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「注文住宅って、いったいどれくらいお金がかかるの?」「インスタや雑誌みたいな家に憧れるけど、現実の予算がよく分からない…」そんなモヤモヤを抱えたまま、なんとなく住宅展示場を回っていませんか?👀今回は、スマトチのYouTube「スマトチTV」でお話しした内容をもとに、だいたいどんな“考え方”で予算を決めたらいいのかどんなタイプの家づくりがあって、それぞれどんなイメージの金額になるのか山梨で平屋を建てるときに、どんなポイントを意識すると安心かを、できるだけやさしく、アメブロっぽくお話し
土地探しをしていると、どうしても「広さ」「価格」「立地」といった数字に目がいきます。確かにそれらは大切な要素ですが、“本当の価値”は数字では測れません。同じ100㎡の土地でも、設計の視点から見れば「可能性が大きく違う」ことがあります。建築家は、数字ではなく“空間としてのポテンシャル”を読み取る専門家です。1|数字では見えない“暮らしの舞台”を読む不動産の広告には「南向き」「整形地」「駅徒歩10分」など、分かりやすい条件が並びます。でも、その言葉の裏に隠れているものを読み解くのが建築家
春になると、あたたかな陽気とともにやってくるのが「花粉」。窓を開ければ空気が入れ替わる一方で、服や髪についた花粉まで家の中に持ち込んでしまうという悩みをよく聞きます。「空気清浄機を回しても、なんだか鼻がムズムズする」「帰宅してすぐくしゃみが出る」それは、家の中に“花粉を入れてしまう動線”があるからかもしれません。家の中に花粉が入る3つの経路家の中の花粉は、主に以下の3つから侵入します。衣類や髪に付着して持ち込まれる外出中に服・バッグ・髪に付着した花粉が、室内に落ちる。窓や換
@kadan320coffee&gallery珈壇さんにて11月末に「言の葉カード」大量に納品してきました!!お近くのにお越しの歳は、ぜひ美味しい珈琲とともに癒しのひとときをお過ごしくださいませ✨(言の葉パンケーキもやってます🎶🥞)さて、その珈壇さんで12/2から建築家さんの個展が始まりました!今月は私も何度か珈壇さんにお邪魔する予定なので見かけたらぜひお声をかけてください😊空間デザインや建築、海外のことに興味がある方はぜひ作家さん在廊日に!👇🏻👇🏻👇🏻
置くだけで、空気が変わるアンティーク家具には、不思議な力があります。ひとつ置くだけで、部屋の空気が変わり、そこに“時間”や“深み”が生まれる。それは単に古いということではなく、人の手が触れ、時が刻まれたものだけが持つ温度。新品の家具にはない、少し不揃いな木目や、艶の奥に潜む陰影が、空間全体を優しく包み込みます。まるで静かな主役のように、言葉を発さずともその場所の雰囲気を整えてくれる。それが、アンティーク家具の存在感です。素材が語る、時間の美しさアンティーク家具の魅
家づくりについてご相談を受けていると、お子さんが楽器を習っているご家庭だけでなく、大人になっても音楽を続けている方からもよく同じ言葉を聞きます。「音楽のある日常を、大切にしたい」と。少し肩の力が抜けた休日。夕方の柔らかい光の中でさりげなく鳴るピアノの音。学校から帰ったお子さんが自然と楽器に向かう姿。そんな、特別ではない“音の風景”が、暮らしの中にそっと重なっていくような住まい。今回は、そんな「音楽のある風景」を毎日の暮らしに溶け込ませるための視点について、少しお話
■工事が始まってから気づく“想定外”図面が決まり、いよいよ工事がスタート。ここまで来ると「もう安心」と思いたくなりますが、実はここからが本当の正念場。現場では、想定外のことが起こることも少なくありません。「思っていたより部屋が狭く感じる」「仕上げ材の色味がサンプルと違う」「職人さんに直接伝えたら、設計士の図面と食い違っていた」こうした“ちょっとしたズレ”が、完成後の後悔につながることがあります。けれど、実はこれらの多くは事前の準備と対策で防げることなのです。■よくある落
