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桜を詠んだ和歌を取り上げてから、静謐で、ほのかな情調の歌が続き、僕のように式子内親王の詠む世界に陶然となっている者にとっては、いいのかもしれませんが、そうでない方にとっては、飽きてきたり、物足りなく思われるるかもしれません。でも一方で、内親王には、代表歌「玉の緒よ…」と同様に、激しく切迫した声調の歌も多々あるのです。今回からは、そうした歌を取り上げます。日に千(ち)たび心は谷に投げはててあるにもあらず過ぐる我が身を《歌意》(世を憂しと思い)一日に千回(数え切れぬほど)、(身投げ
「とにかく、その女の「嫉妬深さ」をどうにかさせようと思いましてね。何、私の顔色を窺ってばかりの女だもの、ちょっと脅せば、あの焼きもちも口やかましさも収まるだろう、と思ったわけです。「もう顔を見るもの嫌になった」と別れ話の一つも切り出せば、とにかく、私にぞっこんだからうろたえて言うことを聞くに違いない、と考えたのです。わざとひどく冷たくしたら、案の定、腹を立てましたので、「そう気が強くては、どんな夫婦の縁が深くても、もうおしまいにするしかない。これきり別れるのなら、聞き分け
「宮中の絵所には名人がたくさんおりますが、その墨書きを見ると、すぐにはどれが上手かはわかりません。しかし、空想上の蓬莱山や荒海の怖い魚、唐国の猛獣、鬼の顔など大袈裟に描いた絵などは、極端な話、でたらめでも人の目を驚かすことができればそれはそれでよし、といったものでしょう。ところが、ありふれた山や川、人家の風景をそれらしく描いて、親しみやすく落ち着いた事物をあしらい、遠くにはなだらかな山の木立を描き重ね、手前には人家の籬のなかを、と描き分けていくとなると、これは、名人の筆は
1一例を挙げ、あるいは、いくつか並べたものを総括して示し、それに限らず、ほかにも同種類のものがあるという意を表す。…なんか。「赤や黄―の落ち葉」「寒くなったのでこたつを出し―する」「よき程なる人に成りぬれば、髪上げ―さうして」〈竹取〉2ある事物を例示し、特にそれを軽んじて扱う意を表す。否定的な表現の中で多く使われる。…なんか。…なんて。「わたしのこと―お忘れでしょう」「金―いるものか」3婉曲に言う意を表す。…でも。…なんか。「お茶―召しあがりませんか」「今インフレに―なったら大
火曜日。今週の献立を考えていたら、今夜は山梨名物ほうとう鍋が食べたくなりました♪ほうとう鍋の翌日、ドッロドロ状態でのリゾット。パルミジャーノを掛けて頂く事までイメージしていますちなみに、おうどんは粉が沢山付いているのを選びます。お兄撮り鉄日記レッドサンダーきたー!皆んな、レッドサンダー撮りたくて待っていたそうです。この日は、撮影雛壇整備をしてくれたオジサンがいてマナーよく撮影出来たようです。オジサンありがとうございます😭タンク、長っ!線路を運ぶ車輌?合ってるかな??カフェ?
岩波文庫版「源氏物語(一)」の定価は楽天市場で1,584円になっている。全九冊セットで買うと13,750円になる。岩波文庫版は、右ページに原文、左ページに校注(注釈)が載っている。原文の活字が大き目で老人には助かる。各巻の冒頭に簡単な解説が載っている。現代語訳を見なくても注釈で一応の理解は可能である。源氏物語1桐壺ー末摘花(岩波文庫黄)[柳井滋]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}
「また、夫が少しばかり他の女に気移りしたからと言って、すぐカッとむきになり険悪な仲になるのも愚かなことです。例え少しくらい浮気をしても、結婚当初の愛情を忘れず、長年連れ添った妻を愛しく感じているのであれば、その夫婦の仲はそれなりに長続きするはずものなのに、そんなトラブルがもとで続くはずの縁も切れてしまうのです。女性はやはり何事につけ穏やかが一番でしょう。もし、夫に女の影を感じても、むやみに騒ぎ立てず気づいていますよと匂わす程度、恨み言を爆発させたい時もストレートに言わず
【内なる自分を表す】276京ことば源氏物語シーズン2#3「帚木(続き)~空蝉」人にはそれぞれの分相応のことがござります。(中井和子訳「#京ことば源氏物語『空蝉』」、空蝉、聞き書き)===今回もご覧頂き有難う御座います。◆#花らっきょう、2か月に一度のお楽しみ、それが、「#京ことば#源氏物語」。女優・山下智子さんの女房語りをじっくり聴く会なのです。このシリーズも2巡目。必要なところを凝縮して語られています。今回は、その3回目。「#帚木」の続きと「#空蝉」。ヒ
昨晩の、どうする家康の最終回では、小栗旬さん演じる天海が、源氏物語と吾妻鏡の本を手に取って、大河ドラマのバトンタッチが感じられましたが、実際の家康も、実は大変な読書家だったようです。家康は『源氏物語』や『吾妻鏡』を愛読。『駿府記』などの史料によりますと、慶長20年に日野輝資や冷泉為満などの公家と一緒に『源氏物語を楽しむ会』を開いたそうです。また、元和元年には、源氏物語の帚木(ははきぎ)の巻を楽しんだ話などが、書かれているとか。また『続日本紀』も読んでいたようで、『増鏡(ますかがみ)』という、
帚木だけで凄い...................
