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昭和29年公開の黒澤明監督の「七人の侍」を色々と興味深く鑑賞しました。準主役の三船敏郎扮する菊千代は、実は農民。志村喬扮する島田勘兵衛たち六人が侍です。この七人が、盗賊と化した落ち武者たちにおびえる農民たちの村を守る、というストーリーです。映画の中では、侍たちと農民たちとは別世界の人間であり全く違う生き方であることがよく表現されていました。互いに全く分かっていなくて、事がうまくいかないのですがそこを農民出身である菊千代が間に入り少しづつ
♪モスラ~ヤ、モスラ~♪ドゥンガンカサクヤンインドウムウ評価:★★★★☆歌詞の意味内容は一切不明ながら強烈に耳に残るフレーズ東宝特撮映画史の中でも独特の存在感と人気を誇り、平成でも主役でリメイクされた唯一のゴジラ以外の怪獣モスラ。幼虫から成虫までもろに“蛾”そのもののデザインなのだが、見事にビジュアルが完成されている。<ストーリー>南太平洋を航行中の船が台風に遭遇し沈没したが、船員たちはインファント島で救助され帰国した。インファント島調査隊が
NHKのBSで、黒澤明監督の傑作、「七人の侍」が放送されました。初めて見たのは、いつだったでしょう?もう、相当昔のことです。私は、アメリカで購入した、電話帳みたいな厚さの、世界中の映画を、星の数で評価した本を持っておりますが、「七人の侍」は、星五つ、すなわち満点でした。解説には、「masterpiece」とありました。すなわち、傑作です。改めて見ると、忘れていたところや、新たな発見、色々あります。私など、先に、「荒野の七人」を見ており、そちらでも充分面白かったのですが、この映画は別格です。
『七人の侍』前編のラスト…。方針が納得出来ない村人を説得する為に走り出す島田勘兵衛の格好良さときたら…。正に侍…。何処までも侍…。
1.七人の侍三船敏郎A1954年公開作品。野武士の横行に頭を悩ませていた村人らは腹が減った侍を雇って防衛することを考え、志村喬扮する浪人島田勘兵衛、木村功扮する勘兵衛を慕う岡本勝四郎、三船敏郎扮する菊千代ら七人が集まった。改めて名作を観てみた。やはり落ち着きある志村喬の勘兵衛を中心とした浪人七人だが、戸籍を盗んだ13歳と言う菊千代を演じた三船敏郎の暴れ具合がアクセントとなっているね。尺の長さはやむを得まいが、やっぱり見ごたえは十分あったね。2.クーデターオーウェンウィルソンA
昨日は、夫の病院診察予約日だった。病院は車で1時間足らずなので、早朝7時半に家を出た。1月に前立腺の生検検査をした結果を聞きに行く。お互い?割と淡々と臨んだ。内心予想はしていたが、五分五分と私は思っていた。本人は四分六くらいでセーフ?と思っていたのかもしれない。前立腺癌との診断だった。手術に向けて、これからいろいろな検査が始まる。元々は、前立腺に不具合がありここ数年経過観察だったのが、昨年夏より腎臓の数値も怪しくなり、大学病院診察となった。腎不全の原因を追って行くうちに、次は心臓
タイトル静かなる兇弾公開年1959年監督関川秀雄脚本鈴木岬一主演高倉健制作国日本本作は、作家・菊村到の「不法所持」を映画化したもので、ベテラン刑事と新米刑事が、銃撃事件に使われた銃の行方を追う犯罪映画だ。作者の菊村到は元々読売新聞の記者だったが、1957年「硫黄島」の芥川賞受賞を機に読売新聞社を退職し、専業作家となる。ミステリーを執筆した理由は、江戸川乱歩に勧められたのが原因と言われる。ちなみに「不法所持」は第3回文學界新人賞を受賞している。なんでもないカットだが、
ブログにお越しいただきありがとうございます正月特番を見なくなって数年経ちますが今年、唯一見たのが浜田雅功の芸能人格付けチェックでした。録画して後日見ましたが始まりから約4~50分は予告編のようなものでしたのでそこは飛ばして本編?を。堪能しました。8日にシネマ枠でなくnhkbsで『生きる』が放映されました。何度みても素晴らしい。病院の待合室のシーンでまるで芥川龍之介?のような患者が口の周りが白い(おそらくバリウムの検査後か)まま水を
