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blogno.772タイトル:女は二度生まれる(1961)を観て観た日:260401水放映日:260324火放送局:BS12その他の情報:カラー。原作:富田常雄。監督:川島雄三。出演:若尾文子・藤巻潤・フランキー堺・山村聰。1961。上映時間99分。評価:★☆☆☆富田常雄の小説『小えん日記』を、川島雄三が井手俊郎とともに脚色し監督。大映での初監督作品である。川島が大映首脳陣を前に「若尾文子を女にしてみせる」と宣言したといわれる作品。ラストシーンは「希
2026年3月1日(日)。天気晴れ。「夢の島」に行った続きです。「夢の島大橋」を渡って、「明治通り」で東京都営バスに乗りました。着いた場所は「東陽町駅」です。「永代橋通り」を進んで行くと、ブレジネフカ的な集合住宅がありました。その裏にまわると緑道が通っていました。この緑道は、洲崎川の跡に造られたものです。「量水塔」とは何なんでしょうか。字が表すとおり、水位を量ったものなのだと思われます。洲崎川は、明治期に根津から移転してきて、1958(昭和33)年までこの地にあった洲崎遊郭の北の境界になっ
わが市の市議会議員の中には、偉そうなことばかり言っている割には議会中に大きないびきをかいて寝ている議員もいるのだが、本当に市民の税金を無駄にする酷い奴だ。しかも、平気で市民を騙す。しかし、今回紹介する映画しとやかな獣だが、そいつと同等のレベルの登場人物ばかり登場するブラックコメディ。アパートの一室にロクでもない強欲な人間ばかりが出入りして、浅ましいストーリーが繰り広げられる。脱税、売春、詐欺、ピンハネ等、何でもありの奴らが、何の悪びれもなく自己流を貫き通す姿に、わが市
「青べか物語」(1962)山本周五郎原作の映画化作品をAmazonプライムビデオで久々に観ました。監督は川島雄三。予告編はありません。ある日、"先生"と呼ばれている作家(森繁久彌)が創作上での刺激を求めて、ふらりと浦粕にやって来ます。浦粕は東京と千葉の境にある江戸川河口にあって、貝と海苔と釣場で知られている集落。だだっ広い荒地をぶらぶらしていると、芳爺(東野英治郎)というガサツなジジイがいきなり話しかけてきて、先生のタバコの缶をさりげなく奪い取って、"青べか"と呼ばれるボロ
<ストーリー>五井久作(森繁久彌)かつては上野のフランス料理の名店:青竜軒に勤めていたが、料理長の伝次(加東大介)の息子の伸一(フランキー堺)を跡継ぎにさせたいという気持ちを察して、青竜軒から独立してとんかつ屋:とんQを開いていた。女房の柿江(淡島千景)は伝次の妹だ。伝次の息子の伸一は、新しいムードレストランの経営を夢みて、赤線の経営者からのし上がった衣笠大陸(益田喜頓)の秘書をしているが、大陸が青竜軒の新しい経営者になる事になって、かつて大陸と女性を奪い合った伝次
本日11月8日は若尾文子の生誕92周年です。(1933年11月8日生誕)それを記念して彼女の作品を紹介しています。『女は二度生まれる』(1961)監督川島雄三撮影村井博共演山村聡、藤巻潤,江波杏子,フランキー堺【あらすじ】芸者の小えんは男相手の商売を続ける毎日を送っていた。そんな彼女は、銭湯への行き帰りに出会う大学生の牧にときめいていた。矢島という遊び人と箱根へ行った帰り、小えんは初めて牧と話をするが、彼は大学を出て他の場所へ行ってしまうと言う。売春がばれて
「若尾文子映画祭」公式サイト5年ぶりに開催されている「若尾文子映画祭」です。今回は彼女の出演作を2タイプに分け「Side.A」と「Side.B」の各18作、トータルで36作品の上映が東京・大阪では行われました。名古屋では伏見ミリオン座で現在開催中ですが、「Side.A」の上映作品は13本で「Side.B」の上映作品は16本です。わずかに“セレクト上映”となりました。大阪の万博に出掛けた折に、この映画祭にはすでに参加しております。それでも今回の名古屋での開催初日は2本の作品を連続鑑賞し
