かつての日本映画の素晴らしさを知ってもうすぐ20年。きっかけはTSUTAYAで借りた小津安二郎先生の作品だった。1960代に活躍した映画監督シリーズを皮切りに、小津先生の他には、成瀬巳喜男、溝口健二、黒澤明と行ったメジャーどころを皮切りにして、常に情報をとるというわけでもなく、執心することもなく、ミニシアターの情報をたまたま目にして面白そうと思えば観に行き、最近では市川雷蔵という稀有な俳優と出会うことになり、雷蔵が出演する作品ばかり観るようになった。また最近は借りるのではなくもっぱら買うことにし