昨日おとといで2枚の映画DVDを観た(^_^)アラン・J・パクラ監督「コールガール」。原題「Klute」はドナルド・サザーランドが演じる探偵の名前。失踪事件を追う探偵は、失踪者が買ったコールガールと接触するうちに深い仲になるという話。前に一度見て面白くなかったのだが、見直してもやっぱり面白くない。この監督やっぱり相性よくないな。あと相性よくないのはデビッド・フィンチャーである(>_<)黒澤明監督「生きる」。あまり好きじゃない映画を見直そうシリーズ。見直したが、やっぱりあまり好きになれない
『殿山泰司について』-映画評論中学生のころ”殿山泰司”の「日本女地図」を読んだ。早熟といえば早熟である。3歳上の兄がいて、兄の読むモノを読んでいたので同級生よりは3年は進んでいたのではないか?と、思う。「日本女地図」というのは、日本全国、北は北海道から南は沖縄まで日本全国の”女のあるモノについて”の寸評がダラダラと書き連ねてある。実際の体験を通して書いてあるのだと思うが、ご苦労なことである。15歳の子供にはチト刺激が多いものであった。そういうことで、スケベな”ハゲおやじ”の印象しか
1952年、日本のヒューマニズム映画。黒澤明監督作品。主演、志村喬。脚本には、黒澤明と橋本忍の名前がクレジットされている。これは「七人の侍」の黄金キャストである。市役所で市民課長を務める渡辺勘治(志村喬)は、かつて持っていた仕事への熱情を忘れ去り、毎日書類の山を相手に黙々と判子を押すだけの無気力な日々を送っていた。市役所内部は縄張り意識で縛られ、住民の陳情は市役所や市議会の中でたらい回しにされるなど、形式主義がはびこっていた。ある日、渡辺は体調不良のため休暇
ようやく、黒澤明監督の『生きる』を観ることが出来たいつもは、オリジナル作品に敬意を払って出来るだけリメイク作品を観る前に鑑賞するよう心掛けているけれど『生きる』は、新旧作どちらも高評価らしくいつまでも📀レンタルの在庫が「貸出中」の表示のままだった昨年末にようやく「貸出可」になったのは『生きるLIVING』の方今回はやむを得ないものとビル・ナイ主演作を先に鑑賞して、予想以上に感動したものだからますます、黒澤明監督の『生きる』に対する期待値のハードルを上げていたが、結論から言え
アンニョンハセヨ?今回は「生きる」観ました。1952年日本映画黒澤明監督東宝創立20周年記念作品とある市役所の市民課長渡辺勘治(志村喬)は、自分が胃がんで余命いくばくもないことを知る貯金をパーっと女遊びに散財しても、むなしいばかりそんな彼は、元部下のとよ(小田切みき)のアドバイスで、市民のための公園を作ることに情熱を燃やす志村喬の時々凄みを感じさせる目つきがいいですね普段は好々爺なんだけど、時々鋭く光りますね。声が低くて、よく聞き取れないのが
七人の侍★★★★★七人の侍Amazon(アマゾン)1954年4月26日/モノクロスタンダード/207分/東宝/製作:本木莊二郎脚本:黒澤明、橋本忍、小国英雄監督:黒澤明撮影:中井朝一音楽:早坂文雄美術:松山崇出演-志村喬、三船敏郎、稲葉義男、千秋実、宮口精二、加東大介、木村功、津島恵子、土屋嘉男、藤原鎌足、左卜全、高堂国典、島崎雪子、東野英治郎、山形勲前作「生きる」から1年半後に公開された黒澤作品。言わずと知れた世界の映画史に残る不朽の名作とされる。久しぶ
先ほど「生きる」を見終わった。1月8日のNHKを録画していたものだ。録画していた映画は、それだけで満足して大概見ない。が、何となく見ようかと言う気になった。「昭和27年芸術祭参加作品」との字幕から。72年も前のなんだ。ふ〜んそんな感じで見始めたのに映画が始まってすぐのナレーションにいきなり引き込まれた。「今、この男について語るのは退屈なだけだ。なぜなら、彼は時間をつぶしているだけだからだ。彼には生きた時間がない。つまり彼は生きていないのである」ひゃぁ〜!全くやる気のない市役