『無法松の一生』と同じく車夫のお父さんの映画では川島雄三監督、織田作之助原作、八住利雄脚本、辰巳柳太郎主演の『わが町』が。ベンゲットの他ァやんを嫌いな大阪人は居らっしゃらないでしょうね。真面目一徹。土性っ骨。不器用に口下手。お父ちゃんにお爺ちゃんに似てた、親戚や近所のおっちゃんに。他ァやんは大阪にいっぱいいました。そして今も。明治末、千五百人のうち約半数が死んだといわれる過酷なフィリピンの道路建設工事に従事し、仲間を叱咤激励、完成に貢献した人夫頭、ベンゲットの他ァやん。帰国後、自らが種を
川島雄三監督『幕末太陽傳』(1957)がYouTubeの日活公式チャンネルで、今度の日曜日まで無料公開中である。何度も観た作品、面白いから、未見の向きはこの機会にぜひ。冒頭、売春防止法施行を控えた現在(昭和32年時点)の品川が映る。ナレーションは加藤武、法律が施行されると、売春を伴う接客をする「特飲街」の店の多くが閉鎖を余儀なくされる。本作の舞台となる文久2年(1862)の相模屋、いわゆる『土蔵相模』も、そんな遊興の大見世であった。町人の佐平次(フランキー堺)は志道聞多(
アマゾンプライムで映画「しとやかな獣」を鑑賞した、1962年、96分、監督川島雄三、原作・脚色新藤兼人芸能プロの会計係として働く幸枝(若尾文子)は、男から男へ渡り歩き金を貢がせてきた、ひと皮むけば男も女もこんなもの、そこをうまく利用した、それもすべて長年の夢である旅館の開業を実現させるためだったアパートが立ち並ぶ郊外の団地に住む前田家、時造(伊藤雄之助)は元海軍中佐、戦後どん底の生活を経験した彼は自分の殻にとじこもり、子供たちを踊らせるあやつり師になった、息子の実(川畑愛光)には
「夜の流れ」(1960)花柳界に生きる母娘の人間模様を描いた作品を観ました。初見。監督は成瀬巳喜男と川島雄三。予告編はありません。東京の下町の花柳街にある料亭『藤むら』。パトロンである実業家の園田(志村喬)の雇われ女将である藤村綾(山田五十鈴)が切り盛りしています。数えで46才の和風熟女で、園田からの愛人にならないかという誘いをやんわりと断り続ける日々。綾が女手一つで大学まで通わせた一人娘が美也子(司葉子)。園田の娘忍(白川由美)とは学友で大の仲良し。料亭へ出入りする芸姑た
20250830夜回想川島雄三監督の「わが町」をめぐって織田作之助原作、辰巳柳太郎主演の一本です。映画の音源、映像等は、使っておりません。チャンネル登録といいねをぜひお願いします。藤谷のXかYOUTUBEでご覧下さい。2025年8月30日
増村保造と川島雄三『爛(ただれ)』と『女は二度生まれる』を中心に有楽町の若尾文子映画祭で『爛(ただれ)』を観た。一方、川島雄三の大映3本をDVDで観た。ホントはフィルムセンターの中川信夫に行くべきなんだろうが、チケットの販売システムが変わってからどーも行きづらい。それはともかく。私は『爛(ただれ)』を増村の最高作だと思っており、『女は二度生まれる』は映画ベストに必ず入れる巨大、絶品映画である。今回、何度目かを見直してみて、やはり川島雄三の方が凄い、少なくとも私は川島雄三の方
しとやかな獣の舞台、晴海団地の、5階だっけ、窓を全開にして玄関も開けて風通しが良さそうで、自分は今1階であんまり開けられないのもあり、こんなとこに住みたいなーと思いました。
blogno.579タイトル:雁の寺(1962)を観て観た日:250627金放映日:230624土放送局:BS26その他の情報:モノクロ(一部カラー)。原作:水上勉。監督:川島雄三。出演:若尾文子・高見国一・三島雅夫・中村鴈治郎・木村功・西村晃・小沢昭一・菅井きん。1962。上映時分98分。評価:★★☆☆水上勉の直木賞受賞作を、川島雄三監督が若尾文子主演で映画化した官能的サスペンスの秀作。1962年に封切られたが、早くもその2年
