章をわかりやすく書くコツとして有名なのが「5W1H」。このブログでも、何度か紹介したことがあります。「いつ・どこで・だれが・なにを・なぜ・どのように」。この6つを意識するだけで、文章の情報は一気に整理されます。例えば、「セミナーを開催しました」だけでは情報不足です。・いつ?→2月15日に・どこで?→東京駅前の会議室で・だれが?→私が主催し・なにを?→文章力アップ講座を・なぜ?→ブログの集客を強化するために・どのように?→少人数制で開催しました
様々なシーンで使われる「なります」という言葉(文末)。ですが、意外と間違って使っているのを見かけます。例えば、よく使われる挨拶の「お世話になります」。これは話し言葉です。メールや文書では「お世話になっております」が正しい丁寧語。同じ間違いに、・こちらが新しい商品になります・本日の担当は山田になります・この作品は、当映画館のみでの放映になりますこれらの文章もよく見かけますが、書き言葉では・こちらが新しい商品です・本日の担当は山田です・この作品は、当映画
日曜日なので、こんな記事もありかな。日曜日の朝は、「整える」時間にしてみませんか。文章力ひとつを取っても、文章力を上げる方法の多くは、「書く前の習慣」にあります。まずは、机を拭くこと。散らかった机のまま書くと、思考も散らかりやすくなります。資料やマグカップを一度端に寄せ、机をさっと拭くだけでも、頭の中は整理されます。次に、スマホをOFFにするか、別の場所に置くこと。通知が来るたびに、集中は途切れます。きっと覚えが多い人もいるんじゃないかな。やっぱ
文章を書いていると、つい使ってしまうのが「名詞+する」という表現。「感動する」「反省する」「期待する」「開始する」「多用する」など、こういう文章ですね。意味は通じますが、どこか硬い印象になりがちです。ブログやSNSなど、やわらかく読みやすい文章を目指す場合は、「名詞+する」はできるだけ具体的な動詞に言い換えるのがおすすめ。こう書き換えるほうが、読者に動きが見える言葉のほうがイメージをしやすいからです。例えば、・「激励する」→「励ます」・「開始する」→「始め
文章を書くときに便利な表現の一つが「かなり」です。「かなり、多いんです」「かなり、すごいんです」「かなり、大きいんです」こういう文章、書いていないですか?でも、この「かなり」って、いったいどれくらいなのかわからないですよね。これが会話なら、表情や声のトーン、ゼスチャーなどでニュアンスは伝わります。ですが文章表現では、具体的に書かなければ読み手にはイメージが届きません。例えば、・かなり人が多い→開場30分前なのに、すでに100人以上が列を
文章力を上げたいと考えたときに、「主語と述語のねじれ」に気づくのはとっても大切。とくに日本語は、主語と述語をどこに置くかで文章の意味が大きく変わることがあるので、要注意です。また、読者が読んでいてややこしく感じることがないように、まとめられる主語や述語はまとめてしまうのも大切でしょう。例えば、・彼女は本を読んでいる・彼は本を読んでいるこの2つの文章は、述語が同じなのでまとめることができます。→彼女も彼も本を読んでいる。述語が同じ「読んでいる」な
読みにくい、または続きを読みたくなるなる文章の原因の一つに、どうしても書き出しが長くなってしまうというパターンがあります。本題に入る前に、何か一言添えないといけない気がする。そんな心理が働いてしまうのは、よくあること。前置きそのものが悪いわけではありませんが、長くなりすぎると文章全体が重くなったり、文章に自信のなさが出てしまうことも。例えば、・今日は天気がいいので、なんだか気分がよくて・最近、いろいろ考えることがあって・突然ですが、ふと思い出したことがありますこんな書
改めて説明するまでもありませんが。「五感」とは、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の5つを指します。この五感は、文章表現を一気に豊かにしてくれる、強力なツールでもあります。例えば、何かを紹介するときに、ただ事実だけを書くよりも、見た目・音・香り・味・手触りを意識して書くだけで、文章は驚くほど伝わりやすくなります。「良い香りがします」と書くよりも、「大きなユリの花がふわっと香る」「甘くて少し大人っぽい香水の香りが漂う」と書いたほうが、読者はその場面を具体的に想像で
あるブログ記事を読んでいて、気になったことが。文中に、「誠実」という言葉が何度も繰り返し使われていたんです。誠実な対応を……誠実な言葉で……誠実に向き合って……誠実な態度が……誠実が一番……書き手が「誠実さ」を大切にしているのは伝わります。ですが、同じ言葉が何度も続くと、読み手によっては「またか」と感じてしまいませんか?文章は、伝えたい思いが強いほど、単調になりやすいものです。本来「誠実」という言葉の意味はとても広く、奥行きのある言葉。だか