先日、ある方のYoutubeチャンネルを拝見していて、その方が仕事の出来と不出来は細かいところを見るとその人の技量が分かるということをおっしゃられていました。その方はそれを、「神は細部に宿る」という言葉で表されていましたが、仕事の完成度や価値は人がうっかり見逃してしまうような部分にまで心配りやこだわりが行き届いているかどうかで決まるのだということのようです。ドイツの建築家ミース・ファン・デル・ローエが残したとされる言葉ですが、細部をないがしろにすれば全体が破綻するという意味で「悪魔は細部
住宅ローンは、「申し込んでみて、結果を待つもの」だと思っていませんか?実はフリーランスにとって、審査の結果を大きく左右するのは、申し込みの“前”にどれだけ準備をしておけるかです。準備が整っているだけで、借入可能額が大きくなる金利条件が良くなる審査落ちのリスクが減るといったメリットが生まれます。ここでは、審査を有利に進めるための「事前準備の完全ガイド」をお届けします。1.過去3年分の確定申告を“整える”ローン審査の中心になるのは、直近3年分の確定申告書です。銀行が見ているのは
車椅子で暮らす家を設計するときに欠かせないのが、「回転半径」という考え方です。聞き慣れない言葉かもしれませんが、これは車椅子がその場で方向転換するために必要なスペースのこと。この“ほんの数十センチの違い”が、暮らしやすさを大きく左右します。1.回転半径=「自由に動ける半径」車椅子は前進や後退だけでなく、日常的に向きを変える動作が必要です。たとえば、廊下から部屋に入る、トイレに向きを変える、キッチンで振り向く――。その際に必要なスペースが「回転半径」です。一般的には、最小で120c
今日は仕事帰りに本屋によって、設計者のための建築不動産コンサルティングのはじめかた設計者のための建築不動産コンサルティングのはじめかたAmazon(アマゾン)Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で詳細を見る高橋寿太郎さんの本を買ってきました。建築士のスキルアップのためにも、不動産領域の知識は欲しいものです。建築と不動産のあいだを学んで、よりよい建築士になりたい。学芸出版社のこのサイズの本は、いつも楽しみにしています。
建築家が生んだ、家具という建築モダンデザインの象徴として知られるバルセロナチェア。その優美なフォルムを生んだのは、近代建築の巨匠ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ。そして、その精神を現代まで受け継ぎ、世界に広めたのがアメリカの家具ブランドKnoll(ノル)です。Knollは1940年代にハンス・ノルとフローレンス・ノル夫妻によって設立されました。「建築のように家具をデザインする」という理念のもと、建築家やデザイナーと積極的にコラボレーションし、モダンデザインの黄金時代
自宅サウナを検討するとき、多くの方が最初に悩むのが「電気式がいいのか、薪サウナがいいのか?」という問題です。どちらにも魅力があり、どちらを選ぶべきかは“目的”によって変わります。ここでは、住宅設計の視点から、それぞれの特徴と選ぶ際のポイントを解説します。1.電気式サウナ:日常使いに最適な“実用型”自宅サウナとして最も採用が多いのが電気式サウナです。電気でストーブを温め、石を積んでロウリュも楽しめるため、家庭でも本格的なフィンランド式サウナが再現できます。●メリットスイッ
金沢の大和デパートに「たねや」さんが出ている。あのヘンテコな建築をする建築家の設計。その中に「たねや」さんの真髄がある。いわば“お菓子のテーマパーク”今まで2度伺ったが、そう何度も行けない辺鄙な地にある。(と言ったら怒られるかな?)そこではいろんな楽しみ方がある。特に人気なのは「出来たてのバームクーヘン」または「出来たてのカステラ」だろう。金沢のお店にはさすがにそれはないけど。とても美味しい水羊羹がある。明日までに食べねばならない栗大福。もう少し保つ栗饅頭。この3種だ
1.小さな土地は「工夫の数」だけ広くなる都市部の小さな敷地では、「狭いから仕方ない」と思われがちです。しかし実際は、限られた土地ほど設計の自由度と発想力が生きる場所。敷地の広さではなく、“どれだけ余白を生み出せるか”によって、暮らしの快適性が決まります。小さな土地=窮屈、という固定観念を一度手放すことが、のびのび暮らせる家づくりの第一歩になります。2.「全てを部屋にしない」のが最大の秘訣狭小住宅でよくある失敗は、“全部を部屋にしようとする”こと。間取りを詰め込みすぎると、どの