blogno.577タイトル:貸間あり(1959)を観て観た日:250625水放映日:230610土放送局:BS26その他の情報:モノクロ。原作:井伏鱒二。監督:川島雄三。出演:フランキー堺・淡島千景・乙羽信子・浪花千栄子・清川虹子・桂小金治・小沢昭一・藤木悠・沢村いき雄・渡辺篤・益田キートン・市原悦子・福山博寿・加藤武。1959。上映時間112分。評価:☆☆☆☆「洲崎パラダイス赤信号」「幕末太陽傳」の川島雄三監督が大阪の風変わりなア
「雁の寺」(がんのてら)「雁の寺」予告編1962年1月21日公開。水上勉の第45回直木賞受賞作品の映画化。脚本:舟橋和郎、川島雄三監督:川島雄三キャスト:桐原里子:若尾文子宇田竺道:木村功堀之内慈念:高見國一北見慈海:三島雅夫雪州:山茶花究岸本南嶽:中村鴈治郎桐原たつ:萬代峰子おかん:菅井きん岸本秀子:金剛麗子独石:荒木忍桐原伊三郎:寺島雄作喜七:石原須磨男木田黙堂:西村晃あらすじ:洛北は衣笠山の麓、灯全寺派の孤
何だか落語のような面白さを感じる映画だと思ってたら、実際に古典落語の題材が散りばめられている。テンポがかなり良く、フランキー堺演じる主人公がお調子者ながら口八丁手八丁で大活躍する様が非常に楽しい映画が今回紹介する幕末太陽傳。彼の晩年の頃しか知らなかったのだが、あまりにもの芸達者ぶりに驚かさせられた。フランキー堺、石原裕次郎、小林旭、二谷英明、南田洋子、岡田真澄・・・等々、当時の若手からベテランまで、大スター達による豪華キャスト陣によるストーリーの紹介を。江戸時代末の宿場町であっ
『幕末太陽傳』(1957年・日活/監督:川島雄三)は、川島雄三の最高傑作と云われる時代劇コメディ。時は幕末・文久2年の品川宿、妓楼・相模屋の前でイギリス人と小競りあいをした長州藩士・志道聞多(二谷英明)が落とした懐中時計を拾った佐平次(フランキー堺)は仲間と相模屋にあがりドンチャン騒ぎ。金がないので仲間を帰し、ひとり居残ります。同じように居残っていたのが高杉晋作(石原裕次郎)で、拾った懐中時計は高杉晋作のもの。ひょんなことから佐平次は晋作と知りあいます。晋作は聞多や久坂玄瑞(小林旭)たちと御殿
「幕末太陽伝」の川島雄三監督が富田常雄の「小えん日記」を1961年に若尾文子主演で映画化した最初の大映作品です。靖国神社にほど近いにところにある花街で芸者をしている小えんは建築家の先生や職業不明の遊び人の常連とお金の関係でつながっていた。その反面、常連に連れられてきた板前とデートしたり、近所の学生と仲良くなったり、映画館で偶然出会った17歳の工員にも優しく接し、男たちを渡り歩く。ある日、お店の売春が警察に密告され芸者が出来なくなった小えんは建築家の先生の妾になることにするが…枕芸者と
『大アンケートによる日本映画ベスト150』(1989年6月10日発行文藝春秋)において井上ひさしが選んだ「たったひとりで、ベスト100選出に挑戦する!」の51位から100位を見てみよう。監督名作品名51位佐々木康『浅草の坊ちゃん』52位稲垣浩『無法松の一生』(昭和18年)53位黒澤明『悪い奴ほどよく眠る』54位川島雄三『貸間あり』55位野村芳太郎『砂の器』56位中川信夫『東海道四谷怪談』57位宮崎駿『天空
「銀座二十四帖」と同じく、監督は川島雄三で今村昌平が助監督。森雅之に会ったのは本当に久しぶり。陰鬱でさえある深刻な役柄が多かったが、ここでは苦労を知る実直な父親役である。芦川いづみ、かいらし。*****かつては人気画家だったが、いまは東洋光学の社長となっている村上春樹(森雅之)と妻の房子(高野由美)が葬儀場を出たところで、都築正隆(二本柳寛)に会う。村上の師匠で都築の父でもある人物の葬儀だった。画家ではなくなった引け目からか、終始、村上は渋い表情。都築はナイトクラブのマネジャーである。バー
