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おはようございます。12月11日、12日と岩手県議会水産振興議員懇談会(議連)の県外水産事情調査で山形県鶴岡市に行ってきました。鶴岡市では、初日は山形県水産研究所にて、庄内おばこサワラのブランド化と気候変動への対応についてご説明をいただき、その後、由良漁港における海業の取り組み、山形県における栽培漁業の取り組みを視察し、翌日は山形県水産物の食文化に係る情報発信の取り組みについて調査を行いました。日本海側も太平洋側と同様に、海水温の上昇により、暖海性魚種が増加しており、これ
おはようございます。昨日、県議会12月定例会が閉会しました。今定例会では、事業者への物価高騰対策賃上げ支援金、79億円余の補正予算などを可決したところです。一方、県医療局に新たに医療局管理者を設置する条例議案は継続審査といたしました。理由としては、今の医療局長で何が不十分なのか、新たに管理者を置くことで県立病院の経営改善にどのように寄与するのか、そして何よりも唐突感があること。総務委員会と環境福祉委員会の合同審査でも、我々が納得できる説明がなされなかったことから、改めて審議を行うこ
おはようございます。12月4日の朝食勉強会は、岩手県医師会と本県の医療の現状などについて意見交換を行いました。現在、病院経営の厳しさが多く取り上げられておりますが、昨今の物価高騰や賃金の上昇、医療材料費の増加などにより、特にも地方の診療所経営も同様に厳しさを増しております。皆さんが普段、通院しているかかりつけの医療機関も厳しい経営環境下に置かれており、実際、閉院する診療所が増加しているのも事実であります。私たち、自民党岩手県支部連合会・岩手県議会自由民主党として、この深刻
こんにちは。県議会12月定例会が開会し、今週は一般質問が行われています。夜は議員連盟の研修会等も入っていたりするため、自民党では朝食の時間を活用し、勉強会を行っています。12月3日、県内でも毎日のように出没しているツキノワグマ被害対策について現場を知る岩手県猟友会と意見交換を行いました。今後の対策と要望事項として、クマの侵入ルートである河川敷や中山間地域の刈払の実施。ベアドック活用の検討。奥山にブナ・ナラ・クリ・カキ等を植樹し、クマ生息適地の確保。麻酔銃に限っては麻酔銃に
おばんです。11月26日、岩手県薬剤師会と自民党岩手県支部連合会・岩手県議会自由民主党との政策懇談会を行いました。本来、5月に行う予定でしたが、日程が合わず、今回の開催となりました。薬剤師会からは、岩手県保健医療計画に則った施策の実施、かかりつけ薬剤師・薬局機能の充実強化、学校環境衛生検査機器の整備及び学校薬剤師の報酬の適切な支給、大規模災害時における薬剤師を活用した医薬品の供給体制の整備、医薬品製造販売企業に対する厳格な指導及び安定供給の徹底について要望をいただきました。
おはようございます。先週、釜石市内で開かれた四支部(岩泉支部・宮古支部・釜石支部・大船渡支部)合同地元県議との建設懇談会に出席しました。昨年に続いての開催となりましたが、公共工事の発注量や担い手確保、入札・契約制度、働き方・生産性向上などについて情報共有、意見交換をさせていただきました。やはり、一番の課題は公共工事の発注量です。同じ岩手県内においても県央・県南部に比べ、沿岸・県北部は低水準が続き、2021年以降は、沿岸部の発注量が極端に減少しています。災害があれ
おはようございます。自民党岩手県支部連合会・岩手県議会自由民主党では、毎年、県内の全33市町村を回り、要望ヒアリングを行っております。また、5月には県内各業界団体との意見交換会を行っています。これらの要望を取りまとめ、昨日は、自民党本部、各省庁へ要望を行いました。自民党本部では、鈴木俊一幹事長(岩手県連会長)と課題やその進捗状況について共有するとともに、今後、政府において策定される物価高騰対策等の経済対策やILCを巡る動向について意見交換をしました。その後、経済