とりあえず源氏物語読むなら帚木を推す🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇自分みたいなあほうのことも書いたるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwしかも延々とwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwこれぢゃ抜粋しようがないなんというか・・・・・・・・・・まあ女性作家心理的描写は女性ならではある意味ペンをとったベテランナースさん(ー`дー´)キリッ帚木全部すばらしじく
この帚木は良い,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,おせる
佐馬頭の話。「こうやって見てくると、子供っぽくおっとりとした素直な女を、上手に教育して妻にするのがいいようですね。しかし、このタイプにも問題はあります。一緒にいる時は可愛いことに免じてすみますが、そばにいられない場合には、物事の判断力がないうえに機転もきかないので、用事を頼んでも、実に頼りなくて困りものです。反対に、いつもは無愛想で気に入らない女が、何かの折にははっとすること見事な働きをしたりすることもあって」流石に女に詳しい佐馬頭も、どれが理想の妻か、その結論は出せず、
【1.桐壺】■限りとてわかるる道のかなしきにいかまほしきは命なりけり■宮城野の露吹き結ぶ風の音に小萩が本を思ひこそやれ■鈴虫の声の限りを尽くしても長き夜あかずふる涙かな■いとどしく虫の音しげき浅茅生に露をき添ふる雲の上人■荒き風ふせぎし蔭の枯しより小萩がうへぞ静心なき■尋ねゆくまぼろしもがなつてにても玉のありかをそこと知るべく■雲のうへも涙に暮るる秋の月いかで住むらむ浅茅生の宿■いときなき初元結ひに長き世を契る心は結びこめつや■結びつる心も深
夫宣孝が亡くなった後に紫式部は『源氏物語』を書きはじめたということです。書いた物語が出版されることのない時代にあって、物語を書くということはどういうことだったのでしょうか。親しい知人に物語を見せて感想を聞くということがあったはずですが、もっと内的な動機があったとみるのが自然だと思われます。近現代の作家にとって小説を書く動機としては、書かないではいられないというのが圧倒的ではないでしょうか。もちろん名声やお金などが動機というのもあるでしょう。紫式部の時代にあっても書かないではいられない、とい
【#内なる自分を表す】266文化・#芸術の秋2023~(7)#京ことば源氏物語「#帚木-#雨夜品定」続き光の陰には必ず闇が添い臥しているので御座います。(女優・山下智子さん談)===◆山下智子さんによる、「#京ことば#源氏物語」。帚木の巻から、「#雨夜の品定め」の話をしております。登場するのは、↓源氏頭中将左馬の頭藤式部丞の同年代4人。桐壺天皇陛下が物忌みで精進潔斎してるのに、息子の源氏は仲間とガチの恋愛トークに花を咲かす。以上。↑
【#内なる自分を表す】265文化・#芸術の秋2023~(6)#京ことば源氏物語「#帚木-#雨夜品定」何の取り柄もない人ってありますのやろか?(中井和子訳「#京ことば#源氏物語『帚木』」より、源氏、聞き書き)===◆#花らっきょうの、二月に一度のお楽しみ、それが、源氏物語。100年前の女房ことばに訳した源氏を、この度も拝聴しました。読み手は、京都生まれの女優・山下智子さん。今回は、第2帖「帚木(ははきぎ)」の名場面、「#雨夜の品定め」。源氏の君1
#コキア#ほうき草#帚木#薔薇#赤蕎麦
#コキア昔、コキアの枝をホウキに利用していたことから、「ほうき草」「帚木」という和名で呼ばれるようになりました#コキア#ほうき草#帚木白内障の治療で3種類の点薬を三ヶ月続ける必要が有ります1日3回です。一つの目薬は冷蔵庫に入れてくださいと書いてありました。1回目、手術での結果がまだ靄が見えます。#赤い#蕎麦の花#コスモス#白の彼岸花