アルゴリズムなのはわかるけどFACEBOOKは私のこと、男性の建築家だと決めつけているようです。それは、ストレス解消でいつも家の見取り図を眺めているからかな。見取り図を見ながらいろいろ想像するのが好き。ただ、父親とは…みたいな格言がいつも出てくるのがまったく解せぬ(笑)
30.11.2025私たちはここで巨大で最も美しいショッピングセンターと最もおいしい美食スペース、ギャラリーの規模(サンクトペテルブルク)とメガ(どこでも)を開いています、そして一般的に、それはさらに良くて涼しいです、まあ、私はそこの建築家の一人です。それはすべて大騒ぎです!それはちょうど大騒ぎといくつかの興奮ですが、大丈夫、興奮!しかし、快適で、より予測的な感じ。しかし、写真はありません、私は仕事が完了するまであなたにそれらを与えません—写真はありません、あなたはすぐにあなた
スリランカの建築家が手がけた多くのトロピカル建築が、自然と一体化したデザインで注目を集めています。本記事では、その中でも有名な建築家がどのようにスリランカの魅力を建物に反映しているのかに迫り、訪れる価値のある場所を紹介します。特にジェフリー・バワの作品は、自然と建築が融合する新しいスタイルを確立し、スリランカを訪れる観光客にとっても見逃せない名所となっています。彼の作品の特徴や魅力を詳しく解説し、現地を訪れる際に役立つ情報もお届けします。これを読めば、スリランカ建築の魅力が一層深まるでしょう。
■打ち合わせ=大変、と思っていませんか?家づくりの打ち合わせというと、「専門的で難しそう」「時間がかかって疲れそう」と感じる方も少なくありません。特に建て替えやリフォームの場合、家のこと・お金のこと・家族のことなど、決める項目が多く、「話がまとまらない」「結局どれがいいのかわからない」という声もよく聞きます。でも、本来の打ち合わせは“面倒な作業”ではなく、**「これからの暮らしを形にしていく、一番ワクワクする時間」**のはず。今日は、その時間をもっと楽しく、有意義にするための3
武蔵野美術大学の図録に、建築家としての論考を寄稿したと娘から本が送られてきました。思えば、娘が大学卒業後一旦社会人になって自分の進む道を迷った時が娘の人生のターニングポイントになりました。親として真摯に向き合い、その後歩みを止めることなく社会経験の後の学び直し、建築事務所での修行のような日々、海外での仕事、日本全国各地のまちづくりへの関わり……。その年月は長くもあり短くもあります。その積み重ねを、どこかで誰かが見ていてくれたのだと思うと、親として静かに胸が熱
中古住宅を購入してリノベーションというケースは数多くありますが、中古マンションの住戸を手に入れて、※マンション新築当時の資料を参考にリノベーションの為の視察物件は「RC造・ラーメン構造」自分らしく洗練された空間へと望まれる方も多くいらっしゃいます。とはいえ、リノベーションの可能性や、どの程度思い通りに間取りを変えられるのかなど、物件選びの段階で迷われることもあるのではないでしょうか。マンションや戸建ての引っ越しなどでインテリアコーディネートや家具購入同
ふっとカレンダーを見てえーっもう12月やんまだ確認申請おりてないやん2025年4月に建築基準法改正があり家づくり(私たちの仕事に関して)は良くなるなぁとしかし半年以上過ぎてその法改正の申請がおりない(合格しない)これって大問題大迷惑な事ですこの前広島の福山へ行ってきたそんな話をして『今のところ1ヶ月ですかね』そして半年ですよって。。。大袈裟な(なのか)滋賀県・・・半年ってどんな家でも出来あがるでそんな大問題も誰も問題定義しない木造なら1週間なんですよ
1.シャンデリアは「豪華さ」ではなく「時間の象徴」クラシックホテルに足を踏み入れた瞬間、天井から垂れるシャンデリアが空間の印象を決定づけます。しかし、クラシックシャンデリアの魅力は単なる豪華さではありません。それは「光と影を使って、時間の流れを静かに演出する装置」だからです。ガラスのカット面が光を細かく反射し、天井や壁に淡い陰影を散らす。その表情が一日の光の変化に合わせてゆっくりと変わることで、空間に“時のゆらぎ”が生まれます。クラシックホテルのロビーが落ち着くのは、実はこ
