ブログ記事227件
増村保造と川島雄三『爛(ただれ)』と『女は二度生まれる』を中心に有楽町の若尾文子映画祭で『爛(ただれ)』を観た。一方、川島雄三の大映3本をDVDで観た。ホントはフィルムセンターの中川信夫に行くべきなんだろうが、チケットの販売システムが変わってからどーも行きづらい。それはともかく。私は『爛(ただれ)』を増村の最高作だと思っており、『女は二度生まれる』は映画ベストに必ず入れる巨大、絶品映画である。今回、何度目かを見直してみて、やはり川島雄三の方が凄い、少なくとも私は川島雄三の方
「青べか物語」(1962)山本周五郎原作の映画化作品をAmazonプライムビデオで久々に観ました。監督は川島雄三。予告編はありません。ある日、"先生"と呼ばれている作家(森繁久彌)が創作上での刺激を求めて、ふらりと浦粕にやって来ます。浦粕は東京と千葉の境にある江戸川河口にあって、貝と海苔と釣場で知られている集落。だだっ広い荒地をぶらぶらしていると、芳爺(東野英治郎)というガサツなジジイがいきなり話しかけてきて、先生のタバコの缶をさりげなく奪い取って、"青べか"と呼ばれるボロ