今日は、「!(ビックリマーク)」の扱い方について。※「感嘆符」とも言います「!」は、驚きや強調、感情をストレートに伝えられる便利な記号。ですが、便利だからといって多用すると、逆に伝えたいポイントがぼやけてしまいます。例えば、こんな文章を見たことがないですか?・今日は新しいサービスを公開しました!!・本当にすごい内容です!!・絶対に読んでほしいです!!!一見、熱量は伝わりそうですが、読んでいる側はこう思います。「で、結局いちばん言いたいのはどこなの?」と
文章を書くときに、助詞の「は」と「が」の使い分けに迷ったことはないですか?どちらも主語の後につく助詞ですが、意味やニュアンスはまったく違います。何となく使ってしまうと、文章がわかりにくくなってしまう落とし穴になる助詞の代表を言ってもいいかも?例えば、次の2つの文章を比べてみましょう。・ようこさんが本を買った・ようこさんは本を買った一見すると、どちらも同じ内容に見えますよね。ですが、文章の中でどこに重きを置いているかが違います。この文章を分解す
今日は、「漢字を開く」ことについて。これ、文章を書くときに意外と意識しない人が多いんですよね。今はブログもスマホで書くので、変換に任せてしまっていて。なので、必然的に「漢字が多い」状態に。ですが、漢字が多いと単純に読みにくくなるなのるで、おすすめしません。できるだけ漢字にしなくても十分意味が伝わる言葉は、ひらがなに開きましょう。それだけで、文章全体がやわらかくなり、読みやすくなります。例えば、以下のような言葉を漢字からひらがなに開くといいですね。
今日は「小見出し」について。ブログ記事以外にも、レポートや書籍の原稿を書く場合には、文章はどうしても長くなります。そのために、話題が切り替わるタイミングで「小見出し」を入れるのが一般的。これは構成を整理するだけでなく、読み手にとっても大きなメリットがあります。例えば、小見出しがまったくない文章は、最初から最後まで同じリズムで読まなければなりません。一方、◎なぜ小見出しが必要なのか◎読みやすい文章に共通するポイントといった小見出しが入るだけで、読み手は一度呼吸を整え
今日は「の」の使い方について。文章がどこか幼く見える、読みにくい──その原因の一つが、意味のない「の」の多用です。話し言葉では自然でも、文章になると途端に幼稚な印象になってしまうのが、落とし穴かもしれませんね。よく見かける例としては、・コツをつかめば、上手に文章を書くのは難しくありません・ピアノを弾くのが趣味です・文章に「の」を使わないと、文章のレベルが上がります一見問題なさそうですが、「◯◯するのは」「◯◯するのが」という文章の「の」には、実はほとん
最近、いただいたメッセージで、ビックリするくらい敬語を知らない文章に出合いました。丁寧な文章を書くことは大事ですが、其中え間違った敬語を使っていたら相手に伝わらないので、注意が必要です。とくに、何かをお願いしたい内容のメッセージは、さらにきちんと敬語で書いた方が聞き入れてもらいやすいですよ。ここは、結果的に自分が損をするので、自分自身のためにも相手のことを思いやる文章を書けるようになっておきましょう。せめてこれくらいは知っておいた方がいい言葉を並べますね。何かを
今日は、「対立の文章」について。文章を最後まで読んでもらうためのテクニックの一つに、「比べる構造」があります。例えば、次のような対立する言葉を思い浮かべてみてください。・ビフォー/アフター・高い/安い・良い/悪い・美味しい/不味い・遅い/早い・綺麗/汚いまだまだあると思います。このように物事を二極化して書くことで、読者は「自分にとってはどちらだろう?」と自然に考え始めます。これが「対立の文章」の強さです。例えば、ダイエット記事のビフォー・アフタ
「読点過剰症候群」という言葉、私は14,5年前に聞いた覚えがあります。当時、「読点(、)の多い文章を揶揄するイメージで使われていたと思うんですが(そんな記憶が)、今は受け取られ方も少し変わってきているようですね。読み書きの困難(ディスレクシア)として判断されることもあるんだとか。それはさておき、確かに一つの文章に「、」があまりに多いと単純に読みにくいですよね。「、」が全くないのも読みにくいので、やっぱりいくらかのルールは必要なのでしょう。次の例文を比べてみてください。
文章に説得力を持たせたいとき、多くの人がつい使ってしまうのが接続詞の「つまり」。「つまり」は、本来それまでの内容を整理し、結論を明確に伝えるための言葉です。たとえば、・つまり、私の言いたいことは〇〇です・つまり、答えは△△になりますこのように、読み手に「ここが結論ですよ」と示す役割ですね。ところが、文章の途中で何度も「つまり」を使ってしまうと、どうなるでしょうか。【悪い例】「この方法は、時間がかからず効率的です。つまり作業負担を減らせ、
ずいぶん前に教えてもらったんですが、改めて見ても有効だと思うので、シェアしますね。キャッチコピーで有名な糸井重里さん、「ほぼ日刊イトイ新聞」有名ですね。文章術については、何度もいろんなところで話されているようなので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。<糸井式文章術5箇条>1.表現に凝りすぎないこと2.一生懸命、伝え方を考える3.身の丈に合った原寸大の文章でよし4.見出しのつけられない文章はダメ5.何度も推敲を重ねること「凝りすぎない」「一生懸命」「身の丈」「見出し」
