25年ぶりに、Mが稽古に参加した。かつて若かった頃のMは基本を淡々とこなしていた。派手さはない。しかし一つひとつの動きに無駄がなく、特に受けからの返しには青帯とは思えない正確性と威力があった。Mといえば、かつて大きな外国人選手と試合をし、完璧な受けと返しで勝利したことを思い出す。体格差があっても、基本に忠実な受けで相手の攻撃を捌き、的確に返す。あの試合は、基本がどれほど大切かを教えてくれた。さて、久々に参加した稽古の場で、Mは自ら「伝説の青帯です」と言い放った。自分で言うのか。思わず心の中でツッ