おばんです。今日は、釜石市・大槌町で開催された岩手県総合防災訓練に参加しました。訓練は大津波警報を想定しての訓練です。訓練は釜石市・大槌町各地で避難所の開設・運営訓練などが行われたところでありますが、私は吉里吉里学園小学部、釜石東中学校にて指定避難所の開設・運営訓練や炊き出し訓練、医療系の訓練を視察した後、釜石市港町地区にて県防災ヘリコプターによる救助救出訓練を視察しました。東日本大震災津波や平成28年、令和元年の台風時の避難所運営を経験した者として、当時の教訓が生かされ
10月24日、岩手県議会9月定例会が閉会しました。我々、自民党会派は佐々木朋和県議(一関選挙区)が加入し、10年ぶりに17名(最大会派)として迎えた定例会でしたが、組織として更に明るく、有意義な定例会でありました。一般質問、決算審査を通じて、東日本大震災津波からの復興、大船渡市大規模林野火災への対応、物価高騰対策と事業者支援、地域医療の充実、高校再編、農林水産業、そして知事が先の知事選で示したマニフェスト+39の実現性、県職員のパワハラによる自死事案への対応など、多岐にわたり論戦が
こんにちは。岩手県議会9月定例会では、今週から決算特別委員会が開かれています。先般、ふるさと振興部の審査において、県北・沿岸振興をより強力に推し進めて欲しいことから、組織、現状認識、施策の在り方について取り上げました。本県では、2006年、県北・沿岸振興本部を立ち上げ、この間活動をしてきました。来年で設立から20年を迎えますが、年々、組織の立ち位置が曖昧になっているのではないか。県北・沿岸部と県央・県南部との格差が広がっている現状に対し、丁寧に現状を分析し、有効的な対策を
おばんです。昨日、東日本大震災津波復興特別委員会の委員長を退任しました。岩手県議会では、東日本大震災津波復興特別委員会の委員長の任期を2年とすることが慣例となっており、昨日の本会議にて、これまでの活動について報告し、その後、委員会を開き、退任の手続きをいたしました。東日本大震災津波の発災から14年7ヶ月が経過しますが、復興需要終了後、震災の影響による急激且つ大幅な人口減少、少子高齢化により、被災地では非常に厳しい経済状況が続いていることから、心のケアやコミュニティーの形成
おはようございます。昨日は私が委員長を務める岩手県議会東日本大震災津波復興特別委員会を開催し、県当局からいわて復興レポート2025、国の第2期復興・創生期間以降における東日本大震災津波からの復興の基本方針、いわての学び希望基金対象事業等の拡大について説明をいただき、質疑を行いました。質疑では、水門閉鎖システムの運用状況、国の岩手復興局が本庁に移行することによる影響、いわて学び希望基金の対象拡大に伴う具体的な事業等について、質疑が交わされたところです。また、改選後の委員会設
こんにちは。昨日は自由民主党岩手県支部連合会・岩手県議会自由民主党として、毎年行っている市町村重点要望調査で八幡平市、岩手町、九戸町、洋野町、久慈市を訪問し、各市町村の要望をヒアリングいたしました。今年の市町村重点要望調査は、3日間にわたり3班に分かれて行いました。昨日は、道路整備の要望を中心に、県立高校の在り方、地域医療の充実、地域公共交通の確保などの要望を多くいただきました。県北・沿岸地域は県央・県南地域と比べ、人口減少が著しく、少子化も加速度的に進んでいることから、
おばんです。10月1日、岩手県議会9月定例会にて、一般質問に登壇し、以下の通り、大きく6項目を取り上げました。(1)東日本大震災津波からの復興(2)物価高騰対策と賃上げ支援(3)ほ場整備の加速化プランの策定(4)人口減少対策(5)パワハラによる県職員の自死事案(6)たっそ拓也マニフェスト+39今回は特にも、物価高騰対策と賃上げ支援、パワハラによる県職員の自死事案、たっそ拓也マニフェスト+39の大きく3点について、強い問題意識をもって臨みました。物価高騰
こんにちは。昨日、岩手県議会9月定例会が招集されました。4年任期の折り返しとなる今定例会では、正副議長が交代するのが慣例であり、新たな正副議長選挙が行われました。選挙の結果、議長には自民党の城内愛彦氏、副議長にはいわて県民クラブ・無所属の会の佐々木努氏が選出されました。自民党として議長を務めるのは10年ぶりとなります。足元の物価高対策や賃下げ支援策、歯止めのかからない社会減、少子化対策をはじめ、あまたの課題が山積する本県において、新たな正副議長のもと、二元代表制の一翼を担
