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cafe・OOMIYA54(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)HappyHalloween4最終話例えおいらが死んでも魂を取りに来ないでよ。⋆○゜:。☆*「どうしてあんなこと言ったの?」デヴィの声が、闇の中にぽつりと落ちた。「お陰でお前は死んだ後、悪魔を騙した嘘つきとして天国から拒まれ、契約のせいで地獄にも行けなくなったじゃないか。」闇の中で、ジャックの声だけが軽やかに響く。「ふふふ。だって面白いじゃない
cafe・OOMIYA53(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)HappyHalloween3「なんだ。また来たの?」振り向きざまに悪魔をみとめ、ジャックはため息をついた。黒いランタンを手にしたその影は、10年前と変わらない。「約束の10年が終わったからね。今度こそ魂をいただきに来た。」ジャックは肩をすくめ、コーヒーカップを傾ける。「…実家に帰んなきゃいけないんだ。両親がさ、おいらの淹れたコーヒーを飲みたいって。最期にそれくらいさせてくれてもいいだろ?」
cafe・OOMIYA52(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)HappyHalloween2悪魔をも魅了する歌声は、そのだらしなさも意地の悪さも、すべてを魅力に変える。だから悪魔は、どうしてもジャックの魂を欲しいと願った。ある夜、悪魔はジャックの前に現れ、黒いランタンを翳して言った。「ジャック。お前の魂をいただきに来た。」ジャックは、コーヒーカップを傾けながら「おいらの魂?え〜、今は無理。明日の朝、早いんだよね。」そし
cafe・OOMIYA51(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)HappyHalloween1駅前通りはオレンジ色と黒色で賑やかに彩られ、ハロウィン一色となった。けれど、cafe・OOMIYAのハロウィンは、少し違っていた。軒先に吊るされた黒いランタンと、智の鼻歌(ハミング)、そして和也が丁寧に仕込んだかぼちゃのプディングそれだけが、この店のささやかな祝祭だった。窓際の席で、悪魔に扮した婦人がカッ
cafe・OOMIYA50(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)珈琲『今日でしたっけ?ぢゅん子ちゃんと劇団・EIGHTのお芝居行くの。』『そう。まーちゃんは風間ぽんと行くんだって。』『あぁ、まーちゃんと仲の良いヨコの劇団だから、風間ぽんは気が気じゃないんだね(笑)(彼氏でもないのに)』カランカラン『ホット。いただけます?』『なに?』
cafe・OOMIYA48(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)क॑ʖˋU☆から来タレニσ6『!!』『どうしたの!?』『あ゛~…、ここは、智の秘密部屋ですか?』『いや、秘密…ではないけど、寝室兼趣味の部屋だよ。』『そうですか。我々の星ではこの香り(潮の香)は時間を意味します。そしてその香り(油絵の具の香)は性癖を意味します。そして、この部屋に充満している香を地球の言葉に
cafe・OOMIYA47(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)क॑ʖˋU☆から来タレニσ5『お見せした通り、我々の本体はゲル状です。なので地球人に擬態して声帯を得ることで初めて発声できます。つまり、我々のコミュニケーションに、声…すなわち“音”は必ずしも必要ではないのです。』『と、言いますと?』『我々は"香"で、会話するのです。体から様々な香りを発生させ、それを体の表面にある受容体で感知するのです。』『惑星क॑ʖˋUでは、コーヒーの香りは愛を表します。そして、智さ
cafe・OOMIYA44(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)क॑ʖˋU☆から来タレニσ4『宇宙人?…ですかぁ。』『そうです。私とここに居るレニσは、惑星क॑ʖˋUからやって来ました。正しくはあとお二人、ま、ナ、キとUょぅがおりますが。』──実は、我々क॑ʖˋUの住民の体は流動体で決まった形を持っていません。そのため他の惑星へお邪魔するときはその土地の主な知的生命体に擬態して溶け込むのです。『ちょっと待って!どうして
cafe・OOMIYA44(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)क॑ʖˋU☆から来タレニσ3☆〇。゜⋆『サとSHIの部屋♡』『だ・か・ら!お前一体だれなんだ!?』『क॑ʖˋU☆から来タレニσとナンドモ逝ってるdeath!』『その質問、私が答えましょうか?』
cafe・OOMIYA44(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)क॑ʖˋU☆から来タレニσ2『じゃ、そう言うことで。』『あー!かず、待てって!!』『とは言うものの…』『おれと同じ顔して気持ち悪いことぬかしてんじゃねぇぞ!』『孟子おkuれましタわた串は惑星क॑ʖˋU☆から来ましタレニσと申すdeath。』『わた串はX、YDOちら
