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昭和37(1962)年12月、よいこの味方大蔵映画の新春第1弾強烈!世界女態と暴力特集!三本立ての新聞広告。国産の総天然色大蔵スコープ(いったいどんな上映形式なんだ?)の海女の怪真珠(小林悟監督)の「若い女体が乱舞する南の海!海底にねむる数億円の宝石!密輸団を追う國際警察!」なんて、盛り沢山にもホドがある、まるでスパイ映画さながらのコピーの魅力的なコトよ。一方、米国産の大蔵映画配給という売春姉妹の告白(W・マール・コンネル監督)もタイトルで社会派な匂いを漂わせつつ……とい
非行女高生のSEXと暴力の実態を暴く評判の<スケバン・シリーズ>一挙上映‼――。昭和48(1973)年10月、ドキュメントポルノスケバン(若林孟監督)、続スケバン(代々木忠監督)、新スケバン(代々木忠監督)を三本立てで一挙に上映してしまう日活系映画館の新聞広告。パンツ丸見えのハイキック姿の写真を見るだけで、とても観たくなってしまうのだが、同系統の映画を3本も続けて観るというのも、それはそれでしんどそうな気もするが果たして…。3作のうち、スケバンのみが若林孟監督で、続~と
昭和43(1968)年10月、成人映画のOPチェーンによる新作3本濃艶シリーズの新聞広告。三本立ての全作が天然色(カラー)作品という豪華仕様。ところが話はそんなに単純ではない。まず一番上、関東ムービー提供の現代くノ一肉地獄(向井寛監督)は、セクシー・カラーという方式。真ん中の葵映画提供初夜が憎い(千葉隆志監督=西原儀一監督の別名)はアオイ・カラー。一番下の六邦映画提供女のたこ部屋(武田有生監督)はピンク・カラーと、それぞれカラーの形式が違う。それぞれのカ
独立チェーン大好評!≪京浜縦断封切≫続々放つ成人映画の極秘版‼――。ちょうど60年前の昭和40(1965)年9月、成人映画の独立チェーンより『熱い悶え』(新東宝提供=大貫正義監督)と、『十代の呻吟(うめき)』(国映提供=梅沢薫監督)の二本立て新聞広告。『熱い悶え』の主演は内田高子と柳家小せん(四代目)。大貫正義監督は昭和34年公開の新東宝映画『東海道四谷怪談』(中川信夫監督)の脚本や、テレビ映画『ナショナルキッド』(昭和35年・NETテレビ)の主題歌作詞を手がけたこと
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ランクBの上生きる目標がみえない青年の心の彷徨を、淡々とエピソードを積み重ねて、映像表現に凝ったNHKドラマです。個性派の演技派俳優を揃えて美しい映像で主人公の青年の閉塞感を表現した実験的な要素のある作品です。天下?のNHK大阪が、斬新な新感覚的なドラマに挑戦した作品です。ATG作品に似ているように思いました。結果的に、一般受けは期待できない作品となっています。つまり、好みが分かれる
天王寺の記事の続きです。レトロな映画館です。検索してみたらチケット🎫は一律1,000円のようです。洋画と成人映画の映画館みたいですよ。洋画は他の普通の?映画館で放映されている映画とは違うようですね👀ここは裏天王寺と言われているらしい路地裏の飲み屋街みたいな場所です。昼間だったので信濃そばさん以外は閉まってました。飲み屋さんは夕方🌇くらいから開くんだと思います🍶´-🍻🍺アポロビルの居酒屋さんのようなお店でお昼ご飯を食べました。先日着服したお金でお支払い👛(亡くなった父のお金
昭和42(1967)年6月。欲望と歓喜の奇譚週間――。成人映画のOPチェーン鞭と肌(岸信太郎監督)と恍惚の泉(山本晋也監督)の二本立て新聞広告。ヤマベ・プロの制作で関東映配の提供、志村曜子主演でカラー作品でもある『鞭と肌』の原作は、なんと団鬼六(ここでは花巻京太郎名義)の『花と蛇』。これまで何度となく映画化されている『花と蛇』だが、谷ナオミ主演の映画(日活)公開が昭和49年だから、それよりも7年も早い映像化ということになる。その『花と蛇』が雑誌・奇譚クラブの連載作品(昭