男4人で、様々な女の噂話になるうち、左馬頭が語り出します。「恋人としてならとにかく、いざ妻となると、たくさんいる女の中からでも選ぶのは難しいですよ。男でも朝廷の重責を担う人の中でさえ、本当に優れた大物を探すとなると滅多にいないでしょうどんなに優れているからといって、ひとりやふたりで国を治める訳にはいかないですし、国政の範囲は広い訳ですから、上役は部下に助けられ、武かは上役に従って融通をつけながらやっていくことになるでしょう。ところが、狭い家庭の主婦となると、掛けていては困る
「たかこの世界」13号待ちに待った「たかこの世界」13号が届いた。まず投稿していた自分のエッセイを読む。「某某日記」、見開き2ページ、文字にして1,920字ほどである。自分のエッセイが活字になるのはとてもうれしい。某月某日として、11の切り口から日常を描いてみた。いずれも私の一面である。こうして読んでみると愛おしく思える。つぎに「まじめに川柳」の結果。「迷う」浜野みさえ選ゆえあって帚木の道に迷い込む参加者が151名の大きな句会で抜けたのは
、源氏物語名場面⑫雨夜の品定め参雨夜の品定め参文渓画大東文化大学所蔵上の絵を見て思い出したことがあります。源氏は人と話す時いつも寝そべるか家具等に凭れていたということです。■締めくくりは式部丞「私ごとき下々の者に皆様方に申し上げるような話題がございましょうか」頭中将が「早く!」と促すので「*文章生のころに師事していた文章博士の娘のもとに通うことになり博士公認で結婚を前提に付き合っていました。■*文章生もんじょう
源氏物語名場面⑩雨夜の品定め雨夜の品定め■.◇五月雨の一夜、17歳になった源氏の部屋に親友で義兄の頭中将が訪ねてきた。頭中将が数多の女君たちから源氏宛の手紙を読もうと物色していると左馬頭さまのかみと藤式部丞とうしきぶのじょうが顔を見せた。若い源氏のほかは恋の手練ればかりである。いつしか女君たちの品評が始まった。◇口火を切ったのは左馬頭。「妻として完璧な女などいません。家を治めることは国を治めることより難しいようです。そもそも妻選びに心を
生地(キャンパス地)に薄手の接着芯を貼ってみました。貼りながらやっぱりこのプリントは少しにじんでいるのが気になるな・・・データが悪いのか?ジェットプリントだからかな・・・もう少し小さい柄にしたかったのもあったりして調整難しそうですね。でも何かにしたいな・・・ちょっと寝かせておこうかと思います。
私の中ではすっごいチャレンジ・・・そして奇跡的にも・・・何もノウハウもなく・・・それでも生地が出来ました・・・(*・・*)リアルファブリック源氏香図帚木realfabric.jp源氏香図という文様が好きで生地を探してたんですがなかなか思ってたようなのが無くって・・・(^^ゞデザインの登録申請が通って・・・嬉しかったです♡ほっかほかの生地が届いて大喜びです♪私用のがま口バッグを作成予
待ちにまっていた作成した生地(サンプルサイズ)が到着しました。初めての挑戦ではここまでかな・・・(^^ゞ早速がま口バッグ(自分用)を作ろうと思います♪どちらで作ろうかな。
K1018/の\御(おほん)-方々(かたがた)の人々(ひとびと)まかで散(ち)らずさぶらはせ給(たま)ふ。里(さと)の殿は、修理職((すりしき))・内匠寮(たくみづかさ)に宣旨くだりて、二(に)なう改(あらた)め造(つく)らせ給(たま)ふ。もとの木立(だち)、山のたゝずまひ、おもしろき所(ところ)なるを、池の心廣(ひろ)くしなして、めでたく造(つく)りのゝしる。「かかる所に、思(おも)ふやうならむ人をすゑて住(す)まばや」とのみ、なげかしうおぼしわたる。「『光(ひか)る君』といふ名は、高麗人
「源氏物語」岩波文庫版の書き写しが132枚になった。1日1枚で132日続いた。桐壺が47枚。帚木が85枚。そしてきょうから空蟬にとりかかった。
左馬頭が語り始めます。「成り上がりはやはり成り上がりですよ。いくら勢いがあろうとも、家柄がそれなりでなければ、世間の目がどうしても違います。もともと高貴な家柄でも、世渡り下手で声望も衰えるとなれば経済的に苦しくなって、上流の体面を保てない場面もありましょう。ま、どちらも中流という判定でいかがでしょうか地方の政治を司る受領は中流の典型ですが、その中にも何段階かあって、素晴らしい女を見つけられそうなご時世です。生半可な上達部などより、非参議の四位の身分で、世間の評判も悪く