新年早々になぜ?NHK地上波が映画「生きる」を放映したのだろうか?という疑問…昭和の年代ならば誰でも空でストーリーを覚えている。劇場で見なくても今まで何度となくテレビで観てきたよ(^_^)vうちの施設に元市役所の課長さんがおる(⊙_◎)認知症だからいつもニコニコしながらお漏らしされる…しかし元課長さんは案外他人には厳しくて(ꏿ﹏ꏿ;)眼の前の席の建設業元社長さんがポロポロご飯をこぼすと、右手でコツコツとテーブルを叩きながら不機嫌そうに睨みつけ
黒澤明の「生きる」を観た。以前観たときはまだ自分が若く「おじいさんが主人公」の話だと思っていた。ところが調べてみたら、この当時主演の志村喬は48歳だったらしい。今の私より格段に若い。それが不治の病で余命いくばくもないことを知ってしまう。そのうろたえ方、狼狽のしかたがものすごく真に迫っている。今よりも治療法が確立されてない時代の話だからなおさらだ。「生きる」というタイトルから人間愛に満ちたヒューマンドラマというイメージを思い浮かべるのだが今回、見直してみるととてもクー
黒澤明監督映画、NHKでOAしたので観てみました1952年、(72年前)2時間20分(+3分)の長編ですか市役所の市民課長・渡辺勘治は30年間無欠勤のまじめな男。ある日、渡辺は自分が胃癌であることを知る。命が残り少ないと悟った時、渡辺はこれまでの事なかれ主義的生き方に疑問を抱く。そして、初めて真剣に申請書類に目を通すと、そこで彼の目に留まったのが市民から出されていた下水溜まりの埋め立てと小公園建設に関する陳情書だった……雨に唄えばと同じくらい昔の映画です。スタンダード版は昔のアナロ
またまたお顔の経過はおいといて・・・NHKでやっていた、黒澤明監督映画「生きる」を観た。黒澤明監督の作品は「羅生門」「七人の侍」「夢」くらいしか観たことなかった。「生きる」を録画したのは、古い映画なので昔の生活の様子を垣間見ることができるかな、と思ったからだ。序盤は、なんだかもぅはっきりしないおじさんだなあと、スマホいじりながら観ていた。あの頃は、どこでもタバコスパスパ吸ってたし、男性は帽子にコートで通勤。街もあまり整備されていなかった。私が生まれる前の話なので、懐かしいまではいか
2024/1/10(水)黒沢明監督「生きる」をNHK総合で1月8日に放送されたのを今日観た。1952年公開なので、72年も前の映画。30年間、市役所職員としてもくもくと勤務してきた市民課長が、「胃がん」で余命わずかだと知ったことから展開していくストーリー。この市民課長は奥さんに先立たれ息子夫妻と同居。演じるのが志村喬黒沢作品では「七人の侍」(1954年)でも好演された名優志村喬をおいては考えられないほどの名演技派手に演じるのでなく、その
こんにちわ〜昨日はNHKで久しぶりに黒澤明の「生きる」を見ました志村喬の目がなんとも…!ところで今月5日から池袋西武百貨店で無事に開催された漆芸展!ここには輪島の人間国宝の方々の作品が多数出ております以前に載せましたがとうちゃんは芸大の漆芸教室に通っておりまして…昨年10月その仲間と輪島に行った際漆芸研究所で今回の審査員である人間国宝の小森邦衞先生と出会いその作品に彼が猛烈に惹かれたちまち先生と気が合ったそう♡それがきっかけで連絡し合うほどになり
本日(1月8日)、NHK総合で放映された「生きる」(1952年公開:日本映画:黒澤明監督)を観ました。主演の志村喬が素晴らしい!映画好きなら誰でも知ってるこの作品。なぜだか今まで観る機会がなかった。でも、62歳になった今にこの作品を観ることができたのはむしろ幸運でした。若い頃に観ても感動していたと思うが感動の「深さ」は今の方が深い、それは間違いない!金子信雄、菅井きん、浦部粂子・・の若い頃の姿が良いのです。