夫、勝一に葬儀の後、康二と寝たと秋子(林美樹)が話すと、ムフフフと笑い出す勝一。父がこれまで通り春子と、昭三(今泉洋)が夏子(香取環)と組めば、自分は一人になって家から出て行けると言う。*****夏子の部屋を訪れた康二は、いっしょに出ていかないかと持ち掛ける。彼女は五年も家から出たことがないのだ。学生運動に関わっていた時代を回顧する夏子。母の愛人が手を回したために即日釈放された彼女は、姉のように妾になるつもりはないと言う。そしてそこにいる秋子の生活をあざけるが、これまでの借りを返すと言って自
なんでか知らんけど、「性家族」としても知られる若松孝二監督の作品で、日活ロマンポルノ以前の宮下順子が出演している。父役、長男役、次男役の役者さんは、おそらく他の若松作品で見たことがあるように思うが不明。市村譲二、矢島宏、島たけしの誰か…。軍服風の服装、日本刀、ふんどし姿や「あんな事件の後」「クーデター」といった言葉が三島由紀夫の割腹を想起させる。*****軍服風の洋服から和服に着替えて「いつものように」寝ることにした男は、彼を「お父さま」と呼ぶ女(宮下順子)を座敷机に横たえ、彼女の裸体を
昭和49(1974)年5月。飛ぶ!蹴る!そして脱ぐ!ブームの頂点になぐり込むメリケン拳法≪玉つぶし≫――。米国産のカンフー映画……ではなく18禁の成人映画金髪ドラゴンブロンド・フィンガー悩殺篇(ドン・シェーン監督)の新聞広告。ブルース・リー人気が頂点にあったこの時代、徒手空拳のバトルシーンがある洋画は、たとえ成人映画であろうと「~ドラゴン」の邦題がつけられがち。ちなみにこの映画の原題は「GIRLSAREFORLOVING」である。飛んだり蹴ったり、そして脱いでしまう主演女優は「
内田高子・香取環・松井康子の3大女優が火花を散らす強烈愛欲大作『玉ころがし』(東京興映作品=小森白監督)の新聞広告。いったい、どんな映画なのか?映画タイトルにもなる「玉ころがし」の真意とは?広告上部に記されている餌食にされた夜の花びら!熱くただれた悪の報酬!街を支配する欲望の手配師‼なんてコピーを熟読してもなお、ますます混乱してくるばかり。そもそも「手配師」なんて言葉がこんなに堂々&大々的にコピーに使用されるケースも珍しい。それよりも「新様式天然色」とは、
ランクBの上~Aの下終戦直後の田舎の素封家で戦争で寝たきりになった夫を心ならずも介護する若妻の葛藤とエロスを大胆に演出した意欲作です。岩松孝二監督「キャタピラー(2010年)」と同じテーマを、10年以上前に描いています。お金と時間をたっぷりかけることができていれば、「キャタピラー」以上に、良い作品になったと思います。惜しむらくは、低予算、短時間撮影を最優先する成人ピンク映画の宿命です。つまり、成人ピンク映画界は
ちょうど60年前の昭和40(1965)年4月。激情と欲望の2本立――。成人映画のOPチェーンによる激情のハイウェー(西原儀一監督=制作・提供は葵映画)と夜の女炎(山田隆監督=制作は朝日企画、提供は葵映画)の新聞広告。元プロボクサーであり、「日本で最も低俗な映画作家」と称賛されるほど数々のピンク映画を撮ってきた西原監督は、意外やこの『激情のハイウェー』こそがピンク映画デビュー作なんだとか。セックス!ストレス!スピード!サスペンス!深夜のハイウェイを突走る激情の女‼――なるコピーが
阪神電車の新在家駅すぐ43号線沿いやったかな昔あったよねイケア同級生の元カレがそこに勤めてた昨日manbohさんがナダシンを思い出させてくれてそれで思い出したイケアナダシン(本店)は烏帽子中学の担任がうどんとおはぎを食べさせてくれた店なに屋さんやってんやろおはぎ屋さんやとずーっと、思てたそれから10年ぐらい後フラっと入ったイケアに村田君(仮名)がいたイケアといってもとてもこじんまりした店舗で今はもう無くなっている村田君は留学していたからかアメリカン