(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)ちょりんぴーです。櫻葉のセブンイレブンのCMが可愛らしく、てつい笑顔になってしまいます。櫻葉って共演多いよね~。同事務所なのでそれはそうなんでしょうが、お潤やにのちゃんが独立する前から共演は多かったように思います。嵐内コンビにはそれぞれパブリックイメージがあるから、それが企業から求められるイメージに合致するんでしょう。知的なイメージの翔さんがまーくんに弄られたりデレたりするし、大野くんにさえお兄ちゃんのまーくんが翔さん
cafe・OOMIYA(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)あるある11それから…『あぁ、今日臨時休業なんだ。』『翔ちゃん!そうなの。今朝連絡来て頼まれちゃったの~(笑)』『あら。』『あ!ぢゅん子ちゃ~ん♡』『大宮、仲直りしたみたいで良かったわ。』『ホントだよ~。これでまた
cafe・OOMIYA(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)あるある10『かずちゃぁん、機嫌直して大ちゃんと仲直りしてあげなよ。』『そうよ。SACKは大野さんが描くなら何だっていいだろうけど…』『他のお客さんは引いちゃうかもね(笑)』『!!』『智。その…くちどけ勝負の新作のチーズケーキ作ってあるんだけどぉ、今日智んちに持ってっていいかぃ?』『うん。』『・・・』
cafe・OOMIYA(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)あるある9cafe・OOMIYAのバリスタ大野智は、心の内を表情や態度に出したりはしない。だからこそお客さまは、彼の穏やかな応対に癒されるのである。『智くん…もしかしてニノとケンカとかしてる?』『どうして分かったの!?翔くん、エスパー!?』でも、ラテアートでメンタルバレたりする。つづく。
cafe・OOMIYA(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)あるある7cafe・OOMIYAでは悩める常連客がマスターに恋愛相談をしたりする。『大野さん。オレ、涼介に付き合ってほしいって告られたんです。』『うん。』『あんなんでもあの人ド陰キャだからさ、さすがに“太陽みたいな人”じゃないんだけど、それでも“満月”なんですよ。星を従えて完璧に輝く月なんです。』『もちろん嫌いじゃないですよ?でも、オレは欠けた月に叢雲がかかるような…そんな神秘的な月に惹
cafe・OOMIYA(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)あるある6ここ(cafe・OOMIYA)はBGMも控えめで、落ち着いた雰囲気なのがとても良いと思う。だからときどき…『映画、面白かったなぁ。』『うん。』『ランチのパスタも美味しかったね。』『ね』『気に入った服も手に入ったし。』『良かったねぇ。』『ゲーセンの白熱したバトルには燃えたよ。』『勝ったのはこっちだけど?(笑)』『楽しかった?
(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)ちょりんぴーです。cafe・OOMIYA灯籠夜話編、いかがでしたでしょうか?怖いお話に挑戦してみたのですが、表現は下手だわ画は稚拙だわ反省点が多いです。(`・ω・´)9キリッ←謙遜0それでも時間だけは湯水のようにかかってしまい、旬で大騒ぎできなかった事象があります。ので、今吐き出します!
cafe・OOMIYA(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)灯籠夜話5『あの…劇場とかって、なんや変な気がたまりやすいっちゅうか…』そう切り出したのは劇団員の横山と村上だった。誰も居ないのに照明が付いたり消えたりするのは日常で、舞台上に居ない人間がモニターに映っていたり、何度数えてもアンサンブルの人数が1人多かったりするなんてこともしょっちゅうであった。『昔の小劇場って、セキュリティなんてあってへんようなもんで。うちらも毎日昼、夜公演があるときは家に帰る時間すら惜しい
cafe・OOMIYA(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)灯籠夜話4『オレも前に怖い思いしたことがあって…』遠慮がちに手を挙げたのは、潤子の後輩“斗真”だった。『オレ、ノンデリでガサツな家族に囲まれて育ったから、実家にいる頃からトイレはもちろん風呂や自分の部屋にも鍵をかける癖がついてて…』一人暮らしを始めた入社したてのある日のこと。その日、斗真は浴室にスマホを持ち込んで“お笑いライブ”を見ていた。少しぬるくなったお湯を温めようと、動画から目を離すことなく
cafe・OOMIYA(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)灯籠夜話3『あ、そう言えばまーちゃん。』口火を切ったのはまーちゃんのツーリング仲間で、コーヒー通の英二子ちゃんであった。『この前、長野県にツーリング行ったでしょ?』『うん。行った行った!』雅美は赤べこのように頷いた。『したらさぁ、丁度峠のあたりで2人とも膝が劇的に痛くなって暫く動けなかったでしょ?』雅美は何度も頷く。『あの山、昔から姥捨て山伝説のある山でさぁ。捨てた老人達が下山してこない
