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自身ののぼせ・火照りに対して「香蘇散」を選択し、服用開始後1か月が経過。結果は・・・ものの見事に的中し、のぼせ・火照りはほぼほぼ消失。直射日光に当たっても、閉ざされた車内に長時間いても症状は出現せず。おまけに気分もさっぱりした心地よい感覚となり、重苦しい精神状態からは解放されたようだ。当初は上焦における熱の鬱滞と考えて、石膏製剤を服用したものの、石膏では熱が取れず、逆に熱がこもりやすくなって、のぼせ・火照りが悪化。これは肺・胃の経の清熱によって表の衛気の巡りが
45歳を過ぎて、まもなく46歳になろうとしているが、この年になれば、色んな不快症状が噴出してくる。血液検査や精密検査では正常で異常なしとされても、身体は確実に異常な症状を訴える。今まで感じることがなかった、それらの症状に「これが老化」というものかと現実を知り、いくら節制していたとしても、やはり老化から逃げることはできないらしい。少し前に襲った脂漏性皮膚炎は、その後も出現することなく緩解した状態を保っているものの、ここ最近は顔面ののぼせと火照りがスゴい。男性更年期が始まった
☆エキス剤がない!ときにどうするか中医学プロ養成スクール今クールは品川で開催しております、漢方相談を仕事に!プロ養成スクール<東京・第6期>ですが、順調に、第3部中薬学・方剤学まで進んできました。和気あいあいと話し合っている楽しそうなメンバーさん。これは、当帰六黄湯李東垣≪蘭室秘蔵≫という処方について検討し合っているところです。当帰六黄湯とは・・・当帰+6つの「黄」色い生薬の組み合わせで構成され
☆小青龍湯は温めますから、「陽」タイプの花粉症にはNG!中医学には、何でも「陰-陽」軸で説明しようというクセがあります。そしてそれは、ものすごく実際的で、スッキリ説明がつくだけでなく、「じゃあ、どうするか」と治療法をひねり出せます。……なんてことをここで論じるつもりはなくて!「花粉症」をどう治すかってことが、現代日本には求められてますよね!?そうそう、「スギの木をなくしてしまえばいい」わけじゃありません。スギ花粉がなくなっても、体内が「アレルギーを起こすゾ!起
☆【動画配信】更年期のめまい、放置は危険!中医学的ケアを解説動画公開しました!更年期のめまい、放置は危険!中医学的ケアを解説こちらは、前回動画、めまいの種類と対処法を、中医学のプロが解説の続編となっております。めまいには種類があって、それぞれ起こる仕組みが違うので、対策も別なんですよね。しかも、生身の人間では、「ひとつの仕組みだけで発症するひとは少なく、ほとんどのひとが複数の仕組みが重なり合って発症している」という事実!だから、それ
☆皮膚の生理と病理、アンチエイジングについてお話ししました【中医皮膚科】昨日は、臨床漢方カウンセリング協会さまで、第1回中医皮膚講座皮膚の生理と病理、アンチエイジングという題でオンライン講義をさせていただきました。実際はZoomを使用しての講義で、画像は非公開となっておりますので、いつもの「いらすとや」さんで。全5講のこの講座、受講できるのは臨床漢方カウンセリング協会さまの協会員のみということで、一般告知は一切しておりませんでした。今後はこうした団体・
☆オンラインサロン「相談力向上大学」開講中現在東京で「第6期」を開催している、漢方相談を仕事に!中医学プロ養成スクールの卒業生さんたちの中でご希望のみなさんと、まつもと漢方堂相談力向上大学というサークルを作ってやってます(オンラインサロンというわね、昨今)。毎月、●メンバーから質問が出たら、みんなで調べたり、考えたりしてコメントをつけていきます。一通り出たら、まつもとが講評・解説します。実際に店頭で受けたご相談で、分からなかったり、困
