この交響曲は、シベリウスの生誕50周年の祝賀演奏会に初演される曲として作曲されました。自身の癌による死の恐怖から解放された喜びの中、散歩の途中でひらめいたという、伸びやかで祝祭的な曲調が感じられる曲となっています。しかしながら、作曲当時は、第1次世界大戦の最中で、ロシアの支配下にあったフィンランドでも国民の生活は苦しく、作曲は苦労した様です。何とか祝賀演奏会に間に合わせて、初演は大成功。それでも作曲者は満足せず、元々4楽章のものを現行の3楽章に改訂するという困難な作業に取り組みました。折しもその