こんにちは。一昨日、岩手県議会文教委員会の県内調査で一戸町にある御所野遺跡を視察しました。御所野遺跡は令和3年に本県として、平泉、橋野鉄鉱山に続き、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つとして世界遺産に登録されました。御所野遺跡は、縄文時代中期後半(4,000年~4,500年前)の大規模な集落跡であり、東西に長い台地と東側の丘陵地に住居跡などが分布し、約500年間という長期にわたり、人々が定住した集落跡と考えられております。現在、御所野縄文公園では、発掘調査を元に
こんにちは。昨日は岩手県議会文教委員会の県内調査で、県立葛巻高校を訪問し、山村留学(いわて留学)の取り組みについて調査しました。山村留学(いわて留学)は、平成27年、県内ではじめて葛巻高校でスタートし、着実に実績を積み重ねております。特にも寄宿舎が整備された令和元年以降は安定して留学生を確保しており、少子化が続き、県立高校の存続が厳しくなっている郡部の取り組みとして、一目置かれる存在となっております。その特徴は、寄宿舎の整備に留まらず、町が全面的にバックアップし、財政的な
おばんです。今日は岩手県議会文教委員会の視察で矢巾町にある星北高等学園を訪問しました。星北高等学園は、中学校・高校で様々な理由で不登校になってしまった生徒や何らかの発達特性をもち特別な配慮や支援が必要な生徒、他の高校が馴染まなかった生徒が入学しています。学園の特徴・概要は、不登校や要支援の生徒たちのために、先生方による生徒一人ひとりに寄り添った教育が行われていること、通信制高校と技能連携し、3年間で高卒資格が取得できること、1学級16人定員の少人数クラスで全日制型授業が行
おはようございます。8月29日(金)、陸前高田市にて開始された沿岸南部地域の第3期県立高等学校再編計画(当初案)の地域説明会に出席しました。当該計画は、令和8年度~令和17年度までの10か年計画であり、今回、沿岸部における大きな再編案は「水産」及び「調理師養成施設」の集約化となります。当初案について、岩手県教育委員会から説明があったのち、出席者からご意見を頂戴したところであり、意見としては、各校の魅力化の推進とそれを進めるためのコーディネーターの積極的な配置、沿岸部への医
おばんです。昨日は山形県山形市で開催された北海道・東北6県議会議員研究交流大会に出席しました。毎年、持ち回りで開催されている研修会の一つで、今年は山形大学医学部附属病院重粒子線治療のセンターの小藤センター長から、「北日本のがん医療を支える最新の重粒子線治療」と題して、ご講演をいただきました。重粒子線治療は、がんの大きさや深さに合わせてピンポイントに照射が出来ることから、X線よりも正常組織への影響を抑えながら、がんへ集中的に照射が出来ること。また、がんを死滅させる効果がX線
おはようございます。一昨日、宮古市で開かれた岩手県東日本大震災津波復興推進本部の令和7年度現地復興推進会議に出席しました。会議では、岩手県及び復興庁岩手復興局等からこれまでの取り組みについて報告があり、その後、質疑・意見交換が行われたのち、田野畑村での体験型観光「番屋エコツーリズム」の取り組みについて、事例発表がありました。年に一度、現地で開かれる会議ですから、もっと活発な意見交換があってもいいと感じていますし、例えば最後の大きな課題になるであろう被災地経済の活性化につい
おばんです。岩手県議会県北・沿岸復興議員連盟、2日目は富山市にて、富山市の公共交通活性化に関する取り組みについて調査を行いました。富山市では、人口減少と超高齢社会の進行、自動車の普及と市街地の低密度化、公共交通の衰退に伴う課題などの都市の特性(課題)がある中で、公共交通の活性化を図る目的で、旧JR西日本富山港線を転用し、日本初の本格的なLRTを導入しました。その特徴は、全面低床車両を導入(バリアフリー化)、ダイヤのパターンダイヤ化で15分間隔の定時運行など、利用率も向上し
おばんです。一般社団法人岩手県漁港漁村協会では、各地域における漁港・漁村の整備課題及び要望等を的確に把握し、今後の事業計画等に反映させるため、毎年、漁港検診を行っております。今年は8月18日から20日までの3日間にかけて行われ、私は昨日、今日と大槌漁港、箱崎漁港、釜石漁港、小白浜漁港の検診に同行し、漁港整備の進捗状況や課題等について共有させていただきました。漁港の整備にあたっては、これまで要望いただいている箇所について、着実に整備が進められており、また、災害復旧も同様に進