☆漢方相談を仕事に!中医学プロ養成スクール<東京・第6期>スタートしました!今年も始まりました!<第6期>です。6期目となる今クールは、場所を東京・品川で行っております。実際には「10時開始・17時終了」なので、品川名物のこんな混雑には、合いませんw今回もまた写真を撮るのを忘れたので、品川っぽい画像を乗せときます。実は11月にすでに開講していたのですが、写真忘れて…………この、漢方相談を仕事に!中医学プロ養成スクールは、「働
いつもお世話になっている漢方薬局の優子先生をゲストに迎えて、漢方子育てトークをしていますぜひぜひ、ご覧ください!さて、漢方の勉強は、弁証論治をしっかりと!今まで習ったものがそこ、おかしいって指摘もいただき、広〜く考えると間違いでもないけど、直接は関係ないってこともあり余計にごちゃごちゃなってますため息しかない学び直しですあー苦し楽し漢方トークは楽しかったです赤ちゃんは、知ってたけど白ちゃんは知りませんでしたみてねーhttps://youtu.be/SDujOzfKf
☆ガチ中医学の世界「こんなに治るんだ」を広める年に11月も下旬です。23年、もう残り10分の1を切りましたね(←切ったのか?)。あなたにとって、23年はどんな年だったでしょうか?実り豊かな年だったでしょうか。まつもとにとって23年は、ターニングポイントのような年でしたね。国際的な学術会議を開催して、日本国内に「中医学の最先端」をお伝えすることができました。病院(クリニック)に呼ばれて、定期的に漢方相談をさせていただくことになりました。
雷⚡️がコワイ(((;゚Д゚)))という🐈️🐕️は沢山いますが、パニック度には個体差アリ🧐わが家のシーズー🐕️律は・・・破壊系です。筋肉womanなので。ハードクレートにも穴をあけました。こんな激しいシーズー女子います?今夏~パニックを起こすたび、外へ出ようとアチコチの扉を“力の限り掘って齧りまくり”傷つけ、自身の歯茎も痛めて出血🩸するのでCBDオイルを与えていたんです。が、律のパニックには効果がみられない。(´Д`)ヒカルの往診に来てくれる先生(獣医中医師✨)が、
また思うところあってリニューアルしましたしばらく足踏み状態で行動が伴っていなかったのでどうしようかと思って考えあぐねてましたで、久々にブログを書いてみようとこちらに・・自分がずっと取り組んでいるのは陰陽五行説だなと思い書いてみる事にしました陰陽五行説は、自然界のすべての事は陰と陽の相反する要素と五行が絶えず対立と依存を繰り返しながら変化しバランスをとっているという考えです陰陽の陰は、女性、息を吐く、左手、植物、寒い、柔らかい細長い、カリウムの多い物(夏や暑い所で育ったもの)、月、死
☆今年も研修生がやってきました!漢方相談を仕事に!中医学プロ養成スクールここ数年は毎年、漢方相談を実力を身につけるスクール、漢方相談を仕事に!中医学プロ養成スクールを開講しております。このスクールでは「受講特典」として、希望の方は、【まつもと漢方堂・店舗研修】をする権利が与えられ、その中のおひとり、ワタナベさんが先週まつもと漢方堂にお越しになりました。2日間ミッチリ研修した最後でしたので、少し疲れてはいますが、いい笑顔ですね。長く薬剤師として調
☆「まつもと先生のように相談でやっていきたいのですが、わたしにもできるか自信がありません」以前、漢方相談で開業を目指す「起業女子」へのアドバイスをまとめた記事を書きました。最近、よく、よく、言われる言葉があって、まつもとが思っていることがあります。その、よく、よく、言われる言葉とは……「自信がありません」のひと言です。いろんなシチュエーションがあります。中医学を真剣に学ぼうとしている(学んだ)ひとから言われる。ドラッグストアに勤めていて「これでいい
☆中医学で患者さんを治せるようになるには足りないのは勉強じゃないこれまでいろんなところで、「現役の漢方相談の先生」「漢方相談を仕事にしようと勉強中のみなさん」に講座をしてきました。そんな中で、「うまく治せない」「よくならなかった(患者さんでも、自分・家族でも)」「聞いたことのない症状で、なすすべがなかった」というお声をよく聞いてきました。確かに、わたしたちは神サマじゃありません。何でも分かる、治せると言ったら、それは嘘になります。ですが