土地を見つけると、多くのハウスメーカーや工務店が「この土地ならこんな家が建ちます」と、無料のラフプランを提案してくれます。図面があると安心感がありますし、イメージもしやすいですよね。しかしそのプラン、“建つ”ことだけを目的にしていませんか?実は、営業用のラフプランと建築家が描くプランとでは、見ている世界も、描いている未来もまったく違うのです。1|営業用ラフプランは「売るための資料」営業用ラフプランは、あくまで販売促進のための提案資料です。目的は「この土地で建てられる家のイメージを見せ
大山崎山荘美術館のわりとちかくにある「聴竹居」。建築好きの方が山崎といったら、まずこちらを挙げておられて、一体どういう建築なんだろう・・?と思っていた。新国立美術館で開催されたリビング・モダニティ展でパネルなどの展示を見てさらに行ってみたい気持ちが↑↑↑リビング・モダニティ住まいの実験1920s-1970s公式サイトはこちら↓リビング・モダニティ住まいの実験1920s-1970s|企画展|国立新美術館THENATIONALARTCENTER,TOKYOww
雨の日になると、部屋がなんとなく重たく感じる。洗濯物が乾かないだけでなく、空気までどんよりしてくる。そんな経験はありませんか?実は、雨の日に感じる「空気のこもり」は気のせいではなく、家の換気と湿度のバランスが崩れているサインなんです。湿気と気圧が引き起こす「こもり空気」雨が降ると、外気は湿度が高くなり、気圧が下がります。その結果、家の中と外の空気の流れが滞り、普段のように空気が自然に入れ替わらなくなってしまうのです。湿った空気が滞留すると、カビ・ダニが繁殖しやすくなり、
香川の光と風を取り込む:KAWAZOE-ARCHITECTSが描く建築美皆様、こんにちは。KAWAZOE-ARCHITECTSの河添です。✨穏やかな瀬戸内海に面し、豊かな自然と文化が息づく香川県は、私たち建築家にとって尽きることのないインスピレーションの源です。この美しい地で、お客様の夢を形にするお手伝いをできることを心から光栄に思っております。本日は、KAWAZOE-ARCHITECTSが香川の地で大切にしている建築への想いをご紹介させてください。香川の風土を読み解くデザイン哲学香川
茅野へ来たなら・・・ヤッパシこれを見たいよネ・・・高部のにある・・・高過庵・低過庵・空飛ぶ泥船等々の・・・『藤森建築』の数々・・・高過庵・・・森の中のツリーハウスのイメージかな・・・空飛ぶ泥船・・・空に浮かぶ船型の茶室・・・ワイヤーに支えられて・・・ブラブラとブランコこみたい・・・低過庵・・・これは半地下式になってて・・・屋根はスライドして・・・オープンできるようになっています・・・空飛ぶ泥船と高過庵のコラボ・・・空飛ぶ泥船と高過庵の真ん中に低過庵・・・半分薮に
パニック映画ですので、心配な方は動画をスルーなさってね。↓↓↓↑↑↑あの映像を観たら、これを思い出しますわよねぇ。すべての建築家は、この映画を観るべきだと存じます。私はこの映画で、屋上はヘリポートがあるもので、スプリンクラーは必須アイテムで、はしご消防車が届かない3階以上を建てる場合は、ファイアチーフに相談するんだということを覚えました。ファイアチーフ、日本人にはなじみのない言葉ですが、子どもが1歳の時、飛行機の中で、ミニカーの「はたらくくるま」でおとなしく遊んでいて、
建築は「判断力」で決まる。図面より先に大切なもの建築をつくる仕事は、図面を描く作業に見えますが、その本質は“無数の判断を積み重ねること”です。土地・環境・構造・予算・光・風・動線・高さ・材料…。すべてが制約であり、すべてが可能性です。設計事務所の仕事は、その制約の海の中から「たったひとつの最適解」を見つける仕事だと考えています。①土地の“読み取り”は設計の出発点土地には、それぞれ固有のクセがあります。風の通り道、太陽の角度、眺望の方向、隣家の距離、わずかな高低差…。これを誤