少しずつ、少しずつですが、この「文章上達の秘訣」シリーズがGoogleに認められてきているようです。「文章上達の秘訣」と検索する人はまだまだ少ないもしれませんが、これもコツコツですね。今のところ、『【文章上達の秘訣】文章を最後まで読んでもらうための4つの工夫。』ブログ記事を含む、文章を書くうえで大切なのは、最後まで読んでもらえるかどうか。どれだけ内容がよくても、読まれなければ意味がないんですよね。実際、世の中には長…ameblo.jp『【文章上達の秘訣】かたい文章を
文章を書いていて、自分の気持ちを伝えたいときに必要なのが、感情表現です。ここで、どれだけのボキャブラリーがあるかを試されます。・楽しかった・嬉しかった・悲しかった・悔しかった・面白かった・腹が立ったなど、いろんな感情がありますが、これらの一言で済ましてしまえば、おそらく読み手にはほとんど伝わりません。・どう楽しかったのか・どう嬉しかったのか・どう悲しかったのか・どう悔しかったのか・どう面白かったのか・どう腹が立ったのかこれらを具体的に、そして事実をわ
仕事のメールに関して質問をいただいたので、今日はメールの流れについて触れますね。仕事相手に送るメールの文章は、当たり前ですが友達に書いて送るような内容はNG。お互いに仕事で忙しいのですから、なるべく相手の時間を奪わず、読んですぐに理解してもらえるように端的に書くのが理想です。その中でも、説得力を増すために必要な文章の流れがあるので、知っておきましょう。それが、「結論→理由→詳細」の流れです。例えば、「◯◯社からの見積りの件ですが、今回は見送ることにしました。(←結論)
「させていただきます」という言葉、ずいぶん市民権を得ましたね。私はライターなので、以前は違和感でいっぱいでした。広辞苑には、「『させてもらう』の謙譲語で、相手の許可を得て恩恵を受ける状況で使われる表現」と書かれています。でも、今って何でもかんでも「させていただきます」って書いたり話したりしている気がするけど、どうなんでしょう。時々見かける間違った表現は、「やらさせていただきます」「使わさせていただきます」「買わさせていただきます」などの、敬語のつ
こんな質問が来ました。「メールを送るときに、書き出しを『いつもお世話になっています』という挨拶しか思い浮かばないのですが、別の言葉でちょっと気の利いた挨拶はないでしょうか」なかなかこんな質問は届かないので、少し考えてみました。そう言われれば、私もメールは「いつもお世話になっております」と書くことが多いですね。こういうことを考えるのも文章の上達につながりますね。コミュニケーションにも良いし、いいことだらけ。以下、こんな挨拶はどうでしょう?ということ
「説明文を書くのうまく書けないんです」先日お会いした方から、こんな相談を受けました。そのときに、私から一つ質問をしてみました。「ジャンケンの“チョキ”の指の形を文章で説明するとしたら、どう書きますか?」その方は少し考えてから、「人差し指と中指を立てて、残りの三本の指は曲げてまとめます」と答えてくれました。どうでしょうか。説明としては間違っていないし、事実も正確です。けれど、これをより伝わりやすい説明文にするなら、もう一工夫できます。例えば、
文章が長くなってしまう原因の一つに、つなぎの言葉を無意識に使いすぎていることがあります。今回は、文中であまり多用しないほうがいい言葉について整理してみましょう。接続詞ではないものの、文章と文章をゆるくつなぐ言葉として、使われがちなのが、・~とか・~って・~だし・~だけどといった表現です。会話では自然に聞こえるこれらの言葉ですが、文章で使いすぎると冗長で締まりのない印象を与えてしまいます。例文を見てみましょう。「この講座は、文章の基礎
文章は書き出しが大事だとよく言われます。もちろん、私もそう思います。いつも同じ挨拶で始まったり(これはブログ初心者はありですが)、「今日は……」「私は……」で始まっていたら、「ボキャブラリーがないのかな?」と思われたり、読者には飽きられてしまいます。そして、書き出しと同じように大事なのが、文章の終わり方。記事の内容にもよりますが、・続きを期待させる・清々しい気分で終わらせる・余韻を残す・温かい雰囲気を残すなど、理想の終わり方、読後感はいろいろあり
クライアントさんと話していて気づいたこと。意外とブログに、「書きたくないこと」を書いている人が多い。理由を聞くと、「けっこうアクセスが来るんです」「専門家だと思われたくて」「役に立つかなと思って」などと言われます。気持ちはわかるんですが、「書きたくない」と思って書いている文章は、気持ちが乗っていないことが多いので、あまりおすすめはしません。文章に無理があると、それは読み手に伝わるからです。「アクセスが来るテーマだから、楽しんで書こう」「専門