☆直接まつもとに相談できます【無料個別相談会のお知らせ】先日からお伝えしている、漢方相談を仕事に!中医学プロ養成スクール東京・第6期ですが、受講しようかどうか迷っている方のために、疑問や不安を直接まつもとに相談できる、「無料個別相談会」をオンライン(Zoom)で行います!この相談会では、まつもとに直接、受講に当たっての不安や疑問点を質問・確認することができます。人生のレールを、「漢方相談」へ向けて、しっかり引き直そうという方のためのこのスクール
☆漢方相談にくるお客さまは「治る」ことが目的です・「治せる」先生になろう2017年から開講しております、漢方相談を仕事に!中医学プロ養成スクールですが、モニター開催の<第0期>から始めて今年終了した<第5期>まで、6クール開催してきました。開講当初は講座名称が今と異なりましたが、内容は同じです。23年11月から次の、【第6期】を開催します。「全く中医学初心者の方が、八ヶ月で漢方相談の現場に出られるようにする」のがこのスクールの内容ですが
☆中医学プロ養成スクール<東京・第5期>終了しました!日々告知に追われ(?)レポートが遅くなってしまいましたが、漢方相談を仕事に!中医学プロ養成スクール<東京・第5期>が終了いたしました。このスクールは、★漢方相談に本当に必要な中医学の知識を8ヶ月で叩きこむ★弁証論治するために必要な脳内思考を訓練する★学んだ知識をアウトプットできる技術に止揚するものです。「これから中医学を学んで人生を変えたい」という方から、「すでに漢
☆漢方薬局で開業したい起業女子へのアドバイス実はまつもと、「漢方薬局を開局したいと思ってるのですが……」というご相談を、よくいただきます。何の後ろ盾もなく開業してしまったまつもとの存在が、起業女子のみなさまの励みになれば、とっても嬉しいです。これまで個別にお答えしてきましたが、今日はポイントを整理して公開してみようと思います。まず大事なのは、1、「どんなお店にするか」をぼんやりとイメージすることです。具体的にいうと、「薬局を開設する」のか、「一般販売
☆業界で仕事をしたいなら業界界隈にいないとまつもと漢方堂、本年も、「漢方相談を仕事に!中医学プロ養成スクール」<東京・第6期>を粛々と開講中でございます。「漢方相談を仕事に!中医学プロ養成スクール」とはこんな内容です。こちらの卒業生とは、卒業後も「相談力向上大学」というサークルを作り、一緒に学びを続けています。数年前からお話ししていますが、高齢のためお店の閉めてしまう先生方が増えています。実はこれって、とても不幸なこと。なぜなら、
☆23年11月開講決定!漢方相談を仕事に!中医学プロ養成スクール東京・第6期参加希望生が集まったところから開講しております、漢方相談を仕事に!中医学プロ養成スクールですが、おかげさまで「東京参加可能」組が人数に達しまして、【2023年11月開講決定!!】いたしました。カリキュラムは、全4部。スケジュールはこんな感じです。第1部中医基礎理論11/15、11/16第2部中医診断学12/20、12/21、1/17、1/18第
☆次は東京かな?漢方相談を仕事に!中医学プロ養成スクール2017年より開講しております、漢方相談のプロ育成講座、「漢方相談を仕事に!中医学プロ養成スクール」では、事前知識がない方が、一から学んで、8ヶ月で漢方相談のスタートラインに立つために必要な知識を全て身につけられる……という、超・スパルタコースとなっています。分量多くて厳しいよ!1ヶ月に集合して学ぶのは連続2日間なので、有休や休み希望を工夫して、今のお仕事を辞めずにスキルを身につけられるところが利点です。