ランクBの上~Aの下30代の女性カメラマンが男性遍歴を経る中で自分の心の隙間、空洞を埋めるものを求める姿を文芸成人ピンク映画です。2004年公開時の題名は「淫らな唇痙攣」です。佐々木ユメカの渾身の演技です。(佐々木ユメカの最高の演技といえるかも・・・)男女の仲は、セックスで満たされるのか?自分のすべてを、他人は知ることができるのか?他人は、どこまで自分を理解してくれるのか?セックスで満たされ
ランクBの上~Bの虫成人ピンク映画のホームドラマです。両親の借金を背負った4人兄弟姉妹に長男の結婚話で起こった出来事を、セックス絡みで描いたホームドラマです。長男の結婚話をきっかけにそれぞれが、家族の柵から自立するストーリーとなっています。ラストで思わぬ展開をピリッと利かせているのがこの映画、シナリオの魅力です。淡々と演じられるのが、TV番組のホームドラマを見ているような錯覚を覚えます。セック
今日もマンション管理員のバイトもボランティアもない休養日「めまい」のフワフワ感も少し治まってきたよ明日からバイトだしね今日はタイトルにあるように映画を2本観たんだ今から72年前の映画と去年の映画だ1本目(今年6本目)は、〈生きる〉WOWOWから1952年:日本黒沢明監督胃がんを宣告された役場の市民課長が、たらい回しにされていた案件を(命がけで)組織の壁を乗り越えやり抜く…全編「白黒」映画だけど活動写真じゃないよ「白黒映画」と言えば、ザンダカが高校生の頃、
あなたと死にたい私/内田高子テイチク/ユニオンUS-647-J新年一発目のエロジャケは、ピンク映画、成人映画のレジェンド女優、内田高子。自分が観たことあるのは『徳川女系図』だけですが、黎明期の日本ポルノ映画の人気女優です。プロフィールにある『ネグリジェ歌手』って、何?今では死語だよね、ネグリジェって。東芝音工から『粋なネグリジェ』でレコードデビューするも歌詞が過激ということで放送禁止になったそうですが、直後に刑事ドラマの金字塔『特別機動捜査隊』にゲスト出演されたらしいです
昭和40(1965)年12月。成人映画のOPチェーンによる歓楽週間二本立ての新聞広告。熱い素肌が男を誘う!赤い魔唇が拳銃を呼ぶ!――。というコピーにスリル&サスペンスの匂いを感じられる情事に賭けろ(千葉隆志監督=葵映画製作提供)と、救いの手を求めながら泥沼に転落した制服の乙女!――。なるコピーに悲劇を予感させる制服の転落(藤田尚監督=ヒロキ映画提供)。情事~のコピー、「魔唇」とは、ほかではなかなか聞かない言葉だが「ましん」と読むのだろうか?それともそのまんま「まくちびる」とで
ランクBの上ボーリング場に勤める声を失った若い女性が郵便局員の青年に、一途な恋をしてしまうが、意外な結末に発展する映画です。2004年公開時は、「熟女・発情タマしゃぶり」という映画の内容とはかけ離れた?題名です。成人ピンク映画はともかくエロく、煽情な題名で公開するのが定番です。海外では「ランチボックス」という題名で公開され、評価が高いです。(「ランチボックス」になったのは映画を観れば
ランクBの上1995年公開ヒモのような生活する青年が現実逃避?の旅に出て、新しい自分の人生を歩みだすまでの物語です。題名に絶倫放浪記とありますが、映画の内容とは、ほとんど関係がないと思って観て下さい。同棲しながら、人生の希望や将来の目標を見失いただ虚無的に流されて生きている青年が主人公です。主人公には、売れない詩人だけど、生きる目標を持っている友人がいます。この二人の対比を描きながら
ランクBの上~Aの下歌舞伎町の深夜喫茶で出会った女性関係で疲れた40男と30男がオートバイでの二人乗りをしながらお互いに人生の生き方を見詰めて、もう一度、人生を歩むまでを斬新な映像と、厭世的?なフォークソングで描いたロードムービーの秀作です。脚本・小林政広監督カトウトシキによる、成人ピンク映画界のゴールデンコンビの名作です。セックスシーンの成人ピンク映画とは到底、言えない傑作です。テーマソングは、フォークソ