修行僧の映画と言えば「炎上」がすぐ思いつくけど、「雁の寺」も同じく緊張させる映画や。音楽も緊張を高めてるな。海外には、こんな映画を紹介したらどうなんやという作品のひとつ。「アニメ」好きだと言う外国人にはシンガポールでも、ベトナムでも何人か会うたことがあるけど、人間が演じる「映画」を見た人はおらんな。犯人は何とかいう大手広告代理店やないのか?孤峯庵に雁の襖絵を残した日本画家の岸本南嶽(中村雁治郎)は臨終際、妾の里子(若尾文子)を頼むと住職の北見慈海(三島雅夫)に告げ、彼女は寺に囲われる。慈海は里
昨夜、川島雄三の映画『とんかつ一代』を見て、フランキー堺と森繁久彌が二人乗りした自動車。昭和二桁前期の👴夫が「スバルだな。」と教えてくれましたが、スバル360。戦後初の大衆車で「てんとう虫」の愛称で親しまれたとか。可愛い❤〜!発売当時生まれてはいたけど、まだ赤ん坊👶。大人で、免許持ってたら買ってたかも。👇このガチャほしいです。※写真はお借りしました。
ラピュタ阿佐ヶ谷美味しい映画をめしあがれより製作:東京映画配給:東宝監督:川島雄三脚本:柳沢類寿原作:八住利雄撮影:岡崎宏三美術:小野友滋音楽:松井八郎出演:森繁久彌淡島千景加東大介フランキー堺三木のり平山茶花究木暮実千代1963年4月10日公開上野本牧町の一角にとんかつ屋の「とんQ」が店を構えていました。店主の久作(森繁久彌)は「青龍軒」のフランス料理で鍛えた腕前の持ち主でしたが、ある理由で店を辞め独立したのでした。女房の柿江(淡島千景)の兄は、青
小説が映像化される際、どのような脚色がなされたのかを検証する連載「映像と小説のあいだ」の最新回が久しぶりに更新されました。今回は「洲崎パラダイス赤信号」原作と終盤の展開が違うにもかかわらず、ラストに同じシーンにたどり着く珍しい構成について分析しましたhttps://shosetsu-maru.com/yomimono/essay/eizotosyosetu/19連載第19回「映像と小説のあいだ」春日太一|小説丸小説を原作にした映画やテレビドラマが成功した場合、「原作/
20240606夜忘れられない映画川島雄三監督の「しとやかな獣」をめぐる感想映画の音源。映像等は、使っておりません。チャンネル登録といいねをぜひお願いします。↓をクリックして下さい。川島雄三監督映画「しとやかな獣」(1962年。大映)感想(映画の映像、音源等は、使っておりません。)2024年6月6日藤谷蓮次郎・製作#しとやかな獣#川島雄三#大映#新藤兼人#若尾文子#伊藤雄之助#山岡久乃youtu.be藤谷蓮次郎2024年6月6日
「女は二度生まれる」(1961)芸者を演じる若尾文子が楽しめるお話をU-NEXTで観ました。初見。監督は川島雄三。予告編はコチラ。靖国神社近くの九段あたりで芸者をしている小えん(若尾文子)。この日は一級建築士の筒井(山村聰)という新しいお得意様と一夜を過ごしています。芸者といっても踊りも唄もできず、いわゆる不見転芸者(みずてんげいしゃ)と呼ばれる人で、ザックリ言えば、枕営業で稼ぐ女でございます。美人なのでとにかく売れっ子。若尾文子なら当然です。靖国神社でバイトする大学生純一
禅寺の襖絵雁が完成。絵師の愛人は母鳥が子に餌をやる姿に「可愛らしいわぁ」と微笑む。やがて絵師が病死すると、和尚が代わって女を囲う。夜、物音に気づいた女が障子を開けると去っていく小僧の背中がみえた。はは~ん。小僧は写経の墨をする手に力が入りその瞳は一点をみつめていた。雁の寺川島雄三監督1962年若尾文子高見国一三島雅夫中村雁治郎木村功西村晃菅井きん雁ではじまり雁でおわる水上勉原作の映画化。冒頭は、母鳥が子に餌を与え結末は、子を残