おはようございます。昨日は釜石市民ホールTETTOで開催された令和7年度釜石市戦没者追悼・平和祈念式に参列し、献花をさせていただきました。釜石市は昭和20年7月14日、本州初の艦砲射撃を受けました。また。8月9日、長崎に原子爆弾が投下された同日、2度目の艦砲射撃を受け、まちは焦土と化し、多くの方々が犠牲となりました。あの惨劇から、今年で80年となります。この間、日本は平和を守り、唯一の被爆国として、国際社会の中において、核なき世界の実現に向けた取り組みを進めてきました。
おはようございます。文教委員会、3カ所目の視察は宮城県立多賀城高等学校を訪問し、災害科学科における教育の取り組みを調査しました。多賀城市も東日本大震災津波において甚大な被害を受けましたが、震災から学んだ教訓を確実に次世代に伝承するとともに、今後国内外で発生する災害から、一人でも多くの命と暮らしを守ることができる人材を育成するため、平成28年、全国では兵庫県の舞子高校環境防災科に次いで2例目(現在は3例)、県内では初めてとなる防災系の専門学科が開設されました。特徴的なカリキ
おばんです。文教委員会、視察2か所目は多賀城市立図書館の運営について調査を行いました。多賀城市立図書館は「家」をコンセプトに、誰もが行きたくなる環境や居心地の良い空間、雰囲気づくりを考え、1階から3階まで、階層ごとに役割を設け、じっくりと本を読みたい方、気軽に利用したい方など、、多くの利用者に親しまれる図書館を目指しています。平成28年に多賀城駅前に移転開館し、蔦屋書店などを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱が指定管理を行う、いわゆる「TSUTAYA図書館」であ
おはようございます。昨日から岩手県議会文教委員会の視察で宮城県に来ています。昨日は、仙台市にあるゼビオアリーナ仙台の運営について調査を行いました。ゼビオアリーナ仙台は国際規格の通年型スケートリンクを備え、特殊な床材を敷くことでバスケットボールやライブ等にも対応可能な多機能型アリーナで、青森県八戸市にあるフラット八戸に次ぐ2例目となります。従来は、ゼビオホールディングス㈱が所有するゼビオアリーナ仙台として、プロバスケットチーム仙台89ERSのホームアリーナの他、多数の大規模
おばんです。7月16日、大槌町・釜石市から岩手県への要望会に地元県議として出席しました。大槌町からは、上京地区県営ほ場整備事業の早期事業化、県立釜石病院の機能強化と充実、地域と連携した高校改革を実現するコーディネーターの配置、義務教育における学校給食費無償化の早期実施など9項目について要望があり、その後、「教育の町おおつち」と題し、県立大槌高校の魅力化の取り組みなどについて説明があったところです。また、釜石市からは県立釜石病院の医療体提供体制の充実、リハビリテーションセ
おばんです。7月15日、盛岡市内で開催された大槌山田紫波線道路整備促進期成同盟会の令和7年度総会に出席し、祝辞を述べさせていただきました。同盟会は、平成に11年に主要地方道紫波江繋線及び大槌小国線を高規格道路として整備促進し、地域関係市町の資源の開発並びに内陸中央部と三陸沿岸の産業・経済及び文化の交流を図ることを目的に設立され、この間、国及び県などに対し、要望活動を行ってきました。東日本大震災津波からの復興を目指す中で、釜石花巻間、宮古盛岡間の横軸道路が大きく整備されたと
おはようございます。7月4日、岩手県議会6月定例会が閉会しました。物価高対策、人口減少問題、農林水産業の振興、観光振興、地域公共交通の在り方、大船渡市で発生した林野火災への対応など、様々な視点から質問が取り上げられましたが、前向きな答弁はほぼなく、正直なところ、岩手の未来に不安を感じざるを得ない定例会でありました。提案型の質問も多かったわけですが、知事をはじめ、真正面から受け止め、どうにかしようといった姿勢ではなく、都合のいいデータを引っ張り出してきて、しっかりやっていま