☆漢方薬は「試し」ちゃダメ!正しい分析で組み合わせを決めます最近、「更年期の蕁麻疹」を中心に、いわゆる、更年期、肌が弱くなる問題のご相談が続いています。昨日も、神田ホリスティック皮ふ科さまでの漢方相談の日でしたが、更年期蕁麻疹もありましたし、更年期に発症した皮膚トラブルのご相談を数件いただきました。分かる!マジ分かる!!40代に入りたての頃は、こんなことなかったもんねーーー・泣で、昨日ご紹介したYouTube動画、「更年期に湿疹・蕁麻
☆漢方相談を仕事にする方法・知識編漢方に興味があって、いろいろ学んでいくうちに、「これを仕事にできたらいいな……」と思った方のために、今日は、「漢方相談を仕事にする方法」のうち、知識編=知識をどう身につけるかについて解説します。※知識編のほかには、顧客創造編、開業準備編、経営編などがあります←いつか解説することがあるかは分かりませんが(セミナーでお話ししています)大事なのは、漢方相談で誰かの体調を改善できる知識を身につけることです。では、漢
前回のブログから日が経ち、どんどんと高温多湿になってきやがる。(季節的に)石膏・知母の白虎湯の方意でコントロールできていたものが、アンコントローラブルになってきやがった。しかも額という局所で。。。(その他の部位は今のところ大丈夫)紫外線を受ける受けないにかかわらず、突発的に痒みが起こり、超局所的に紅斑が出現。紅斑が出る部位は固定性で限局性。外部環境が高温多湿になってきたことにって、そこだけが石膏・知母の薬対では対応できなくなっていると推察。ようするに薬効成分の
こんにちは。リンパドレナージュと東洋医学のチカラで体質改善ケアを『本来の健康美』を貴女へ♫女性専用【サロンタンカルム】リンパドレナージュ&陰陽整体サロン手話ができるセラピストの木村順子です。本日もBlogご訪問ありがとうございます玄関にあるオリエンタルハイブリットというユリの花が満開になりました^^大輪でピンク色もとってもキレイ〜ふわ〜〜っといい香りサロンにいらした時にご覧くださいね
中年になったら病気のオンパレードになるやろな・・・と覚悟はしていた。元々、ガラクタのような病弱な身体。特に幼少期には、めずらしい慢性の皮膚病でえらい目にあったりして、病院通いしまくってた記憶がある。第二次性徴期を迎えて以降は、皮膚病も影を潜めていたものの、心のどこかでは、これ絶対中年以降ヤバイことなるで・・・と思い、運動・食事・休息はある意味徹底して、病気にならんような生活を心がけていたけれど、全く無意味だったね。(すべての面で無意味とは言わんが・・・)やっぱり出て
60代女性腰部の重だるさ、両下肢の痺れで歩くこと、階段の昇り降りがしにくくてしかたがない。食欲は普通。二便正常。舌はやや紅舌であり、乾燥傾向あり。(しかし無苔ではなく乾燥した白苔が少々)精神的ストレスがあり、たまに梅核気が出現するため、近医にて半夏厚朴湯処方。服用すると梅核気は楽になる。睡眠はとれている。運動はしていない。のぼせやほてりは無し。口渇、咽乾なし。下肢はやや冷える。切経にて上半身の浮腫みはない。腰部は圧迫、押圧しても疼痛やだるさが悪化することはなく、下
中年の女性給食の調理員をしており、水仕事で手が切れたり、あかぎれができたりしている以外、特に大きな疾患もなく過ごしていたが、いつもの趣味であるゴルフに行った後、顔面全体に紅斑が出現。首元にも紅斑が広がり、火照りと痒みがとても酷い状態になってしまった。皮膚科を受診し、外用薬と抗アレルギー剤を処方され、いくぶん症状はマシになったものの、紅斑・浮腫み・熱感・痒みが外用薬を使用しないと復活してくるため、不安になって相談に訪れた。急性症状が落ち着いた部分は、黒ずんで組織が粗雑になり
中医学では独特の診察法である「四診」によって相手の症状を知るための情報を集めどのような病因や性質の「証」であるかを判断することを「弁証」といいますさらに中医学の治療原則に基づいて治療方針を立てるのが「諭治」です具体的な治療方法のひとつとして鍼灸治療があります弁証にはいくつかの方法があり病気のタイプによってどの弁証を使うかは変わりますひとりひとりの体質や症状などの情報を集め分析して導き出した状態にあう治療う方針を決めて治療していきます