cafe・OOMIYA(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)灯籠夜話2『その吊り下げ灯籠をあと2cm右にずらして。あまり怖い感じにしないで、どちらかと言うと怖さ4美しさ6くらいのイメージで。』『おぉーすげぇ!!』『さすがぢゅん子ちゃん♡』『“怖さと美しさの共存”のうち、美しさは我々が担います。』『きゃっ美しさだって。恥ずかしい(〃ノωノ)』『智の精霊馬もすごいよ!!』日は傾きいつの間にか蝉の声は遠ざかる。代わりに
cafe・OOMIYA(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)灯籠夜話1学校からの帰り道、あのcafeの前を通るのが楽しみだった。ガラス越しに中を覗くと、物語から抜け出たような素敵な王子様がカウンター席に座ってコーヒーを飲んでいて…たったそれだけで私の心臓はドキドキして、甘酸っぱい幸せに包まれていた。・゜☆☆。『どうしたの?久々の招集じゃない?』『…これ見てよ。』『?蝋燭がたくさんあるね?』『そうなの
cafe・OOMIYA(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)新作スランプ5『あっつ…』仰向けに寝転がっているだけなのに、額や首筋を汗が伝う。開けっ放しの窓からは午前中にしては強過ぎる日差しが容赦なく照り付けていた。『夏か。』──暑いのは嫌いじゃない。夏は大好きだ。ころんと寝返りをうつ。しかし今、智はずっと、言い表せない居心地の悪さを感じていた。日常なのに日常じゃない、微妙にしっくりこない違和感。心がザワザワする感じ。何かが足りない?─
cafe・OOMIYA(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)新作スランプ4『智はさ、なんでバリスタになったのよ?』ん…(///´・∀・`///)…『そう言うかずはなんでパティシエになったの?』きゃ──(///*.゚꒳゚*///)──『ま、まぁ、理由なんてなんでもいいのよ。結果が大事だから。』『そうそう♡』つづく。
cafe・OOMIYA(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)新作スランプ3まーちゃんが今度は愛知県の知多半島へツーリングに行ったと、無花果をたくさん差し入れしてくれた。『生地にドライフィグを入れてトッピングにはフレッシュフィグを贅沢にあしらって…』『甘さも食感もすげぇいいと思うんだけど~余韻が残らないんだよなぁ。香りかなぁ。』『はい。新作コーヒー♡』『cafe・OOMIYAの新作をかず任せにばっかりしてらんな
cafe・OOMIYA(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)新作スランプ2『でもまぁ、スイーツの種類なんて限られてるし素材を目新しいものにするってのもありっちゃありだな。』『・・・』『大ちゃん、和ちゃん居る~?』『この前、バイク仲間の英二子ちゃんと群馬県にツーリング行ってね…』『はい♡シイタケ狩り体験のおすそ分け』『お前、なに“おっ♡”みたいな顔してんだよ!無理だろ!』『実はおいらもこの前
cafe・OOMIYA(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)新作スランプ1『ぐwwなんっも思い浮かばないよ!』『あ~ぁ。さすがのかずもスランプだね。』『焦ってもしょうがないじゃん。気楽に行こう♪』『うちのお客さんって、意識高い系女子が多いじゃないですか?』『そこをターゲットに新たな素材を提案したいんですよ。』『SDGsの観点から、今まで破棄していたフルーツの皮の中からキウイ、バナナ、オレンジの皮たち。話題の腸活に乗っかって発酵
cafe・OOMIYA(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)あるある5『智は翔さんに上手くできたラテアートを褒めてほしかったんですよ。』『その点オレは智の淹れてくれたカフェラテは必ず褒めちぎってるし全部画像保存している。ほら♡』『ぎゃっ!』『これ…ラテアートの画像もあるけれど、ほぼ大ちゃんの盗撮…?』『なんだよ和~、言ってくれればもう少しカッコつけられるんだよ?』『ううん。気にしないで。素の智が良いんだから』
cafe・OOMIYA(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)あるある4ラテアートがキマった(´・∀・`)(`^3^´)つづくのか~?_(:3」∠)_‹‹(´)/›‹‹(´ω`)/››(´)/›‹‹(´ω`)/‹‹(´)/›‹‹(´ω`)/›y(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)ちょりんぴーです。
cafe・OOMIYA(*.゚꒳゚*)(´・∀・`)あるある3バリスタあるある『・・・』コーヒーを淹れるとき歌を口ずさみがち。パティシエあるある『・・・』デコレーションの調子が良いと鼻歌うたいがち。それで同時に歌っちゃうのが大宮あるある。それがまた見事なユニゾンだからカウンター席で拍手巻き起こっちゃうのがcafe・OOMIYAあるある。おしまい。