こんばんは。今日の午後から初染めをしようと思っていたのですが、つい、テレビに見入ってしまった。心に沁みる感動の映画でした。1952年(東宝)黒澤監督の傑作。志村喬の演技に涙が…。「生きる」とはなんだろう。死を宣告されたら残りの日々をどう生きたらいいのか…。今、この時を悔いのないように全てに感謝して生きること…。難しいですが…。NHKオンデマンドで見れるそ
NHKで『映画生きる』を観てる、志村喬主演#黒澤明監督作品(昭和27年)。昨年イギリスで『生きるLIVING』としてリメイクされ話題に、観なかったけど。
U-NEXTで見ました。市役所の市民課長・渡辺は30年間無欠勤、事なかれ主義の模範的役人。ある日、渡辺は自分が胃癌で余命幾ばくもないと知る。この作品は非人間的な官僚主義を痛烈に批判するとともに、人間が生きることについての哲学をも示した名作である。1952年製作***昨年に引き続き、黒澤明監督作品です。主役の志村喬さん、「七人の侍」とは全く違う役柄。あの映画の役は素晴らしかった。今回は迷いのある役。ガンと分かって変わっていく心情。わかるような
YouTubeの東映シアターオンラインで、1958年の東映作品、松本清張原作、小林恒雄監督の「点と線」を見ました。私は脳を壊してから、高次脳機能障害によって、登場人物の顔やストーリーを覚えられず、ドラマや映画は観ることが辛いのですが、この作品は過去に何度も見ているので大丈夫でした。原作は松本清張の代表作品で、社会派推理小説として、政界汚職と、刑事の地道な捜査と、綿密なアリバイ崩しを織り込んだ名作で、福岡県の香椎の海岸での心中死体の発見から、東京、鎌倉、そしてアリバイ工作で札幌まで
むかし紅白歌合戦も終わり、、ゆく年くる年、、そんなNHKの定番番組の後、、民放では夜明けまで映画を放映していて、、何歳だったのかは忘れてますが、、たまたま黒澤明の、、7人の侍、、ハマって最後まで観た事が、、家族は皆コタツで寝ていて、、あたしだけが、、白黒でしたが妙にリアルで、、それまで観ていた時代劇とは異なり妙にリアル感が強くて志村喬の軍師ぶりに三船敏郎の泥臭さ、、見終わったら、、夜が白んでました、、アベマでゴブリンスレィヤーを観ていて、、思い出しました
おはようございます大晦日です年の瀬に悲しいニュースにふれたコメディアンの坂田利夫さんが亡くなったとの事坂田さんは私のよく行く皮膚科の近くのマンションに住まわれていてたまにお見かけした身近に感じていたから寂しいです嗚呼今年も今日で終わりなんか吉川英治の「宮本武蔵」に出て来る大晦日のシーンを思い出すなぁ何処かの橋の下で武蔵が1人餅を焼いていたっけ今日の映画は昨日観た黒澤明の「生きる」のリメーク版だどうしても比べてしまうが自分はやっぱり黒澤版の方が
「サラリーマン忠臣蔵」(1960)社長シリーズ版の忠臣蔵を観ました。初見。監督は杉江敏男。予告編はコチラ。丸菱財閥傘下の赤穂産業社長の浅野卓也(池部良)は財閥主催のアメリカ経済使節団を明後日に控えて、グループ企業社長たちで結成された接待メンバー会議に参加。その会議で丸菱銀行頭取吉良剛之介(東野英治郎)が若狭金属桃井社長(三船敏郎)と一触即発の大ゲンカ。若狭金属角川専務(志村喬)の根回しで事を丸く収めたものの、使節団到着当日に別の事件が勃発。レセプション会場の松のロビーで、吉
◼️『からっ風野郎』とは?1960年(昭和35年)3月23日公開の日本映画。監督は増村保造。脚本は菊島隆三。製作は大映(大映東京撮影所)。作家の三島由紀夫が映画俳優として初主演した作品!落ち目な組の二代目ヤクザ三島由紀夫が、敵対する組の殺し屋に命を狙われる中、惚れた女の一途な純情にうたれ堅気になろうとする異色のヤクザ映画!三島由紀夫さんが主題歌を歌った映像と映画のラストシーンその他、英語インタビュー、東大生との討論、指揮をする映像、自決前の最後の演説映像↓↓詳細http