昭和43(1968)年12月。成人映画のOPチェーン衝撃の3本立シリーズの新聞広告。デビュー間もない谷ナオミ(当時20歳)が主演する肉体のよろこび(三樹英樹監督=ミリオン・フィルム提供)をはじめ、好色ガードマン(奥脇敏夫監督=日本シネマ提供)、浮気のレポートとこ惚れ(酒匂真直監督=六邦映画提供)がラインアップ!3作品ともカラー映画であるようなのだが、肉体~は「天然色・ピンクカラー」、好色~は「天然色・シネマ・カラー」、浮気の~は「天然色・ロッポー・カラー」と、それぞれに天然色では
ランクBの上「したがる兄嫁」シリーズの第1作です。東京で失恋した弟が、信州の兄がいるの実家へ帰郷し、田舎町での性のドタバタを描いた作品です。1998年の作品です浮気者で自分本位の兄と、不器用でコミ症気味の弟が小さな田舎町で、セックスを求めて右往左往する姿を描きながら、兄嫁の寂しさと自立を描いた作品です。小市民を描かせたら、日本一とも言える脚本家・小林政広の作品です。何かにつけて反発しあう兄弟だ
※予告編はハード版なので閲覧注意!B+「テリファー聖夜の悪夢」(2024年製作/124分/R18/アメリカ映画)テリファーシリーズの主人公はポップでキュートなアート・ザ・クラウンというぶっ飛んだピエロです。それがシリーズを通して、ハロウィンや、クリスマスの夜に暴れまくるだけの映画です。更に残酷すぎてレイティングがR18指定の成人映画です。(18歳未満は観たらアカン)なので、ブログ内容も色々と気を使うので直接的な表現は避けます。そこはあしからず・・・。ポップ&キュートなアート・ザ
ランクBの上シリーズの2作目です。1作目と同じ出演陣で地方都市に暮らす兄弟の一夜のドタバタをコミカルに描き家族の絆を見つめ直すセクシーホームドラマです。成人ピンク映画ですので、セックスシーンは、いくつかあります。成人映画は、内容と懸け離れた題名をつけますので、すべてを信じてはいけません。もちろん、内容には、関わってはいるのですが普通の題名では、在り来たりすぎて成人ピンク映画の矜持がなくなるためでしょう。
ランクBの上定年退職した初老の男が再婚相手から離婚を迫られ元妻、元愛人を訪ね歩いて自分の半生を振り返りながら家族とは何かを見つめ直しその良さを再確認するホームドラマです。浮気癖、女癖の悪い男が元妻、元愛人からも見捨てられないのは稼ぎが良かったからだと思いました。女性たちに、生活の苦労をさせないのが男の甲斐性です。女性から見て、浮気をしても憎めない男というのはどういう男なのでしょう
昭和40(1965)年10月。爆発的人気…独立チェーン!話題をまく異色巨篇女高生日記(斉藤功監督)と濡れた女(松原次郎監督)と成人映画二本立ての新聞広告。ともに東京企画による制作。女髙生~のほうの斉藤監督は本名の「大野裕司」をはじめ、「堀越善明」「橘明」と多数の名義で数々の成人映画を残している。一方、濡れた~の松原監督は、「仲木繁夫」名義で数々のテレビ映画を監督したことで知られている。『少年ケニヤ』(昭和36年)、『忍者部隊月光』(昭和39年)や『怪奇大作戦』(昭和43年)といった当
本日、「地獄八景」おかげさまで全公演が無事終了しました。ご覧くださった皆様、ホントにありがとうございました。いつものごとく、公演についてはあらためて短文を書きます。長文になるかも(^_^)21日月曜から今日までに4本の映画を見た。すべて録画(^_^)クリス・コロンバス監督「ピクセル」。人間も建物もピクセル化してしまう異星人にゲームで戦いを挑まれた地球側は、3人のゲーマーに地球の運命を託す。昔映画館でこの映画の予告編を見た時は面白そうだったが、いざ見たらあんまり面白くなかった(>_<)シ